JPS59159841A - 接着性ポリエチレン系樹脂組成物 - Google Patents

接着性ポリエチレン系樹脂組成物

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JPS59159841A
JPS59159841A JP3364283A JP3364283A JPS59159841A JP S59159841 A JPS59159841 A JP S59159841A JP 3364283 A JP3364283 A JP 3364283A JP 3364283 A JP3364283 A JP 3364283A JP S59159841 A JPS59159841 A JP S59159841A
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JP
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density polyethylene
weight
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ethylene
meth
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Application number
JP3364283A
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English (en)
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Koreatsu Ito
維厚 伊藤
Yoshiki Toyoshima
豊嶋 芳樹
Masanori Kondo
近藤 正經
Setsuo Morikawa
森川 節男
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Chemical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は不飽和カルボン峻またはその無水物でグラフト
変性された高密度ポリエチレンを主成分とした接着性の
ポリエチレン系樹脂糾成物に関するものである。
周知のように、ポリエチレンやポリプロピレンによって
代表されるポリオレフィンは種々の談れた物理的およひ
化学的性質、機械的性質ならひに成形加工性を有してお
り、また安価なことと相俟って数多くの庄業分野におい
て広く使用されている。しかし、これらのポリオレフィ
ンは9+ttTh性であるがために金塵がラス、有極性
高分子材料などの異種材料との接着性が悪く、これらの
各種材料との複合化が木莞1であるというκ点かある。
この欠点を改良するため、従米から例えはエチレンとア
クリル酸との共屯合、あるいはアクリル酸や無水マレイ
ン酸によるポリオレフィンのグラフト変性によって極性
基を導入し、接着性を付与する方法か知らオ1ている。
また、金属や烏分子材1などとの接着性をより一層改良
する目的で各種のポリオレフィン系組成物下5よびその
製法が提案されている。例えは、ポリオレフィンに無水
マレイン酸などの不飽和カルボン酸無水物と酸化マグネ
シウムなどの金属化合物を加え、溶融下にグラフト変性
して得られる組成物(特公昭51−48195号公報、
特開昭49−98484号公職、特開昭50−1083
7号公報)、アクリル酸や無水マレイン酸でグラフト変
性したポリオレフィンに酸化マグネシウムなどの金属酸
化物を添加してなる組成@(特開昭51−28544号
公報、特開昭52−121059号公報)、不飽和カル
ボン酸無水物等でクラフト敦性[7たポリプロピレンと
エチレン系重合体との組成物(特開昭52−14684
号公報、特開昭52−26’548号公報、特開昭56
−21850号公報)、不飽和カルボン酸無水@等でグ
ラフト変性したプロピレン系重合体と非結晶性プロピレ
