JPS59143696A - 液体筆記剤のための筆記用具とこの筆記用具の組立て方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、容器の先端にある開口の中に挿入可能な筆記
用芯を有し、この芯の容器の内部に挿入された端部が紐
配剤の貯蔵室に突出している如き液体筆記剤のだめの筆
記用具に関する。

上記した種類の年配用具は一般に等しい寸法の容器に、
使用目的によって種々異なる筆記用芯が装備される。例
えば金属で囲まれた細い芯又は囲まれていない太い芯が
用いられ、これらの芯の直径は回転対称形に段が設けら
れているか或いはこれらの芯は貯蔵室に向き合っている
端部が長手方向において分割されている。筆記用具の容
器の中の個々の芯の保持装置も種々異なる形成になって
いる。

液体給記剤を用いる公知の蛾記具（西ドイツ国特許ｊ−
１３１’１３１２号公報）では、回転対称形に段が設け
られている筆記用芯の細い部分が容器の先端の穿孔の中
に押し込まれ、斯くして容器と暗記用芯との間の摩擦が
′ｉＳを押し込まれた位置に保持している。芯に設けら
れた段は、容器に押し込まれた芯の軸方向の位置決めを
容易ならしめている。この公知の芯の保持は、芯を完全
に正しい形に押し込むためには容器の穿孔は比較的長く
形成されていなければならないというのが欠点である。

そうであっても、容器の材料が軟らかである場合には芯
が斜めに挿入され、そのことによって貯蔵室から芯への
亀配剤の流れが妨害されることが生起する。

公知になっている別の筆記用具（西ドイツ国実用新案ｇ
ｙ　１９７　′７７４０号公報）では繊維から成り立っ
ている芯が合成材料の筒殻の穿孔の中に配置され、この
筒殻は暗記用具の容器の先端に挿入されている。合成材
料の筒殻は穿孔の内部に長手方向に走行する空気溝を所
有し、この空気溝はインキ貯蔵室に空気を送るのに役立
っている。芯を固定するため、合成材料の筒殻の穿孔の
内部には、空気溝の間に突起が設けられ、これらの突起
は筒殻を容器の中に挿入する時、内側に押され、斯くし
て暗記用芯を固く榊む。この公知の筆記用具の形成は非
常に費用がかかシそして比較的長い構造を必要とする。

本発明の目的は冒頭に述べた種類の、液体の筆記剤を用
いる筆記用具を創成し、該暗記用具は構造が簡単であり
そして種々異なる形式の筆記用芯を取付けるのに適合し
たものにすることである。

本発明により上記の目的は、容器の内部の開口の後方に
、開口の長手軸に対ｌして交叉する如く膜が配置され、
部記用芯を挿入する前に、この膜に、大きさと形状とが
鈴記用芯に適合した開口が突き通され、この開口に筆記
用芯が遊隙なく差込まれることにより達成される。この
ことにより、組立ての際の簡単な加工工程により、筆記
用芯を容器に収容する所が、その都度挿入される芯の形
式の形と大きさに適合させられる暗記用具が創成される
。このことは、部記用芯が容器に挿入される際正確に導
かれそして正しい位置にあり、斯くして芯は設計通りの
方向で筆記剤の貯蔵室の中に侵入しそして筆記剤は妨げ
られることなく芯によジ吸い込まれるという特徴を有し
ている。膜に開口を突き通すことにより、膜は挿入され
た筆記用芯のまわりを弾性的に取り囲みそｌ〜てそのこ
とにより筆記用芯を容器の中にしつかりクランプする。

このクランプの作用は膜の開口を取り巻いている縁の部
分が隆起することにより強められ、この隆起は芯を挿入
する際に形成される。

本発明の特にすぐれた形成は、膜が円錐形になっており
、この円錐は容器の中の開口の長手軸に対して同心位置
に配置されそして円錐の先端は練配剤の貯蔵室に向けら
れている。膜がこの様に円錐形になっていることにより
、容器に挿入される時に内部に位置する芯の端を中心位
置に導くことが可能でありそして芯の挿入が容易になる
。特に自動的な組立ての船台に、膜が円錐形であること
にょＶ故障が避けられる。更に膜がこの様に円錐形であ
ることは筆記用芯を挿入する時の隆起を惹起し易くそし
てそのことにより、筆記用芯が挿入される場合に折れ曲
る危険が減少する。筆記用芯が特に都合よく案内されそ
して保持されるのは、筆記用芯が挿入された後で膜が回
転双曲線体の形になっている時である。

