JPS5915397Y2 - 電池の安全弁装置 - Google Patents
電池の安全弁装置Info
- Publication number
- JPS5915397Y2 JPS5915397Y2 JP10579179U JP10579179U JPS5915397Y2 JP S5915397 Y2 JPS5915397 Y2 JP S5915397Y2 JP 10579179 U JP10579179 U JP 10579179U JP 10579179 U JP10579179 U JP 10579179U JP S5915397 Y2 JPS5915397 Y2 JP S5915397Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- safety valve
- curved portion
- battery
- valve device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- Y02E60/12—
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は電池の安全弁装置に係り、蓋板の弁孔を常時閉
塞する薄板に弁孔に臨む彎曲部を形成し電池内のガス圧
が所定値に達した時に反転するようにしてこの反転時の
反転力により彎曲部を皿状端子板に設けた切刃で確実に
破壊させるものであり、この種装置の精度の向上を計る
ものである。
塞する薄板に弁孔に臨む彎曲部を形成し電池内のガス圧
が所定値に達した時に反転するようにしてこの反転時の
反転力により彎曲部を皿状端子板に設けた切刃で確実に
破壊させるものであり、この種装置の精度の向上を計る
ものである。
以下、本考案の一実施例を図面に基づき詳述するに、1
は本考案による安全弁装置を備えた封口蓋であって、弁
孔21を設けた蓋板2と、ガス抜(L31を有し前記蓋
板2の折曲縁22によりかしめ装着される皿状端子板3
とで構成されている。
は本考案による安全弁装置を備えた封口蓋であって、弁
孔21を設けた蓋板2と、ガス抜(L31を有し前記蓋
板2の折曲縁22によりかしめ装着される皿状端子板3
とで構成されている。
而して4はその周縁が前記蓋板2と皿状端子板3とによ
り挟持され、常時は前記蓋板2に設けた弁孔21を閉塞
している薄板であって、その中央部には前記弁孔21に
臨む内向の彎曲部41が形成されている。
り挟持され、常時は前記蓋板2に設けた弁孔21を閉塞
している薄板であって、その中央部には前記弁孔21に
臨む内向の彎曲部41が形成されている。
尚、薄板4は合戒樹脂板或いは金属板で構成される。
5は前記薄板4の彎曲部41に対向する切刃であって端
子板3の一部を内側に折曲げて形成されている。
子板3の一部を内側に折曲げて形成されている。
このような安全弁装置を備えた封口蓋1は電極群6を内
挿した金属製の外装罐7の開口部に絶縁バッキング8を
介して気密液密的に装着される。
挿した金属製の外装罐7の開口部に絶縁バッキング8を
介して気密液密的に装着される。
尚、図中9は集電棒、10は集電棒9と蓋板2とを電気
接続するための導電性スプリングである。
接続するための導電性スプリングである。
次に本考案安全弁装置の作動を説明すると、内部短絡等
により電池内圧が上昇し、所定圧に達すると第2図に示
す如く薄板4の内向の彎曲部41が外向に反転して切刃
5により破壊されることになり、電池内のガスは弁孔2
1を介してガス抜孔31より大気中に排出され電池の破
壊は未然に防止される。
により電池内圧が上昇し、所定圧に達すると第2図に示
す如く薄板4の内向の彎曲部41が外向に反転して切刃
5により破壊されることになり、電池内のガスは弁孔2
1を介してガス抜孔31より大気中に排出され電池の破
壊は未然に防止される。
さて、従来のこの種装置は第3図に示すように平板状の
薄板4′を用いるものであった。
薄板4′を用いるものであった。
尚、便宜上第3図において第1図と同一要素には同一図
番を付している。
番を付している。
この従来装置においては電池内圧の上昇に応じて薄板4
′が上方に撓み、所定圧に達すると切刃5に接して破壊
されるのであるが、薄板4′の変化量が小さく、且つ切
刃5に接して破壊される際の衝撃力も弱いので薄板4′
の厚みは極めて薄くする必要がある。
′が上方に撓み、所定圧に達すると切刃5に接して破壊
されるのであるが、薄板4′の変化量が小さく、且つ切
刃5に接して破壊される際の衝撃力も弱いので薄板4′
の厚みは極めて薄くする必要がある。
これに対して本考案装置においては薄板4に弁孔に臨む
彎曲部41を形成したので、電池内圧が所定値に達した
とき、彎曲部41が反転し、切刃5により破壊されるも
のであり、薄板4の破壊される部分、即ち彎曲部41の
変化量が大きく、且つ反転時の反転力により切刃5に接
して破壊される際の衝撃力が強くなるため確実に破壊す
ることができると共に薄板4の厚さも極度に薄くする必
要もない等の実用的効果を奏するものである。
彎曲部41を形成したので、電池内圧が所定値に達した
とき、彎曲部41が反転し、切刃5により破壊されるも
のであり、薄板4の破壊される部分、即ち彎曲部41の
変化量が大きく、且つ反転時の反転力により切刃5に接
して破壊される際の衝撃力が強くなるため確実に破壊す
ることができると共に薄板4の厚さも極度に薄くする必
要もない等の実用的効果を奏するものである。
第1図及び第2図は本考案に係り、第1図は本考案安全
装置を備えた電池の要部拡大断面図、第2図は同上電池
の安全弁装置の作動状態における要部拡大断面図、第3
図は従来の安全弁装置を備えた電池の要部拡大断面図を
夫々示す。 2・・・・・・蓋板、21・・・・・・弁孔、3・・・
・・・皿状端子板、31・・・・・・ガス抜孔、4・・
・・・・薄板、41・・・・・・彎曲部、5・・・・・
・切刃。
装置を備えた電池の要部拡大断面図、第2図は同上電池
の安全弁装置の作動状態における要部拡大断面図、第3
図は従来の安全弁装置を備えた電池の要部拡大断面図を
夫々示す。 2・・・・・・蓋板、21・・・・・・弁孔、3・・・
・・・皿状端子板、31・・・・・・ガス抜孔、4・・
・・・・薄板、41・・・・・・彎曲部、5・・・・・
・切刃。
Claims (1)
- 弁孔を設けた蓋板とガス抜孔を有する皿状端子板とによ
り挟持される薄板に前記弁孔に臨む内向の彎曲部を形成
すると共に電池内ガス圧により外向に反転する前記彎曲
部を破壊する切刃を前記皿状端子板に設けてなる電池の
安全弁装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10579179U JPS5915397Y2 (ja) | 1979-07-31 | 1979-07-31 | 電池の安全弁装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10579179U JPS5915397Y2 (ja) | 1979-07-31 | 1979-07-31 | 電池の安全弁装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5624056U JPS5624056U (ja) | 1981-03-04 |
JPS5915397Y2 true JPS5915397Y2 (ja) | 1984-05-08 |
Family
ID=29338443
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10579179U Expired JPS5915397Y2 (ja) | 1979-07-31 | 1979-07-31 | 電池の安全弁装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5915397Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0535568Y2 (ja) * | 1985-02-12 | 1993-09-09 | ||
JPH054686Y2 (ja) * | 1987-03-31 | 1993-02-05 | ||
DE102017105286A1 (de) * | 2017-03-13 | 2018-09-13 | Dr. Ing. H.C. F. Porsche Aktiengesellschaft | Notentgasungsanordnung für ein Gehäuse im Kfz-Bereich |
-
1979
- 1979-07-31 JP JP10579179U patent/JPS5915397Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5624056U (ja) | 1981-03-04 |
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