ン系重合体およひエチレン系重合体とからな゛る組成物
(特開昭54−90346号公報)、またカルホキシル
基などの極性基を含有するエチレン共車合体とスチレン
糸重合体との組成物(特開昭51−134732号公報
、特開昭51−148039号公報)など数多くのポリ
オレフィン系接着性樹脂組成物が知られている。
また、これらの柿脂厄成物は一般(こ金1出、力お ラス、商分子材料等、各種の無機のよび何槻材料の被俊
剤、バインターあるいは積層接着剤として広く用いられ
ていることも周知のこと《である。
ところで、最近たとえは樹脂被覆鋼管やサンドイノチ鋼
板などの樹脂の成形加工分野においても、省エネルキー
化や商速加工などによーて加エコストの低減を図るため
、より低温で、しかも短時間で容易に接着しうる樹脂力
?強<望ヨれている。しかしながら、従来の接看性樹脂
紹成物ではその接着力か不十分なものが多く、また初期
接着力は艮くてもml久接着性が悪いなどの問題がある
。さらに上記のように低温、短時間接着性という観,点
からは未たに濶足しうる接着カを有する樹脂が見い出さ
れてないのが現状である。
本発明者らはこのような現状(こ錐み、各種基祠とくに
金/fAと低温でかつ短時間で谷易に接福し、しかも優
れた耐久接着性を伺する街DirMlj成物を得ぺく鋭
急検討した結果、従来品と比較して格段に候れた接右性
オ罷j1ゴ組成物を見い出し、本発明に至った。
すなわち、本発明は不飽和カルポン前またはその無水物
の含有量が0.002〜5重}讐;%である変性高密度
ポリエチ1/ン(A)2〜804[量部と非変性高密度
ポリエチレン(Bl20〜98重量部からJ或り不飽和
カルボンr々またはその無水物の含有ひが0..001
重惜%以トてある筒密度ポリエチレン組成物1007@
}’6:部と、エチレンー(メタ。)アクリル酸エステ
ル共車合体(C)2〜1oo市量部さらに元素の周朋炸
表第[1.III.ff.Vl.■lH#(7J[(7
)l”I’&化e/]、水酸化物、リン酸塩、炭酸塩J
3よびカルボン酸塩の中から選ばれる金燥化合@(+)
)0〜1o市量部とからなる接着性ポリエチレン系樹脂
組成物。
ここで、本発明の接肴性ポリエチレン系樹脂組成物は上
記のように易接着性を有するはかりではな《、使用環境
粂件の大きな変動にも無関係に極めて強固な耐久接着性
を有するという特徴がある。このような特性を有するこ
とから、本発明の接肴性樹脂組成物は、例えは鋼管の被
覆、鋼板、ステンレス瑣根、アルミニウム板などのサン
ドインチ積層板の甲間接看剤、ポリアミド、ポリウレタ
ン、ポリエステル、エチレンービニルアルコール共中合
体、ポリエチレン、ボリプロビレン、エチレンー酢吹ビ
ニル″共重合体などの槓層接右剤等、金属をはじめ各種
の無機および有機基材の被覆剤、バインダー、積層・接
着剤として荷効に使用できる。このようζこして製造さ
れる材料は車輌部品、船舶部品、航空機部品、土木建築
材料、電気部品、家具、事務用品、包装材料として広く
使用することができる。以下に、本発明の組成物につい
て詳細に説明する。
本発明の接看性栃脂組成物において、紋性高密度ポリエ
チレン(Alは、一般番こチーグラーナッタ系触媒によ
って製造された密度0.94好ましくは0.95以上の
ポリエチレンをベースとし、これに不飽和カルボン酸ま
たはその無水物をグラフト繊合することによって製造さ
れたものである。この場合、ベースである商密度ポリエ
チレンのメルトインデノクスは2〜80の範囲のものが
好ましい。また、不飽和カルポン酸およびその無水物と
しては、例えばアクリル酸、メタクリル酸、マレイン峻
、イタコン酸、シトラコン酸、ノ1イミノク酸、ビシク
ロ(2,2.2)オクター5−エンー2.3−ジカルボ
ン酸、4−メチルシクロヘキサ−4−エンー1.2−ジ
カルボン暇、1,2.3.4,5.8.9.10−オク
タヒド口ナフタレン−2.3−ジカルボシ濫、ビシクロ
(2.2.1)オクター7−エンー2.8,5,’6テ
トラカIレボン酸、7−オキサビシ゜クロ(2.2.’
