JPS59163361A - シクロヘキセノン誘導体その製造方法及び除草剤 - Google Patents

シクロヘキセノン誘導体その製造方法及び除草剤

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JPS59163361A
JPS59163361A JP3710983A JP3710983A JPS59163361A JP S59163361 A JPS59163361 A JP S59163361A JP 3710983 A JP3710983 A JP 3710983A JP 3710983 A JP3710983 A JP 3710983A JP S59163361 A JPS59163361 A JP S59163361A
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Isao Iwataki
功 岩滝
Minoru Kaeriyama
帰山 稔
Hisao Ishikawa
石川 尚雄
Hideo Hosaka
保坂 秀夫
Kenichi Obara
小原 健一
Akira Nakayama
章 中山
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Nippon Soda Co Ltd
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Nippon Soda Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は新規な化合物、その製造方法及びその使用に関
し、詳しくは一般式 (式中、鵬は水素原子又は低級アルキル基を、鳥は水素
原子、低級アルキル基、低級アルコキシ基又は低級アル
ケニルオキシ基を、鳥は低級アルキル基を、鴇は低級ア
ルキル基又は低級アルケニル基を示す。)で表わされる
化合物及びその金属塩、製造方法及び該化合物類を有効
成分として含有する選択的除草剤である。
本発明化合物に類似のシクロヘキセノン誘導体がイネ科
雑草に対し優れた除草効力を有することは既に知られて
いる。本発明化合物は新規化合物であり、公知化合物に
比し特に茎葉散布試験でその除草効力が一層優れたもの
である。
本発明化合物の製造にあたっては、一般式(式中、R1
、R2及びR3は前記と同一の意味を示す。)で表わさ
れる化合物と一般式 %式%([) (式中、R4は前記と同一の意味を示す。)で表わされ
るオキシアミン類とを不活性溶媒中で反応させる。
反応温度は、室温から使用する溶媒の沸点までの温度、
好ましくは室温もしくは穏やかな加熱条件で行われる。
反応溶媒としてはアルコール、エーテル、ベンゼン、ト
ルエン、クロロホルム等一般の不活性溶媒が用いられる
。30分〜数時間の反応後、必要ならば溶媒を置き換え
て、アルカリ抽出し、アルカリ層を塩酸酸性にして、析
出した結晶を分離して本発明化合物を得る。
本発明化合物の金属塩の製造にあたっては、水又は、ア
セトン、メタノール、エタノール、ジメチルホルムアミ
ド等の有機溶媒中で、前記一般式CI)で表わされる化
合物と、カセイソーダ又はカセイカリなとのカセイアル
カリとを混和、必要ならば加熱して反応させることによ
りナトリウム塩又はカリウム塩を得る。次いで、該ナト
リウム塩又はカリウム塩と、目的とする金属の塩類とを
同様にして反応させることにより目的の金属塩を得るこ
とができる。金属塩は多くの場合、上述の溶媒中で沈澱
又は結晶として析出する。
前記一般式(1)で表わされる化合物と金属塩を形成す
る金属の塩類としては、CaSMy、  Ba、  N
i、Mn、  Co、  Zn、  Fe、  kl、
  Na、lK等の1価、2価又は3価の金属の塩類、
たとえば塩化物、水酸化物、硫酸塩、−硝酸塩、酢酸塩
等の水又は前記有機溶媒に可溶な金属塩類が使用される
なお、Ca” 塩は前記一般式(1)で表わされる化合
物と水酸化カルシウムを反応させることによっても得る
ことができる。
このようにして製造された本発明金属塩のあるものは高
温時に一部化学変化または分解を起こして明確な融点を
示さないものであるが、原料および生成物の赤外線スペ
クトルにおいて吸収帯の移行あるいは吸収強度の変化に
より′金属塩の生成を知ることができる。すなわち一般
式(I[)で表わされる原料化合物は波数16551.
1605cm″″jにカルボニル基の吸収を示すのに対
して金属塩はこれより長波長側にその吸収を示す。
なお得られた金属塩において結晶水を保持していたり、
金属原子にOHのようなアニオンが同時に配位している
ことも・ある。
尚本発明化合物は、必要なら1丁適当な有機溶媒から再
結晶して精製し、IRスペクトル、NMRスベクトル、
MASSスペクトル等の測定結果から構造を決定した。
前記一般式(1)で表わされる本発明化合物は下記に示
す互変異性構造をとりうるものである。
△ O1!′! 次に実施例を挙げ℃本発明の製造方法につ(・て更に詳
しく説明する。
実施例1.(化合物番号3) 2− (17(エトキシイミノ)プロピルツー3−ヒド
ロキシ−5’−(’4−(N−メチル−N−プロピルカ
ルバモイル)フェニルシー2−シクロヘキセン−1−オ
ン: 3−ヒドロキシ−5−(4−(N−メチル−N−プロピ
ルカルバモイル)フェニルシー2−シクロヘキセン−1
−オン(iy)をメタノール(15d)K溶解して室温
でエトキシアミン(0,4g)を加えた。−夜放置の後
、反応液を氷水に注いで塩酸で酸性にし、クロロホルム
で抽出した。クロロホルム溶液を無水硫酸マグネシウム
