JPS634363Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS634363Y2 JPS634363Y2 JP16145381U JP16145381U JPS634363Y2 JP S634363 Y2 JPS634363 Y2 JP S634363Y2 JP 16145381 U JP16145381 U JP 16145381U JP 16145381 U JP16145381 U JP 16145381U JP S634363 Y2 JPS634363 Y2 JP S634363Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cutting blade
- battery
- gas
- thin plate
- plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 3
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 239000004743 Polypropylene Substances 0.000 description 1
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Classifications
-
- Y02E60/12—
Landscapes
- Gas Exhaust Devices For Batteries (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は電池の安全弁装置に関し、特に電池内
のガス圧上昇によつて撓む可撓性薄板を、蓋板の
内面に垂設した切刃によつて切込む装置の改良に
関する。
のガス圧上昇によつて撓む可撓性薄板を、蓋板の
内面に垂設した切刃によつて切込む装置の改良に
関する。
この種従来装置を第4図及び第5図に示す。第
4図は蓋板の一部破断せる斜視図、第5図は弁作
動時の要部断面図である。これらの図面におい
て、Aは電池の外装缶の上面開口を施蓋する蓋板
にして、その内面に切起により切刃Bが垂設さ
れ、その切起跡にガス抜孔Cが形成される。切刃
Bは電池内のガス発生によつて可撓性の合成樹脂
薄板Dが撓むとき、該薄板に切込むが、その際薄
板Dの切込部Eが切刃Bの外側面に密着あるいは
切込部Eが熱により溶融して切刃Bの外側面に密
着してまつわりつき、ガスの逃げ口を塞いでしま
い安全弁装置が十分に作動しない欠点がある。
4図は蓋板の一部破断せる斜視図、第5図は弁作
動時の要部断面図である。これらの図面におい
て、Aは電池の外装缶の上面開口を施蓋する蓋板
にして、その内面に切起により切刃Bが垂設さ
れ、その切起跡にガス抜孔Cが形成される。切刃
Bは電池内のガス発生によつて可撓性の合成樹脂
薄板Dが撓むとき、該薄板に切込むが、その際薄
板Dの切込部Eが切刃Bの外側面に密着あるいは
切込部Eが熱により溶融して切刃Bの外側面に密
着してまつわりつき、ガスの逃げ口を塞いでしま
い安全弁装置が十分に作動しない欠点がある。
本考案はかかる点に鑑み考案されたものにし
て、ガス抜孔を有する蓋板の内面に切刃を垂設
し、該切刃により電池内のガス圧上昇によつて撓
む可撓性薄板を切込むものであつて、前記切刃
に、前記薄板の切込時にその切込部の表裏面を連
通し電池内のガスを前記ガス抜孔から逃がす透孔
部を設けるものである。
て、ガス抜孔を有する蓋板の内面に切刃を垂設
し、該切刃により電池内のガス圧上昇によつて撓
む可撓性薄板を切込むものであつて、前記切刃
に、前記薄板の切込時にその切込部の表裏面を連
通し電池内のガスを前記ガス抜孔から逃がす透孔
部を設けるものである。
以下本考案の一実施例を図面に基いて説明す
る。第1図は本考案による装置を有する電池の要
部断面図、第2図は蓋板の一部破断せる斜視図、
第3図は弁作動時の要部断面図である。これらの
図面において、1は本考案による安全弁装置を備
えた封口蓋である。該封口蓋は弁孔2を形設した
金属性内蓋3と、ガス抜孔4を有し内蓋3の折曲
縁5によりかしめ装着される端子兼用の蓋板6
と、弁孔2を閉塞し、その周縁が内蓋3及び蓋板
6により挟持される可撓性薄板7とで構成され
る。該可撓性薄板としては、ポリプロピレン樹脂
板あるいはポリエチレン樹脂板が一般的に用いら
れる。
る。第1図は本考案による装置を有する電池の要
部断面図、第2図は蓋板の一部破断せる斜視図、
第3図は弁作動時の要部断面図である。これらの
図面において、1は本考案による安全弁装置を備
えた封口蓋である。該封口蓋は弁孔2を形設した
金属性内蓋3と、ガス抜孔4を有し内蓋3の折曲
縁5によりかしめ装着される端子兼用の蓋板6
と、弁孔2を閉塞し、その周縁が内蓋3及び蓋板
6により挟持される可撓性薄板7とで構成され
る。該可撓性薄板としては、ポリプロピレン樹脂
板あるいはポリエチレン樹脂板が一般的に用いら
れる。
而して蓋板6の内面に切刃8が垂設される。実
施例においては、該切刃は切起しにより形成さ
れ、その切起跡にガス抜孔4が形成される。切刃
8には、該切刃と相似形状の透孔部9が形成され
ている。
施例においては、該切刃は切起しにより形成さ
れ、その切起跡にガス抜孔4が形成される。切刃
8には、該切刃と相似形状の透孔部9が形成され
ている。
このような安全弁装置を備えた封口蓋1は電極
群10を内挿した外装缶11の開口に絶縁パツキ
ング12を介して気密、液密的に装着される。