1)ペブター5−エンー2.3ジカルボン酸などの不飽
和力lレホン酸およびその無水物か挙げられる。グラフ
ト箪合に際しては、これらの{よ力)必要(こ応じてス
チレン、(メタ)アクリlレ酸メチノレ、(メタ)アク
リlレ酸エチlレ、(メタ)アク1ノノレ酸ブチル、ア
クリルアミド、マレイン酸モノまタハシエステル、酢酸
ビニJLrなどスチレン系単量体、不飽和力lレポン酸
誘導体、ビニlレエステル等共東合性単量体を共重合さ
せることもできる。
グラフト重合は公知の方法、例え(まラジカル開始剤の
存在下または不存在下(こ押出機、バンバリーミキサー
、ニーター、口−lレ等を用いた溶融混練法:トノレエ
ン、キシレン、クロルベンゼンなどの溶剤を用レ)た溶
7夜法;酉t酸エチル、メチルエチルテトン、メチIレ
イ゛ノブチルデトン、ジオキサンなどの非溶斉1を用い
た不均一系スラリー法;ある&)+’!粉末系ての斐性
法などによーて行なうことができる。
これらの方法によって製造される変性高密度ポリエチレ
ン中の不飽和カルボン酸またはその無水物の含有量はo
.oot〜5市量%の範囲である。また、該使性高密度
ポリエチレンのメルトインデソクスは0.5〜20の範
囲が望ましい。その値が0.5以下のものでは短時間接
着性が悪くなる傾向がある。非敦性尚密度ポリエチレン
(Blは、上記の呟性茜制度ポリエチレンのベース屯合
体と同様にして製造されたものであり、密度0、94好
ましくは095ahのものが使用される。そのメルトイ
ンデノクスは一般に0.5〜30好ましくは1〜20の
範囲である。なお、該高密度ポリエチレンはプロピレン
、ブテンー1、4−メチルペンテン−1、ヘキセン−1
など他のオレフィン系単量体を共市合させたものであっ
てもよい。
本発明の接着性樹脂組成物番とおいて、エチ(〆ンー(
メタ)アクリル酸エステル共車合体(C)は、茜圧重合
法や溶液重合法によって製造されたものが使用できる。
(メタ)アクリルh!?エステルとしては、例えば(メ
タ)アクリル峻メチル、(メタ)アクリル酸エチル、(
メタ)アクリル酸n−プロビル、(メタ)アクリル酸イ
ソブチル、(メタ)アクリル酸n−ブチル、(メタ)ア
クリル酸弟3籾ブチル、(メタ)アクリル酸ヘキシル、
(メタ)アクリル酸2−ヒドロキシエチルなどが挙けら
れる≦これらは二紳類以上のものを共重合させたものも
使用できる。さらに、場合によってはプロピレン、ブテ
ンー1、ブタジエン、スチレン、酢酸ビニルなど他の共
事合性単量体を共車台させたものも使用できる。ここで
、該エチレンー(メタ)アクリル酸エステル共重合体中
の(メタ)アクリル酸エステルの含有量は2〜50%の
範囲のものか好ましいか、とくに5〜40@歇%のもの
が好フ固にイ史出される。また、該共重合体のメルトイ
ンデノクスは0.5〜500の範囲のものか好ましい。
本発明の接着性樹脂組成物は、L記の(A),(B)お
よび(C),を必須成分とするものであるが、このほか
必要に応じて元素の周期律表の弟u,111.(V.■
,■族の金属の酸化物、水酸化物、リン酸塩、炭酸塩お
よびカルボン酸塩の中から選ばれる金属化合物(]))
を添加することかできる。これらの金属化合物の添加は
特に金属との接着性を改良するのに有効であるか、これ
らのうちでも酸化物またはリン酸塩と芳香族系カルボン
酸塩とを併用すると接艙力は飛継的に向上する,好適な
金属化合物は酸化マーグネシウム、水酸化マグネシウム
、炭酸マグネシウム、酸化岨鉛、リン酸犠鉛、酸化アl
レミニウム、トリポリリン酸アルミニウム、P一ter
t−ブチル安息香酸アルミニウム塩などである。これら
の金属化合物は、いずれもメジアン径10μmの微粉末
