JPH11322542A - メークアップ化粧料 - Google Patents

メークアップ化粧料

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JPH11322542A
JPH11322542A JP13526098A JP13526098A JPH11322542A JP H11322542 A JPH11322542 A JP H11322542A JP 13526098 A JP13526098 A JP 13526098A JP 13526098 A JP13526098 A JP 13526098A JP H11322542 A JPH11322542 A JP H11322542A
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JP
Japan
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titanate
oil
cosmetic
makeup cosmetic
hydrocarbon
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Application number
JP13526098A
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English (en)
Inventor
Takehito Tabata
勇仁 田端
Ken Sekine
憲 関根
Sakuo Akimaru
三九男 秋丸
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Nikko Chemicals Co Ltd
Original Assignee
Nikko Chemicals Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】少ない油成分量で固型化が可能で、製造工程中
又は使用時に粉立ちが起こらず、かつ成型強度、伸び、
肌への付着性、油性感の少ない感触等に優れたメークア
ップ化粧料の開発が求められている。 【解決手段】粉体を含有する化粧料において、チタネー
ト系カップリング剤処理粉体を含有することにより、更
に好ましくは極めて低含量の炭化水素系油剤(化粧料に
対して多くとも2重量%)を含有することにより、粉立
ちが起こらず、油性感の少ない感触で、少ない油剤の使
用量で肌への付着性及び伸びに優れたメークアップ化粧
料の提供を可能とする。十分な強度を備えるので固型化
が可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は新規メークアップ化
粧料、詳しくはチタネート系カップリング剤、例えばア
ルキルチタネートで処理された粉体を含有し、好ましく
は更に極めて低含量の炭化水素系油剤を含有する、油性
感が少ない感触で、低含量の油剤にも拘わらず肌への付
着性や伸びに優れたメークアップ化粧料に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、メークアップ化粧料は、顔料及び
その他含有する粉体に油成分を添加して、固型化又は液
状化させたものである。油成分は、粉体同士を固着させ
るバインダーとして、又粉体の肌への付着性を増大させ
る作用があり、耐水性、成型性、肌への付着性改善のた
めに用いられる。使用される油成分は夏場と冬場では肌
の状態が違うため、その含有量が調整される。冬場は4
0−65重量%の油成分のメークアップ化粧料が用いら
れ、夏場は7−20重量%の油成分のものが用いられ
る。何れにしても、従来多量の油成分が配合、使用され
ている。
【0003】最近、アウトドアスポーツが盛んに行われ
るようになり、又働く女性も増え、長時間化粧崩れのし
ないファンデーションが望まれている。化粧崩れは汗、
皮脂によるファンデーションの色変わり、流れ等によっ
て起こる。このため、最近では水をはじくシリコーン、
水にも油にも溶解しないフッ素油が多く使用されるよう
になった。シリコーンとしては比較的低沸点の低分子量
ジメチルシリコーン、オクタメチルシクロテトラシロキ
サン、デカメチルシクロペンタシロキサン等が一般的で
ある。フッ素油としては分子量の異なるパーフルオロポ
