JPS59174610A - 酸化鉄と高分子化合物のグラフト複合体 - Google Patents

酸化鉄と高分子化合物のグラフト複合体

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JPS59174610A
JPS59174610A JP4973083A JP4973083A JPS59174610A JP S59174610 A JPS59174610 A JP S59174610A JP 4973083 A JP4973083 A JP 4973083A JP 4973083 A JP4973083 A JP 4973083A JP S59174610 A JPS59174610 A JP S59174610A
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JP
Japan
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iron oxide
vinylcarbazole
polymerization
solvent
polymeric compound
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JP4973083A
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Shinnosuke Miyauchi
信之助 宮内
Naohiko Fujino
直彦 藤野
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 体に関する。
従来、酸化鉄は、強磁性体としてその特性を利用した各
種祠ネ−1、例えば磁気材料、磁気記録材料、また顔料
などの多くの用途にイ共されている。
しかし、これらを成形して例えばフィルム、シ−1・状
等にして使用する場合には、これに樹脂を混合したり、
あるいは樹脂基板上,に塗イージしたりしている。
本発明は成形が容易にでき、溶媒等に良分散性をイ)し
、1」、つ酸化鉄特性を保持する酸化鉄と高分子化合物
のグラフト複合体を提供するにある。
本発明者は前記目的を達成すべく研究の結果N−ビニル
カルバゾールは酸化鉄と溶液中で接触させるとN−ビニ
ルカルバゾールが歌合し、酸化鉄とグラフト複合体を作
ること、またN−ビニルカルバゾールと同時に他のビニ
ル単量体とを存在させると、共重合体がグラフトした複
合体で得られることが分った。この知見に基いて本発明
は完成したものである。
本発明において言う酸化鉄とは、一般式Fe203。
Fe304で表わされ、針状および粒子状のものを言う
酸化鉄と高分子化合物のグラフト複合体は、溶媒中で,
N−ビニルカルバゾールと酸化鉄とを接触させてN−ビ
ニルカルバゾールを重合させること(二よって製造し得
られる。
酸化鉄は通常針状または粒状粉末として使用され数μm
以下であることが望ましい。
その溶媒としては、N−ビニルカルバゾールが溶解して
重合を妨げないものであればよく、例えばトルエン、ベ
ンゼンなどの脂肪族炭化水素シクロ−キサンなどの脂環
型炭化水素、テトラヒドロフランなどのエーテル類が挙
げられる。
N−ビニルカルバゾールは単独で重合し、酸化鉄とグラ
フトする。重合が始まると、酸化鉄の存在下で重合しな
い単量体の重合を開始させる能力を有する。従って、他
のビニル単量体を主体として重合させたいときには、N
−ビニルカルバゾールは少量使用すればよい。N−ビニ
ルカルバゾール以外の他のビニル単量体としては、N−
ビニルカルバゾールと共重合し得るものであればよい。
その量は他のビニル単量体の1/10モル程度でよい。
N−ビニルカルバゾール以外の他のビニル単量体として
は、N−ビニルカルバゾールと共重合し得るものであれ
ば良い。例えば、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エ
チルなどのメタクリル酸アルキルエステル、アクリル酸
メチル、アクリロニトロ、メタクリレートリル、耐酸ビ
ニルなどが挙げられる。
これらのビニル単量体がN−ビニルカルバゾールを溶解
する場合には、溶媒なしに製造し得られる。
重合は液を所定の反応温度例えば=i=o〜90℃に上
げて重合させることが好ましい。この重合によって酸化
鉄表面にグラフトする。
反応を停止させるには、イオン重合を停止するものを加
えることによって行うことができる。
例えばメタノールを加えれば停止する。
得られる酸化鉄と高分子化合物のグラフト複合体は、ト
ルエンなどの溶媒に良分散性を示し、この溶液を用いる
ことによって、均一な被膜やシートを作ることができる
。また共重合成分を適当に選ぶことによって熱可塑性を
持ち、この性質を利用してバルクな成型物を得ることが
できる。そしてこれらは酸化鉄の性質を有しているので
磁性材料、顔料などの各材料として使用せられる。
実施例1 平均粒子長径約05μmの針状のγ−Fe2030.5
11を100Mのナス型フラスコに入れ、真空乾燥器中
で80°C8時間乾燥した。これにトルエン5mlを加
えてr −Fe203粉末を懸濁させた。これにN−ビ
ニルカルバゾールO,Flを溶解させ、80℃に昇温し
て攪拌しながら6時間重合させた。これにメタノール3
0mA’を加えて沈殿物を生成させ、沈殿物をメタノー
ルで24時間抽出処理して重合収率な求めたところ93
%であった。また重合体をベンゼンで24時間抽出処理
してグラフト率を求めたところ8%であった。この複合
体をトルエン中に分散させると安定なコロイド分散性を
示した。
実施例2゜ 実施例1におけるN−ビニルカルバゾールに代え、N−
ビニルカルバゾール0.519、メチルメタクリレート
05gを使用し、同様にして重合させた。 ゛重合収k
id/II%、グラフト率7%であった。
比較例1 実施例】における反応温度を40℃で重合させたが、重
合収率は2%で反応はあまり進まなかった。
比較例2 実施例2において、N−ビニルカルバゾールを除いて、
メチルメタクリレ−)1f9を使用し重合を行ったが、
重合しなかった。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 酸化鉄にN−ビニルカルバゾールまたはN−ビニルカル
    バゾールと、他のビニル単量体とをグラフト重合させた
    ものからなる酸化鉄と高分子化合物のグラフト複合体。
JP4973083A 1983-03-24 1983-03-24 酸化鉄と高分子化合物のグラフト複合体 Pending JPS59174610A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61254669A (ja) * 1985-05-07 1986-11-12 Katsumi Yoshino 磁性導電性高分子

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS61254669A (ja) * 1985-05-07 1986-11-12 Katsumi Yoshino 磁性導電性高分子

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