JPS6020281Y2 - 電池の安全弁装置 - Google Patents
電池の安全弁装置Info
- Publication number
- JPS6020281Y2 JPS6020281Y2 JP8138579U JP8138579U JPS6020281Y2 JP S6020281 Y2 JPS6020281 Y2 JP S6020281Y2 JP 8138579 U JP8138579 U JP 8138579U JP 8138579 U JP8138579 U JP 8138579U JP S6020281 Y2 JPS6020281 Y2 JP S6020281Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- safety valve
- elastic body
- valve device
- terminal plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- Y02E60/12—
Landscapes
- Gas Exhaust Devices For Batteries (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は電池の安全弁装置に関するものであり、精度の
向上を目的とするものである。
向上を目的とするものである。
以下本考案の一実施例を図面に基づき詳述すると、1は
本考案による安全弁装置を備えた封口蓋であって、弁孔
21を穿設せる蓋板2と、ガス抜孔31を有し前記蓋板
2の折曲縁22によりかしめ装着される皿状端子板3と
よりなり内部に弁室4が形成されている。
本考案による安全弁装置を備えた封口蓋であって、弁孔
21を穿設せる蓋板2と、ガス抜孔31を有し前記蓋板
2の折曲縁22によりかしめ装着される皿状端子板3と
よりなり内部に弁室4が形成されている。
而して5は前記弁室4内に介在される有底筒状の弾性体
であって(第3図参照)、例えばポリプロピレン樹脂よ
りなり、記蓋板2と端子板3により挾持される鍔縁51
と、蓋板2の弁孔21を常時閉塞する底部52と、底部
の内周縁に形設した薄肉部53とを備える。
であって(第3図参照)、例えばポリプロピレン樹脂よ
りなり、記蓋板2と端子板3により挾持される鍔縁51
と、蓋板2の弁孔21を常時閉塞する底部52と、底部
の内周縁に形設した薄肉部53とを備える。
このような安全弁装置を備えた封口蓋1は電極群6を内
挿した外装缶7の開口部に絶縁バッキング8を介して気
密、液密的に装着される。
挿した外装缶7の開口部に絶縁バッキング8を介して気
密、液密的に装着される。
安全弁装置の作動を説明すると内部短絡等により電池内
部にガスが発生すると弾性体5の底部52がガス圧によ
り上方に撓み、所定ガス圧に達すると第2図に示す如く
弾性体の薄肉部53が切裂かれ、電池内ガスは矢印に示
す経路を経て大気外に排出されることになり電池の破壊
を未然に防止する・ さて、従来のこの種装置は第4図に示す如く弾性体とし
て樹脂製の薄層板5′を利用し、その端部を皿状端子板
3の端部と共に蓋板2の折曲縁でかしめ装着して取付け
、電池内圧の上昇に応じて上方に撓む薄層板5′を皿状
端子板3の内底面より突出させた切刃10で破壊させる
構造であったが、この場合組立工程においてかしめ時に
おける圧力により薄層板5′の中心部に反りを生じ、そ
の結果通常の状態においても薄層板5′が切刃10に接
して破壊される懸念があると共に薄層板の反りを因とし
て薄層板5′と蓋板2との密着性が損なわれ、電池内部
ガスが発生し始める時点において弁孔21を介して薄層
板5′の弁孔21に対向する部分以外にガスが到達する
ことになり所定圧を適確に検出することができず精度面
で問題があった。
部にガスが発生すると弾性体5の底部52がガス圧によ
り上方に撓み、所定ガス圧に達すると第2図に示す如く
弾性体の薄肉部53が切裂かれ、電池内ガスは矢印に示
す経路を経て大気外に排出されることになり電池の破壊
を未然に防止する・ さて、従来のこの種装置は第4図に示す如く弾性体とし
て樹脂製の薄層板5′を利用し、その端部を皿状端子板
3の端部と共に蓋板2の折曲縁でかしめ装着して取付け
、電池内圧の上昇に応じて上方に撓む薄層板5′を皿状
端子板3の内底面より突出させた切刃10で破壊させる
構造であったが、この場合組立工程においてかしめ時に
おける圧力により薄層板5′の中心部に反りを生じ、そ
の結果通常の状態においても薄層板5′が切刃10に接
して破壊される懸念があると共に薄層板の反りを因とし
て薄層板5′と蓋板2との密着性が損なわれ、電池内部
ガスが発生し始める時点において弁孔21を介して薄層
板5′の弁孔21に対向する部分以外にガスが到達する
ことになり所定圧を適確に検出することができず精度面
