JPS59152915A - フエライトと高分子化合物のグラフト複合体 - Google Patents
フエライトと高分子化合物のグラフト複合体Info
- Publication number
- JPS59152915A JPS59152915A JP2475783A JP2475783A JPS59152915A JP S59152915 A JPS59152915 A JP S59152915A JP 2475783 A JP2475783 A JP 2475783A JP 2475783 A JP2475783 A JP 2475783A JP S59152915 A JPS59152915 A JP S59152915A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ferrite
- vinylcarbazole
- composite
- solvent
- polymerization
- Prior art date
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- Graft Or Block Polymers (AREA)
- Polymerisation Methods In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はフェライトと高分子化合物のグラフト複合体に
関する。
関する。
従来、フェライトは強磁性体としてその特性を利用した
各種材料、例えば磁気材料、磁気記録材料、複写機用の
トナーのキャリヤー、コロイド状磁性流体、捷だ透磁率
の高い性質を利用した電波吸収材料などの多くの用途に
供せられている。
各種材料、例えば磁気材料、磁気記録材料、複写機用の
トナーのキャリヤー、コロイド状磁性流体、捷だ透磁率
の高い性質を利用した電波吸収材料などの多くの用途に
供せられている。
しかし、これを成形して例えばフィルム、シート状等に
して使用する場合にはこれに樹脂を混合したり、あるい
は樹脂基板上に塗布したりしている。
して使用する場合にはこれに樹脂を混合したり、あるい
は樹脂基板上に塗布したりしている。
(1)
本発明は成形が容易にでき、溶媒等に良分散性を有し、
目つフェライト特性を保持するフェライトと高分子化合
物のグラフト複合体を提供するにある。
目つフェライト特性を保持するフェライトと高分子化合
物のグラフト複合体を提供するにある。
本発明者は前記目的を達成すべく研究の結果、N−ビニ
ルカルバゾールはフェライトと溶液中で接触すせるとN
−ビニルカルバゾールが重合し、フェライトとグラフト
複合体を作ること。またN−ビニルカルバゾールと同時
に他のビニル単量体とを存在させると、共重合体がグラ
フトした複合体で得られることが分った。この知見に基
いて本発明を完成したものである。
ルカルバゾールはフェライトと溶液中で接触すせるとN
−ビニルカルバゾールが重合し、フェライトとグラフト
複合体を作ること。またN−ビニルカルバゾールと同時
に他のビニル単量体とを存在させると、共重合体がグラ
フトした複合体で得られることが分った。この知見に基
いて本発明を完成したものである。
本発明において言うフェライトとは、一般式MFe20
3(ただし、Mは二価の金属イオンを示す)で表わさせ
るものを総称する。Mとしては例えば、Zn 、 IJ
n 、 Co 、 Ni、Ba lの1個まだは2個以
上を組合せたものが挙げられる。
3(ただし、Mは二価の金属イオンを示す)で表わさせ
るものを総称する。Mとしては例えば、Zn 、 IJ
n 、 Co 、 Ni、Ba lの1個まだは2個以
上を組合せたものが挙げられる。
フェライトと高分子化合物のグラフト複合体は、溶媒中
でN−ビニルカルバゾールとフェライトとを接触させて
N−ビニルカルバゾールを重合すせ(2) ることによって製造し得られる。
でN−ビニルカルバゾールとフェライトとを接触させて
N−ビニルカルバゾールを重合すせ(2) ることによって製造し得られる。
フェライトは通常粉末として使用され、100μm以下
であることが望ましい。
であることが望ましい。
その溶媒と1−てけ、N−ビニルカルバゾールが溶解し
て1合を妨げないものであればよく、例えばトルエン、
ベンゼンなどの芳香族炭化水素、n−ヘキサン、n−ペ
ンタンなどの脂肪族炭化水素、シクロヘギサンなどの脂
環型炭化水素、テトラヒドロフランなどのエーテル類が
挙げられる。
て1合を妨げないものであればよく、例えばトルエン、
ベンゼンなどの芳香族炭化水素、n−ヘキサン、n−ペ
ンタンなどの脂肪族炭化水素、シクロヘギサンなどの脂
環型炭化水素、テトラヒドロフランなどのエーテル類が
挙げられる。
N−ビニルカルバゾールは単独で重合シ、フェライトと
グラフトする。重合が始捷ると、フェライトの存在下で
重合しない単量体の11合を開始させる能力を有する。
グラフトする。重合が始捷ると、フェライトの存在下で
重合しない単量体の11合を開始させる能力を有する。
従って、他のビニル単量体を主体として重合させたいと
きには、N−ビニルカルバゾールは少量使用すればよい
。その坩は他のヒ= ル単社体の名0モル程度でよい。
きには、N−ビニルカルバゾールは少量使用すればよい
。その坩は他のヒ= ル単社体の名0モル程度でよい。
N−ビニルカルバゾール以外の他のビニル単量体として
は、li −ビニルカルバゾールと共1合し得るもので
あればよい。例えば、メタクリル酸メチル、メタクリル
酸エナルなどのメタクリル酸アルキルエステル、アクリ
ル酸メチル、アクリル酸エチルなどのアクリル酸アルキ
ルエステル、アクリロニトリル、メタクリロニトリル、
酢酸ビニルなどが挙げられる。
は、li −ビニルカルバゾールと共1合し得るもので
あればよい。例えば、メタクリル酸メチル、メタクリル
酸エナルなどのメタクリル酸アルキルエステル、アクリ
ル酸メチル、アクリル酸エチルなどのアクリル酸アルキ
ルエステル、アクリロニトリル、メタクリロニトリル、
酢酸ビニルなどが挙げられる。
これらのビニル単量体がN−ビニル力ルバゾ〜ルを溶解
する場合には、溶媒なしに製造し荘られる。
する場合には、溶媒なしに製造し荘られる。
重合d:液のγ関度を−1ユO℃以下に下げて均一に混
合させた後、所定の反応温度例えば40〜80℃に上げ
て重合させることが好ましい。この知合によって、フェ
ライトの表面にグラフトする。
