JP3083082B2 - 梁貫通タイプの鉄骨柱の製造方法とその装置 - Google Patents

梁貫通タイプの鉄骨柱の製造方法とその装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、梁貫通タイプの
骨柱の製造方法とその装置、より詳しくは、組立治具等
(心出し機器、定盤、位置決め機器等を含む)を利用し
た人手による煩雑な組立作業を行なう必要がなく、高能
率かつ高精度に、梁貫通タイプの鉄骨柱を製造すること
のできる鉄骨柱の製造方法と、同方法に使用する鉄骨柱
の製造装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、コアピースに仕口ピースを周設し
た複数の仕口パネル部材と、鋼管材から成るコラム部材
とを、運搬可能な長さを限度として交互に連結した梁貫
通タイプの鉄骨柱を製造する方法としては、まず、組立
治具等や組立ピットを利用して仕口パネル部材とコラム
部材とを仮付け溶接(組立溶接)して鉄骨柱の全体を組
み立てておき、次いで、この鉄骨柱の全体組立体を回転
ポジショナ(ターニングロール)に移して其処で本溶接
を行なうという製造方法が採られていた。このように鉄
骨柱を製造する場合、信頼のおける良質な溶接を得るた
めの下向き溶接姿勢を実現するために、組立治具等にお
いては仮付け溶接(組立溶接)をするにとどめ、その後
に回転ポジショナを利用して本溶接を行なっていたので
ある。
【0003】しかしながら、従来の鉄骨柱の製造方法に
あっては、この組立治具等を用いた組立作業は人手で行
われていたことから、高度な技能が要求される割には精
度が悪くて能率が上がらないという難点があった。ま
た、仮付け溶接(組立溶接)して得た鉄骨柱の組立体を
組立治具等から回転ポジショナの設置位置まで天井クレ
ーン等を用いて搬送する必要があることから、溶接作業
それ自体の労力に加え、危険なクレーン搬送作業や回転
ポジショナへのセット作業に相当の労力が必要であっ
た。更には、このクレーン搬送に耐えるための相当強固
な溶接が組立時の仮付け溶接作業に要求され、しかも、
本溶接処理時には、良質な溶接性能を得るためにこれら
の仮付け溶接部を全てはつり取るという無駄な作業を行
うことを余儀なくされていたのである。
【0004】勿論、鉄構業界においては、鉄骨柱の製造
能率の向上を図るため、自動アーク溶接ロボットの導入
が積極的に進められている。しかしながら、この溶接ロ
ボットは、回転ポジショナを用いた本溶接作業それ自体
を自動化するものに過ぎず、組立治具を用いた人手によ
る組立作業や組立体のクレーン搬送作業等を行わねばな
らないことには変わりなく、鉄骨柱の製造工程全体とし
てみた場合、大幅な製造能率の向上は望めなかった。
【0005】即ち、この自動溶接ロボットを利用して
も、組立治具から溶接ポジショナへのクレーン搬送が必
要で、仮付け溶接部に鉄骨柱の自重を支える相当の強度
が要求される点は何ら変わらず、かえって、溶接ロボッ
トの場合、溶接線の開先形状の自動検出の都合から仮付
け溶接を全周に亙って均一に施さねばならないという不
都合があり、溶接ロボットを導入するにしても、従来の
鉄骨柱の製造方法を採用している限り、鉄骨柱の製造リ
ードタイムの短縮や製造能率向上には限界があると言わ
ざるを得なかったのである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来の鉄骨
柱の製造方法に上記の如き難点があったことに鑑みて為
されたもので、組立治具等を利用した人手による煩雑な
組立作業を行なう必要がなく、高能率かつ高精度に梁貫
通タイプの鉄骨柱を製造することのできる鉄骨柱の製造
方法と、同方法に使用する構成の極めて簡素な鉄骨柱の