本発明のすぐれた形成では容器の先端の開口は長手方向
に走行する案内リブを所有し、これらのリプは筆記剤の
貯蔵室の所まで開口を超えて延長しぞして延長した端部
に膜を担持している。この様な形成により、本発明の毎
記具では、筆記剤の貯蔵室への空気の供給が、案内リブ
の間の中間壁間を介して行われる。何故ならばこの中間
空間は外側の縁の周囲と貯蔵室とを結合しているからで
ある。膜の保持を付加的に安定させるため、上記の形成
において次のことが行われている。即ち案内リブの延長
された端部は保持板によって支えられ、この保持板は半
径方向に容器の壁まで延長している。案内リブは特に三
角形プリズムの形態を持ち、そして一つの稜が芯の方に
向っている。従って案内リブの稜は容易に芯の中に侵入
することができそのことにより芯が捩れるのを防いでい
る。更に芯と開口との間の直径の公差を容易に補償する
ことができる。

本発明による筆記用具の簡単化は次の様にして達成され
る。即ち膜の外側の縁が段を有する芯の軸方向の衝き当
てを形成することにより達成される。このことは特に、
容器の開口を完全に充填する様な太い芯の場合に有利で
ある。更に衝き当てがこの位置にあることによって、容
器の外側の輪郭が筆記用芯の先端に向って特にすらりと
移行することが実現される。

本発明の別の形成は本発明による筆記用具を組立るため
の特徴ある方法である。この方法によれば、容器の中に
形成されている膜は、容器の開口を通して挿入されそし
て組立てられる。べき芯の形式に対応する断面形状を有
する棒によって突き通されそしてこの棒が引抜かれた後
で筆記用芯がそれが衝き当たるまで開口の中に挿入され
る。この方法により練記用芯は簡単な態様で、すでに完
成しそして筆記剤を充填されている貯蔵室を有する容器
の中に挿入可能である。

膜を突き通す場合の棒と容器との関係姿勢を定めるのは
、棒が容器の案内リブによって中心位置に置か扛ること
により達成される。従って棒と容器との関係姿勢を定め
るための付加的外外部案内装置は不要である。容器の外
側輪郭に対する開口の位置に関する製造公差はそのま＼
残留しても差支えない。

本発明は次の記述において、添附図に示されている若干
のすぐれた実施例により詳細に説明される。

１・１図は筆記用芯゛を組立てる前の賑記用具の容器ユ
の先端を示している。容器１は合成材料射出成形部材と
して形成されている。この容器は筆記用科を堅容するた
め、長手方向に走行している案内リブ３を有する開口２
を有し、案内リブの間には中間空間４が形成されている
。案内リブ３は三角形プリズムの形態を持ち、これらの
リブは開口２の外側出口に向っている端部が丸められて
いる。液体の筆記剤の貯蔵室を収容するのに役立ってい
る、容器ｌの内部空間５に向って、案内リブ３は開口２
の縁を越えて延長しそして末端の所で円錐状の膜６を担
持し、円錐の先端は内部空間５の方向に向っている。

半径方向の保持板７が、膜６ばかりでなく、案内リブ３
の延長した端部をも、円錐状に形成さ扛た容器ｌの外壁
に結合している。保持板７と案内リブ３の延長部分との
間には中空空間８が存在し、この中空空間は中間空間４
と内部空間５とを連結している。

図に示されている容器１の内部輪郭を形成するためには
２個の核が必要になるのみであり、そのうちの１つの核
は内部空間５に挿入され、そして別の１つは開口２に挿
入されるものである。２つの核は中間空間４と中空空間
８０間の境界向で相互に接触する。核と核の間に、軸方
向の距離を隔てることで中空部分が形成され、この部分
により射出成形の際に膜６が形成される。案内リブ３は
開口２を形成する核に設けられた長手方向の溝により形
成さ扛そして保持板７は内部空間５ｆ：形成する核の前
端に設けられた半径方向のスリットにより形成場れる。