リエーテルが使用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のようにメークア
ップ化粧料には、油成分が耐水性、成型性及び付着性の
ために必須であるが、夏場においては皮脂が貯まり易
く、肌に油分を補給する必要がないため、できるだけ少
ない油成分量のメークアップ化粧料が好ましい。
【0005】しかしながら、油成分量を少なくすると、
固型化するときの成型の強度、メークアップ化粧料の伸
び、肌への付着性が低下する等の問題が生じる。
【0006】 固型タイプのメークアップ化粧料には、粉
体に油成分を加えて打型したものと、油成分を多く加え
て液状化した後型に流し込んで成型したものとがある。
前者の打型による固型化には5重量%以上の適当な油成
分がないと工程上粉立ちが起こり成型できず、後者の場
合には30重量%前後の油成分を使用しなければならな
い。
【0007】そこで、少ない油成分量で固型化が可能
で、製造工程又は使用時にも粉立ちが起こらず、かつ成
型強度、伸び、付着性に優れたメークアップ化粧料の開
発が求められている。
【0008】
【発明を解決するための手段】本発明者等は、上記課題
を解決するために鋭意研究を行った結果、粉体を含有す
る化粧料において、粉体の少なくとも一部にチタネート
系カップリング剤処理粉体を使用することにより、油性
分を特に使用しなくともよいが、好ましくは極めて低含
量の炭化水素系油剤を含有することにより、油性感の少
ない感触で、油剤が無いか少ない使用量で肌への付着性
及び伸びに優れ、粉立ちすることが無くかつ十分な強度
を備え、固型化も可能であることを見出し、本発明を完
成するに到った。
【0009】即ち、本発明は、例えばアルキルチタネー
ト処理粉体等のチタネート系カップリング剤処理粉体及
び0〜2重量%程度、好ましくは0.5〜1.5重量%
程度の炭化水素系油剤(フッ素油を除く。)を含有した
メークアップ化粧料であり、油性感の少ない感触で、少
ない油剤の使用量で肌への付着性及び伸びに優れた化粧
料を提供し、更に固型化する場合においても少ない油剤
の使用量にも拘わらず十分な強度のある固型メークアッ
プ化粧料を提供することができる。更に、本発明のメー
クアップ化粧料には、シリコーン油及び/又はフッ素油
を、形態、価格等の面で好ましくは多くとも60重量%
程度、更に好ましくは多くとも30重量%程度含有する
ことができる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明に使用されるチタネート系
カップリング剤処理粉体に用いられるチタネート系カッ
プリング剤としては、カップリング剤として広く使用さ
れるチタネート(E.Pluedemann,J.Adhesion,Vol.2,184
(1970)参照。)であればよく、アルキルチタネート、特
にアルキル基:Rの炭素数8〜24のアルキル基を有す
るアルキルチタネートが好ましい。チタネート系カップ
リング剤としては、例えば、イソプロピルトリイソステ
アロイルチタネート、イソプロピルトリオクタノイルチ
タネート、イソプロピルジメタクリルイソステアロイル
チタネート、イソプロピルイソステアロイルジアクリル
チタネート、ジイソステアロイルエチレンチタネート等
の長鎖カルボン酸型、例えばテトライソピルビス(ジオ
クチルホスファイト)チタネート、テトラオクチルビス
(ジトリデシルホスファイト)チタネート、テトラ(2,
2-ジアリルオキシメチル-1-ブチル)ビス(ジトリデシル
ホスファイト)チタネート等のピロリン酸型、例えばイ
ソプロピルトリス(ジオクチルピロホスフェート)チタ
ネート、ビス(ジオクチルピロホスフェート)オキシア
セテートチタネート、ビス(ジオクチルピロホスフェー
ト)エチレンチタネート等の亜リン酸型、イソプロピル
トリ(N−アミドエチル・アミノエチル)チタネート等
のアミノ酸型、イソプロピルトリクミルフェニルチタネ
ート、ジクミルフェニルオキシアセテートチタネート等
が挙げられるが、本発明の効果を十分に発揮し、かつ経
済性の点からはイソプロピルトリイソステアロイルチタ
ネートが特に好ましい。
【0011】上記チタネート系カップリング剤(以下、
単に「チタネート」と略記することがある。)を使用し
て、チタネート処理粉体を調製するには粉体を常法によ
りチタネート処理をすればよい。本発明に用いられるチ
