JPS591431Y2 - 巻線ボビン - Google Patents
巻線ボビンInfo
- Publication number
- JPS591431Y2 JPS591431Y2 JP2089378U JP2089378U JPS591431Y2 JP S591431 Y2 JPS591431 Y2 JP S591431Y2 JP 2089378 U JP2089378 U JP 2089378U JP 2089378 U JP2089378 U JP 2089378U JP S591431 Y2 JPS591431 Y2 JP S591431Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- diode
- bobbin
- winding bobbin
- fixing legs
- winding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Regulation Of General Use Transformers (AREA)
- Coils Or Transformers For Communication (AREA)
- Rectifiers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はテレビジョン受信機に使用されるフライバック
トランス用の巻線ボビンに関するものである。
トランス用の巻線ボビンに関するものである。
近年フライバックトランスは小型、軽量、低コスト等の
市場要求によりダイオード等の部品をフライバックトラ
ンスに内蔵する構造が多く採用されている。
市場要求によりダイオード等の部品をフライバックトラ
ンスに内蔵する構造が多く採用されている。
このため例えばダイオードをボビンに固定するための構
造や、ダイオードと巻線部またはボビンとの絶縁距離を
保つための構造等が種々考案されている。
造や、ダイオードと巻線部またはボビンとの絶縁距離を
保つための構造等が種々考案されている。
第1図は従来の巻線ボビンの概略を示す斜視図、第2図
a、l)はそれぞれ巻線ボビンの1部を拡大して示した
斜視図である。
a、l)はそれぞれ巻線ボビンの1部を拡大して示した
斜視図である。
ボビン1はダイオード固定脚2a、2b、ダイオード収
納部3、巻線溝4、鍔5およびコア挿入孔6により構成
されている。
納部3、巻線溝4、鍔5およびコア挿入孔6により構成
されている。
ダイオード固定脚2a、2bは、ダイオードリード11
およびダイオード10と、ボビン1および巻線部4との
絶縁距離を保つためにボビン1の外周方向に突出してい
る。
およびダイオード10と、ボビン1および巻線部4との
絶縁距離を保つためにボビン1の外周方向に突出してい
る。
更に第2図aに示すようにダイオード固定脚2 a 、
2 bの先端はダイオードリード支持部7a、7bとダ
イオードリード案内部8 a 、8 bとでU字形に構
成されている。
2 bの先端はダイオードリード支持部7a、7bとダ
イオードリード案内部8 a 、8 bとでU字形に構
成されている。
また、第2図すに示すようにダイオード10は、対向す
るダイオード固定脚2 a 、2 bのダイオードリー
ド支持部7 a 、7 bにダイオードリード11が保
持され、更にダイオードリード案内部8 a 、8 b
の上部が、例えば半田ごてのような加熱された封止具に
よって加熱融着されることにより、ダイオード固定脚2
a 、2 bに固定される。
るダイオード固定脚2 a 、2 bのダイオードリー
ド支持部7 a 、7 bにダイオードリード11が保
持され、更にダイオードリード案内部8 a 、8 b
の上部が、例えば半田ごてのような加熱された封止具に
よって加熱融着されることにより、ダイオード固定脚2
a 、2 bに固定される。
しかし、上記した構造のダイオード固定脚2a。
2bを有する巻線ボビン1において、ダイオードリード
案内部8a、8bを加熱融着する際に、封止具の温度が
高い場合や長時間加熱した場合などにおいては、しばし
ばダイオードリード支持部7a。
案内部8a、8bを加熱融着する際に、封止具の温度が
高い場合や長時間加熱した場合などにおいては、しばし
ばダイオードリード支持部7a。
7bが溶融し、ダイオードリード11がダイオード支持
部7 a 、7 bの中に埋没し、ダイオード10がボ
ビン1に接触してしまうことがある。
部7 a 、7 bの中に埋没し、ダイオード10がボ
ビン1に接触してしまうことがある。
その結果、ダイオード10とボビン1および巻線部4と
の絶縁距離が不足し、絶縁破壊を招くという欠点がある
。
の絶縁距離が不足し、絶縁破壊を招くという欠点がある
。
本考案の目的は上記した従来技術の欠点をなくし、封止
具の温度が高い場合や、ダイオード案内部を長時間加熱
した場合などにおいても、ダイオードリードがダイオー
ドリード支持部の中に容易に埋没しない巻線ボビンを提
供することにある。
具の温度が高い場合や、ダイオード案内部を長時間加熱
した場合などにおいても、ダイオードリードがダイオー
ドリード支持部の中に容易に埋没しない巻線ボビンを提
供することにある。
以下本考案を図に示す実施例によって説明する。
第3図a、l)は本考案によるフライバックトランス用
の巻線ボビンの実施例の主要部を拡大して示した斜視図
である。
の巻線ボビンの実施例の主要部を拡大して示した斜視図
である。