図に示された容器ｌは種々異なる暗記用芯を挿入するの
に適合している。それぞれの筆記用芯に容器ｌを適合さ
せるため、膜６は組立て過程でそｎぞれの暗記用芯に適
合した断面形状の棒により突き通さ肛る。引続いて筆記
用芯が開口２の中に挿入されると筆記用芯の内部の末端
部分は膜に突き通された開口の中に侵入しそしてそのこ
とにより容器１の中で付加的に形状拘束的に保持される
。この除、容器１を形成している合成材料の原形に戻る
性質により、膜と挿入された筆記用芯゛との間の形状拘
束は組立て後に更に強められる。膜が円錐形状であるこ
とは、回転対称形の筆記用芯の場合には、挿入された芯
の端部を中心位置に配置しそし７て挿入する時、筆記用
芯が折れ曲るのを防止する。

矛３・ｌおよび３・２図では金属で囲まれた細い筆記用
Ｔ１、を容器１に挿入することが示されている。膜６は
先づ先端部９を有する律１０によって突き通される。！
１０の直径は怜言己ｙｌｌ芯１１の直径にほぼ等しい。

膜の突き通された石。

に引続いて筆記用芯１１が挿入される。筆名己用芯１１
は外側の端部に金属の殻１２を有し、この金楓殻は案内
リブ３の間に保持される。金７檎殻１２と膜６とは筆記
用芯１１を容器１の中で支えている。突き通しに使用さ
れる棒の太い部分１３は案内リブ３により案内されるた
めに設けられている。

１・４・１図は、円筒形の基礎形状を翁ブる棒１４を用
いて膜６を突き通すことを示し、この棒の前端は中央面
に位置する平らな部分１５を有し、そして正面は刃１６
を形成するため斜めに切り落されている。案内リブ３で
案内さ扛ている棒１４はそれの刃１６によって膜６を案
内リプ３の一方の側に切り離しそして膜を側方に曲げる
。引続いて、上記の如く用意された開口の中に、端部が
分割された筆記用芯１″Ｉか挿入される。筆記用芯１７
は組立て場の前に配置さｔている芯分割装置により、引
続いて行われる組立てのため、棒の位置に対応する位置
に運ばれそしてその位置で組立て装置により容器１の中
に挿入される。このことにより鎗記用ｉ　１７は牙４・
２図に示されている終端位置に到達し、その位置で芯は
それの段１９で膜６により形成された衝き当て１８に接
触する。上記の如く筆記用芯１１の収容する所を形成す
ることにより、容器１に挿入する時の銘記用芯１ツの傾
きが避けられる。棒１４により膜６を突き通１〜だ後で
残留している膜６の外側の縁２０は筆記用ｇｌｔの外套
面を遊隙なく掴みそしてそのことにより伺加的な保持体
となっている。

段が形成さ扛た外套面を有する円筒形の、金属で取囲ま
れていない筆記用芯を組立てることが牙５・１および５
・２図に示されている。棒２１によって膜６は突き通さ
扛そして拡げられる。引続いて金属で取囲ま詐ていない
８２２が容器ｌの中に挿入され、この芯の段２３が膜６
の外側の緑により形成されｆｒ、！ｉき当て２４に接触
するまで押し込まれる。験６の拡げられた部分は卯記用
；？４１を固く取り巻きそしてそのことにより卯記用芯
を軸方向においても半径方向においても確実に保持する
。

上記した実施例は容器１を、結晶性又は衝撃に強い非結
晶性の合成材料で造るのに適合している。使用される芯
の形式はその際、樹脂と結合した繊維又は焼結された粉
末から成り立つことが可能である。長手方向に毛細管を
有する押出された芯も本発明による容器構造に適してい
る。月ψ６により達成可能な強い保持力によって、例え
ば突起や接着剤の如き付加的な袖助月料は不要となる。

