JPS59161547A

JPS59161547A - 屋根パネルの取付工法

Info

Publication number: JPS59161547A
Application number: JP58036945A
Authority: JP
Inventors: 正弘稲山
Original assignee: Misawa Homes Co Ltd
Current assignee: Misawa Homes Co Ltd
Priority date: 1983-03-07
Filing date: 1983-03-07
Publication date: 1984-09-12
Also published as: JPS6328190B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は屋根パネルの増刊工法に係り、更に詳しくは、
建物上部のフレーム材上端面に束材を複数立設して、こ
の束材間に屋根パネルを載置して固定するとともに該屋
根パネルの外縁に周設された枠材相互を緊結してゆき全
体に屋根°パネルを敷設して勾配屋根を構成する屋根パ
ネルの取付工法に関する。

従来、いわゆる工業化生産住宅においては切妻屋根や寄
せ棟屋根等の勾配屋根を構成する場合には、構築現場で
梁や桁上に複数の束材を立設し、しかもその束頭部に母
屋を架設してその上にたる木をのせ、次いで野地板を敷
設してルーフィング材を葺く工法などが用いられていた
。

しかしあらかじめ工場などで建物の構造部材を製造して
おき、構築現場でそれらの部材を建込むだけという、所
謂ユニット住宅などにおいては、ユニット上にあらかじ
め勾配屋根を葺いておくのはユニット相互の接合やユニ
ット搬送上からもむずかしく、その為、この種のユニッ
ト上部をデツキプレートなどで構成し、建物の屋根全体
を単調な陸屋根とすることが多かった。

そこで本発明に係る屋根パネルの取付工法は、建物の梁
などのフレーム材の上端面に束材を複数立設してその上
に１φ根パネルを載１′δするとともに固定し、しかも
屋根パネルの外縁に周設された枠材相互を緊結してゆく
ことで、建物に強固な寄せ棟や方形なとの勾配屋根を−
・体重に構成することを特徴とする。

以下本発明に係る屋根パネルの増刊工法を、ユニ、１・
を集積して構成ネれた鉄骨ラーメン構造体を１つの実施
例としてｌ１ｌＩ′１次具体的に説明する。

第１図は、鉄骨ラーメン構造体からなる建物１の全体斜
視図である。この建物ｌは中位ユニンｌ□２．２・・・
を複数個集積し、その最」二階」二部に屋根パネル３，
３・・・を敷設したものである。単位ユニ、１・２は例
えＩオ、社や梁材によって構成されたユニフトである。

このユニフト２．２・・・を縦横に集積して構′成され
る鉄骨ラーメン構造体の建物１１寸、−１中、壁となら
す、むしろ横方向に隣接するユニ７１２　、２・・・相
互により１ｊ、い居室空間を確保出来る。

第２図は、中位ユニ７１−２　、２・・・を複数個集積
して構成された鉄骨ラーメン構造体の建物１の最上階ユ
ニットのフレーム材」二端面４，４・・・に、複数の束
材を立設した状７Ｍを示したものである。

上階ユニツ［・のフレーム材上端面４，４・・・はユニ
７　＋−２、２・・・の柱頭部を繋く梁やフレーム材の
上面であり、この斜視ＩΔで示すように配設された各ユ
ニットのフレーム材１　端面４　、４・・・カ建物１の
＋ｆｉ行、梁間各方向のフレーム材」一端面を構成する
。

そして寄せ棟の勾配屋根を構成する場合には建物１のほ
ぼ中央に配置されたフレーム材上端面４」二に束材５を
立設し、この束材５を中心として建物１の桁行方向に束
材６，６を）′して、更に建物１の桁側、妻側それぞれ
のフレーム材上端面４，４・・・には束材５，６の方つ
え材に対応して束材７を立て、これら束材５　、６　、
７Ｊ−に屋根パネルを載１６する。

第３図ないし第５図は、これら束材５，６．７の斜視図
である。第３図で示す束材５は略矩形状のベース板５１
」二に角パイプ材なとからなる束柱５２をＷて、この束
柱５２の頭部には妻行方向に屋根の勾配と等しい傾ｊ：
゛［を有するニニ枚の添板５３ａ、５３ｂが配設されて
いる。

又ベース板５聞−のウィングプレー１・５４．５４を介
して末社５２の内側に力づえ材５５に、５５Ｙが延設さ
れいる。力づえ材５５Ｘ、５５！ｌの頭部にはそれぞれ
淫仮５８ａ、５６ｂが配、没されている。