第3図aに示すように本考案の巻線ボビン1においては
、対向するダイオード固定脚2a、2bの内側にダイオ
ード固定脚2a、2bの高さよりも低く、ダイオードリ
ード支持部7a、7bの高さと同等程度の高さを有する
ダイオード係止部9 a 、9 bを設けたものである
。
、対向するダイオード固定脚2a、2bの内側にダイオ
ード固定脚2a、2bの高さよりも低く、ダイオードリ
ード支持部7a、7bの高さと同等程度の高さを有する
ダイオード係止部9 a 、9 bを設けたものである
。
第3図すに示すように本考案においては、ダイオード案
内部8a、8bの上部が加熱された封止具によって加熱
融着される場合において、ダイオードリード係止部9a
、9bは直接加熱されないので、ダイオードリード係止
部9 a 、9 bは溶融しない。
内部8a、8bの上部が加熱された封止具によって加熱
融着される場合において、ダイオードリード係止部9a
、9bは直接加熱されないので、ダイオードリード係止
部9 a 、9 bは溶融しない。
したがって、ダイオードリード11がダイオード係止部
9 a 、9 bによって係止され、ダイオード支持部
7a、7bの中へ埋没することがない。
9 a 、9 bによって係止され、ダイオード支持部
7a、7bの中へ埋没することがない。
また、ダイオード案内部8 a 、8 bを融着する場
合において、ダイオード係止部9a、9bの上面によっ
てダイオードリード11が係止されていることを確認し
ながら、ダイオード案内部8 a 、8 bの融着作業
をすることができるので、ダイオードリード11をダイ
オードリード支持部7 a 、7 bに埋没させること
がなくなる。
合において、ダイオード係止部9a、9bの上面によっ
てダイオードリード11が係止されていることを確認し
ながら、ダイオード案内部8 a 、8 bの融着作業
をすることができるので、ダイオードリード11をダイ
オードリード支持部7 a 、7 bに埋没させること
がなくなる。
したがって、ダイオード10がボビン1に接触すること
がなく、絶縁破壊を招くことがない。
がなく、絶縁破壊を招くことがない。
第1図は従来の巻線ボビンの概略を示す斜視図、第2図
a、l)は巻線ボビンの1部を拡大して示した斜視図、
第3図a、l)は本考案による巻線ボビンの1実施例の
主要部を拡大して示した斜視図である。 1・・・・・・巻線ボビン、2 a 、2 b・・・・
・・ダイオード固定脚、9 a 、9 b・・・・・・
ダイオード係止部、10・・・・・・ダイオード、11
・・・・・・ダイオードリード。
a、l)は巻線ボビンの1部を拡大して示した斜視図、
第3図a、l)は本考案による巻線ボビンの1実施例の
主要部を拡大して示した斜視図である。 1・・・・・・巻線ボビン、2 a 、2 b・・・・
・・ダイオード固定脚、9 a 、9 b・・・・・・
ダイオード係止部、10・・・・・・ダイオード、11
・・・・・・ダイオードリード。
Claims (1)
- ダイオードのリード線を固定するために、ボビンの外周
の1部に外周から突出し、上部がU字形に形成された対
向する2つのダイオード固定脚を有し、ダイオード固定
脚のU字形部を加熱融着することにより、上記ダイオー
ドのリード線をボビンに固定する構造のフライバックト
ランス用の巻線ボビンにおいて、対向する2つのダイオ
ード固定脚の内側に、固定脚の高さよりも低いダイオー
ド係止部を設けたことを特徴とする巻線ボビン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2089378U JPS591431Y2 (ja) | 1978-02-22 | 1978-02-22 | 巻線ボビン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2089378U JPS591431Y2 (ja) | 1978-02-22 | 1978-02-22 | 巻線ボビン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54124934U JPS54124934U (ja) | 1979-08-31 |
JPS591431Y2 true JPS591431Y2 (ja) | 1984-01-14 |
Family
ID=28852733
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2089378U Expired JPS591431Y2 (ja) | 1978-02-22 | 1978-02-22 | 巻線ボビン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS591431Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH076713Y2 (ja) * | 1985-01-28 | 1995-02-15 | 株式会社村田製作所 | フライバツクトランス |
-
1978
- 1978-02-22 JP JP2089378U patent/JPS591431Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54124934U (ja) | 1979-08-31 |
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