【図面の簡単な説明】

１・１図は駆記用Ｈ１の容器の先端の縦断面図、乏・２
図は３・１図の容器の先端のＡ−Ｄ線に沿った断面図、
闘・３・１１￥１は細い棒によυ突き通された容器断面
図、オ・３・２図は金属により囲まれｆｃ華記用芯を有
する容器断面図、牙４・１図はｌ［一対称的な棒により
突き通さｎた容器断簡図、牙４・２図は分割された鎚記
用芯を有する容器断面図、１・５・１図は太い棒により
突き通された容器断面図、３・５・２図は取り囲まれて
いない岐記用芯を有する容器断面図である。図において
、 ｌ・・・容器、２・・・開口、３・・・案内リプ、５・
・・貯蔵室、６・・・膜、シ・・保持板、１０，１４，
２１・・・突き通し棒、１１，１７，２２・・・亀記用
芯、１８　、２４・・・仙き尚てである。 代理人　　江　崎　光　好 同　　　　　江　　崎　　光　　史 第１図 第２図 　　　７

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ］）容器の先端にある開口の中に挿入可能な筆記用芯を
   有し、この芯の容器の内部に挿入された端部が鯵配剤の
   貯蔵室に突出している液体船記剤のだめの筆記用具にお
   いて、容器（１）内部の開口（２）の後方に、開口の長
   手軸に対して交叉する如く膜（６）が配置され、鉛記用
   ８（ユ１．１’ｉ’。 ２２）を挿入する前に、この膜に、大きさと形状とが筆
   記用芯に適合した開口が突き通され、この開口に筆記用
   芯が遊隙なく差込まれることを特徴とする給配用具。 ２）膜（６）は円錐形になっており、この円錐は容器の
   中の開口（２）の長手軸に対して同心位置に配置さｎそ
   して円錐の先端は筆記剤の貯蔵室（５〕に向けられてい
   ることを特徴とする特許請求の範囲：ｙＰ１項記載の筆
   記用具。 ３）膜（６）は筆記用芯（１１，２２）を挿入された後
   で回転双曲線体の形になっていることを特徴とする特許
   請求〃勧囲牙ｌまたは２項記載の筆記用具。 ４）容器（１）の開口（２）は長手方向に走行する案内
   リプ（３）を所有し、これらのリプは筆記剤の貯蔵室（
   ５）の所まで開口を超えて延長しそして延長した端部に
   膜（６）を担持していることをｆｉ、徴とする、特許請
   求の範囲矛１項から矛３項までのうちのいずれか一つに
   記載の筆記用具。 ５）案内リプ（３）の延長された端部は、平径方向に容
   器（１）の壁まで延長している保持板（７）によって支
   えられていることを特徴とする特許請求の範囲牙４項記
   載の鎖記用具。 ６）案内リプ（３）は三角形プリズムの形態を持ちそし
   て一つの稜が芯（１１，１′７．２２）の方に向ってい
   ることを特徴とする、％お−ｄ々求の範囲牙４まｆｃは
   ５項記載の筆記用具。 ７）膜（６）の外側の縁は、段を有する筆記用芯（１７
   ，２２）の軸方向の衝き幽て（１８，２幻を形成してい
   ることを特徴とする特許請求の範囲牙１項から牙６項ま
   でのうちのいずれか一つに記載のｉ記用具。 ８）容器の先端にある開口の中に挿入可能な筆記用芯を
   有し、この芯の容器の内部に挿入された端部が亀配剤の
   貯蔵室に突出している液体筆記剤のための筆記用具にお
   いて、容器（１）内部の開口（２）の後方に、開口の長
   手軸に対して交叉する如く膜（６）が配置され、後記用
   芯（１１，１７。 ２２）を挿入する前に、この膜に、大きさと形状とが筆
   記用芯に適合した開口が突通され、この開口に筆記用芯
   が遊隙なく差込まれる、特許請求の範囲牙１項記載の筆
   記用具を組立てる方法において、容器（１）の中に形成
   されている膜（６）は、容器の開口（２）ヲ通して挿入
   されそして組立てられるべき芯（１１，１７，２２）に
   対応する断面形状ヲ有スル棒（刀、１４，２１Ｊにょシ
   突き通されることおよびこの棒が引抜かれた後で筆記用
   芯が開口に挿入されることを偶像とする方法。 ９）突き通し棒（Ｎｏ、１４．２１）は膜（６）を突通
   す前に案内リブ（３）によって中心位置に置かれること
   を特徴とする特許請求の範囲矛８項記載の方法。