JPS59156903A - 水分散液形成性炭素粉末の製造方法 - Google Patents
水分散液形成性炭素粉末の製造方法Info
- Publication number
- JPS59156903A JPS59156903A JP58030280A JP3028083A JPS59156903A JP S59156903 A JPS59156903 A JP S59156903A JP 58030280 A JP58030280 A JP 58030280A JP 3028083 A JP3028083 A JP 3028083A JP S59156903 A JPS59156903 A JP S59156903A
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- JP
- Japan
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- carbon powder
- aqueous dispersion
- silicon carbide
- powder
- organic
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、流動性の優れた水分散液を提供し得る炭素粉
末の製造方法に関し、さらにその高い流動性を利用して
鋳込み成形により効果的に炭化ケイ素焼結体を製造する
方法に関する。
末の製造方法に関し、さらにその高い流動性を利用して
鋳込み成形により効果的に炭化ケイ素焼結体を製造する
方法に関する。
粉末状炭素物質は、一般に多孔性で−これを水に分散さ
せた場合には流動性を失ってゲル状となるので、流動性
のよい高濃度炭素粉末分散液を必要とする用途分野には
実質的に使用できなかった。
せた場合には流動性を失ってゲル状となるので、流動性
のよい高濃度炭素粉末分散液を必要とする用途分野には
実質的に使用できなかった。
本発明者は、粉末状炭素のこのような不都合を改質し、
その本来有する゛性質を実質的に変換して。
その本来有する゛性質を実質的に変換して。
その高濃度水分散液が高い流動性を与え得る炭素粉末を
提供すべく研究を重ねた結果、極めて望ましい改質法を
見出した。
提供すべく研究を重ねた結果、極めて望ましい改質法を
見出した。
すなわち1本発明は、粉末状炭素物質を、その表面を不
活性化し得る有機高分子物質の有機溶剤溶液と混合した
のち溶剤を除去し、微粉砕することを特徴とする流動性
の優れた水分液形成性炭素粉末の製造方法を提供する。
活性化し得る有機高分子物質の有機溶剤溶液と混合した
のち溶剤を除去し、微粉砕することを特徴とする流動性
の優れた水分液形成性炭素粉末の製造方法を提供する。
また、このようにして得られた炭素粉末を水に分散させ
、この水分散液にシリコンカーバイド粉末を混合し、そ
の混合物を成形型に流し込んで鋳込み成形して得られた
成形体を乾燥後、加熱下熔融ケイ素と接融反応させて、
シリコンカーバイド焼結体を製造する方法を提供する。
、この水分散液にシリコンカーバイド粉末を混合し、そ
の混合物を成形型に流し込んで鋳込み成形して得られた
成形体を乾燥後、加熱下熔融ケイ素と接融反応させて、
シリコンカーバイド焼結体を製造する方法を提供する。
本発明における粉末状炭素物質は、前記したように、多
孔性の通常知られた微粉体である。
孔性の通常知られた微粉体である。
本発明においては、このような通常の微粉状炭素物質を
有機高分子物質で表面処理するものであって、その表面
処理に好適に用いられる有機高分子物質としては1例え
ば油脂、フラン系樹脂−スチレン糸樹脂、酢酸ビニル糸
樹脂、エポキシ樹脂及びフェノール系樹脂などを挙げる
ことができる。
有機高分子物質で表面処理するものであって、その表面
処理に好適に用いられる有機高分子物質としては1例え
ば油脂、フラン系樹脂−スチレン糸樹脂、酢酸ビニル糸
樹脂、エポキシ樹脂及びフェノール系樹脂などを挙げる
ことができる。
有機高分子物質の適用は−これら有機高分子物質を溶解
し得る有機溶剤の溶液が用いられ、溶剤としては比較的
沸点が低く脱溶剤が容易なものが有機高分子物質との関
連シーおいて適宜選択使用される。このような有機溶剤
は、それぞれの有機高分子物質の溶解溶剤として当該技
術分野において知られたものであるが、例えばアセトン
−ハロゲン化低級炭化水素類、ジメチルホルマミドなど
が好都合に用いられる。
し得る有機溶剤の溶液が用いられ、溶剤としては比較的
沸点が低く脱溶剤が容易なものが有機高分子物質との関
連シーおいて適宜選択使用される。このような有機溶剤
は、それぞれの有機高分子物質の溶解溶剤として当該技
術分野において知られたものであるが、例えばアセトン
−ハロゲン化低級炭化水素類、ジメチルホルマミドなど
が好都合に用いられる。
炭素粉末の表面処理に用いる有機高分子物質の有機溶剤
溶液は、炭素粉末の粒径や比表面積の差異あるいは有機
高分子物質の種類などにより、その好適濃度は変動する
が1通常5〜50%程度の濃度に調製される。また−有
機高分子物質は処理される炭素粉束に対し1通常0.5
