JPS5914316B2 - 回転曲面形タンクの溶接組立ポジシヨナ− - Google Patents

回転曲面形タンクの溶接組立ポジシヨナ−

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JPS5914316B2
JPS5914316B2 JP7318080A JP7318080A JPS5914316B2 JP S5914316 B2 JPS5914316 B2 JP S5914316B2 JP 7318080 A JP7318080 A JP 7318080A JP 7318080 A JP7318080 A JP 7318080A JP S5914316 B2 JPS5914316 B2 JP S5914316B2
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JP
Japan
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welding
axis
tank
assembly positioner
positioner
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JP7318080A
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JPS56168998A (en
Inventor
登雄 元山
邦秋 西垣
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Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd
Original Assignee
Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、2つの回転軸を個別に制御する回転曲面形タ
ンクの溶接組立ポジシヨナーに関するものである。
通常、球形からなる回転曲面形(以下本説明では便宜上
球形について説明する)タンクを構成するタンク球殻材
(以下便宜上板材と略称する)の溶接線は、回転軸を含
む平面内にあることが多い。
即ち、回転軸を含む平面で切つた線を個々の板材の溶接
線としている場合が多い。この溶接線の下向高能率溶接
を施工するためには、溶接位置が常にほぼ水平になるよ
うに溶接姿勢制御治具である組立ポジシヨナーの上で行
う必要があり、3枚以上の板材で構成されるブロックの
溶接を行うための従来の方法としては、下記の2種類が
ある。
(1)まず、1軸用の組立ポジシヨナーを用いる従来の
方法を説明すると、第1a−1図及び第1a−2図に示
すごとく、2枚の板材a、b及びc、5dの溶接線W1
及びW2を含む第1a−3図のようにほぼ鉛直平面り(
斜線で示す)に直交する軸Aまわりに回転しながらa3
bまたはc、dの板材を溶接した後、第1a−4回に示
すように2枚継された板材a、b及びc、d同志の10
溶接線W3を含む第1a−5図の斜線で示すような平面
Vがほぼ鉛直になるように板材a、b及びc、dをセッ
トし、この鉛直平面Vに直交する軸Aのまわりを回転し
ながら溶接施工する。
また、第1b−1図に示す、2枚の板材a、15bの溶
接線Wlを含む第1b−2図の鉛直平面Vに直交する軸
Aまわりに回転しながら、溶接線W1を溶接した後、第
1b−3図に示すごとく3枚目の板材Cと2枚継された
板材a、b同志の溶接線W2が第1b−4回の鉛直平面
V内20に位置するように、板材a、bをずらし、この
鉛直平面Vと直交する軸Aまわりに回転しながら溶接線
W2を完成する。以下同様に、第1b−5図及び第1b
−6図のごとく、板材a、b、cと板材dとの溶接線W
3を完成してゆく方法25もある。(2)次に、従来の
2軸同時制御ポジシヨナーを用いて溶接組立する方法を
説明すると、第2a一1図、第2a−2図に示すごとく
、第1軸Alを溶接線W1または、W2、W3のいずれ
かの弦30Bとほぼ平行にとり、第1軸Al及び第2軸
A2を同時に回転制御して、これら溶接線W1、W2、
W3上の溶接個所が常にほぼ水平になるようにして溶接
するか、または第2b−1図及び第2b−2図に示すご
とく、1点ユニバーサル35ジョイント10により支持
し、数本の油圧シリンダー11の押引によりこれら溶接
線W0、W2、W3上の溶接個所が常にほぼ水平となる
ようにして溶接する等の方法もある。
しかしながら、上記(1)項にて説明した方法では、そ
の専有定盤面積が広くなり、一・ンドリングの回数が多
くなるので、工程遅延の原因につながるという問題があ
り、また、(2)項の方法では多額の設備投資を必要と
するという欠点があつた。
一般に、球形タンクを構成するタンク球殻材の溶接組立
に適用される溶接としては、高品質、高能率が期待でき
る下向溶接適用が望まれている。
そこで本発明は、前記従米の欠点及び問題点を解消する
ためになされたものであり、特殊、かつ簡便な姿勢制御
方式により、下向溶接法適用範囲の拡大を容易にし、更
に従米法ではなし得なかつた専有定盤面積の縮少と、工
期短縮とを比較的少額設備投資で実現可能とすることを
目的としたものである。即ち本発明は、回転曲面形タン
クを構成するタンク球殻材を常に下向姿勢で溶接できる
ような溶接姿勢制御用の組立ポジシヨナ一において、そ
のタンク球殻材で形成する回転曲面体の回転軸と平行な
軸及びこれに直角な軸にそれぞれ回転軸を設けると共に
、これら2つの回転軸を個別に制御することにより構成
される。
以下図面を参照して本発明の実施例における溶接組立ポ
ジシヨナ一の構成、機構及び被溶接材の溶接組立方法に
つき説明するが、前記第1a−1図から第2b−2図ま
で示した従米例と同じ部品は同じ部品番号で示している
まず、第3図に示す本発明の実施例における溶接組立ポ
ジシヨナ一の第1軸A1に回転軸を設け、その上部に鋼
製型鋼で作られた上部架台2bが固著され、上部架台2
b上にはタンク球殻材で形成する回転曲面体の曲率に調
節可能な2重パイプ式受治具2c及びプロツク反転のた
めにプロツク端部支持可能な反転支持治具2dが取付け
られている。
第1軸A1の回転軸は、経度差に応じて、第2軸A2の
