JPS5817859Y2 - 笠木板 - Google Patents
笠木板Info
- Publication number
- JPS5817859Y2 JPS5817859Y2 JP1978040127U JP4012778U JPS5817859Y2 JP S5817859 Y2 JPS5817859 Y2 JP S5817859Y2 JP 1978040127 U JP1978040127 U JP 1978040127U JP 4012778 U JP4012778 U JP 4012778U JP S5817859 Y2 JPS5817859 Y2 JP S5817859Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- board
- inclined plate
- downward
- kasagi
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は換気孔を有する笠木板に係り、更に詳しくは金
属板を両側に傾斜させて笠状に形成すると共にその末端
部に上向受溝を形成し、更にジグザグ折された側面の下
向裏板に多数の換気孔を穿孔してなる笠木板に関するも
のである。
属板を両側に傾斜させて笠状に形成すると共にその末端
部に上向受溝を形成し、更にジグザグ折された側面の下
向裏板に多数の換気孔を穿孔してなる笠木板に関するも
のである。
家屋に於ては熱気が一番上部に上昇するが、従来の建物
に於てはこれ等の熱気を笠木部分から換気することが出
来ない為に、その笠木よりはるかに低い切妻面或は庇部
分に換気孔を設けて換気させ結露等をしていたが、位置
が低い為に換気が充分に行われない欠点か゛あった。
に於てはこれ等の熱気を笠木部分から換気することが出
来ない為に、その笠木よりはるかに低い切妻面或は庇部
分に換気孔を設けて換気させ結露等をしていたが、位置
が低い為に換気が充分に行われない欠点か゛あった。
本考案は従来の之等の欠点に鑑み開発された全く新規な
技術に関するものである。
技術に関するものである。
図により本考案の一実施例を具体的に説明すると、第１
図に示す如く、先ず金属板Ａの中心線１を中心にして左
右均一に山形状に折曲げて主傾斜板２を形成し、次にそ
の下端部を主傾斜板２の下部を一辺としたコ字状に折曲
げて外側起立板３及び下向裏板４を夫々形威し、かつ今
度は該下向裏板４を一辺として前記コ字形折曲とは逆の
方向に向く如くコ字形に折曲げて内側起立板５及び下向
裏板６を形成し、更に傾斜板６の末端部をＵ字状に折曲
げて上向受溝７を形成し、更に前記下向裏板４には多数
換気孔８を穿設することによって全体を構成する。
図に示す如く、先ず金属板Ａの中心線１を中心にして左
右均一に山形状に折曲げて主傾斜板２を形成し、次にそ
の下端部を主傾斜板２の下部を一辺としたコ字状に折曲
げて外側起立板３及び下向裏板４を夫々形威し、かつ今
度は該下向裏板４を一辺として前記コ字形折曲とは逆の
方向に向く如くコ字形に折曲げて内側起立板５及び下向
裏板６を形成し、更に傾斜板６の末端部をＵ字状に折曲
げて上向受溝７を形成し、更に前記下向裏板４には多数
換気孔８を穿設することによって全体を構成する。
前記下向裏板４の換気孔８は如何なる形状でも良いが、
特に第２図に示す如く、換気孔８の上縁にフード９を突
設した形状のものの方が外方から風雨が換気孔８より侵
入することを防止出来るので有効である。
特に第２図に示す如く、換気孔８の上縁にフード９を突
設した形状のものの方が外方から風雨が換気孔８より侵
入することを防止出来るので有効である。
又図中１０は上向受溝７に挿入され起立した風止ゴム板
であって、風雨の強い際に風雨が下向裏板４の換気孔８
より侵入することを防止している。
であって、風雨の強い際に風雨が下向裏板４の換気孔８
より侵入することを防止している。
この風止ゴム板１０の高さを高くした場合には、風が強
いとその先端に風によって折曲げられて外側起立板３に
密着し、風上側の換気孔８から雨水が屋内に侵入するこ
とを防止することが出来、しかも風下側の換気孔８はそ
のま・換気を続けることか゛出来る。
いとその先端に風によって折曲げられて外側起立板３に
密着し、風上側の換気孔８から雨水が屋内に侵入するこ
とを防止することが出来、しかも風下側の換気孔８はそ
のま・換気を続けることか゛出来る。