製造装置を提供することを技術的課題とするものであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者は、まずは組立
治具等で仮付け溶接(組立溶接)による組立作業を行っ
て、次に回転ポジショナを利用して本溶接を行う、とい
う従来の鉄骨柱製造の考え方に囚われていたのでは、た
とえ溶接ロボットを導入したとしても製造能率の大幅な
向上は期待できないとの着想を得、従来のように溶接工
程のみに着眼するのではなく鉄骨柱の製造工程全体を見
直した。そして、以下の技術的手段を採用することによ
って上記課題を解決したのである。
【0008】即ち、本発明は、上記の技術的課題を解決
するために、コアピースに仕口ピースを周設した少なく
とも一つの仕口パネル部材Jと、鋼管材から成る少なく
とも一つのコラム部材Cとが連結されて成る梁貫通タイ
プの鉄骨柱を製造するにあたり、前記仕口パネル部材J
を仕口ポジショナ1により位置及び姿勢制御可能に保持
させると共に、前記コラム部材Cをコラムポジショナ2
により位置及び姿勢制御可能に保持させ、次いで、これ
ら仕口ポジショナ1及びコラムポジショナ2の少なくと
も何れか一方を動作させることにより当該仕口パネル部
材Jとコラム部材Cとを所定の接合位置及び角度で突き
合わせ、然る後、この突き合わせ状態を保ったまま当該
仕口パネル部材Jとコラム部材Cとを同期的に姿勢変化
させて本溶接することによって、当該仕口パネル部材J
とコラム部材Cを連結して梁貫通タイプの鉄骨柱を製造
するという技術的手段を採用した。
【0009】また、本発明は、上記課題を解決するため
に、必要に応じて上記手段に加え、予め心合せ状態に配
列された仕口ポジショナ1及びコラムポジショナ2に仕
口パネル部材J及びコラム部材Cを各々、回転自在に心
出し保持させ、そして、これら仕口ポジショナ1及びコ
ラムポジショナ2の少なくとも何れか一方を、当該コラ
ムポジショナ2の回転軸心と平行に敷設した軌道3・3
上を走行させることによって、当該仕口パネル部材Jと
コラム部材Cとを所定の接合位置及び角度で突き合わせ
るという技術的手段を採用した。
【0010】更にまた、本発明は上記課題を解決するた
めに、コアピースに仕口ピースを周設した仕口パネル部
材Jを位置及び姿勢制御可能に保持する仕口ポジショナ
1と;鋼管材から成るコラム部材Cを位置及び姿勢制御
可能に保持するコラムポジショナ2と;を包含し、これ
ら仕口ポジショナ1及びコラムポジショナ2の少なくと
も何れか一方を動作させることにより、仕口パネル部材
Jとコラム部材Cとを所定の接合位置及び角度で突き合
わせ、この突き合わせ状態のまま、当該仕口パネルJと
コラム部材Cとを同期的に姿勢変化させて本溶接するこ
とによって、当該仕口パネル部材Jとコラム部材Cを連
結して梁貫通タイプの鉄骨柱を製造するという技術的手
段を採用した。
【0011】更にまた、本発明は上記課題を解決するた
め、必要に応じて上記手段に加え、仕口パネル部材Jを
回転自在に心出し保持可能な仕口ポジショナ1と、コラ
ム部材Cを回転自在に心出し保持可能なコラムポジショ
ナ2とが予め心合せ状態に配列されており、これら仕口
ポジショナ1及びコラムポジショナ2の少なくとも何れ
か一方が当該コラムポジショナ2の回転軸心と平行に敷
設された軌道3・3上を走行可能なるごとく構成されて
いるという技術的手段を採用したのである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明を添付図面に示す実
施形態に基づき詳しく説明する。なお、図1〜図3は本
実施形態装置による梁貫通タイプの鉄骨柱の製造工程を
説明する全体斜視図である。
【0013】図中、符号1で指示するものは、コアピー