で乾燥し、溶媒を減圧で溜去、残渣をメタノールで再結
晶する事により目的物の白色結晶1gを得た。
mp 72−73°G 実施例2.(化合物番号5) 2−(1−(エトキシイミノ)プロピルツー3−ヒドロ
キシ−5−(、i −(N、 N−ジメチルカルバモイ
ル)フェニルシー2−シクロヘキセン−1−オン: 3−ヒドロキシ−5−(4−(、N、N−ジメチルカル
バモイル)フェニルシー2−シクロヘキセン−1−オン
(1g)をメタノール(15m) K溶解して室温でエ
トキシアミン(0,4g)を加えた。
−夜放置の後、反応液を氷水に注いで塩酸で酸性ニジ、
クロロホルムで抽出した。クロロホルム溶液を無水硫酸
マグネシウムで乾燥し、溶媒を減圧で溜去、残渣をメタ
ノールで再結晶する事により目的物の白色結晶1gを得
た。mp 70−71℃実施例3.(化合物番号10) 5−(4−(N−エトキシカルバモイル)フェニル)−
2(1−(エトキシイミノ)ブチル−3−ヒドロキシ−
2−シクロヘキセン−1−オン:4−ブチリル−3−ヒ
ドロキシ−5−オキノー3−シクロ今キセンー1−イル
カルボン酸クロリド(1,5g)をクロロホルム(20
yd )K溶解して、攪拌しなからエトキシアミン(1
,2g)を室温で加えた。5時間反応させた後、反応液
を氷水に注いで塩酸で酸性とし、クロロホルム層を分取
した。
クロロホルム溶液を無水硫酸マグネシウムで乾燥し、溶
媒を減圧で溜去し、残渣をメタノールで再結して1.2
1の目的物の白色結晶を得た。
mp 107−109℃ 第1表に本発明化合・物の代表例を示す。
第   1   表 本発明除草剤は、前記一般式(I)で示される化合物の
1又は2以上を有効成分として含有し、通常の農薬と同
様の形態を有する。即ち、有効成分化合物は一般に適当
な量を担体と混合して水和剤、水溶剤、乳剤、フロアブ
ル剤等の形に製剤して使用される。固体担体としてはタ
ルク、ホワイトカーボン、ベントナイト、クレイ、ケイ
ソウ上等が挙げられ、液体担体としては、水、アルフー
ル、ベンゼン、キシレン、ケロシン、鉱油、シクロヘキ
サン、シクロヘキサノン、ジメチルホルムアミド等が用
いられる。これらの製剤において、均−且つ安定な形態
をとるために必要ならば界面活性剤を添加することもで
きる。
本発明除草剤における有効成分濃度は前述した製剤の形
により種々の濃度に変化するものであるが、例えば、水
和剤においては5〜80%、好ましくは30〜60%:
水溶剤においては70〜95%、好tしくは80〜96
%:乳剤においては5〜70%、゛好ましくは20〜4
0%:フロアブルにおいては10〜70%、好ましくは
20〜50%の濃度が用いられる。
この様にして得られた水和剤、水溶剤、乳剤は水で所定
の濃度に希釈して懸濁液酸るいは乳濁液として、フロア
ブル剤はそのまま又は水で所定濃度に希釈して懸濁液と
して雑草の発芽前又は発芽後に処理される。実際に本発
明除草剤を適用するにあたっては10アール当り有効成
分5II以上の適用量が施用される。
また本発明除草剤は公知の殺菌剤、殺虫剤、殺ダニ剤、
除草剤、植物生長調整剤等と混合して使用することもで
きる。特に除草剤と混合使用することにより、使用薬量
を減少させまた省力化をもたらすのみならず、両薬剤の
相乗作用による一層高い効果も期待できる。本発明除草
剤と混合使用するにふされしい薬剤としては、アトラジ
ン剤、ターブトリン剤等のトリアジン系除草剤、イブロ
ン剤、トリプニル剤等の尿素系除草剤、゛ペンタシン剤
等の複素環系除草剤2.4− D、MCPP等のフェノ
キシアルカンカルボン酸系除水剤、アイオキシニル等の
ベンゾニトリル系除草剤及びグリーン等のスルフォンア
ミド系除草剤等が挙げられる。
次に本発明除草剤に関する製剤例を若干示すが有効成分
化合物、添加物及び添加割合は本実施例にのみ限定され
ることなく広い範囲で変更可能である。
製剤例1 水 和 剤 化合物番号3、        50部ホワイトカーボ
ン              12部ケイソウ±  
      30部 アMp硫酸ソづ”            8部以上を
均一に混合、微細に粉砕して、有効成分50%の水和剤
を得た。
製剤例3 乳   剤 化合物番号9         20部キ  シ  し
  ン                  40部ジ
メチルホルムアミド                
  30部ホリオキシエチレンフェニルエーテル   
      10部以上を混合、溶解して有効成分20
%の乳剤を得た。
次に本発明除草剤の効果に関する試験例を示す。
試験例1 100dボツトに土壌が充填し、表層にスズメノテツボ
ウ、野性エンバク、イヌビエ及びアカザを別々に播種し
、温室内で生育させた。雑草が31〜8crnの草丈に
生育した時点で各供試化合物の乳剤を水で希釈して調整
した所定濃度の薬液(この場合400.200 ppm
 )を1001710aの割合で各雑草の茎葉部に噴霧
処理し、温室内に静置した。
薬剤処理後28日目に各雑草の生育状況を下記の基準に
従って視察で行ない、第2表に示す結果を得た。
調査基準    損傷率 指数 0 :    0  % 2 :  20〜29〃 4 :   40〜49〃 6 :   60〜69# 8 :   80〜89〃 io:      100’# また1、3.5.7.9の数値は各々0と2.2と4.
4と6.6と8.8と10の中間の値を示す。
第   2   表 A:2−(1−(エトキシイミノ)プロピルシー3−ヒ
ドロキシ−5−(4−メチルスルフォニル)−2−シク
ロ5キセンー1−オン出 願 人 二 日本曹達株式会
社 代理人:伊藤・晴之 同 :横山吉美