回転軸の回転中常に横方向(溶接進行方向と直角方向)
傾斜無しでゆける、所要の経度方向回転固定後、第2軸
A2の回転軸の単独回転のみで溶接線のポジシヨニング
が行なえるように、球形の軸(地軸)と平行に設置され
ている。
また、第1軸A1と直角方向に回転軸をもつ第2軸A2
用下部架台2eは、溶接線即ち、経度線方向のポジシヨ
ニングのための回転軸用架台で、鋼製型鋼で作られた半
円筒状の形状をし、ターニングローラ一2fにより、溶
接速度と同期回転するように速度調節される。次に、第
4図は反転支持治具2dの拡大図で、板耳を2枚の緩衝
材付きのはさみ部3aで支持し、回転軸3bまわりに回
転するようになつており、タンク球殻材の曲率及び大き
さが変化しても、板耳のほぼ適当な位置で支持できるよ
うに、上下、水平距離を調節できる形式、即ち2重パイ
プにピン差込み式の固定部3c付となつている。
更に、第5図は、溶接組立ポジシヨナ一の第1軸A1、
第2軸A2とタンク球殻材である被溶接例4cとの位置
関係を示しており、POは回転曲面体の回転軸、即ち球
形の場合は地軸となる。
また、第6a図から第6j図までは本発明における溶接
組立ポジシヨナ一の作動ステツプを図示したもので、第
5図の位置で固着仮付されたタンク球殻材である被溶接
材4cは第1軸A1Φθ回転後、第2軸A2Φ,回転し
ながら、第6a図から第6c図に示すように矢印wのご
とく下向溶接される。ここでΦθは、1枚の被溶接材4
cの幅方向の角度差(経度差)、Φ,は1枚の被溶接材
4cの長さ方向の角度差(緯度差)である。
溶接線の数だけΦθ回転し、固定の後、Φ,回転しなが
ら下方向溶接wを繰返した後、そのプロツクを反転支持
治具2d及びクレーン12により、第6e図から第6e
図のごとく反転した後、反対面の溶接組立ポジシヨナ一
上に第6f図のごとく固定する。
以下同様に、第1軸A1及び第2軸A2個別制御により
第6g図から第61図のごとく下向溶接して、第6j図
のごとく被溶接材4cのプロツクを完成する。
即ち、第7図の中心軸PQにより形成された球形タンク
、または第8図の中心軸PtQ′ により形成された円
筒形タンクの鏡板部の経度差θ、緯度差φで囲まれた回
転曲面形タンクの構成素材3枚以上の板継の1例として
、4枚の板材A,b,c,dで構成されるプロツクAB
CDまたはA′Bでσの3本の球心を通る平面で切断し
た球殻上の線(大円)の溶接線の下向溶接をするのに、
経度差に対応するために、ある設定角度をとる第1軸A
1と緯度差に対応するための第2軸A2とを有する溶接
組立ポジシヨナ一上へ、板材A,b,O,dを固着した
後、順次ポジシヨニングしながら片面の溶接を施工し、
次に反転支持治具2dにてプロツク端部を支持し、他端
をクレーン12にて吊上げて反転させ、反対面の溶接組
立ポジシヨナ一上へ固着後、同様に残りの反対面の溶接
施工をすることができる。
従つて、本発明の溶接組立ポジシヨナ一は、溶接中のポ
ジシヨニングが常に1軸づつの個別制御であり、かつそ
のことが最大の特徴である。
即ち、本発明の溶接組立ポジシヨナ一は2軸個別制御の
ため、2軸同時制御の従来のものに較べて設備投資を著
しく低減できると共に、2軸1駆動であるので被溶接部
材の反転作業が溶接組体ポジシヨナ一上で行なえるので
専有定盤面積が少ないという利点がある。また、板材3
枚以上の溶接組立作業が集約化されるために工程短縮が
でき、更に、定盤との取合部がターニングローラ一であ
るため、その溶接組立ポジシヨナ一の設置移動が容易に
行なえるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1a−1図から第1a−5図及び第1b−1図から第
1b−6図は従来の1軸ポジシヨナ一の作動方法を示す
概略斜視図、第2a−1図、第2a−2図及び第2b−
1図、第2b−2図は従来の2軸同時制御のポジシヨナ
一の作動方法を示す概略斜視図とその側面図、第3図は
本発明の実施例における溶接組立ポジシヨナ一の一部破
断の全体斜視図、第4図は第3図の反転支持治具の拡大
斜視図、第5図は第3図の溶接組立ポジシヨナ一上の被
溶接材と各回転軸との位置関係を示す概略側面図、第6
a図から第6j図までは第3図の溶接組立ポジシヨナ一
の作動状態を示す概略側面図、第7図及び第8図は本発
明を適用した回転曲面形タンクの概略斜視図である。 2b・・・・・・上部架台、2d・・・・・・反転支持
治具、2e・・・・・・第2軸用下部架台、2f・・・
・・・ターニングローラ一、4c・・・・・・被溶接材
、A,b,c,d・・・・・・板材(タンク球殻材)、
A1・・・・・・第1軸、A2・・・・・・第2軸、W
・・・・・・溶接、PQ・・・・・・回転曲面体の回転
軸。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 回転曲面形タンクを構成するタンク球殻材を常に下
    向姿勢で溶接できるような溶接姿勢制御用の組立ポジシ
    ヨナーにおいて、該タンク球殻材で形成する回転曲面体
    の回転軸と平行な軸及びこれに直角な軸にそれぞれ回転
    軸を設けると共に、これら2つの回転軸を個別に制御す
    ることを特徴とする回転曲面形タンクの溶接組立ポジシ
    ヨナー。
JP7318080A 1980-05-31 1980-05-31 回転曲面形タンクの溶接組立ポジシヨナ− Expired JPS5914316B2 (ja)

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JPS56168998A JPS56168998A (en) 1981-12-25
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ID=13510677

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JPH0349373Y2 (ja) * 1984-10-03 1991-10-22
JPH0349374Y2 (ja) * 1984-10-03 1991-10-22

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