を用いることが望ましい。
接着性組成物の配合割合は、変性高密度ポリエチレン(
A)2〜80市量部、好ましくは5〜50重量部、非変
性高密度ポリエチレン[B’120〜98重量部、好ま
しくは50〜95値量部である。そして、両者から成る
高題度ポリエチレン組成物中に不飽和力ノレホン酸まt
こはその無水物の含有量は0.001重徴%以上必要で
ある。この含有量か0.001重量%よりも少いと接着
性能か小さく好ましくなし)。
また、エチレンー(メタ)アクIJ)し酸エステル共重
合体の量は、該高密度ポリエチレン組成@100重量部
に対して2〜100重量部、好ましくは5〜50重量部
である。また、金属化合物(Dlの添加量はO〜10重
量部、特(こ金属の接着性の改良に対しては、0.1〜
5重量部の範囲が好適である。これらの成分からなる組
成物のメルトインデックスは一般(こ0.5〜50、好
ましくは1〜20てある。ここで、変性高密度ポリエチ
レンの指か2重計部よりも少ないと接着性の改良効果か
小さく、一方その鍬か80重量部よりも多くなった場合
、極端には非便性高密度ポリエチレンを全く添加しない
場合にも接着性の改良効果jま/」\サイ。マタ、エチ
レン−(メタ)アクリル酸メチル共車合体の添加量が2
市量部より少ないと接着性番こさしたる改良効果がなく
、−方100mIftmより多くしても接着性に対して
はそれ以Lに顕著な効果はなく、また商爾IWポリエチ
レンの特性か失なわれてくる。
該接着性樹脂組成吻の製造は押出機、バンバリーミキサ
ー、ニーダー、ロールなとの溶融混練機にて行なわれる
。このようにして得られる組成物は粉木ペレソト、フィ
ルム、り維状物、網状物、布秋物、管状物等、使用目的
に応じていかなる形状をもとりうる。な2、本発明の仔
看性樹脂縄成物には、ポリオレフィン用に一般的に用ら
れる敞化防止剤、熱安定剤、光女定剤、造核剤、滑剤、
化老防止剤、無機またはH機系充填剤、無{,やまたは
有機系青色剤、防舗剤、架橋剤、発とリ剤、滑剤、可塑
剤、蛍光剤、表面平滑剤、表面光沢改良剤などの各神の
添加剤を加えることかできる。
本発明の接着性樹脂組成物は、金属をはじめ各柿無機材
料ならびに各種筒分子材料等、種々の基材の被位剤、バ
インダー、槓層接着剤等として広く使用しうる。これら
のうち、とくに金属の被覆剤および積1冑接看剤として
有効である。
上記の基材の一つである金属材料は周期律表I−13,
[,Ell、■、■およびVlll族の金属の中から選
ばれた単体またはこれらを1成分とする合金である。こ
れらのうち、とくに好適な金属はアルミニウム、鉄、ニ
ソrル、コバルト、クロム、咥鉛、チタン、喝、金、銀
、銅などの単体あるいは炭素鋼、不銹鋼、黄銅、青銅、
ジュラルミンなどそれらの金属の合金およびトタンやブ
リキなどの鉄の表面処理品である。本発明を有効に実施
するに際しては、あらかじめ金属材料の表面1こ付眉す
る油分や付着物を除去する目的で、一般に石浦ベンジン
、トルエン、キシレン、アセトン、トリクロロエタン、
メリクロ口エチレン等の有機溶剤や界面活性剤などを用
いて浦浄にすることが董ましい。また、サンドブラスト
、ショットブラスト等のブラスト処理、あるいはアIレ
カリ処理、りん酸塩処理、クロム酸塩処理、さらにはこ
れら各種処理法の組み合わせによって処理することもで
きる。また、必要ならば各梗プライマ一例えばエポキシ
樹脂、ウレタン樹脂、低分子量ポリブタジエン等で表面
処理することもてきる。しかし、本発明の接着性樹脂組
成物は、それ目体易接石性を慣しているため、特別なブ
ライイ(処理をせすとも、非常に強固で、かつ耐の優れ
た被キ翳体や槓層体が得られる。
