JPS6169711A - 固形状化粧料 - Google Patents
固形状化粧料Info
- Publication number
- JPS6169711A JPS6169711A JP19359484A JP19359484A JPS6169711A JP S6169711 A JPS6169711 A JP S6169711A JP 19359484 A JP19359484 A JP 19359484A JP 19359484 A JP19359484 A JP 19359484A JP S6169711 A JPS6169711 A JP S6169711A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gel
- organic
- forming agent
- powder
- fatty acid
- Prior art date
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- Pending
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- Cosmetics (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、アイシャドウ、頬紅、ファンデージぜン、白
粉等を固形状にして、棒状だけでな(、そのプレス型に
より、様々な形に成型できる化粧料に関するものである
。従来、存在するようなプレス成型品は、金属製若しく
はプラスチック製の中皿などに圧縮充填したものが主で
あるが、本発明により、このような中皿を用いなくとも
、固形状の化粧料が得られるものである。
粉等を固形状にして、棒状だけでな(、そのプレス型に
より、様々な形に成型できる化粧料に関するものである
。従来、存在するようなプレス成型品は、金属製若しく
はプラスチック製の中皿などに圧縮充填したものが主で
あるが、本発明により、このような中皿を用いなくとも
、固形状の化粧料が得られるものである。
また、従来このような形態のものは、連結剤として水溶
性高分子などを用いることが多く、その為、水・汗に対
して弱く、夏用、スポーツ用としては不適であるという
欠点があったが、本品は、連結剤として疎水性基剤を用
いている為、結果的に粉体基剤への疎水性表面改質を行
ったことになり、これらの問題点を克服しているもので
ある。 よってこの為さらに微生物による汚染も防止で
きるものである。
性高分子などを用いることが多く、その為、水・汗に対
して弱く、夏用、スポーツ用としては不適であるという
欠点があったが、本品は、連結剤として疎水性基剤を用
いている為、結果的に粉体基剤への疎水性表面改質を行
ったことになり、これらの問題点を克服しているもので
ある。 よってこの為さらに微生物による汚染も防止で
きるものである。
本発明固形状化粧料を製造するには、まず前述のごとく
粉体基剤に対し、有機性ゲル形成剤と揮発性油性基剤お
よび/または有機溶媒とのゲル(1〜30重量%)を5
〜50重量%添加して混練するもので、この配合量では
、充分な粉体流動性を示すものから、粉体の吸油限界ま
で達したような粘土状の形態を示すものまであり、その
状態により成型方法を変えてゆかなければならない。粉
体として充分な粉体流動性を示すものは従来同様の方法
でプレス成型(10〜50kg/cnl)することがで
きる、この場合乾燥乾固は、プレス型ごと行うもので4
0〜100℃にて乾燥させる。乾燥後はその収縮により
簡単に離型することができる。乾燥温度は、その揮発溶
媒の沸点以下でなければ、割れ、ひびが生じやすく、目
的とする形態を得ることができない。
粉体基剤に対し、有機性ゲル形成剤と揮発性油性基剤お
よび/または有機溶媒とのゲル(1〜30重量%)を5
〜50重量%添加して混練するもので、この配合量では
、充分な粉体流動性を示すものから、粉体の吸油限界ま
で達したような粘土状の形態を示すものまであり、その
状態により成型方法を変えてゆかなければならない。粉
体として充分な粉体流動性を示すものは従来同様の方法
でプレス成型(10〜50kg/cnl)することがで
きる、この場合乾燥乾固は、プレス型ごと行うもので4
0〜100℃にて乾燥させる。乾燥後はその収縮により
簡単に離型することができる。乾燥温度は、その揮発溶
媒の沸点以下でなければ、割れ、ひびが生じやすく、目
的とする形態を得ることができない。
粘土状形態を示すものは、型に練り込み成型し、前述の