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式 (式中、鴇は水素原子又は低級アルキル基を、鳥は水素
    原子、低級アルキル基、低級アルコキシ基又は低級アル
    ケニルオキシ基を、鳥は低級アルキル基を、塊は低級ア
    ルキル基又は低級アルケニル基を示す。)で表わされる
    化合物及びその金属塩。
  2. (2)一般式 (式中、鶏は水素原子又は低級アルキル基を、鳥は水素
    原子・、低級アルキル基、低級アルコキシ基、又は低級
    アルケニルオキシ基を、鳥は低級アルキル基を示す。)
    で表わされる化合物と一般式%式% (式中曳は低級アルキル基又は低級アルケニル基を示す
    。)で表わされる化合物とを反応させることを特徴とす
    る一般式 (式中、R1、鳥、R1及びR4は前記と同一の意味を
    示す。)で表わされる化合物の製造方法。
  3. (3)一般式 (式中、川は水素原子又は低級アルキル基を、へは水素
    原子、低級アルキル基、低級アルコキシ基、又は低級ア
    ルケニルオキシ基を、馬は低級アルキル基を、瓜は低級
    アルキル基又は低級アルケニル基を示す。)で表わされ
    る化合物及びその金属塩を有効成分とし℃含有すること
    を特徴とする選択的除草剤。
JP3710983A 1983-03-07 1983-03-07 シクロヘキセノン誘導体その製造方法及び除草剤 Granted JPS59163361A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6038354A (ja) * 1983-07-18 1985-02-27 アイシーアイ オーストラリア リミテイド 除草剤シクロヘキサン‐1,3‐ジオン誘導体

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6038354A (ja) * 1983-07-18 1985-02-27 アイシーアイ オーストラリア リミテイド 除草剤シクロヘキサン‐1,3‐ジオン誘導体

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JPH0313226B2 (ja) 1991-02-22

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