〜20重量%程度が採用さ−れ−その範囲内の所定量の
有機高分子物質を含有する有機溶剤溶液と炭素粉末は混
合される。混合は単にかきまぜるだけでもよいが1例え
ばボールミルなどを用いて可及的均一に混合。
溶液は、炭素粉末の粒径や比表面積の差異あるいは有機
高分子物質の種類などにより、その好適濃度は変動する
が1通常5〜50%程度の濃度に調製される。また−有
機高分子物質は処理される炭素粉束に対し1通常0.5
〜20重量%程度が採用さ−れ−その範囲内の所定量の
有機高分子物質を含有する有機溶剤溶液と炭素粉末は混
合される。混合は単にかきまぜるだけでもよいが1例え
ばボールミルなどを用いて可及的均一に混合。
粉砕することが好ましい。また、後述するように。
炭化ケイ素系の焼結体を製造しようとする場合には、炭
素粉末と有機高分子物質の有機溶剤溶液との混合に際し
、微粉状の炭化ケイ素をさらに添加し、粉砕機能を有す
るボールミルなどの混合粉砕機で均質に混合される。こ
のような場合には、有機溶剤の量を増大することが必要
であろうし、また有機高分子物質を増量することが好ま
しい場合が多い。しかし−いずれの場合においても、用
いられる有機溶剤は分離回収されることが好ましいので
1表面処理の目的が効果的に達成される限り一七の使用
量はできるだけ少ない方が有利である。
素粉末と有機高分子物質の有機溶剤溶液との混合に際し
、微粉状の炭化ケイ素をさらに添加し、粉砕機能を有す
るボールミルなどの混合粉砕機で均質に混合される。こ
のような場合には、有機溶剤の量を増大することが必要
であろうし、また有機高分子物質を増量することが好ま
しい場合が多い。しかし−いずれの場合においても、用
いられる有機溶剤は分離回収されることが好ましいので
1表面処理の目的が効果的に達成される限り一七の使用
量はできるだけ少ない方が有利である。
炭素粉束と有機溶剤溶液を混合した脚素粉末分散液は1
次いで減圧、加熱留去あるいは熱風などにより脱溶剤さ
れ、溶剤は分離回収される。脱溶痢され有機高分子物質
で表面処理された炭素粉末は一部粒間結合するので1例
えばパルベライザーなどで再度粉砕して個々の粒子に分
離される。
次いで減圧、加熱留去あるいは熱風などにより脱溶剤さ
れ、溶剤は分離回収される。脱溶痢され有機高分子物質
で表面処理された炭素粉末は一部粒間結合するので1例
えばパルベライザーなどで再度粉砕して個々の粒子に分
離される。
このようにして調製された炭素粉末は、水と混合すると
き、極めて流動性の優れた水分散液を形成し1例えば炭
素粉末濃度が50〜60重を俤程度の高い濃度でも望ま
しい自由流動性を有する。
き、極めて流動性の優れた水分散液を形成し1例えば炭
素粉末濃度が50〜60重を俤程度の高い濃度でも望ま
しい自由流動性を有する。
このような高濃度、高流動性の炭素粉末分散液は。
流し込み成形が容易であり、特(二反応焼結810の成
形に好都合に利用できる。
形に好都合に利用できる。
反応焼結炭化ケイ素焼結体の製造においては。
上記の表面処理した炭素粉末を水と混合して分散液をつ
くり、これC:炭化ケイ素粉末を添加混合して注型用液
を調製することができる。しかし、混合順序は何ら制限
はなく、炭素粉末と炭化ケイ素粉末とを混合し水と混合
して注型液を1i!l製し得ることはもちろんである。
くり、これC:炭化ケイ素粉末を添加混合して注型用液
を調製することができる。しかし、混合順序は何ら制限
はなく、炭素粉末と炭化ケイ素粉末とを混合し水と混合
して注型液を1i!l製し得ることはもちろんである。
また、前記したように。
粉末状炭素の有機高分子物質溶液処理(:おいて粉末状
炭紫と炭化ケイ素粉末を混合して同様に処理し注を用分
散液を調製することもでき、本発明はこれらの方法をも
包含するのである。
炭紫と炭化ケイ素粉末を混合して同様に処理し注を用分
散液を調製することもでき、本発明はこれらの方法をも
包含するのである。
注型用分散液の調製に際しては1例えばデモールEP(
花王石鹸社製、界面活性剤の商品名)その他所望の添加
剤を適宜添加使用できる。また、その調製は1例えばら
いかい機などを用いて充分混合することが好ましい。
花王石鹸社製、界面活性剤の商品名)その他所望の添加
剤を適宜添加使用できる。また、その調製は1例えばら
いかい機などを用いて充分混合することが好ましい。
このようにして調製された炭化ケイ素焼結体製造用分散
液は、例えばアルギン酸ナトリウムなどの離型剤を施し
た石こう型に流し込んで成形し。
液は、例えばアルギン酸ナトリウムなどの離型剤を施し
た石こう型に流し込んで成形し。
得られた成形体を乾燥後1通常知られた方法で熔融ケイ
素と反応させて所望の形状の反応焼結体を製造すること
ができる。
素と反応させて所望の形状の反応焼結体を製造すること
ができる。
本発明の方法で得られる炭素粉末は、水と混合して流動
性の優れた水分散液を形成し、さらに炭化ケイ素粉末を
含有させた場合にもよい流動性を示し、複雑な形状の成
形体も容易に流し込み成形することができ、その成形体
をそのまま反応焼結して複雑な形状の8i0−81 i
