JPS5914303Y2 - 車輪踏面清浄装置 - Google Patents
車輪踏面清浄装置Info
- Publication number
- JPS5914303Y2 JPS5914303Y2 JP1976095705U JP9570576U JPS5914303Y2 JP S5914303 Y2 JPS5914303 Y2 JP S5914303Y2 JP 1976095705 U JP1976095705 U JP 1976095705U JP 9570576 U JP9570576 U JP 9570576U JP S5914303 Y2 JPS5914303 Y2 JP S5914303Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wheel tread
- piston
- wheel
- force
- cleaning device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は鉄道車両における車輪踏面とレール間の接触を
清浄に保ち、両者間の粘着力を保持するための車輪踏面
清浄装置に関するものである。
清浄に保ち、両者間の粘着力を保持するための車輪踏面
清浄装置に関するものである。
鉄道車両は車輪踏面とレール間の接触により引張力やブ
レーキ力を得ているが車輪踏面やレール表面は雨水や塵
埃等で汚損されやすく、その結果粘着力が低下する。
レーキ力を得ているが車輪踏面やレール表面は雨水や塵
埃等で汚損されやすく、その結果粘着力が低下する。
そのため従来から踏面を清浄するいくつかの手段がとら
れており例えば空気シリンダを用いて研摩子をブレーキ
時に車輪踏面に押し付ける方法、あるいはコイルばねに
より研摩子を常時車輪踏面に押し付けておく方法が存す
る。
れており例えば空気シリンダを用いて研摩子をブレーキ
時に車輪踏面に押し付ける方法、あるいはコイルばねに
より研摩子を常時車輪踏面に押し付けておく方法が存す
る。
しかし前者の方法では研摩子および車輪の摩耗にともな
い両部品間のすきまが大きくなり作動時間のおくれや作
動時の衝撃による研摩子の破損等を生じやすく、そのた
めに空気シリンダ部にすきま調整器を設ける等、機構が
複雑となりやすい。
い両部品間のすきまが大きくなり作動時間のおくれや作
動時の衝撃による研摩子の破損等を生じやすく、そのた
めに空気シリンダ部にすきま調整器を設ける等、機構が
複雑となりやすい。
また後者の常時コイルばねで研摩子を押し付けておく方
法では研摩子や車輪踏面の摩耗が大きいためその押し付
は力は制限する必要がありそのため車輪踏面の清浄、研
摩効果が充分でないといった欠点を有する。
法では研摩子や車輪踏面の摩耗が大きいためその押し付
は力は制限する必要がありそのため車輪踏面の清浄、研
摩効果が充分でないといった欠点を有する。
本考案はこのような点を改善するためになされたもので
車輪踏面を常に清浄に保つことが出来ると共に、特に車
輪踏面とレール間の粘着力の要求されるブレーキ作動時
には更に清浄効果を倍加させることが出来、かつ機構の
簡単な車輪踏面清浄装置を提供することを目的とする。
車輪踏面を常に清浄に保つことが出来ると共に、特に車
輪踏面とレール間の粘着力の要求されるブレーキ作動時
には更に清浄効果を倍加させることが出来、かつ機構の
簡単な車輪踏面清浄装置を提供することを目的とする。
次に本考案の実施例を図面によって説明する。
1は車輪でありその一部にはディスクブレーキ7を設は
中央の車軸11を軸受箱12に回転自在に嵌合し、この
軸受箱12は軸ばね21を介して台車わく2に取り付け
である。
中央の車軸11を軸受箱12に回転自在に嵌合し、この
軸受箱12は軸ばね21を介して台車わく2に取り付け
である。
一方台車わく2の一部には空気シリンダ3を固定する。
この空気シリンダ3は内部にピストン31を設け、ピス
トン31の外周に固定したパツキン32が空気シリンダ
3内面に密に摺接している構造である。
トン31の外周に固定したパツキン32が空気シリンダ
3内面に密に摺接している構造である。
そして空気シリンダ3の外側に突設した外鍔33とピス
トン31の一端部で外側に突出した外鍔との間にはコイ
ルばね34を介在させ、ピストン31には常にシリンダ
3から抜ける方向への弱い力を与えておく。
トン31の一端部で外側に突出した外鍔との間にはコイ
ルばね34を介在させ、ピストン31には常にシリンダ
3から抜ける方向への弱い力を与えておく。
更に空気ミリシダ3端には空気管4を接続しブレーキ作
動時にはピストン31を大きい力で押し出すことが出来
るよう構成する。
動時にはピストン31を大きい力で押し出すことが出来
るよう構成する。
一方5はテコであり中央をテコ受け51に軸支52シ、
一端はピストン31に、他端は清浄千頭61に各々軸支
する。
一端はピストン31に、他端は清浄千頭61に各々軸支
する。
そしてテコ受け51は台車わく2に固定し、また清浄子
頭61には清浄子6を取り付ける。
頭61には清浄子6を取り付ける。
次に作動について説明する。
<1〉ブレーキが働いていないとき
テコ5はピストン31に働くばね34の力を受けて常に
一方向への回転力が働く。
一方向への回転力が働く。
この回転力によって清浄子6は常に弱い力、例えば2〜
3kg程度の力で車輪1の踏面に押し付けられる。