合させた後、所定の反応温度例えば40〜80℃に上げ
て重合させることが好ましい。この知合によって、フェ
ライトの表面にグラフトする。
反応を停止させるにはイオン重合を停iトするものを加
えることによって行うことができる。例えばメタノール
を加えれば停止トする。
えることによって行うことができる。例えばメタノール
を加えれば停止トする。
得られるフェライトと高分子化合物のグラフト複合体上
1−、トルエンなどの溶媒に良分散性を示し、この溶液
を用いることによって均一な被膜やシートを作ることが
できる。寸だ共重合成分を適当に選ぶことによって熱可
塑性を持ち、この性質を利用してバルクな成型物を得る
ことができる。そ1〜てこれらはフェライトの性質を有
しているので磁性及び電波吸収等の各材料として使用せ
られる。
1−、トルエンなどの溶媒に良分散性を示し、この溶液
を用いることによって均一な被膜やシートを作ることが
できる。寸だ共重合成分を適当に選ぶことによって熱可
塑性を持ち、この性質を利用してバルクな成型物を得る
ことができる。そ1〜てこれらはフェライトの性質を有
しているので磁性及び電波吸収等の各材料として使用せ
られる。
実施例1゜
平均粒子径約0.5mμのMn、Znフェライト0.5
7を1. OO−のナス型フラスコに入れ、真空乾燥器
中で80℃で8時間乾燥した。これにトルエン6mlを
加えてフェライト粉末を懸濁させた。これにN−ビニル
カルバゾール1vをm)91せ、so℃に昇温して攪拌
しながら6時間重合させた。6時間後、300−のメタ
ノールの中に移し、沈殿物を生成させ、沈殿物をメタノ
ールで20時間抽出処理して1合収率を求めたところ、
66%であった。
7を1. OO−のナス型フラスコに入れ、真空乾燥器
中で80℃で8時間乾燥した。これにトルエン6mlを
加えてフェライト粉末を懸濁させた。これにN−ビニル
カルバゾール1vをm)91せ、so℃に昇温して攪拌
しながら6時間重合させた。6時間後、300−のメタ
ノールの中に移し、沈殿物を生成させ、沈殿物をメタノ
ールで20時間抽出処理して1合収率を求めたところ、
66%であった。
また重合体をベンゼンで10時間抽出処理してグラフト
率を求めたところ、11%であった。この複合体をトル
エン中に分散させると、安定なコロイド分散性を示しだ
。
率を求めたところ、11%であった。この複合体をトル
エン中に分散させると、安定なコロイド分散性を示しだ
。
実施例2゜
実施例1における溶媒としてニトロベンゼン6mlを用
いて同様にしてフェライトとN−ビニルカルバゾールの
グラフト複合体を作った。重合収率l ζ 1 は80%で、グラフト率は14%であった。トルエンの
誘電率が2.379 、ニトロベンゼンの誘電率が34
.82であることから、誘電率の大きい溶媒を使用する
方が、重合収率が大きいことが分かる。
いて同様にしてフェライトとN−ビニルカルバゾールの
グラフト複合体を作った。重合収率l ζ 1 は80%で、グラフト率は14%であった。トルエンの
誘電率が2.379 、ニトロベンゼンの誘電率が34
.82であることから、誘電率の大きい溶媒を使用する
方が、重合収率が大きいことが分かる。
実施例3゜
実施例1におけるN−ビニルカルバゾールに代え、N−
ビニルカルバゾール0.5f、メチルメタクリレ−)
0.5 rを使用し、同様にして重合させた。
ビニルカルバゾール0.5f、メチルメタクリレ−)
0.5 rを使用し、同様にして重合させた。
重合収率は32%、グラフト率は6%であった。
比較例1゜
実施例3において、メチルメタクリレート1vを使用し
て重合を行ったが、重合しなかった。
て重合を行ったが、重合しなかった。
特許出願人 新技術開発事業団
代理人 弁理士 保 高 春 ←゛1)(6)
Claims (1)
- フェライトにN−ビニルカルバゾールまタハN−ビニル
カルバゾールと他のビニル単量体とをグラフト市−合さ
せたものからなるフェライトと高分子化合物のグラフト
複合体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2475783A JPS59152915A (ja) | 1983-02-18 | 1983-02-18 | フエライトと高分子化合物のグラフト複合体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2475783A JPS59152915A (ja) | 1983-02-18 | 1983-02-18 | フエライトと高分子化合物のグラフト複合体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59152915A true JPS59152915A (ja) | 1984-08-31 |
JPH0480928B2 JPH0480928B2 (ja) | 1992-12-21 |
Family
ID=12147014
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2475783A Granted JPS59152915A (ja) | 1983-02-18 | 1983-02-18 | フエライトと高分子化合物のグラフト複合体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59152915A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61254669A (ja) * | 1985-05-07 | 1986-11-12 | Katsumi Yoshino | 磁性導電性高分子 |
-
1983
- 1983-02-18 JP JP2475783A patent/JPS59152915A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61254669A (ja) * | 1985-05-07 | 1986-11-12 | Katsumi Yoshino | 磁性導電性高分子 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0480928B2 (ja) | 1992-12-21 |
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