粘体な製造することができるので、その実用的価値は極
めて高い。
性の優れた水分散液を形成し、さらに炭化ケイ素粉末を
含有させた場合にもよい流動性を示し、複雑な形状の成
形体も容易に流し込み成形することができ、その成形体
をそのまま反応焼結して複雑な形状の8i0−81 i
粘体な製造することができるので、その実用的価値は極
めて高い。
以下、実施例を挙げて本発明をさらに詳細に説明する。
実施例 1
粒径3〜15μのSiO5Ky
黒鉛 2.51
フェノール樹脂 0.11
アセトン 11を
上記成分をボールミル(二人れて約2時間混合したのち
、はとんどのアセトンを減圧で回収し、熱風乾燥後、パ
ルペライザーで粉砕しφ100アンダーの微粉末に詭製
した。
、はとんどのアセトンを減圧で回収し、熱風乾燥後、パ
ルペライザーで粉砕しφ100アンダーの微粉末に詭製
した。
調製した混合成分粉末5紛、水2.8Kf及びデモール
EPの25チ水溶液25gならいかい機に入れ、約20
分間混合して流れ性の良い泥しよう状分散液を得た。
EPの25チ水溶液25gならいかい機に入れ、約20
分間混合して流れ性の良い泥しよう状分散液を得た。
これとは別I:20emXlO響X150mの石こうW
llニアルギンナナトリウム02%浴液な加え一2分酊
静vi、後、溶液を排出し成形型5二離型膜を形成させ
た。このよう(二準備した石こう型に、上記の泥しよう
状分散液を脱気して流し込み、10分間静置したのち一
余分の液を除き、約16時間後−成形体を型から取り出
した。これを乾燥後1反応焼結させて密度3.03の8
i0−8i 焼結体を得た。
llニアルギンナナトリウム02%浴液な加え一2分酊
静vi、後、溶液を排出し成形型5二離型膜を形成させ
た。このよう(二準備した石こう型に、上記の泥しよう
状分散液を脱気して流し込み、10分間静置したのち一
余分の液を除き、約16時間後−成形体を型から取り出
した。これを乾燥後1反応焼結させて密度3.03の8
i0−8i 焼結体を得た。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、粉末状炭素物質を、その表面を不活性化し得る有機
高分子物質の有機溶剤溶液と混合したのち溶剤を除去し
、微粉砕することを特徴とする流動性の優れた水分散液
形成性炭素粉末の製造方法。 2、有機高分子物質が、油脂、フラン果樹jLスチレン
系樹脂、酢酸ビニル系樹脂、エポキシ樹脂又はフェノー
ル樹脂である特許請求の範囲第4項記載の方法。 3、粉末状炭素物質を、その表面を不活性化し得る有機
高分子物質の有機溶剤溶液を混合したのち溶剤を除去し
、微粉砕して得られた炭素粉末を水に分散させ、該水分
散液と炭化ケイ素粉末とを混合した混合物を成形型に流
し込んで鋳込み成形して得られた成形体を乾燥後、加熱
下に熔融ケイ素と接触反応させることを特徴とする炭化
ケイ素焼結体の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58030280A JPS59156903A (ja) | 1983-02-25 | 1983-02-25 | 水分散液形成性炭素粉末の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58030280A JPS59156903A (ja) | 1983-02-25 | 1983-02-25 | 水分散液形成性炭素粉末の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59156903A true JPS59156903A (ja) | 1984-09-06 |
Family
ID=12299301
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58030280A Pending JPS59156903A (ja) | 1983-02-25 | 1983-02-25 | 水分散液形成性炭素粉末の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59156903A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2020027041A1 (ja) * | 2018-07-30 | 2020-02-06 | 株式会社Adeka | 複合材料の製造方法 |
-
1983
- 1983-02-25 JP JP58030280A patent/JPS59156903A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2020027041A1 (ja) * | 2018-07-30 | 2020-02-06 | 株式会社Adeka | 複合材料の製造方法 |
JPWO2020027041A1 (ja) * | 2018-07-30 | 2021-08-02 | 株式会社Adeka | 複合材料の製造方法 |
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