ものと同様の条件で乾燥乾固させたのち離型する。これ
らは、離型しやすいよう、型にテフロン材質を用いたり
、型の内壁にシリコンオイルなどの離型剤を用いるとよ
い。
ものと同様の条件で乾燥乾固させたのち離型する。これ
らは、離型しやすいよう、型にテフロン材質を用いたり
、型の内壁にシリコンオイルなどの離型剤を用いるとよ
い。
本発明において用いる有機性ゲル形成剤にはデキストリ
ン脂肪酸エステル・セルロース硫酸エステルの四級アン
モニウム塩・脂肪酸(炭素数12〜22)とアルミニウ
ム、マグネシウム、亜鉛との金属石鹸・ポリエチレン・
有機ベントナイト・疎水性無水シリカ、などが好ましい
。
ン脂肪酸エステル・セルロース硫酸エステルの四級アン
モニウム塩・脂肪酸(炭素数12〜22)とアルミニウ
ム、マグネシウム、亜鉛との金属石鹸・ポリエチレン・
有機ベントナイト・疎水性無水シリカ、などが好ましい
。
溶剤としての揮発性油性基剤としては、揮発性環状シリ
コン油・揮発性鎖状ジメチルシリコン油など、有機溶媒
としては炭素数6〜14の炭化水素を用いるとよい。
コン油・揮発性鎖状ジメチルシリコン油など、有機溶媒
としては炭素数6〜14の炭化水素を用いるとよい。
有機性ゲル形成剤の濃度は、粉体組成、その他バインダ
ー組成、ゲル保持力などにより異なるが、1〜30重量
%が適当である。
ー組成、ゲル保持力などにより異なるが、1〜30重量
%が適当である。
ゲル添加量は、同様に粉体組成、その他バインダー組成
、及びゲル濃度により異なり5〜50重量%が適当であ
る。
、及びゲル濃度により異なり5〜50重量%が適当であ
る。
本発明で使用される粉体基剤は通常使用されているよう
な、タルク、カオリン、マイカ、セリサイト、酸化チタ
ン、酸化鉄、有機顔料、グンジジウ、コンジコウ、雲母
チタンなどであり、これらの粉体基剤に有機性ゲル形成
剤がコーティングされることになり、結果的に疎水性を
示すのであるが、これら粉体基剤に脂肪酸表面処理、シ
リコン表面処理などを予め行っておくことにより、さら
に強い疎水性を示し、水あり水なしの両用タイプとして
も使用可能である。
な、タルク、カオリン、マイカ、セリサイト、酸化チタ
ン、酸化鉄、有機顔料、グンジジウ、コンジコウ、雲母
チタンなどであり、これらの粉体基剤に有機性ゲル形成
剤がコーティングされることになり、結果的に疎水性を
示すのであるが、これら粉体基剤に脂肪酸表面処理、シ
リコン表面処理などを予め行っておくことにより、さら
に強い疎水性を示し、水あり水なしの両用タイプとして
も使用可能である。
以下、実施例によって具体的に説明する(以下余白)
実施例 1. アイシャドウ (重量%)Aニステ
アリン酸マグネシウム 3.00イソパラフイン
15. OO環状シリコーン4量体 2
.008:rR化銑鉄処理雲母チタン 40.00セ
リサイト 28.92グンジタウ
10. OO流動パラフィン
1.00バラオキシ安息香酸メチル 0.08Aを
約85℃で加熱溶解し、ゲルを作る。これを予め混合粉
砕したBに加え、ライカイ機にて混練処理したのち、プ
レス成型する。これをプレス型のまま約50℃にて、乾
燥乾固させると、固形状のアイシャドウが得られる。
アリン酸マグネシウム 3.00イソパラフイン
15. OO環状シリコーン4量体 2
.008:rR化銑鉄処理雲母チタン 40.00セ
リサイト 28.92グンジタウ
10. OO流動パラフィン
1.00バラオキシ安息香酸メチル 0.08Aを
約85℃で加熱溶解し、ゲルを作る。これを予め混合粉
砕したBに加え、ライカイ機にて混練処理したのち、プ
レス成型する。これをプレス型のまま約50℃にて、乾
燥乾固させると、固形状のアイシャドウが得られる。
実施例 2. チークカラー (重量%)A:セルロ
ース硫酸エステル の四級アンモニウム塩 1.00 ステアリン酸アルミニウム 3.00イソパラフイン
30.008:タルク
10.48雲母チタン 20.00
セリサイト 30.00赤色202号
5.002−エチルヘキサン酸セチル
0.30バラオキシ安息香酸メチル 0.07香料
0.15Aを約85℃で加熱
溶解し、ゲルを作る。
ース硫酸エステル の四級アンモニウム塩 1.00 ステアリン酸アルミニウム 3.00イソパラフイン
30.008:タルク
10.48雲母チタン 20.00
セリサイト 30.00赤色202号
5.002−エチルヘキサン酸セチル
0.30バラオキシ安息香酸メチル 0.07香料
0.15Aを約85℃で加熱
溶解し、ゲルを作る。
これを予め混合粉砕したBに加え、ライカイ機にて混練