スの周囲に計4つの仕口ピースが周設されて成る仕口パ
ネル部材Jを、位置及び姿勢制御可能に保持する仕口ポ
ジショナである。即ち、本実施形態の仕口ポジショナ1
は、仕口パネル部材Jのコアピース部分を掛止する複数
のクランプ10a・10a…と仕口ピース部分を掛止する複
数のクランプ10b・10b…とによって当該仕口パネル部
材Jを心出し状態で保持し、さらに図示しないモータに
よって、この保持した仕口パネル部材Jを回転させる円
形状のステージ10と、このステージ10を図示しないモー
タにより水平状態から垂直状態(図2参照)に起立させ
る起倒揺動アーム11・11と、この起倒揺動アーム11・11
を軸支して後述する軌道3・3上を自走する台車12とか
ら構成されている。
【0014】一方、図中、符号2で指示するものは、予
め開先加工が施されてある角形鋼管材から成るコラム部
材Cを、位置及び姿勢制御可能に保持するコラムポジシ
ョナである。即ち、本実施形態のコラムポジショナ2
は、コラム部材Cの全外周部分を掛止する複数のクラン
プ20a・20a…によって当該コラム部材Cを心出し状態
で抱持する前後一対のロール20・20と、図示しないモー
タによってこれら一対のロール20・20を同期的に回転さ
せる前後一対のロール受け21・21と、これらロール受け
21・21を載置して後述する軌道3・3上を自走する台車
22とから構成されている。
【0015】そして更に、このコラムポジショナ2は、
図2に示すように、その回転軸心A−Aを、ステージ10
を垂直に起立させて仕口パネル部材Jを回転させる仕口
ポジショナ1のステージ10の回転軸心に対し、心合せ状
態に配設されており、かつ、当該コラムポジショナ2の
回転軸心A−Aと平行に敷設された軌道3・3上を仕口
ポジショナ1に対し相対的に接近移動可能に構成されて
いるのである。
【0016】以下、図1〜図3を参照しながら、本実施
形態の製造装置が行う梁貫通タイプ 鉄骨柱の製造工程
を詳しく説明する。
【0017】まず、互いに心合せ状態に配列されてコラ
ムポジショナ2の回転軸心A−A(図2参照)と平行に
敷設された軌道3・3上を走行可能な、仕口ポジショナ
1及びコラムポジショナ2に各々、仕口パネル部材J及
びコラム部材Cを保持させる(図1参照)。
【0018】即ち、仕口ポジショナ1の水平状態のステ
ージ10上に仕口パネル部材Jを載置して、この載置した
仕口パネル部材Jをクランプ10a、10b…で掛止するこ
とによって当該仕口パネル部材Jをステージ10上で心出
し状態に保持させる一方、コラムポジショナ2の前後一
対のロール20・20にコラム部材Cを横架状態に載置し
て、この載置したコラム部材Cをクランプ20a・20a…
で掛止することによって当該コラム部材Cをロール20・
20で心出し状態に抱持させるのである。
【0019】次に、図2に示すように、仕口ポジショナ
1のステージ10を垂直状態に起立させることにより、仕
口ポジショナ1のステージ10の回転軸心コラムポジシ
ョナ2の回転軸心Aに一致させる。そして、仕口ポジシ
ョナ1及びコラムポジショナ2を相対的に軌道3・3上
を接近走行させることにより、これら仕口パネル部材J
とコラム部材Cとを正確に所定の接合位置及び接合角度
で突き合わせる(図3参照)。
【0020】然る後、仕口ポジショナ1のステージ10及
びコラムポジショナ2のロール20・20を同期的に回転さ
せることによって当該突き合わせ状態を保ったまま仕口
パネル部材Jとコラム部材Cとを回転させ、この突き合
わせ部位を図示しない周知の自動アーク溶接ロボットで
本溶接処理することによって、当該仕口パネル部材Jと
コラム部材Cとを連結して梁貫通タイプの鉄骨柱を製造
してゆくのである。勿論、この突き合わせ部位の本溶接