3kg程度の力で車輪1の踏面に押し付けられる。
従って車輪踏面ばそれほど摩耗することなく常に清浄に
されていることになる。
されていることになる。
ぐ2〉ブレーキが働いたとき
空気管4から圧力空気の力でピストン31に大きな力が
加わるとテコ5を介して清浄子6は大きな力、例えば3
0 kg程度の力で車輪1に押し付けられ大きな清浄効
果をあげることが出来る。
加わるとテコ5を介して清浄子6は大きな力、例えば3
0 kg程度の力で車輪1に押し付けられ大きな清浄効
果をあげることが出来る。
本考案は、上記したように、シリンダの外周に巻装した
コイルばねにより、清浄子を常にブレーキ力とならない
程度の押圧力で車輪踏面に押しつけて加速時に粘着力が
得られるように車輪踏面を清浄に保ち、また高い粘着力
を必要とする制動時には、上記のコイルばねの押圧力に
空気力を付加して清浄子を車輪踏面に強く押しつけるこ
とにより、清浄作用を一段と高めて大きな粘着力を確保
することができる作用効果を有し、しかもかかる作用効
果をコンパクトな単一の装置により施行しているのであ
る。
コイルばねにより、清浄子を常にブレーキ力とならない
程度の押圧力で車輪踏面に押しつけて加速時に粘着力が
得られるように車輪踏面を清浄に保ち、また高い粘着力
を必要とする制動時には、上記のコイルばねの押圧力に
空気力を付加して清浄子を車輪踏面に強く押しつけるこ
とにより、清浄作用を一段と高めて大きな粘着力を確保
することができる作用効果を有し、しかもかかる作用効
果をコンパクトな単一の装置により施行しているのであ
る。
従って清浄子や車輪の摩耗量に関係なく両者は常に軽く
接しているのでブレーキ作動時にも清浄子の押し付は時
間のおくれがない。
接しているのでブレーキ作動時にも清浄子の押し付は時
間のおくれがない。
更に従来のようなすきま調整器や空気シリンダ、ピスト
ンもどしばね等もまったく必要とせず簡単な構造で目的
を達成出来る。
ンもどしばね等もまったく必要とせず簡単な構造で目的
を達成出来る。
なお実施例ではピストンと清浄子との間にテコを介在さ
せる構成について述べたが目的はピストンの移動が清浄
子と連動すればよく従ってテコの代りにベルクランクを
用いたりあるいはピストンと清浄子とを直結することも
考えられる。
せる構成について述べたが目的はピストンの移動が清浄
子と連動すればよく従ってテコの代りにベルクランクを
用いたりあるいはピストンと清浄子とを直結することも
考えられる。
第1図は本考案に係る車輪踏面清浄装置の一実施例の側
面からの説明図、第2図はその平面図である。 1・・・車輪、3・・・シリンダ、31・・・ピストン
、6・・・清浄子。
面からの説明図、第2図はその平面図である。 1・・・車輪、3・・・シリンダ、31・・・ピストン
、6・・・清浄子。
Claims (1)
- 車輪踏面に接する清浄子とブレーキ作動時の空気力を受
けるピストンを連結し、該ピストンが摺動するシリンダ
の外側に突出する外鍔と該ピストンの一端部で外側に突
出する外鍔との間にコイルばねを捲設して構成したこと
を特徴とする車輪踏面清浄装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1976095705U JPS5914303Y2 (ja) | 1976-07-20 | 1976-07-20 | 車輪踏面清浄装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1976095705U JPS5914303Y2 (ja) | 1976-07-20 | 1976-07-20 | 車輪踏面清浄装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5315208U JPS5315208U (ja) | 1978-02-08 |
JPS5914303Y2 true JPS5914303Y2 (ja) | 1984-04-26 |
Family
ID=28706155
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1976095705U Expired JPS5914303Y2 (ja) | 1976-07-20 | 1976-07-20 | 車輪踏面清浄装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5914303Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5708453B2 (ja) * | 2011-11-16 | 2015-04-30 | 新日鐵住金株式会社 | 鉄道車両用操舵台車 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5311927Y2 (ja) * | 1974-07-31 | 1978-03-31 |
-
1976
- 1976-07-20 JP JP1976095705U patent/JPS5914303Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5315208U (ja) | 1978-02-08 |
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