処理したのち、型に練り込み成型し約50℃にて8〜1
0時間−次乾燥したのち、約80〜90℃にて完全に乾
固させると、固形状のチークカラーが得られる。
処理したのち、型に練り込み成型し約50℃にて8〜1
0時間−次乾燥したのち、約80〜90℃にて完全に乾
固させると、固形状のチークカラーが得られる。
実施例 3、 おしろい (重量%)A:疎水性
無水シリカ 1.00ポリエチレン末
1.50イソパラフイン 22.5
08:結晶セルロース 8.00セリサイ
ト 20. OOタルク
40.00酸化鉄 適量 ステアリン酸マグネシウム 2.00ミリスチン酸マ
グネシウム 3.00パラオキシン安息香酸メチル
0.10香料 0.2OAを約
85℃で加熱溶解しゲルを作る。これを予め混合粉砕し
たBに加え、ライカイ機にて混練したのち型に練り込み
成型し、約50℃にて8〜10時間−次乾燥、約80〜
90’Cにて二次乾燥し完全に乾固させると、固形状の
おしろいが得られる。
無水シリカ 1.00ポリエチレン末
1.50イソパラフイン 22.5
08:結晶セルロース 8.00セリサイ
ト 20. OOタルク
40.00酸化鉄 適量 ステアリン酸マグネシウム 2.00ミリスチン酸マ
グネシウム 3.00パラオキシン安息香酸メチル
0.10香料 0.2OAを約
85℃で加熱溶解しゲルを作る。これを予め混合粉砕し
たBに加え、ライカイ機にて混練したのち型に練り込み
成型し、約50℃にて8〜10時間−次乾燥、約80〜
90’Cにて二次乾燥し完全に乾固させると、固形状の
おしろいが得られる。
製品の評価を確認する為、市販の従来品を対験者として
、つきの良さ、粉っぽさ、密着感、化粧持ちの4項目を
5段階評価で実施した。
、つきの良さ、粉っぽさ、密着感、化粧持ちの4項目を
5段階評価で実施した。
結果を表1に示す。
表1 使用テスト結果 評価点(平均点)悪い
同じ 良好 (1)つきの良さ扮っぽい 同
じ しっとり (2)粉っぽさ0.0 弱い 同じ 強い (3)密着感悪い
同じ 良好 (4)化粧持ち表1の結果から
、本発明によるアイシャドウは特に密着感、化粧持ちに
於いて、従来品と比較して優れている巳とが確認された
。
同じ 良好 (1)つきの良さ扮っぽい 同
じ しっとり (2)粉っぽさ0.0 弱い 同じ 強い (3)密着感悪い
同じ 良好 (4)化粧持ち表1の結果から
、本発明によるアイシャドウは特に密着感、化粧持ちに
於いて、従来品と比較して優れている巳とが確認された
。
Claims (2)
- (1)粉体基剤、その他の成分に対して、有機性ゲル形
成剤と揮発性油性基剤および/または有機溶媒とのゲル
を配合して乾燥乾固することによりなる固形状化粧料。 - (2)有機性ゲル形成剤が、デキストリン脂肪酸エステ
ル・セルロース硫酸エステルの四級アンモニウム塩・脂
肪酸(炭素数12〜22)とアルミニウム、マグネシウ
ム、亜鉛との金属石鹸・ポリエチレン・有機ベントナイ
ト・疎水性無水シリカの一種または二種以上の組合わせ
からなる特許請求範囲第1項記載の固形状化粧料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19359484A JPS6169711A (ja) | 1984-09-14 | 1984-09-14 | 固形状化粧料 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19359484A JPS6169711A (ja) | 1984-09-14 | 1984-09-14 | 固形状化粧料 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6169711A true JPS6169711A (ja) | 1986-04-10 |
Family
ID=16310551
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19359484A Pending JPS6169711A (ja) | 1984-09-14 | 1984-09-14 | 固形状化粧料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6169711A (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63275518A (ja) * | 1987-05-08 | 1988-11-14 | Terumo Corp | 半固形組成物 |