また、無機基材としては、例えはガラス、セラミックス
、石綿、スレート、石こう、石材、このほか炭酸カルシ
ウム、タルク、アノレミナ、シリカ、雲母、窒化ホウ素
、ジメレコニア、炭素、炭化けい素、チタン酸カリウム
など各種の天然または合成無機材料が挙げられる。
L記の基材の一つとして使用される筒分子化合物は、た
とえばポリエチレン、エチレンー酢酸ビニル共重合体お
よびそのrンイヒ物、エチレンープロピレン共重合体、
エチレンー(メタ)アクリル酸共軍合体およびその金属
塩、エチレン−(メタ)アクリノレ酸エステノレ共重合
体、塩素化ポリエチレンなどエチレン共車合体およびポ
リエチレン誘導体;ボ1ノプロピレンおよびプロピレン
共重合体;ポ1ノブテン−1;ポリスチレン、耐衝撃性
ポ1)スチレン、スチレンーアクリロ−ニトリノレ共車
合体、ABS樹詣その他スチレン系共重合1木;ポIJ
塩化ビニル、塩化ビニノレー酢酸ビ゛二lレ共重合体そ
の他塩化ビニlレ系共電合体−ボIJ塩イbビニリデシ
およひ塩化ビニリデン系共重合イ本;ボリアクリロニト
リルおよびアク1ノロ二ト1ノル系共重合体;ポリメタ
クリIレ酸メチノレおよびメタクリル酸メチノレ系共矩
合体1ポ1ノ(メタ)アクリル酸エステルおよび(メタ
)アクリル酸エステル系共矩合体1天然ゴムおよびポリ
ブタジエン、クロロプレン、ス千レンーフタジエンラン
タムまたはブロノク共車合体、スチレンーアクリロニト
リル共重合体等の合成ゴム;セルロースおよびセロハン
、アセチルセルロース、紙などセルロース透導体および
セルロース製品;ナイロン6、ナイロン66、rJ・ ナイロン11(冫どのポリアミド虫ポリエチレンテレフ
タレート、アルキド樹胎、ヒスフェノールA−テレフタ
ール酸共市合体などのポリエステル;ボリオキシメチレ
ン、ボリフェニレンオキサイドなどのポリエーテル;ポ
リカーホネート;その他ポリイミド、ポリスルホン、ポ
リゲトン、ポリウレタン、ジアリルフタレート4◇1脂
、エポキシ樹脂、メラミン々G脂、フェノール樹脂、尿
素樹脂等、各種の天然または合成畠分子化合物である。
またガラス縁紺゛強化樹脂や木材、竹、皮革等天然また
は合成尚分子複合材料も用いることができる。
いb口 さらにこれらの基材は必要に応じ、禽杉97)jとして
用いることかできる。また接着性をよりいっそう改良す
るため、必要ならばこれらのM材をコロナ処理、オゾン
処理、アンカーコート処理等一般的方法によって表面処
理したものを用いることもできる。
上記の各種基材は、粉状物、粒状物、フィルム、シート
、繊維状吻、線状物、棒状物、塊状物、布状物、網状物
、管状物、球状吻、谷器状物、その他、複雑構造物等、
種々の形状の一次加工品または二次以上の加工品が用い
られる。また、これらの基材は二種以上のものを任意(
こ組合わせて用いることかできる。
本発明の接着性切)j8組成物を用い、公知の加工技術
を適用すること{こより、臥れた接青性を有する被覆体
、積層体、強化{鮒脂、各種の複合材料を急造すること
かできる。例えは,、被覆体や積層体の製造においては
、流動浸浸法、静電.塗装法、溶射法などの粉体塗装法
、溶液虻装法、押出コーティンク法、ドライラミネート
法、加熱圧着法、インサート成形法、さらにはこれらの
組み合わせなとがその目的に応じて適用される。また、
押出成形法や射出成形法等により、充填剤強化樹脂や織
維強化樹脂等を斬造することができる。
以下に、本発明を実施例でもって説明するが本発明はこ
れによって限定されるものではない。
なお、本発明において示される各梗測定値はそれぞれ次
の方法(こよって求めた値である。
(1]メルトインデソクス JISK−7210またはx−67aoに準拠し、2.
