JPS5915537Y2 - けらば役物 - Google Patents

けらば役物

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Publication number
JPS5915537Y2
JPS5915537Y2 JP11069279U JP11069279U JPS5915537Y2 JP S5915537 Y2 JPS5915537 Y2 JP S5915537Y2 JP 11069279 U JP11069279 U JP 11069279U JP 11069279 U JP11069279 U JP 11069279U JP S5915537 Y2 JPS5915537 Y2 JP S5915537Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shingle
piece
keraba
accessory
roofing
Prior art date
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Expired
Application number
JP11069279U
Other languages
English (en)
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JPS5629121U (ja
Inventor
浩 益野
Original Assignee
株式会社クボタ
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社クボタ filed Critical 株式会社クボタ
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Publication of JPS5629121U publication Critical patent/JPS5629121U/ja
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  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は屋根のけらば水切構造に関する。
従来のけらば納まりは、第3図に示す如く野地板1のけ
らば端上面にのぼり木10が載置され、該のぼり木10
を覆って野地板1の反けらば側には防水用のルーフイン
グ2を介して水切材3が載置される。
しかして、該水切材3は水返し35 aおよび水切突条
35 bが形成された下片35、該下片のけらば側端縁
から鉛直方向に形成された立上片36、反けらば側への
張出片37、前記のぼり木10を包む上片38および下
端に水返し39 aが形成された水切垂下片39よりな
る。
そして、屋根材5は前記下片35と張出片37との間に
挿入され、屋根材5と下片35との間にはコーキング材
6が介在され、また、前記ルーフイング2はのぼり木1
0上面までのびて防水されている。
併しながらこのような構造では、水切材3の下片35上
面に泥やほこりが浸入堆積し、湿気を帯び、そのため該
下片35上を屋根傾斜に沿って流下する水を阻止し、前
記性などを媒体として雨水が反けらば野地板上に浸入し
易い。
また、けらば側下方より吹きつける雨水によってのぼり
木10が腐蝕するなどの欠点があった。
本考案は上記欠点を除き、けらば側にのぼり木を省略す
ることにより腐蝕発生を解消し、けらばにおけろ水切り
を向上せしめ、かつ、けらば端部屋根材の耐風強度を強
めたけらば水切構造を提供する。
以下本考案の一実施例を図面にもとづき説明する。
第1図において、野地板1のけらば端部の上面に防水用
のルーフイング2を介してL字状のけらば水切板3が装
着される。
該水切板3の上面にコーキング材6を介してけらば役物
4が取りつけられる。
即ち、けらば役物4はけらば長さ方向に沿って長い金属
板体の一体成形品であって、屋根材5の上下面を挾む上
片41および下片42と、それらを連結して前記屋根材
5のけらば端面に対向する立上り片43とを持ち、前記
下片42の野地板端面から張り出した部分にはけらば長
さ方向に沿って複数個の排水孔44が設けられている。
前記上片41の反けらば側光端には下側への屈曲水返片
45が形成される。
そして、前記上片41と下片42との間に前記屋根材5
が介在される。
該けらば役物4は、下片42の反けらば端付近において
、前記水切板3と共に釘7によって野地板1に固定され
る。
水切板3の上部片31の反けらば端部には上向きの水返
し33が、また、垂下片32の下端部には内向の水返片
34が形成される。
図中8は垂木、9は破風板である。
本考案のけらば納まりには笠木がないので腐蝕するおそ
れがない。
けらば役物の上片41と屋根材5との隙間から雨水が浸
入しても屋根傾斜に沿ってけらば側を流下中に排水孔4
4から落下排水される。
本考案は以上の如く屋根材のけらば端部上面に、反けら
ば端部に水返しが形成された水切板の上部片が当接され
更に、該水切板の上面にコーキング材を介してけらば役
物がとりつけられ、該けらば役物は屋根材の上下面を挾
む上片および下片と、それらを連結して前記屋根材けら
ば端面に対向する立上り片とを持ち、前記下片にはけら
ば長さ方向に沿って複数個の排水孔が設けられ、該けら
ば役物はその下片の反けらば端付近において水切板の上
部片と共に釘打固定されているため、屋根材上面とけら
ば役物との上片との隙間がら雨水が浸入しても、該雨水
は屋根傾斜に沿ってけらば側を流下中に前記排水孔より
排水される。
そして、排水孔より排水されない水が水切板上に達して
も該水切板上を屋根傾斜に沿って流下する。
従って、水が野地板まで浸入することがない。
また、けらば斜め下方から雨水が吹きつけても水切材と
けらば役物との間から水が浸入することもない。
また、屋根材はけらば端縁がけらば役物で覆われ、封着
されるため曲げ強度とめくり強度が増強され、総体的耐
風強度が強化された。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す縦断面図、第2図は従
来の屋根けらばの縦断面図である。 1・・・・・・野地板、2・・・・・・ルーフイング、
3・・・・・・けらば水切板、4・・・・・・けらば役
物、41・・・・・・上片、42・・・・・・下片、4
3・・・・・・立上片、伺・・・・・・排水孔、5・・
・・・・屋根材、6・・・・・・コーキング材、7・・
・・・・釘。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 屋根材のけらば端部下面に、反けらば端部に水返しが形
    成されたL字状水切板の上部片が当接され、更に、該水
    切板の上面にコーキング材を介してけらば役物がとりつ
    けられ、該けらば役物は、前記屋根材の上下面を挾む上
    片および下片と、それらを連結して前記屋根材けらば端
    面に対向する立上片とを持ち、前記下片にはけらば長さ
    方向に沿って複数個の排水孔が設けられ、該けらば役物
    はその下片の反けらば端付近において前記水切板の上部
    片と共に釘打固定されたことを特徴とする屋根のけらば
    水切構造。
JP11069279U 1979-08-10 1979-08-10 けらば役物 Expired JPS5915537Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP11069279U JPS5915537Y2 (ja) 1979-08-10 1979-08-10 けらば役物

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JP11069279U JPS5915537Y2 (ja) 1979-08-10 1979-08-10 けらば役物

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5629121U JPS5629121U (ja) 1981-03-19
JPS5915537Y2 true JPS5915537Y2 (ja) 1984-05-08

Family

ID=29343215

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JP11069279U Expired JPS5915537Y2 (ja) 1979-08-10 1979-08-10 けらば役物

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JPS5629121U (ja) 1981-03-19

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