タネート処理法としては、直接法、湿式法等が用いられ
る。直接法では、使用する無機粉体にチタネートを単独
又はヘキサン等の適当な不活性溶媒に希釈し、配合混合
後乾燥して反応させる。湿式法では、水等の溶媒に粉体
を分散させ、チタネートを添加し反応させる。使用する
チタネートの量は、全粉体に対して、好ましくは0.0
1〜5重量%程度で、より好ましくは、0.1〜2重量
%程度である。
【0012】本発明に使用される粉体としては、顔料成
分やその他化粧料用に使用される粉体であれば無機、有
機粉体の何れでもよく、例えばタルク、カオリン、マイ
カ、合成マイカ、セリサイト、酸化チタン、酸化亜鉛、
シリカ、アルミナ、炭酸カルシウム、硫酸マグネシウム
等の無機粉体、例えばデンプン、シリコーンビーズ、ポ
リエチレン、ポリウレタン、ポリアクリレート、ポリス
チレン等の有機粉体が使用される。
【0013】本発明の化粧料は、チタネート非処理の粉
体を一部含んでいてもよく、チタネート処理粉体は全粉
体の1/2以上が好ましく、より好ましくは2/3以上
である。
【0014】本発明に使用される炭化水素系油剤として
は、炭素鎖を骨格とする油性の有機物、例えば動植物
油、脂肪酸及びその誘導体(エステル等。)、脂肪族ア
ルコール及びその誘導体(エーテル等。)、その他の炭
化水素系の油剤(例えば、炭化水素等。)が使用される
が、フッ素油は除かれる。
【0015】動植物油としては、例えばオリーブ油、サ
フラワー油、大豆油等が挙げられる。
【0016】脂肪酸及びその誘導体(エステルも含
む。)としては、ステアリン酸、オレイン酸等の脂肪
酸、及びセチルイソオクタン酸エステル、アルキル炭酸
エステル、トリイソオクタン酸グリセリル、イソプロピ
ルミリステート、プロピレングリコールジオクタノエー
ト等が挙げられる。
【0017】脂肪族アルコール及びその誘導体(エーテ
ルも含む。)としては、例えばプロピレングリコール、
ジセチルエーテル、ジオクチルエーテル等が挙げられ
る。
【0018】その他の炭化水素系の油剤としては、例え
ば流動パラフィン、ポリブテン、水素添加ポリブテン、
αオレフィンオリゴマー、スクワラン等の炭化水素が挙
げられる。
【0019】本発明に使用される炭化水素系油剤の含有
量は、本発明の全化粧料中多くとも2重量%程度、即ち
0〜2重量%程度、好ましくは0.5〜1.5重量%程
度である。
【0020】本発明には、形態や感触の改良を行う目的
でシリコーン油及び/又はフッ素油を使用することがで
き、使用する場合好ましくは、本発明の化粧料中多くと
も60重量%程度、即ち0〜60重量%程度、より好ま
しくは多くとも30重量%程度使用することができる。
特に、当該炭化水素系油剤の含有量が0の場合には、シ
リコーン油及び/又はフッ素油を含有せしめるとよい。
【0021】本発明にシリコーン油及び/又はフッ素油
を使用する場合、用いられるシリコーン油としては、揮
発性シリコーンが好ましい。シリコーンとしては、例え
ば、デカメチルシクロペンタシロキサン等の3〜5員環
の環状シリコーン、低分子量ジメチルシリコーン等が使
用される。
【0022】本発明の化粧料ににフッ素油を使用する場
合、用いられるフッ素油としては、例えば、パーフルオ
ロポリエーテル(例えば、アウジモント社製「フォンブ
リン」)等が挙げられる。
【0023】本発明の化粧料には、処理粉体の分散性を
改善する目的で、例えばポリグリセリン脂肪酸エステ
ル、ソルビタン脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エス
テル、庶糖脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンアルキ
ルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルエーテルカル
ボキシレート、ポリオキシエチレンアルキルエーテルホ
スフェート等の界面活性剤、例えば 有機ペントナイ
ト、パルミチン酸デキストリン等の油の増粘剤、例え
ば、ビタミン、動植物抽出物等の活性成分、防腐剤、香
料等従来から化粧料に配合使用される添加剤を適宜添加
することができる。
【0024】本発明の化粧料はSPFが高く、紫外線吸収
にも優れているが、特にアルキルチタネート処理酸化チ
タン、酸化亜鉛等の紫外線散乱剤が揮発性シリコーンと