16kqの荷屯下、プロピレン系暖合体の場合は230
℃、エチレン系重合体の場合は190℃で測定した。測
定値の単位は7/10曜である。
(2)変性供合体中の不飽和カルボン酸または不飽和カ
ルボン酸無水物の含有量 変性軍合体を加熱キシレンに溶解後、アセトンで沈澱さ
せて精製したものについて、アルカリ滴定法で求めた (3)金属化合物のメジアン径 光透過式粒度分布測定器により、エチルアルコールを媒
体として測定した。メジアン径は槓葬粒度分布曲線の5
0%粒径をもって表わされた値である。
(4)H板との接看力 その1 150X70X3.2酬のグリットブラスト鋼板をトリ
クロルエタンで脱脂したのち、これを140℃、160
Cまたは180℃に予熱しておく。一方、#着性{一脂
組成物から厚さQ,3#+1のプレスシ一トをつくり、
これを厚さ2脩のポリエチレンシ一ト(メルトインデッ
クス02、密1.M0.956)と市ね合わせ230℃
に予熱したのち、上記の予熱鋼板旧にローラーにて軽く
貼り合わせ、1秒間峰過後に水中に投込した。この貼り
合わせ板に中1―間隔でスリーノトを入れ、温度2B’
C、引張速度10嘴m/蛎で180°剥離強度を測定し
た。
その2 厚さQ,2amの鋼板をトリクロルエタンて艮 脱脂し、次いでクロム酸水浴性で処理したのち、この蛸
板の間(こ厚さ0.1轄の接看性樹脂組成物を介在させ
、180℃、10kQ/crlで2分間プレス・して貼
合わせた。この積層板から中10制の試鹸片を作製し、
温度23℃、引張速度200額/都で90°剥離強反を
求めた。また、耐久性については、100℃のエアオー
フン中で2000時間加熱後の接着力を測定した。
(5)アルミニウムとの接着力 厚さ0.3儒のアルミニウム板をアセトンとトルエンと
の混合溶剤で脱脂したのち、このアルミニウム仮の間に
厚さQ,lamの接看性1循脂ホ11成物を介在させ、
190℃、10督で2分間プレスした。以下、L記(4
)項と同一方法により90°剥離強度を4111定した
(6)ボリアミドまたはエチレンー酢酸ビニル共j=I
T合体(EVA)テン化物との接石刀厚さ03舖のナイ
ロン−6(東レ製、レイ’7yン(:1)”I’140
1)マタハLVAケン化物(クラレ製、エバー/l”E
F−E)の間に、厚,さ0.INの接着性樹脂組成物を
介在させ、250℃、10壱で2分間プレスして貼合わ
せた。以下、上記(4)項と同一方法により90’剥離
強度を測定した。
実施例1 無水マレイン酸含有it0.29重量%、密度0.95
9、メルトインデックス3.2の変性高密度ポリエチレ
ンペレソト40車量部、密[0.960、メルトインデ
ックス7.9の高密度ポリエチレン粉末60重量部およ
びメタクリル酸メチル含量7,7重量%、メルトインデ
ックス12のエチレンーメ多クリル酸メチル共重合体ペ
レソト10重量部の混合物をli4Cpastの二軸押
出機にて、温度180℃、平均滞留時間5分間の条件下
に混練し、メルトインデックス4.6の組成物ペレット
を得た。
実施例2 実施例1において、エチレンーメタクリル酸メチル共重
合体の添加量を20重量部とした以外は、実施例1夕r
を繰り返した。
実施例3 実施例1の混合物にメジアン径2.7μ、ヨード吸着猷
50■,l/p,MgOの酸化マグネシウムを4事量部
添加した以外は実施例1を繰り返した。
実施例4 実施例1の混合物番こメジアン径3.6μの水酸化マグ
ネシウム2市量部8よびメ\ジアン径21μの第3リン
酸椎鉛2市量部を添加した以外は実施例1を操り返した
実施例5 実施例。1の混合物にメジアン径3.8μの炭酸マグネ
シウムを5重量部添加した以外は、実施例1を繰り返し
た。
実施例6 実施例1の混合物に実施例3で用いた酸化マグネシウム
2重量部およびp−tert−ブチル安息香酸アルミニ
ウム塩0.2重量部添加した以外は実施例1を繰り返し
た。
実施例7〜17 実施例1で用いた変性4g度ポリエチレンを用い、また
エチレン−(メタ)アクリル酸エステル共軍合体として
それぞれ第1表に示したものを用い、また第1表に示し
た配合処方とした以外は、実施例1を繰り返し・た。
比較例1 実施例1において、エチレン−(メタ)アクリル酸エス
テル共車合体を添加しなかった以外は、実施例1を繰り
返した。
比較例2 実施例1で用いた変性商密度ポリエチレン100重量部
およびエチレンーメタクリル酸メチル共重合体10車量
部の混合物を施 実験例1の方法で混練し、組成物ペレソトを得た。
比較例3 それぞれ実施例1で用いた変性旨密度ポリエチレン0.
