JPS5916186Y2 - 真空引き用プラスチック成形金型 - Google Patents

真空引き用プラスチック成形金型

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Publication number
JPS5916186Y2
JPS5916186Y2 JP1407380U JP1407380U JPS5916186Y2 JP S5916186 Y2 JPS5916186 Y2 JP S5916186Y2 JP 1407380 U JP1407380 U JP 1407380U JP 1407380 U JP1407380 U JP 1407380U JP S5916186 Y2 JPS5916186 Y2 JP S5916186Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
mold
lock pin
ejector
runner lock
Prior art date
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Expired
Application number
JP1407380U
Other languages
English (en)
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JPS56118017U (ja
Inventor
秀己 佐藤
正樹 吉井
正義 青木
Original Assignee
株式会社日立製作所
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社日立製作所 filed Critical 株式会社日立製作所
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はプラスチック成形金型の中で、特に真空引き用
プラスチック成形金型に関するものである。
真空引き用プラスチック成形金型は従来、第1図に示す
ように構成されていた。
即ち1は固定側取付板、2は可動側取付板、3は固定側
型板、4は可動側型板、5は受は板、6はスペーサブロ
ック、7はエジェクタプレート上、8はエジェクタプレ
ート下、9はロケートリング、10はスプルブツシュ、
11はエジェクタプレート上7とエジェクタプレート下
8とに端を固定したランナロックピン、12はエジェク
タピンである。
然るにスプルブツシュ10ヘノズル14がノズルタッチ
することによりキャビティ13と外気をしゃ断し、エジ
ェクタピン12と可動側型板4との間隙を利用して真空
排気用穴16からキャビティ13内を真空にする方法が
とられていた。
この場合、ノズル14とスプルブツシュ10との接触精
度を高精度に調整する必要がある。
また、ノズル14内の樹脂15が熱可塑性樹脂の場合、
ノズル14から樹脂15が漏れる鼻タレを起こし、スプ
ルブツシュ10内で樹脂15が固化し、成形が不可能に
なる場合がある。
ノズル14内の樹脂15が熱硬化性樹脂の場合、ノズル
タッチ時間が長いとノズル14内の樹脂15が硬化し、
成形が不可能になる場合がある。
本考案の目的は、上記した従来技術の欠点をなくシ、プ
ラスチック成形型キャビティの気密が容易に得られ、且
充填性の良い成形品が効率良く成形できるようにした、
真空引き用プラスチック成形金型を提供するにある。
即ち、本考案の特徴は、エジェクタピンと可動側型板の
間隙より真空引きする真空引き用プラスチツク成形金型
であって、一端をエジェクタプレートに摺動自在に支持
されたランナロックピンを、エジェクタプレートとの間
に設けられた押圧力附与手段によってスプルブツシュに
押付けて嵌合させ、キャビティを外気からしゃ断する機
能と、ランナに充填成形された樹脂を離型させる機能と
を兼ね備えたことにある。
以下本考案を図に示す実施例にもとづいて具体的に説明
する。
第2図は本考案の一実施例を示す真空引き用プラスチッ
ク成形金型の断面図を示す。
即ちランナロックピン17はコイルバネ19の押圧力に
より型開き方向に可動側型板4とエジェクタプレート上
7とに摺動自在に支持されている。
そしてランナロックピン17の左側の頭部を入り込ませ
る逃げ穴をエジェクタプレート下8に形成されている。
他の構成は第1図と同様である。
然るに成形に先立ち、ランナロックピン17はコイルバ
ネ19によりスプルブツシュ10とかん合し、且つ押つ
けられ、キャビティ13と外気をしゃ断する。
次にエジェクタピン12と可動側型板4との間隙を利用
し、真空排気用穴16を通じてキャビティ13内の空気
を排気する。
さらに、第3図に示すようキャビティ13が所定の真空
度になった後射出工程に入る。
この際ランナロックピン17は射出圧力により後退しキ
ャビティ13へ樹脂15が充填される。
第4図はランナロックピン17のスプルブツシュ10へ
の押つけ状態を示す詳細図である。
なお、ランナロックピン17のスプルブツシュ10への
押つけ状態を保持するコイルバネ19は上記第2図及び
第3図に示す実施例の化第5図に示すようエジェクタプ
レート8内に設けても、また第6図に示すよう板バネ2
0を用いても効果は同じである。
以上説明したように本考案によれば、ランナに充填成形
された樹脂を離形させる機能を有するランナロックピン
をスプルブツシュにかん合、押つけるという簡単な構造
でキャビティ内の気密が得られ、充填性の良い成形品が
効率良く成形できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の真空引き金型の断面図、第2図は本考案
による真空引き用プラスチック成形金型の断面図、第3
図は第2図同様、充填完了を示す真空引き用プラスチッ
ク成形金型の断面図、第4図は第2図に示すランナロッ
クピンとスプルブツシュとのかん合、押つけ状態を拡大
して示した詳細断面図、第5図及び第6図は本考案のラ
ンナロックピンに型開き方向に押圧力を与える第2図と
異なる変形例を示す断面図である。 符号の説明 10・・・・・・スプルブツシュ、13・
・・・・・キャビティ、16・・・・・・真空排気用穴
、17.18・・・・・・ランナロックピン、19・・
・・・・コイルバネ、20・・・・・・板バネ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. エジェクタプレートに一端を固定したエジェクタピンと
    可動側型板との間隙に一端を接続し、他端を真空源に接
    続した真空排気用穴を可動側型板を受ける受は板に形威
    し、上記真空排気用穴を通してキャビティを真空引きす
    るプラスチック成形金型であって、ランナロックピンの
    一端をエジェクタプレートに摺動自在に支持し、該他端
    を受は板及び可動側型板を通してスプルブツシュまで伸
    ばし、ランナロックピンとエジェクタプレートとの間に
    固定側型板に向って押圧力を附与する押圧力附与手段を
    設け、型閉めされたとき上記押圧力附与手段によって上
    記ランナロックピンを固定側型板に取付けられたスプル
    ブツシュに押付けて嵌合させ、ピャビテイを外気からし
    ゃ断することを特徴とする真空引き用プラス1チツク戒
    形金型。
JP1407380U 1980-02-08 1980-02-08 真空引き用プラスチック成形金型 Expired JPS5916186Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS56118017U JPS56118017U (ja) 1981-09-09
JPS5916186Y2 true JPS5916186Y2 (ja) 1984-05-12

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