JPS6145590B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6145590B2 JPS6145590B2 JP677279A JP677279A JPS6145590B2 JP S6145590 B2 JPS6145590 B2 JP S6145590B2 JP 677279 A JP677279 A JP 677279A JP 677279 A JP677279 A JP 677279A JP S6145590 B2 JPS6145590 B2 JP S6145590B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- braking device
- brake
- pipe
- body frame
- rear arm
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 10
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 6
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 description 2
- 239000006096 absorbing agent Substances 0.000 description 1
- 230000035939 shock Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Braking Arrangements (AREA)
- Transmission Of Braking Force In Braking Systems (AREA)
- Valves And Accessory Devices For Braking Systems (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、自動二輪車の後輪油圧制動装置、特
に、車体フレームに取付けたマスタシリンダと、
前記車体フレームに揺動可能に枢着したリアアー
ムとこれに支持された後輪との間に設けた制動装
置とをブレーキパイプにて連結し、ブレーキペダ
ルの操作により前記マスタシリンダに生じた油圧
を前記制御装置に付与するようにした後輪油圧制
動装置に関する。
に、車体フレームに取付けたマスタシリンダと、
前記車体フレームに揺動可能に枢着したリアアー
ムとこれに支持された後輪との間に設けた制動装
置とをブレーキパイプにて連結し、ブレーキペダ
ルの操作により前記マスタシリンダに生じた油圧
を前記制御装置に付与するようにした後輪油圧制
動装置に関する。
一般にこの種後輪油圧制動装置においては、前
記ブレーキパイプを可撓性を有するゴム等弾性体
のパイプにて形成して、前記車体フレームと前記
リアアームとの相対的揺動により惹起される前記
ブレーキパイプの変形を吸収するようになつてい
る。しかしながら、前記ブレーキパイプは圧力損
失が高く、また耐油性と耐圧性が要求されるた
め、必然的に高価にならざるをえない。
記ブレーキパイプを可撓性を有するゴム等弾性体
のパイプにて形成して、前記車体フレームと前記
リアアームとの相対的揺動により惹起される前記
ブレーキパイプの変形を吸収するようになつてい
る。しかしながら、前記ブレーキパイプは圧力損
失が高く、また耐油性と耐圧性が要求されるた
め、必然的に高価にならざるをえない。
本発明は、このような実状に基づきなされたも
ので、その主たる目的は、前記ブレーキパイプを
ゴム等の耐油性、耐圧性弾性体のパイプに比し極
めて廉価な金属パイプにて形成して、圧力損失の
小さいこの種油圧制動装置を経済的有利に提供す
るにある。
ので、その主たる目的は、前記ブレーキパイプを
ゴム等の耐油性、耐圧性弾性体のパイプに比し極
めて廉価な金属パイプにて形成して、圧力損失の
小さいこの種油圧制動装置を経済的有利に提供す
るにある。
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明
するに、第１図には、本発明に係る後輪油圧制動
装置の一例が示されている。後輪油圧制動装置１
０は、車体フレーム２０に固定したマスタシリン
ダ１１と、車体フレーム２０に揺動可能に枢着し
たリアアーム３０とこれに支持された後輪との間
に設けたデイスクブレーキ１２と、マスタシリン
ダ１１とデイスクブレーキ１２のキヤリパ１２１
とを連結するブレーキパイプ１３とを備えてい
る。この油圧制動装置１０は、車体フレーム２０
に取付けたブレーキペダル１４の操作によりマス
タシリンダ１１に生じた油圧がキヤリパ１２１の
シリンダ部に付与され、パツドをブレーキデイス