処理を手作業で行なうようにしても良い。
【0021】このように、本実施形態の製造装置にあっ
ては、溶接処理すべき仕口パネル部材Jとコラム部材C
とを、最初からワーク位置及びワーク姿勢制御可能な仕
口ポジショナ1及びコラムポジショナ2により保持し
て、両者を所定の接合位置及び接合角度で突き合わせ、
更にこの突き合わせ状態を保ったまま当該仕口パネル部
材Jとコラム部材Cとを同期的に姿勢回転させながら
溶接して鉄骨柱を製造しているので、従来のように、精
度・能率の点で限界のある組立治具等を利用した人手に
よる組立作業や、組立治具等から回転ポジショナ(ター
ニングロール)までの危険で手間のかかるクレーン搬送
作業を行う必要がなく、高能率かつ高精度に梁貫通タイ
プの鉄骨柱を製造することができるのである。
【0022】また、本実施形態では、上述したように、
溶接処理すべき仕口パネル部材Jとコラム部材Cとを、
最初からワーク位置及びワーク姿勢制御可能な仕口ポジ
ショナ1及びコラムポジショナ2により保持して、両者
を正確に所定の接合位置及び接合角度で突き合わせるこ
とが可能で、しかもこの突き合わせ状態を保ったまま当
該仕口パネル部材Jとコラム部材Cを同期的に回転させ
ることが可能なので、この突き合わせ部分に対していき
なり下向き姿勢での本溶接作業を行なうことも可能とな
り、仮付け溶接(組立溶接)が必須であった従来の製造
方法に比して大幅に鉄骨柱の製造能率を向上させること
ができる。
【0023】勿論、本実施形態において、下向き姿勢で
の本溶接作業を行なう前に、仮付け溶接を施すことも可
能である。この場合、本発明にあっては、従来のように
仮付け溶接して得た鉄骨柱組立体を天井クレーン等で吊
下搬送する必要がないので、当該仮付け溶接部分に鉄骨
柱の自重に耐えるような強度が要求されるようなことも
なく、格段に少ない仮付け溶接で済ませることができ、
仮付け溶接作業自体も大幅に省力化できるのである。
【0024】更にまた、本実施形態では、仕口パネル部
材J及びコラム部材Cを各々心出し保持する仕口ポジシ
ョナ1及びコラムポジショナ2を予め心合せ状態に配列
し、しかも、このコラムポジショナ2の回転軸心Aと平
行な軌道3・3上を接近走行可能に構成しているので、
極めて構成簡素な装置でスピーディ、且つ、安全に仕口
パネル部材Jとコラム部材Cとを正確に突き合わせるこ
とが可能となり、鉄骨柱を高精度、高能率に製造するこ
とができるのである。
【0025】
【発明の効果】以上、実施形態をもって説明したとお
り、本発明に係る梁貫通タイプの鉄骨柱の製造方法にあ
っては、溶接処理すべき仕口パネル部材とコラム部材と
を、最初からワーク位置及びワーク姿勢制御可能な仕口
ポジショナ及びコラムポジショナにより保持し、両者を
所定の接合位置及び接合角度で突き合わせ、更にこの突
き合わせ状態を保ったまま当該仕口パネル部材とコラム
部材とを同期的に姿勢回転させながら本溶接処理して鉄
骨柱を製造しているので、従来のように精度・能率の点
で限界のある組立治具等を用いた人手による組立作業
や、組立治具等から回転ポジショナ(ターニングロー
ル)までの危険で手間のかかるクレーン搬送作業を行う
必要がなく高能率かつ高精度に梁貫通タイプの鉄骨柱を
製造することができるのである。
【0026】また、必要に応じて、これら仕口ポジショ
ナ及びコラムポジショナを予め心合せ状態に配列し、こ
れら仕口ポジショナ及びコラムポジショナを当該コラム
ポジショナの回転軸心と平行に敷設した軌道上を接近走
行可能に構成すれば、極めて構成簡素な装置で、スピー
ディ、且つ、安全に仕口パネル部材とコラム部材とを正
確に突き合わせることが可能となり、更に高精度、高能