この添板５６ａ、５Ｅｉ　ｂと中相５２の頭部に配設さ
れている添板５３ａ、５３ｂとはそれぞれ屋根勾配と同
一の傾斜面を椙成し、５３ａと５［１ａ及び５３ｂと５
６ｂに屋根パネルの枠材を載置して屋根パネルを固定す
る。その為辣板５３ａ、５３ｂ、５６ａ、５８　ｂには
、枠材３１を係止する７、へ、のカイトピンｇとポルｉ
・止着用の孔■か適宜１没けられている。

第４図は、束材５に対して桁行方向に立設される束材６
の斜視図である。この束材６は妻側屋根パネルと桁側ｊ
１（根パネルの交点下に配置されるもので、例えば木構
造におけるすみ真東に相当するものである。

この中材６はベース板６１」、に束材６２を立設し、こ
（７）ｆｆｌ＋１：６２ノ頭フイ［４には添板６３ａ、
６３ｂ、Ｅｉ３　ｃを配設しである。

添板６３ａ、６３ｂは束材５の添板５３ａ”、５３ｂと
それぞれ回し勾配を有する。そして束材６２の両側には
束材５の方つえ５５ｘ、５５ｙと同じく方づえ６５Ｋ　
、８５ｙがウィングプレ−１・６４．６４を介して設け
られ、この方づえ６５ｘ、８５ｙ　（７）頭部には添板
６６ａ、６６ｂが束材５の添板５６ａ、５６　ｂと同様
の勾配に設けられている。

すなわち、束材５の添板５３ａ、５６ａ、と束材６の添
板８３ａ、６ｆ３ａは屋根勾配と同じ勾配の同一面上に
位１”１ソすることとなる。束材５の添板５３ｂ、５［
（ｂと束材６の添板６３ｂ、６６　ｂも同様に同一面」
−に位置する。

一方、表側屋根面に於いては束柱６２に添板６３ｃを、
没け、この添板６３ｃに載置される屋根パネルを支持す
る力づえ６７を設ける。方づえ６７はペース６１」；に
ウィングプレー１・６４を介して延設され、その頭部に
は添板６８か添板６３ｃと同一の傾斜面一にに設けられ
ている。

更に方づえ６５ｘと６７及び６５ｙと６７のそれぞれの
中間には、力つえ６！ｌｘ、１３！ｌｙか延設され、そ
の頭部には添板７０ａ、７０ｂが設けられている。この
方づえ６９Ｘ　と６９７には桁側屋根パネルと妻側屋根
パネルの両方を支持させるので、添板７０ａは添板６３
ａ、Ｂｅａと同一傾斜面にある小板？Ｏａｌと添板６３
ｃ、ｆｉ８と回−傾胴面にある小板７０ａ２とを有する
。同様にして、添板７０ｂも小板７０ｂ１と７０ｂ２を
有する。

尚、これらの添板８３ａ、６３ｂ、６３ｅ、Ｅｉｆｉａ
ＪＢｂ、６８．７０ａ、７０ｂには束材５と同様にカイ
トピンｇとボルト止着用用の孔Ｖが適宜設けられている
。

第５図は、左側及び桁側の」一端面に設けられる束材７
の一例を示す斜視図である。束材７はベース板７１に型
打７２を立１役し、その頭部に添板７３を設けたもので
ある。

この束材７は、建物１の妻側及び桁側に配置されたフレ
ーム材１一端面に束材５，６の方づえ５５ｘ。

５５ｙ、［ｉ５ｘ、６５ｙ、６７．６９ス、６９ｙに対
１心して設置され、中１近傍で妻側屋根パネル及び桁側
ハ）根パネルを支持するものであるから、型打７２は他
の束材より短く構成されており、しかも各束材と対応す
る束材７２の添板７３は東４１５．６の各添板と同じ勾
配をイｊすｊ　　　　る。

そして添板７３には他の添板と同様にガイドピン「とボ
ルト止着用の孔Ｖが設けられてＩ／）る。

尚、建物１の出隅部のフレーム材上端面番こ設置される
束材７においては、ベース板７１はそのフレーム材」一
端面とほぼ等しい平面り字形をなしている。

次に第２図及び第６Ｖにより本発明に係る増刊Ｊ二法を
更に具体的に説明する。

第２図では、最」−隅ユニ・ントのフレーム材上端面４
，４・・・に束材５，６．７がそれぞれ立設ごれている
。

すなわち、束材５は集積されたユニ７トで構築された構
造体の建物１のフレーム材−１一端面４，４・・・のほ
ぼ中央に、方づえ５５！、５５Ｙを妻行方向番こ延設し
た状態でボルトなど適宜な手段により立設固定されてい
る。