ク１２２に圧接して、後輪が制動されるようにな
つている。
するに、第１図には、本発明に係る後輪油圧制動
装置の一例が示されている。後輪油圧制動装置１
０は、車体フレーム２０に固定したマスタシリン
ダ１１と、車体フレーム２０に揺動可能に枢着し
たリアアーム３０とこれに支持された後輪との間
に設けたデイスクブレーキ１２と、マスタシリン
ダ１１とデイスクブレーキ１２のキヤリパ１２１
とを連結するブレーキパイプ１３とを備えてい
る。この油圧制動装置１０は、車体フレーム２０
に取付けたブレーキペダル１４の操作によりマス
タシリンダ１１に生じた油圧がキヤリパ１２１の
シリンダ部に付与され、パツドをブレーキデイス
ク１２２に圧接して、後輪が制動されるようにな
つている。
しかして、ブレーキパイプ１３は、特に第２図
および第３図に示すように、途中にコイル状巻回
部１３１を備えた金属パイプにて形成されてい
る。このブレーキパイプ１３は、そのコイル状巻
回部１３１にリアアーム３０の枢着部であるメイ
ンパイプ３１の一端が挿入された状態にて取付け
られていて、メインパイプ３１を枢着する車体フ
レーム２０のブラケツト２１の裏面およびリアア
ーム３０の側方パイプ３２の上部にて止具１３２
〜１３２を介して固定されている。
および第３図に示すように、途中にコイル状巻回
部１３１を備えた金属パイプにて形成されてい
る。このブレーキパイプ１３は、そのコイル状巻
回部１３１にリアアーム３０の枢着部であるメイ
ンパイプ３１の一端が挿入された状態にて取付け
られていて、メインパイプ３１を枢着する車体フ
レーム２０のブラケツト２１の裏面およびリアア
ーム３０の側方パイプ３２の上部にて止具１３２
〜１３２を介して固定されている。
なお、第１図における符号４０は、一端を車体
フレーム２０に回動可能に取付けられかつ他端を
リアアーム３０に回動可能に取付けられた油圧緩
衝装置である。
フレーム２０に回動可能に取付けられかつ他端を
リアアーム３０に回動可能に取付けられた油圧緩
衝装置である。
このように構成した後輪油圧制動装置１０を備
えた自動二輪車においては、通常の自動二輪車に
おけると同様に、車体フレーム２０とリアアーム
３０とはそのメインパイプ３１（リアアーム３０
の基端枢着部）を中心に上下に相対揺動する。し
かしながら、ブレーキパイプ１３のコイル状巻回
部１３１がメインパイプ３１を被嵌した状態にて
位置していて、このコイル状巻回部１３１にて、
前記相対揺動に惹起されるブレーキパイプ１３の
変形が吸収される。このため、ブレーキパイプ１
３として、それ自体伸縮不能な金属パイプを採用
しても何等の不具合も生じず、金属パイプが耐油
性でかつ耐圧性ゴム等弾性パイプに比し圧力損失
が小さくかつ極めて廉価であることから、圧力損
失の小さいブレーキパイプ１３延いては油圧制動
装置を経済的有利に提供することができ、さらに
耐久性の高い油圧制動装置を提供しうる。
えた自動二輪車においては、通常の自動二輪車に
おけると同様に、車体フレーム２０とリアアーム
３０とはそのメインパイプ３１（リアアーム３０
の基端枢着部）を中心に上下に相対揺動する。し
かしながら、ブレーキパイプ１３のコイル状巻回
部１３１がメインパイプ３１を被嵌した状態にて
位置していて、このコイル状巻回部１３１にて、
前記相対揺動に惹起されるブレーキパイプ１３の
変形が吸収される。このため、ブレーキパイプ１
３として、それ自体伸縮不能な金属パイプを採用
しても何等の不具合も生じず、金属パイプが耐油
性でかつ耐圧性ゴム等弾性パイプに比し圧力損失
が小さくかつ極めて廉価であることから、圧力損
失の小さいブレーキパイプ１３延いては油圧制動
装置を経済的有利に提供することができ、さらに
耐久性の高い油圧制動装置を提供しうる。
なお、本実施例においては、後輪の制動装置と
してデイスクブレーキ１２を採用した例について
示したが、これを油圧にて作動するドラムブレー
キに変更することができる。また、本発明は、車
体フレームに取付けたマスタシリンダと、前記車
体フレームに揺動可能に枢着したリアアームとこ
れに支持された後輪との間に設けた制動装置とを
ブレーキパイプにて連結し、ブレーキペダルの操
作により前記マスタシリンダに生じた油圧を付与
するようにした各種自動二輪車の後輪油圧制動装
置に適用しうるものである。
してデイスクブレーキ１２を採用した例について
示したが、これを油圧にて作動するドラムブレー
キに変更することができる。また、本発明は、車
体フレームに取付けたマスタシリンダと、前記車
体フレームに揺動可能に枢着したリアアームとこ
れに支持された後輪との間に設けた制動装置とを
ブレーキパイプにて連結し、ブレーキペダルの操
作により前記マスタシリンダに生じた油圧を付与