群10を内挿した外装缶11の開口に絶縁パツキ
ング12を介して気密、液密的に装着される。
安全弁装置の作動を説明すると、例えば内部短
絡による発熱によつて電解液が蒸発しガスが発生
すると、このガス圧により可撓性薄板7が第1図
中破線で示す如く上方に撓み、第3図に示すよう
に可撓性薄板7が切刃8により切込まれる。可撓
性薄板7の切込部13の表裏面即ち第3図の切込
部13の上下部は、切刃8の透孔部9を介して連
通する。このため電池内のガスは透孔部9を通
り、ガス抜孔4から大気中に排出され、電池の破
壊を未然に防止する。
絡による発熱によつて電解液が蒸発しガスが発生
すると、このガス圧により可撓性薄板7が第1図
中破線で示す如く上方に撓み、第3図に示すよう
に可撓性薄板7が切刃8により切込まれる。可撓
性薄板7の切込部13の表裏面即ち第3図の切込
部13の上下部は、切刃8の透孔部9を介して連
通する。このため電池内のガスは透孔部9を通
り、ガス抜孔4から大気中に排出され、電池の破
壊を未然に防止する。
尚切刃8は別途金属板を成形加工して形成し、
これを蓋板6の内面においてガス抜孔4に対応す
る位置に接合するようにしてもよい。
これを蓋板6の内面においてガス抜孔4に対応す
る位置に接合するようにしてもよい。
以上の如く本考案によれば、ガス抜孔を有する
蓋板の内面に切刃を垂設し、該切刃により電池内
のガス圧上昇によつて撓む可撓性薄板を切込むも
のであつて、前記切刃に前記薄板の切込時にその
切込部の表裏面を連通し電池内のガスを前記ガス
抜孔から逃がす透孔部を設けたから、前記切込部
が前記切刃の両側面に密着する場合にも、前記透
孔部がガス逃げ口となり、該透孔部を介してガス
が排出されることになるので、安全弁装置の信頼
性を従来装置に比して向上することができる。
蓋板の内面に切刃を垂設し、該切刃により電池内
のガス圧上昇によつて撓む可撓性薄板を切込むも
のであつて、前記切刃に前記薄板の切込時にその
切込部の表裏面を連通し電池内のガスを前記ガス
抜孔から逃がす透孔部を設けたから、前記切込部
が前記切刃の両側面に密着する場合にも、前記透
孔部がガス逃げ口となり、該透孔部を介してガス
が排出されることになるので、安全弁装置の信頼
性を従来装置に比して向上することができる。
第1図乃至第3図は本考案による装置の一実施
例を示し、第1図は本考案による装置を有する電
池の要部断面図、第2図は蓋板の一部破断せる斜
視図、第3図は弁作動時の要部断面図であり、第
4図及び第5図は従来装置を示し、第4図は蓋板
の一部破断せる斜視図、第5図は弁作動時の要部
断面図である。 4……ガス抜孔、6……蓋板、8……切刃、7
……可撓性薄板、13……切込部、9……透孔
部。
例を示し、第1図は本考案による装置を有する電
池の要部断面図、第2図は蓋板の一部破断せる斜
視図、第3図は弁作動時の要部断面図であり、第
4図及び第5図は従来装置を示し、第4図は蓋板
の一部破断せる斜視図、第5図は弁作動時の要部
断面図である。 4……ガス抜孔、6……蓋板、8……切刃、7
……可撓性薄板、13……切込部、9……透孔
部。
Claims (1)
- ガス抜孔を有する蓋板の内面に切刃を垂設し、
該切刃により電池内のガス圧上昇によつて撓む可
撓性薄板を切込むものであつて、前記切刃に前記
薄板の切込時にその切込部の表裏面を連通し電池
内のガスを前記ガス抜孔から逃がす透孔部を設け
てなる電池の安全弁装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16145381U JPS5865762U (ja) | 1981-10-28 | 1981-10-28 | 電池の安全弁装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16145381U JPS5865762U (ja) | 1981-10-28 | 1981-10-28 | 電池の安全弁装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5865762U JPS5865762U (ja) | 1983-05-04 |
JPS634363Y2 true JPS634363Y2 (ja) | 1988-02-03 |
Family
ID=29953823
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16145381U Granted JPS5865762U (ja) | 1981-10-28 | 1981-10-28 | 電池の安全弁装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5865762U (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0521829Y2 (ja) * | 1984-10-20 | 1993-06-04 | ||
JP5342893B2 (ja) * | 2009-02-12 | 2013-11-13 | Fdkエナジー株式会社 | 筒状電池 |
-
1981
- 1981-10-28 JP JP16145381U patent/JPS5865762U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5865762U (ja) | 1983-05-04 |
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