本考案に係る笠木板の使用に当っては第３図に示す如く
、合掌小屋Ｂの挿木１１上にこれを載置することによっ
て簡単に構成することが出来る。
、合掌小屋Ｂの挿木１１上にこれを載置することによっ
て簡単に構成することが出来る。
図中１２は野地板、１３は屋根材、１４は雨押板である
。
。
本考案に係る笠木板に於ては金属板を左右対象的に折曲
げて主傾斜板、起立板、下向裏板、起立板、下向裏板を
順に形成しかつ下向裏板に換気孔を穿設したので、屋内
の熱気を屋根の一番高い笠木部分から効率よく換気出来
ると共に、前記換気孔は主傾斜板及び傾斜板と平行に下
方へ傾斜して形成された下向裏板に設けられているため
に雨水が換気孔から侵入することもなく、更に両側端に
設けた上向受溝に風止ゴム板を取付ければ暴風雨時に該
ゴム板が折曲げられて外側起立板に密着するために風雨
の侵入を完全に遮断出来る。
げて主傾斜板、起立板、下向裏板、起立板、下向裏板を
順に形成しかつ下向裏板に換気孔を穿設したので、屋内
の熱気を屋根の一番高い笠木部分から効率よく換気出来
ると共に、前記換気孔は主傾斜板及び傾斜板と平行に下
方へ傾斜して形成された下向裏板に設けられているため
に雨水が換気孔から侵入することもなく、更に両側端に
設けた上向受溝に風止ゴム板を取付ければ暴風雨時に該
ゴム板が折曲げられて外側起立板に密着するために風雨
の侵入を完全に遮断出来る。
また本考案の笠木板は取付作業も簡単であって全体的に
体裁良い等の特徴を有するものである。
体裁良い等の特徴を有するものである。
第１図は本考案の笠木板の要部斜視図、第２図はその要
部の拡大断面図、第３図は使用説明斜視図である。 Ａ：金属板、Ｂ：合掌小屋、２：主傾斜板、３，５：起
立板、４：下向裏板、６：傾斜板、７：上向受溝、８：
換気孔、１３：屋根材。
部の拡大断面図、第３図は使用説明斜視図である。 Ａ：金属板、Ｂ：合掌小屋、２：主傾斜板、３，５：起
立板、４：下向裏板、６：傾斜板、７：上向受溝、８：
換気孔、１３：屋根材。
Claims (1)
- 金属板Ａの中心線１を中心にして左右対象的にジグザグ
折りすることによって屋根状の主傾斜板２、外側起立板
３、該主傾斜板２と平行な下向裏板４、内側起立板５及
び該下向裏板４と平行な傾斜板６を夫々順に連設すると
共に前記下向裏板４に多数の換気孔８を穿設し、更に前
記傾斜板６の先端に風止め用ゴム板１０を着脱自在に嵌
太し得る上向受溝７を突設してなる笠木板。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1978040127U JPS5817859Y2 (ja) | 1978-03-30 | 1978-03-30 | 笠木板 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1978040127U JPS5817859Y2 (ja) | 1978-03-30 | 1978-03-30 | 笠木板 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS54144733U JPS54144733U (ja) | 1979-10-08 |
| JPS5817859Y2 true JPS5817859Y2 (ja) | 1983-04-11 |
Family
ID=28908250
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1978040127U Expired JPS5817859Y2 (ja) | 1978-03-30 | 1978-03-30 | 笠木板 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5817859Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS562742Y2 (ja) * | 1976-04-14 | 1981-01-22 |
-
1978
- 1978-03-30 JP JP1978040127U patent/JPS5817859Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS54144733U (ja) | 1979-10-08 |
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