の混和性、分散性に優れているため、これ等を使用する
とより高いSPFの化粧用が得られるので好ましい。
【0025】本発明の化粧料は、全てのメークアップ化
粧料、例えばクリーム状、液状、固型、その他のファン
デーション、白粉・打ち粉、マスカラ、アイライナー等
に適用でき、特に固型のファンデーションに限らず、全
てのファンデーションに利用可能である。
【0026】
【実施例】次に、実施例及び比較例を挙げて本発明を更
に説明するが、本発明はこれによって何ら限定されるも
のではない。
【0027】(実施例1) (成型法)イソプロピルトリイソステアロイルチタネー
トをそれぞれの粉体(タルク、マイカ又は酸化チタン)
に対して2重量%を秤量し、実験用Vブレンダーに入
れ、1時間混合した。混合後取り出し、乾燥機に入れ1
50℃で20分間放置し、チタネート処理粉体とした。
タルク、マイカ又は酸化チタンをそれぞれ同様な方法で
チタネート処理した後、それぞれの処理粉体(チタネー
ト処理タルク:80、チタネート処理セリサイト:1
5,チタネート処理酸化チタン:5)を表1に示すスク
ワラン量にて、Vブレンダーで混合し、これを所定の型
に入れ打型し固型メークアップ化粧料を製造した。
【0028】以下の方法により、油剤の分量が異なる固
型メークアップ化粧料について評価を行った。
【0029】(評価方法)粉立ちが無く、ワレが無い等
の外観評価と、定量的な評価から4段階評価を行った。 ◎:非常に良い;○:良い;△:悪い;及び×:非常に
悪い。
【0030】肌への付着性は皮膚にむらの無い度合いに
よる。粉立ちは試料をコップに取り、これを所定の高さ
から空けたとき粉塵が立つ度合いによる。成型性は成型
物をパフで撫でたとき、粉が表面に浮く或いは成型物の
割れの程度による。強度は強度試験による。単位:kg
/cm2
【0031】(評価結果)評価結果を表1に示す。
【0032】
【表1】添加量:重量部
【0033】表1より明らかなように、本発明の化粧料
では粉体に対する炭化水素系油剤、即ちスクワランの量
が少なくても、強度が高く型崩れせず、付着性に優れて
いる。尚、上記の如く粉立ちの面でも全て、良い:○の
評価であった。
【0034】(比較例)上記実施例1において、チタネ
ート処理しない、タルク、セリサイト及び酸化チタンを
使用して、同様に実施例1を繰り返し固型メークアップ
化粧料を製造した。スクワランを10部以上使用しても
成型性が悪く、ワレ、粉立ちが見られた。
【0035】通常、チタネート処理されていない粉体で
は、油成分を10%以上使用しないと強度が十分でな
く、固型メークアップ化粧料の成型は不可能で、付着性
もよくない。
【0036】一方、本発明のメークアップ化粧料におい
ては、本発明に使用する炭化水素系油剤は2%以下でも
成型可能で、付着性にも優れている。
【0037】(実施例2)表2に示す処方にて、実施例
1と同様な方法で成型し化粧料を製造して、成型性や肌
への付着性を評価した。
【0038】(評価方法)実施例1と同様な方法で、成
型性、強度、付着性を評価した。 ◎:非常に良い;○:良い;△:悪い;及び×:非常に
悪い。
【0039】(評価結果)評価結果を表2に示す。
【0040】
【表2】添加量;重量部
【0041】表2より明らかなように、脂肪酸処理粉体
含有メークアップ化粧料はスクワラン量が不足すると強
度、付着性が出ないのに対して、本発明のチタネート処
理粉体含有メークアップ化粧料はスクワラン量が少なく
ても強度、付着性共に十分であった。揮発性シリコーン
量は付着性、強度の増強にはあまり寄与しないことも分
かった。即ち、本発明のメークアップ化粧料では、少な
いスクワラン量、揮発性シリコーン量によって、流し込
み法によって成型しても十分な強度が得られ成型可能で
あり、更に付着性にも優れている。
【0042】(実施例3)実施例1と同様の方法で、下
記表3に示す処方でファンデーションを製造した。
【0043】
【表3】
【0044】(評価結果)肌への付着性に優れ、長時間
化粧崩れしないファンデーションが得られた。
【0045】(実施例4) (油性ファンデーション)実施例1と同様の方法で処理さ
れた粉体を使用し、下記表4に示す処方で油性ファンデ
ーションを製造した。
【0046】A成分を80℃に加熱した後攪拌しなが
ら、同温度に加温したB成分を加えて乳化する。放令し