5車量都、制密度ポリエチレン99.5重量部およびエ
チレンーメタクリル酸メチル共車合体10市量部の混合
物を実施例1の方法で混練し組成物ペレソトを得た。
以上、実施例1〜17および比較例1〜3で得られた組
成物を用い、各柚基材に対する接看性を調べた結果を第
1表に示す。これらの結果から、本発明の接肴性樹脂組
成物は各棟基材に対して優れた接着性を有していること
がわかる。これらのうちでも、特に金属に対して格段に
優れた接看性を有している。また、そのうちでも金属化
合物として酸化マクネシウムとp−tert−ブチル安
息杏酸アルミニウム塩を組み合わせて添加したものが一
層優れた接着性を示している。
実施例18 無水マレイン酸含有1*0.32車量%、密度0.96
0、メルトインデックス26の変性高密度ポリエチレン
20屯κ部、密度0.960、メルトインデックス4.
2の簡密度ポリエチレン80市量部およびメタクリル酸
メチル含有量b.q虫慮%、メルトインデックス5.4
のエチレンーメタクリル酸メーチル共車合体10重量部
の混合物を実施例1の方法で混練し、組成物ペレットを
得た。
実施例19 実施例18の混合物にメジアン径3.1μ、ヨード吸看
@35■,l/7.MgOの酸化マグネシウム3重量部
を添加した以外は、英施例l8を線り返した。
実施例20 実施例18の混合物(こ実施例19で用いた酸化マグネ
シウム3屯M部および実施例6で用いたp−tert−
ブチル安息香酸アルミニウム塩0。2重量部を添加した
以外は、実施例18を繰り返した。
実施例21〜23 実施例18〜20において、変性筒密度ポリエチレンの
量を40kt’iyIs、また未変性副所度ポリエチレ
ンの址を60市世部とした以外は、それそれ実施例18
〜023を繰り返した。
比較例4〜6 実施例21〜231こおいて、エチレンーメタクリル酸
メチル共市合体を添加しなかった以外は、それそれ実施
例21〜23を繰り返した。
比較例7〜9 木変性尚密度ポリエチレンを用いず、斐性商密度ポリエ
チレンの量を100屯量部とした以外は、それそれ実施
例18〜2oを轢り返した。
比較例10〜12 変性高密度ポリエチレンの計を0.5重量部、また未変
性高密度ポリエチレンの量を99.5重量部とした以外
は、それそれ実施例18〜20を繰り返した。
比較例13〜15 無水マレイン酸含有量0.0002、密度0.960、
メルトインデノクス2.7の変性筒密度ポリエチレンを
用いた以外は、それそれ実施例18〜20を線り返した
以上、実施例18〜23および比較例4〜15で得られ
た組成物と鋼板との接宥性を調べた結果を第2表に示す
。これらの結果から、本発明の接着性樹脂組成物は鋼板
に対して初期接看の良好なことは勿論のこと、耐久接看
性に優れていることかわかる。これらのうちでも、特に
金屈1化合物として酸化マクネシウムおよびp−ter
t−ブチル安息香酸アルミニウム塩を組み合わせて添加
したものが、優れた接宥性を示している。
323

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 不飽和カルボン酸またはその無水物の含有量が0.00
    2〜5屯策%である友性商密度ポリエチレン(A)2〜
    80東声部と非変性高密度ポリエチレン(Bl20〜9
    8重@部から成り不飽、和カルボン峻またはその無水物
    の含有量が0.001重量%以上である趙密度ポリエチ
    レ:/Mj[物100重量部と、エチレン−(メタ)ア
    クリル酸エステル共重合体(C)2〜l00’Mj昭゜
    部、さらに元素の周期律表弟[,LII,IV,■,V
    ’lit族の金属の酸化物、水酸化物、リン酸塩、炭酸
    増およびカルホン酸塩の中から選はれる金属化合物(D
    )0〜10重量部とからなる接着性ポリエチレン系樹脂
    組成物。
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