JPS5817330Y2 - 密閉形アルカリ蓄電池 - Google Patents
密閉形アルカリ蓄電池Info
- Publication number
- JPS5817330Y2 JPS5817330Y2 JP5155479U JP5155479U JPS5817330Y2 JP S5817330 Y2 JPS5817330 Y2 JP S5817330Y2 JP 5155479 U JP5155479 U JP 5155479U JP 5155479 U JP5155479 U JP 5155479U JP S5817330 Y2 JPS5817330 Y2 JP S5817330Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sealing plate
- storage battery
- alkaline storage
- liquid
- sealed alkaline
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- Y02E60/12—
Landscapes
- Gas Exhaust Devices For Batteries (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、密閉形アルカリ蓄電池の復帰形安全弁装置の
改良に関するものである。
改良に関するものである。
従来、復帰形安全弁装置を備えた密閉形ニッケルカドミ
ウム蓄電池は、第２図、第３図に示すように弾性弁体６
を内装した陽極端子を兼ねるキャップ７の外周縁部を封
口板８でかしめつけた復帰形安全弁装置つきの封口体１
を有しており、封口板８に設けたガス通気孔１１を経て
キャップ７の排気孔１２からガスとともに電解液が漏出
するのを防止するために、ガス通気孔１１部分には合成
樹脂よりなる漏液防止剤を塗布していた。
ウム蓄電池は、第２図、第３図に示すように弾性弁体６
を内装した陽極端子を兼ねるキャップ７の外周縁部を封
口板８でかしめつけた復帰形安全弁装置つきの封口体１
を有しており、封口板８に設けたガス通気孔１１を経て
キャップ７の排気孔１２からガスとともに電解液が漏出
するのを防止するために、ガス通気孔１１部分には合成
樹脂よりなる漏液防止剤を塗布していた。
しかし封口板８の板厚が薄いため漏液防止に必要とする
十分なだけの防止剤の塗布量が確保できないという欠点
があった。
十分なだけの防止剤の塗布量が確保できないという欠点
があった。
又、漏液した場合にこれを吸収すべく、第３図の１０に
示すように素電池の上部に吸液性リングなどを挿入する
方法もあるが部品数が増え、電池組立時の工数増となっ
ていた。
示すように素電池の上部に吸液性リングなどを挿入する
方法もあるが部品数が増え、電池組立時の工数増となっ
ていた。
一方、吸液体を内装した非復帰形安全装置を備えた封口
体では、安全装置が作動した際に、吸液体と安全装置（
針）とが必らず液密的に接触しているとは限らず、また
、一部が接触しているとしても単なる接触で液密的に何
ら加圧されていないため、安全装置（針）を伝わって外
部に漏液する欠点があった。
体では、安全装置が作動した際に、吸液体と安全装置（
針）とが必らず液密的に接触しているとは限らず、また
、一部が接触しているとしても単なる接触で液密的に何
ら加圧されていないため、安全装置（針）を伝わって外
部に漏液する欠点があった。
なお、第２図、第３図において、２は陰極端子を兼ねた
電池ケース、３は陽極リード、４はガスケット、９は陽
極リードと封目板とのスポット溶接部である。
電池ケース、３は陽極リード、４はガスケット、９は陽
極リードと封目板とのスポット溶接部である。
本考案は、このような従来の欠点を、封目板に環状溝部
を形成し、その内部にリング状吸液体を配することで解
決したものである。
を形成し、その内部にリング状吸液体を配することで解
決したものである。
以下その実施例を図により説明する。
本考案は、第１図に示すように封口板８の外底第８−１
に環状溝部８−４を有する下向きの環状突起部８−２を
設け、この環状溝部８−４に紙や合成繊維などから戒る
吸液性リング５を内装した封口板８の端部で、弾性安全
弁体６を内装した陽極端子を兼ねるキャップ７の外周縁
部をかしめつけてなる復帰形安全弁装置を一体に有した
封口板１を用いることを特徴としている。
に環状溝部８−４を有する下向きの環状突起部８−２を
設け、この環状溝部８−４に紙や合成繊維などから戒る
吸液性リング５を内装した封口板８の端部で、弾性安全
弁体６を内装した陽極端子を兼ねるキャップ７の外周縁
部をかしめつけてなる復帰形安全弁装置を一体に有した
封口板１を用いることを特徴としている。
吸液性リング５は環状溝部８−４内に設置されでおり、
又弾性安全弁体６と吸液性リング５とは接触点１３部分
で、環状に液密的な加圧接触をしているため、この両者
間よりの漏液は十分に防止できるものである。
又弾性安全弁体６と吸液性リング５とは接触点１３部分
で、環状に液密的な加圧接触をしているため、この両者
間よりの漏液は十分に防止できるものである。
又封口板８の外底面８−１に設けた環状突起部８−２は
、封口板８の端部でキャップ７周縁をかしめる際の封口
板８の補強をなし、さらに外部端子への導出用陽極リー
ド３を大であるので、その外面に確実に電気接続するこ
とができる。
、封口板８の端部でキャップ７周縁をかしめる際の封口
板８の補強をなし、さらに外部端子への導出用陽極リー
ド３を大であるので、その外面に確実に電気接続するこ
とができる。
すなわち、この電気接続法では突起部８−２がプロジェ