で問題があった。
これに対して本考案装置によれば弁室内に組込まれる弾
性体が鍔縁を有した有底筒状を呈するため、端子板の端
部と共に鍔縁をかしめる際のかしめ圧は筒壁に吸収され
蓋板の弁孔を閉塞する底部に作用することがないため底
部の反りが生じることがなく、依って蓋板と底部とは常
に高い密着性を維持することができ高精度の安全弁が得
られる。
性体が鍔縁を有した有底筒状を呈するため、端子板の端
部と共に鍔縁をかしめる際のかしめ圧は筒壁に吸収され
蓋板の弁孔を閉塞する底部に作用することがないため底
部の反りが生じることがなく、依って蓋板と底部とは常
に高い密着性を維持することができ高精度の安全弁が得
られる。
又、従来装置に比較して切刃を使用しないため構造の簡
略化が計れると共に第2図の矢印で示す如く本考案装置
においてはガスの排気経路が弾性体底部の端部を迂回す
るものであるため、ガス排気時にガスに伴う霧状の電解
液が大気外に排出されることを抑制することができる。
略化が計れると共に第2図の矢印で示す如く本考案装置
においてはガスの排気経路が弾性体底部の端部を迂回す
るものであるため、ガス排気時にガスに伴う霧状の電解
液が大気外に排出されることを抑制することができる。
更に、実施例で示したように弾性体を弁室内に圧縮下で
介在しておけば弾性体と蓋板及び端子板との接合面を伝
う電解液の漏出を阻止しうる等、種々の実用的効果を奏
するものである。
介在しておけば弾性体と蓋板及び端子板との接合面を伝
う電解液の漏出を阻止しうる等、種々の実用的効果を奏
するものである。
第1図乃至第3図は本考案に係り、第1図は本考案安全
弁装置を備えた電池の要部拡大断面図、第2図は安全弁
装置の作動状態を示す電池の要部拡大断面図、第3図は
弾性体の一部切欠いた斜視図、第4図は従来の安全弁装
置を備えた電池の要部拡大断面図を夫々示す。 2・・・・・・蓋板、21・・・・・・弁孔、3・・・
・・・皿状端子板、31・・・・・・ガス抜孔、4・・
・・・・弁室、5・・・・・・弾性体、5F・・・・・
鍔縁、52・・・・・・底部、53・・・・・・薄肉部
。
弁装置を備えた電池の要部拡大断面図、第2図は安全弁
装置の作動状態を示す電池の要部拡大断面図、第3図は
弾性体の一部切欠いた斜視図、第4図は従来の安全弁装
置を備えた電池の要部拡大断面図を夫々示す。 2・・・・・・蓋板、21・・・・・・弁孔、3・・・
・・・皿状端子板、31・・・・・・ガス抜孔、4・・
・・・・弁室、5・・・・・・弾性体、5F・・・・・
鍔縁、52・・・・・・底部、53・・・・・・薄肉部
。
Claims (1)
- 弁孔を穿設した蓋板と、ガス抜孔を有した皿状端子板と
、前記蓋板と端子板とにより形成される弁室内に介在さ
れる有底筒状の弾性体とによりなり、前記有底筒状の弾
性体が前記蓋板と端子板により挾持される鍔縁と、前記
弁孔を常時閉塞する底部と、筒状内壁部に接する前記底
部の周縁に形設された薄肉部とを具備することを特徴と
する電池の安全弁装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8138579U JPS6020281Y2 (ja) | 1979-06-13 | 1979-06-13 | 電池の安全弁装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8138579U JPS6020281Y2 (ja) | 1979-06-13 | 1979-06-13 | 電池の安全弁装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55180268U JPS55180268U (ja) | 1980-12-24 |
JPS6020281Y2 true JPS6020281Y2 (ja) | 1985-06-18 |
Family
ID=29314669
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8138579U Expired JPS6020281Y2 (ja) | 1979-06-13 | 1979-06-13 | 電池の安全弁装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6020281Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-06-13 JP JP8138579U patent/JPS6020281Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55180268U (ja) | 1980-12-24 |
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