JPH0414850Y2 - - Google Patents

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JPH0414850Y2
JPH0414850Y2 JP1985078321U JP7832185U JPH0414850Y2 JP H0414850 Y2 JPH0414850 Y2 JP H0414850Y2 JP 1985078321 U JP1985078321 U JP 1985078321U JP 7832185 U JP7832185 U JP 7832185U JP H0414850 Y2 JPH0414850 Y2 JP H0414850Y2
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plate
thin plate
valve device
safety valve
cover plate
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JPS61196463U (ja
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    • Y02E60/12

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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は電池の安全弁装置に関するものであ
る。
(ロ) 従来の技術 従来よりニツケルーカドミウム電池のような二
次電池に限らずリチウム電池のような一次電池に
おいても、電池内ガス圧が所定値に達した時に作
動し電池内ガスを大気中に排出して電池の破壊を
未然に防止するという機能を有する安全弁装置が
組込まれている。
第2図は本考案の前提となる従来の安全弁装置
を備えた電池を示し、1は封口蓋であつて、弁孔
2を穿設した蓋板3と、ガス抜孔4を有し且切刃
5を設けた端子板6と、弁孔2を常時閉塞する可
撓性薄板7とを具備し、蓋板3の端部を折曲して
薄板7の周縁部を環状のスペーサー8を介して蓋
板3と端子板6とにより挟持する構造を呈するも
のである。尚、第2図では蓋板の端部を折曲する
例を示したが、端子板の端部を折曲して薄板の周
縁部を蓋板と端子板とにより挟持しても良い。
又、可撓性薄板としては金属薄板や、金属と合成
樹脂とのラミネートシートが使用できる。
このような安全弁装置を備えた封口蓋1は電極
群9を内挿した外装罐10の開口部に絶縁パツキ
ング11を介して気密液密的に装着される。
ところで第2図に示す安全弁装置を組立てるに
際して蓋板3の端部を折曲してかしめる工程にお
いて、スペーサー8が矢印の方向に変形しこれに
伴い薄板7に歪ができ、中心部に撓みが生じる。
このように薄板に予じめ撓みが生じていると弁作
動圧の値にバラツキが生じ精度面で問題がある。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 本考案は高精度の安全弁装置を提供することを
目的とする。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本考案は蓋板に薄板側に向つて突出する環状突
部を形成したことを特徴とする。
(ホ) 作用 本考案によれば、安全弁装置を組立てるに際し
て蓋板或いは端子板の端部を折曲してかしめる工
程においてスペーサーが内方へ変形するが、その
変形は蓋板に形成した環状突部の部分で遮断され
るため薄板に歪が生じるのが抑制される。
(ヘ) 実施例 以下本考案の実施例を第1図に基づき説明する
が、第1図において第2図と同一要素には同一図
番を付し説明は省略する。
第1図において3aは本考案の要旨とする環状
突部であつて、蓋板3の薄板7側に形成されてい
る。
本考案による安全弁装置を組立てるに際し、蓋
板3の端部を折曲してかしめる工程において、ス
ペーサー8は第2図の場合と同様に内方へ変形す
るがその変形は環状突部3aの部分で遮断され
る。その結果、薄板7の歪は抑制され、撓むこと
なくセツトされるので電池内ガス圧に対して適確
に応答することになる。
又、端子板6に設けた環状凹部6aはスペーサ
ー8が変形する時の逃しのためである。
(ト) 考案の効果 上述した如く、本考案によれば高精度の安全弁
装置を得ることができるものであり、その実用的
価値は極めて大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による安全弁装置を備えた電池
の要部拡大断面図、第2図は本考案の前提となる
安全弁装置を備えた電池の要部拡大断面図を夫々
示す。 1……封口蓋、2……弁孔、3……蓋板、3a
……環状突部、4……ガス抜孔、5……切刃、6
……端子板、6a……環状凹所、7……可撓性薄
板、8……スペーサー、9……電極群、10……
外装罐、11……絶縁パツキング。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 弁孔を穿設した蓋板と、ガス抜孔を有し且切刃
    を設けた端子板と、前記弁孔を常時閉塞する可撓
    性薄板とを具備し、前記蓋板或いは端子板の端部
    を折曲して前記薄板の周縁部を環状のスペーサー
    を介して蓋板と端子板とにより挟持するものであ
    つて、前記蓋板に前記薄板側に向つて突出する環
    状突部を形成してなる電池の安全弁装置。
JP1985078321U 1985-05-24 1985-05-24 Expired JPH0414850Y2 (ja)

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JPS61196463U JPS61196463U (ja) 1986-12-08
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Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5669868U (ja) * 1979-11-02 1981-06-09
JPS57195762U (ja) * 1981-06-08 1982-12-11
JPS58101464U (ja) * 1981-12-28 1983-07-09 新神戸電機株式会社 密閉型アルカリ蓄電池

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Publication number Publication date
JPS61196463U (ja) 1986-12-08

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