ながら、攪拌を継続し30℃で放置し製品とした。
【0047】
【表4】数値:重量% *1:アウジモント社製「フォンブリン」HC−25
【0048】(評価結果)何れも肌に良く付着し、油性
感の少ないファンデーションが得られた。
【0049】(実施例5) (2層型ファンデーション)下記表5に示す処方で、実
施例1と同様の方法により2層型ファンデーションを製
造した。その際、A成分をホモミキサーにて攪拌しなが
らB成分を徐々に加えた。
【0050】
【表5】数値:重量% *1:アウジモント社製「フォンブリン」HC−25
【0051】(評価結果)何れも油性感が少なく、肌へ
の付着性に優れ、耐水性の良いファンデーションが得ら
れた。
【0052】(実施例6) (炭化水素系油剤非含有ファンデーション)下記表6に
示すの処方で、実施例1と同様の方法によりファンデ−
ションを製造した。
【0053】
【表6】数値:重量% *1: タルク、セリサイト、マイカ及び顔料(ベンガ
ラ、黒酸化鉄、黄酸化鉄)よりなる一定組成の粉体混合
物を実施例1と同様な方法で処理をした粉体; *2:アウジモント社製「フォンブリン」HC−25
(パ−フルオロポリエ−テル)。
【0054】(評価結果)肌への付着性に優れ、油性感
が無く油成分を含有することなしに、長期間化粧崩れの
しないファンデーションが得られた。
【0055】
【発明の効果】本発明のメークアップ化粧料は、粉体を
含有する化粧料においてチタネート処理粉体を含有する
ことにより、粉立ちが起こらず、油性感の少ない感触
で、少ない炭化水素系油剤の使用量で肌への付着性及び
伸びに優れ、更に固型化する場合においても少ない油剤
の使用量で十分な強度を持たせることができる。そのた
め、夏場等油性感の少ない低い油成分量が好まれるとき
に、本発明のメークアップ化粧料は極めて有用である。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年5月27日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0032
【補正方法】変更
【補正内容】
【0032】
【表1】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0040
【補正方法】変更
【補正内容】
【0040】
【表2】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0043
【補正方法】変更
【補正内容】
【0043】
【表3】
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0047
【補正方法】変更
【補正内容】
【0047】
【表4】
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0050
【補正方法】変更
【補正内容】
【0050】
【表5】
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0053
【補正方法】変更
【補正内容】
【0053】
【表6】

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】チタネート系カップリング剤処理粉体を含
    有することを特徴とするメークアップ化粧料。
  2. 【請求項2】多くとも2重量%の炭化水素系油剤を含有
    する請求項1記載の化粧料。
  3. 【請求項3】チタネート系カップリング剤がアルキルチ
    タネートである請求項1記載の化粧料。
  4. 【請求項4】炭化水素系油剤が炭素鎖を骨格とする油性
    の有機物で、動植物油、脂肪酸及びその誘導体、脂肪族
    アルコール及びその誘導体並びに炭化水素から選択され
    る少なくとも1種である請求項2記載の化粧料。
  5. 【請求項5】更に、シリコーン油及び/又はフッ素油を
    含有する請求項2記載の化粧料。
  6. 【請求項6】シリコーン油及び/又はフッ素油の含量
    が、多くとも60重量%である請求項5記載の化粧料。
  7. 【請求項7】固型メークアップ化粧料である請求項1記
    載の化粧料。
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