US5648066A (en) * | 1995-10-03 | 1997-07-15 | Estee Lauder Companies | Solid silicone compositions and methods for their preparation and use |
US6375938B1 (en) | 2001-04-26 | 2002-04-23 | The Gillette Company | Antiperspirant and deodorant compositions containing a low molecular weight polyethylene gellant |
US6524597B2 (en) | 1999-12-28 | 2003-02-25 | Kao Corporation | Pressed powder cosmetic composition |
US6610278B2 (en) | 1998-07-01 | 2003-08-26 | Kao Corporation | Powder-based solid cosmetic composition and preparation process thereof |
JP2010163371A (ja) * | 2009-01-13 | 2010-07-29 | Kao Corp | 固形粉末化粧料 |
JP2010163368A (ja) * | 2009-01-13 | 2010-07-29 | Kao Corp | 固形粉末化粧料 |
JP2010280625A (ja) * | 2009-06-05 | 2010-12-16 | Kao Corp | 固形粉末化粧料の製造方法 |
JP2010280626A (ja) * | 2009-06-05 | 2010-12-16 | Kao Corp | 固形粉末化粧料の製造方法 |
-
1984
- 1984-09-14 JP JP19359484A patent/JPS6169711A/ja active Pending
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63275518A (ja) * | 1987-05-08 | 1988-11-14 | Terumo Corp | 半固形組成物 |
JPH0572886B2 (ja) * | 1987-05-08 | 1993-10-13 | Terumo Corp | |
US5648066A (en) * | 1995-10-03 | 1997-07-15 | Estee Lauder Companies | Solid silicone compositions and methods for their preparation and use |
US6610278B2 (en) | 1998-07-01 | 2003-08-26 | Kao Corporation | Powder-based solid cosmetic composition and preparation process thereof |
US6524597B2 (en) | 1999-12-28 | 2003-02-25 | Kao Corporation | Pressed powder cosmetic composition |
US6375938B1 (en) | 2001-04-26 | 2002-04-23 | The Gillette Company | Antiperspirant and deodorant compositions containing a low molecular weight polyethylene gellant |
JP2010163371A (ja) * | 2009-01-13 | 2010-07-29 | Kao Corp | 固形粉末化粧料 |
JP2010163368A (ja) * | 2009-01-13 | 2010-07-29 | Kao Corp | 固形粉末化粧料 |
JP2010280625A (ja) * | 2009-06-05 | 2010-12-16 | Kao Corp | 固形粉末化粧料の製造方法 |
JP2010280626A (ja) * | 2009-06-05 | 2010-12-16 | Kao Corp | 固形粉末化粧料の製造方法 |
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