率に鉄骨柱を製造することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態の鉄骨柱の製造工程を説明する全体
斜視図である。
【図2】本実施形態の鉄骨柱の製造工程を説明する全体
斜視図である。
【図3】本実施形態の鉄骨柱の製造工程を説明する全体
斜視図である。
【符号の説明】
1 仕口ポジショナ 2 コラムポジショナ 3 軌道 J 仕口パネル部材 C コラム部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B23K 37/00 - 37/047

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コアピースに仕口ピースを周設した少な
    くとも一つの仕口パネル部材Jと、鋼管材から成る少な
    くとも一つのコラム部材Cとが連結されて成る梁貫通タ
    イプの鉄骨柱を製造するにあたり、 前記仕口パネル部材Jを仕口ポジショナ1により位置及
    び姿勢制御可能に保持させると共に、前記コラム部材C
    をコラムポジショナ2により位置及び姿勢制御可能に保
    持させ、 次いで、これら仕口ポジショナ1及びコラムポジショナ
    2の少なくとも何れか一方を動作させることにより当該
    仕口パネル部材Jとコラム部材Cとを所定の接合位置及
    び角度で突き合わせ、 然る後、この突き合わせ状態を保ったまま当該仕口パネ
    ル部材Jとコラム部材Cとを同期的に姿勢変化させて
    溶接することによって、当該仕口パネル部材Jとコラム
    部材Cを連結して鉄骨柱を製造することを特徴とした
    貫通タイプの鉄骨柱の製造方法。
  2. 【請求項2】 予め心合せ状態に配列された仕口ポジシ
    ョナ1及びコラムポジショナ2に仕口パネル部材J及び
    コラム部材Cを各々、回転自在に心出し保持させ、そし
    て、これら仕口ポジショナ1及びコラムポジショナ2の
    少なくとも何れか一方を、当該コラムポジショナ2の回
    転軸心と平行に敷設した軌道3・3上を走行させること
    によって、当該仕口パネル部材Jとコラム部材Cとを所
    定の接合位置及び角度で突き合わせることを特徴とした
    請求項1記載の梁貫通タイプの鉄骨柱の製造方法。
  3. 【請求項3】 コアピースに仕口ピースを周設した仕口
    パネル部材Jを位置及び姿勢制御可能に保持する仕口ポ
    ジショナ1と; 鋼管材から成るコラム部材Cを位置及び姿勢制御可能に
    保持するコラムポジショナ2と;を包含し、 これら仕口ポジショナ1及びコラムポジショナ2の少な
    くとも何れか一方を動作させることにより、仕口パネル
    部材Jとコラム部材Cとを所定の接合位置及び角度で突
    き合わせ、この突き合わせ状態のまま、当該仕口パネル
    Jとコラム部材Cとを同期的に姿勢変化させて本溶接
    ることによって、当該仕口パネル部材Jとコラム部材C
    を連結して鉄骨柱を製造することを特徴とした梁貫通タ
    イプの鉄骨柱の製造装置。
  4. 【請求項4】 仕口パネル部材Jを回転自在に心出し保
    持可能な仕口ポジショナ1と、コラム部材Cを回転自在
    に心出し保持可能なコラムポジショナ2とが予め心合せ
    状態に配列されており、これら仕口ポジショナ1及びコ
    ラムポジショナ2の少なくとも何れか一方が当該コラム
    ポジショナ2の回転軸心と平行に敷設された軌道3・3
    上を走行可能なるごとく構成されていることを特徴とし
    た請求項3記載の梁貫通タイプの鉄骨柱の製造装置。
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