又その桁行方向の両１］１ｎ　！、、は束材６，６か同
様番こして立設されている。この束材５，６．６の方づ
え５５，６５，６７．６９か延設された方向にあるフレ
ーム材上端面４，４・・・には、方づえの添板と同一傾
斜面上に束材７の添板７３が配置されるように上記束材
がそれぞれ立、没されている。

’、、’Ｔ、　５図は束材５，６，６．７が立設されて
いる最−１，阻ユニントに、屋根パネル３をｌ！１１没
してゆく状１ハ；を７１べしたものである。

屋根パネル３はＣ型鋼材やＨ型鋼材からなる枠材３１を
矩形や三角形に枠組みし、その上を彩色石綿板３２など
で葺いたパネルである。

この屋根パネルは、桁側に敷設される矩形状のパネル３
ａと五角形状のパネル３ｂ及び左側に敷設される三角形
状のパネル３Ｃからなる。これ基の屋根パネルを敷設し
て屋根を構成するには、ます屋根パ鬼ル３ａを各束材上
に固定する。この際、ｊφ根パネルの枠材３１を各束材
の雄板５３ａ　、５６ａ、６３ａ、６６ａ、７３及び５
３ｂ、５６ｂ、６．３ｂ、６６ｂ、７３に・ＩｉＭ置し
て、あらかしめ枠材３１の適宜な箇所に穿設されたカイ
トピン孔を添板上のカイトピンｇに嵌め込み、さらにボ
ルト締めなどにより固定する。

同様に妻側屋根パネルに隣接する桁側屋根パネル３ｂに
おいても、その枠材３１を束材６，７の各添板Ｅｉ３ａ
、８６ａ、７３．小板７０ａ１及び６３ｂ、１３６ｂ、
７３小板７０ｂ１にのせて固定する。

一方妻側屋根は、適宜に分割されて敷設される屋根パネ
ル３ｃ（本実施例では２つの三角形状の屋根パネル）の
枠材３１を束材６，７の添板８３ｃ、６８゜７３、小板
７０ａ２及び６３ｃ、６８，７３　、小板７０ｂ２にの
せ、この添板及び小板上のカイトピンｇにカイトピン孔
を嵌め込み、さらにボルトとナツトを介して固定する。

又隣接するＪＭ根根本ネル相互接合目地は、ルーフイン
クを増し貼りした上に屋根パネルと同し葺材で葺くで十
分な雨仕舞いを確保することが出来る。

商量」；の実施例は中位ユニントを集積して構築された
鉄骨ラーメン構造の建物において説明したが、本発明の
数例工法はこれに限定されることなく、いわゆる在来木
造の建造物なとにも適用される。

以上の様に本発明の工法は、建物」二γｆＢの梁なとフ
レーム材」−４端面に複数の束材を立設してこの束材の
添板に順次Ｊφ根根本ネル載置し、屋根パネルの枠材を
束材の添板上に固定してゆくので束柱、方づえ、屋根パ
ネルの枠材及び梁などのフレーム材とがトラスを構成す
るだけでなく、添板を介して隣接する屋根パネル相互も
強固に緊結されるので、屋根全体として剛性の高いしか
も施工性、品質等に優れた勾配屋根を工場生ｒ１１部材
として容易に提供出来ることとなる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の」法により′＾”せ棟屋根が構成さ
れた鉄骨ラーメン構造体による建物の斜視図、第２図は、建物の梁なとのフレーム材上端面に束材を立
設した状態を示す説明図、第３図ないし第５図は、束材の斜視図、第６図は、屋根
パ、ネルが順次数個けられる状態を示す説明図である。１・・・鉄骨ラーメン構造体による建物。２・・・単位ユニッ）・、　３・・・屋根パネル。３１・・・枠材、　　　　４・・・フレーム材上端面。５．６．７・・・束材。出願人　　ミサワホーム株式会社代理人　弁理士　船橋國則

Claims

【特許請求の範囲】１、建物上部のフレーム材上端面に複数の束材を立設し
、該束材に屋根パネルを固定して該屋根パネルの外縁に
周設された枠材相互を緊結してゆくことで屋根を一体的
に構成する屋根パネルの取付工法。２、前記束材が建物ｌのほぼ中央に配置されたフレーム
材」二端面と妻側及び桁側に配置されたフレーム材と端
面とに立設されたことを特徴とする特許請求の範囲第１
項記載の屋根パネルの取付工法。