JPS6020283Y2 - 電池の安全弁装置 - Google Patents

電池の安全弁装置

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Publication number
JPS6020283Y2
JPS6020283Y2 JP9367579U JP9367579U JPS6020283Y2 JP S6020283 Y2 JPS6020283 Y2 JP S6020283Y2 JP 9367579 U JP9367579 U JP 9367579U JP 9367579 U JP9367579 U JP 9367579U JP S6020283 Y2 JPS6020283 Y2 JP S6020283Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
hole
terminal plate
valve
gas vent
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Expired
Application number
JP9367579U
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English (en)
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JPS5611468U (ja
Inventor
宏之助 池田
久夫 大石
正樹 吉田
Original Assignee
三洋電機株式会社
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Publication date
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    • Y02E60/12

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  • Gas Exhaust Devices For Batteries (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は電池の安全弁装置に関するものであり精度の同
上、耐漏液性の改善及び安全性の改良を目的とする。
以下本考案の一実施例を第1図及び第2図に基づき詳述
するに、1は本考案による安全弁装置を備えた封口蓋で
あって、弁孔21を穿設した蓋板2と、ガス抜孔31を
有し前記蓋板2の折曲縁22によりかしめ装置される皿
状端子板3とよりなり内部に弁室4が形成されている。
5は前記弁孔21を常時閉塞する薄板であってその周縁
部は蓋板2と皿状端子板3とで挾持される。
6はその詳細を第2図に示すように例えば合成樹脂より
なる有底筒状部材であって、その内底面に切刃部61が
一体形成されていると共に底壁62に貫通孔6が形設さ
れており、この貫通孔63は有底筒状部材6を皿状端子
板3の凹所に嵌着した際に皿状端子板6に設けたガス抜
孔31に対して非鉛直線上に位置している。
そしてこの有底筒状部材6の開口面壁により薄板5は蓋
板2の内底面に押圧されている。
このような安全弁装置を備えた封口蓋1は電極群7を内
挿した外装缶8の開口部に絶縁バッキング9を介して気
密液密的に装着される。
安全弁装置の作動を説明すると、内部短絡等により電池
内圧が上昇すれば、薄板5が第1図の破線の如く上方に
撓み、所定圧に達すると薄板5が切刃部61に接して破
壊され電池内ガスは有底筒状部材6の貫通孔63を介し
て実線矢印の経路を経てガス抜孔31より大気中に排出
され電池の破壊を未然に防止する。
さて、従来この種装置を第3図に示す。
尚第3図において第1図と同一要素は便宜上同一図番を
付した。
従来装置においては本考案装置における有底筒状部材が
存在しないため、薄板5の周縁部を皿状端子板3の端部
と共に蓋板2の折曲縁22でかしめ装着する場合、その
かしめ時の圧により薄板5の中心部が反りを生じ、その
結果通常の状態においても薄板5が切刃10に接して破
壊される懸念があると共に薄板5の反りを因として薄板
5と蓋板2との密着性が損なわれ、電池内部にガス発生
し始める時点において弁孔21を介して薄板5の弁孔2
1に対向する部分以外にガスが到達することになり、所
定圧を適確に検出することができず精度面で問題があっ
た。
又、ガス抜孔11と弁孔21とは鉛直線上に位置してい
るため、弁作動時にガスが一気にガス抜孔11を介して
大気中に排出されることになりガスに伴って霧状の電解
液が電池外に漏出すると共にガス抜孔11より誤って細
線等を差込めば薄板5が破壊されるという不具合があっ
た。
これに対して本考案装置に依れば皿状端子板の凹所に嵌
着される有底筒状部材で薄板を押圧しているのでかしめ
時の圧は有底筒状部材の筒壁に吸収され薄板の中心部に
作用することを阻止できるので薄板の反りが生じること
がなく、依って蓋板と薄板とは常に高い密着性を維持す
ることができ高精度の安全弁が得られる。
又、有底筒状部材には切刃部が一体的に設けられており
、且つガス抜孔と弁孔とを連通させるために有底筒状部
材に形設されている貫通孔がガス抜孔に対して非鉛直線
上に位置しているため、弁作動時におけるガスの経路は
第1図の矢印の如く迂回することになり、ガスに伴なう
霧状の電解液が電池外に排出されるのを阻止することが
でき耐漏液性の改善が計れると共にガス抜孔より細い線
等を差込んでも薄板に到達するのを阻止でき安全性の改
良も計れる等、種々の実用的価値を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本考案に係り、第1図は本考案安全
弁装置を備えた電池の要部拡大断面図、第2図は有底筒
状部材の一部切欠いた斜視図、第3図は従来の安全弁装
置を備えた電池の要部拡大断面図を夫々示す。 1・・・・・・封口蓋、2・・・・・・蓋板、21・・
・・・・弁孔、3・・・・・・皿状端子板、31・・・
・・・ガス抜孔、5・・・・・・薄板、6・・・・・・
有底筒状部材、61・・・・・・切刃部、62・・・・
・・底壁、63・・・・・・貫通孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 弁孔を穿設した蓋板と、ガス抜孔を有する皿状端子板と
    、前記蓋板と端子板とにより周縁部が挾持され前記弁孔
    を常時閉塞する薄板と、前記蓋板と端子板とで形成され
    る弁室内に倒立状態で配されその開口面壁により前記薄
    板を前記蓋板の内底面に押圧する有底筒状部材とを備え
    、前記有底筒状部材には内底面に前記薄板と対向する切
    刃が形成されていると共に、底壁に前記端子板に設けた
    ガス抜孔に対して非鉛直線上に貫通孔が形設されている
    ことを特徴とする安全弁装置。
JP9367579U 1979-07-06 1979-07-06 電池の安全弁装置 Expired JPS6020283Y2 (ja)

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JPS5611468U JPS5611468U (ja) 1981-01-31
JPS6020283Y2 true JPS6020283Y2 (ja) 1985-06-18

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ID=29326581

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0629887Y2 (ja) * 1984-10-08 1994-08-10 三洋電機株式会社 電池の安全弁装置
JPH0521829Y2 (ja) * 1984-10-20 1993-06-04
JPH0646064Y2 (ja) * 1987-12-29 1994-11-24 松下電器産業株式会社 電池の安全弁装置

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JPS5611468U (ja) 1981-01-31

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