クション溶接法の被溶接物である突起部に相当し、スポ
ット溶接部９の接続強度が安定する。
クション溶接法の被溶接物である突起部に相当し、スポ
ット溶接部９の接続強度が安定する。
またガス通気孔１１自体及びその周縁８−３に塗布され
た漏液防止剤がガス通気孔１１の外部に流出しても、環
状突起部８−２でさえぎられ、封口板下面の８−３部分
にプールされ、電気接続の妨げとなるリード接続部への
流出を防止している。
た漏液防止剤がガス通気孔１１の外部に流出しても、環
状突起部８−２でさえぎられ、封口板下面の８−３部分
にプールされ、電気接続の妨げとなるリード接続部への
流出を防止している。
次表は、本考案を適用した復帰形安全弁つき封口体を採
用した密閉形ニッケル・カドミウム蓄電池の温度６０℃
における電解液の漏出状況を調べた結果を示す。
用した密閉形ニッケル・カドミウム蓄電池の温度６０℃
における電解液の漏出状況を調べた結果を示す。
第２図に示す封口体を備えた従来品は１力月経過後で全
体の約２５％が目視で漏液が確認されるのに対し、本考
案では、２力月経過しても全く漏液はない。
体の約２５％が目視で漏液が確認されるのに対し、本考
案では、２力月経過しても全く漏液はない。
このように本考案ではアルカリ電池の電解液を漏液を大
巾に改良することができた。
巾に改良することができた。
なお表中分母は試験サンプル数、分子は漏液を生じた電
池の個数を示す。
池の個数を示す。
第１図は本考案の実施例における密閉形アルカリ蓄電池
のための封口体を示す゛断面図、第２図は従来の封口体
を示す断面図、第３図は従来の密閉形アルカリ蓄電池の
一部を破断した側面図である。 １・・・・・・復帰形安全弁装置つき封口体、３・・・
・・・陽極リード、５・・・・・・リング状吸液体、６
・・・・・・弾性弁体、７・・・・・・帽子状端子、８
・・・・・・封口板、８−１・・・・・・封目板の外底
面、８−２・・・・・・環状突起部ミ８−４・・・・・
・環状溝部、１１・・・・・・ガス通気孔、１２・・・
・・・排気孔、１３・・・・・・吸液体と弁体の接触部
。
のための封口体を示す゛断面図、第２図は従来の封口体
を示す断面図、第３図は従来の密閉形アルカリ蓄電池の
一部を破断した側面図である。 １・・・・・・復帰形安全弁装置つき封口体、３・・・
・・・陽極リード、５・・・・・・リング状吸液体、６
・・・・・・弾性弁体、７・・・・・・帽子状端子、８
・・・・・・封口板、８−１・・・・・・封目板の外底
面、８−２・・・・・・環状突起部ミ８−４・・・・・
・環状溝部、１１・・・・・・ガス通気孔、１２・・・
・・・排気孔、１３・・・・・・吸液体と弁体の接触部
。
Claims (1)
- 排気孔を有する帽子状端子と、中央部に透孔を有しかつ
この透孔と同心円状に環状溝部を有する封目板と、この
封目板と前記端子との間に介在された弾性弁体と、前記
環状溝部に設置されたリング状吸液体とを備え、リング
状吸液体が前記弾性弁体と環状に接神している復帰形安
全弁装置を有してなる密閉形アルカリ蓄電池。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5155479U JPS5817330Y2 (ja) | 1979-04-17 | 1979-04-17 | 密閉形アルカリ蓄電池 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5155479U JPS5817330Y2 (ja) | 1979-04-17 | 1979-04-17 | 密閉形アルカリ蓄電池 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55151071U JPS55151071U (ja) | 1980-10-31 |
| JPS5817330Y2 true JPS5817330Y2 (ja) | 1983-04-08 |
Family
ID=28941117
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5155479U Expired JPS5817330Y2 (ja) | 1979-04-17 | 1979-04-17 | 密閉形アルカリ蓄電池 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5817330Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1985003386A1 (en) * | 1984-01-19 | 1985-08-01 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Safety valve device for enclosed cells |
-
1979
- 1979-04-17 JP JP5155479U patent/JPS5817330Y2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1985003386A1 (en) * | 1984-01-19 | 1985-08-01 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Safety valve device for enclosed cells |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS55151071U (ja) | 1980-10-31 |
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