するようにした各種自動二輪車の後輪油圧制動装
置に適用しうるものである。
以上要するに、本発明においては、前記各種の
後輪油圧制動装置において、前記ブレーキパイプ
を、コイル状巻回部を備えた金属パイプにて形成
し、その巻回部を前記リアアームの基端枢着部に
被嵌した状態にて前記車体フレームもしくは前記
リアアームまたはこれら両者に固定したことにそ
の構成上の特徴があり、これにより、前記ブレー
キパイプに耐油性、耐圧性ゴム等弾性パイプを採
用した油圧制動装置に比し、圧力損失が小さくか
つ耐久性の高いこの種油圧制動装置を経済的有利
に提供することができる。
後輪油圧制動装置において、前記ブレーキパイプ
を、コイル状巻回部を備えた金属パイプにて形成
し、その巻回部を前記リアアームの基端枢着部に
被嵌した状態にて前記車体フレームもしくは前記
リアアームまたはこれら両者に固定したことにそ
の構成上の特徴があり、これにより、前記ブレー
キパイプに耐油性、耐圧性ゴム等弾性パイプを採
用した油圧制動装置に比し、圧力損失が小さくか
つ耐久性の高いこの種油圧制動装置を経済的有利
に提供することができる。
第１図は自動二輪車に取付けた本発明に係る油
圧制動装置の一例を示す側面図、第２図は第１図
の要部拡大側面図、第３図は第１図の−線に
沿つてみた拡大平面図である。 符号の説明、１０……後輪油圧制動装置、１１
……マスタシリンダ、１２……デイスクブレー
キ、１２１……キヤリパ、１２２……ブレーキデ
イスク、１３……ブレーキパイプ、１３１……コ
イル状巻回部、１４……ブレーキペダル、２０…
…車体フレーム、３０……リアアーム、３１……
メインパイプ（リアアームの基端部）。
圧制動装置の一例を示す側面図、第２図は第１図
の要部拡大側面図、第３図は第１図の−線に
沿つてみた拡大平面図である。 符号の説明、１０……後輪油圧制動装置、１１
……マスタシリンダ、１２……デイスクブレー
キ、１２１……キヤリパ、１２２……ブレーキデ
イスク、１３……ブレーキパイプ、１３１……コ
イル状巻回部、１４……ブレーキペダル、２０…
…車体フレーム、３０……リアアーム、３１……
メインパイプ（リアアームの基端部）。
Claims (1)
- １ 車体フレームに取付けたマスタシリンダと、
前記車体フレームに揺動可能に枢着したリアアー
ムとこれに支持された後輪との間に設けた制動装
置とをブレーキパイプにて連結し、ブレーキペダ
ルの操作により前記マスタシリンダに生じた油圧
を前記制御装置に付与するようにした自動二輪車
の後輪油圧制動装置において、前記ブレーキパイ
プを、コイル状巻回部を備えた金属パイプにて形
成して、その巻回部を前記リアアームの基端枢着
部に被嵌した状態にて前記車体フレームもしくは
前記リアアームまたはこれら両者に固定したこと
を特徴とする後輪油圧制動装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP677279A JPS5599479A (en) | 1979-01-23 | 1979-01-23 | Brake gear for oil pressure of rear wheel of autobicycle |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP677279A JPS5599479A (en) | 1979-01-23 | 1979-01-23 | Brake gear for oil pressure of rear wheel of autobicycle |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5599479A JPS5599479A (en) | 1980-07-29 |
| JPS6145590B2 true JPS6145590B2 (ja) | 1986-10-08 |
Family
ID=11647457
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP677279A Granted JPS5599479A (en) | 1979-01-23 | 1979-01-23 | Brake gear for oil pressure of rear wheel of autobicycle |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5599479A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0434377U (ja) * | 1990-07-19 | 1992-03-23 | ||
| JPH051586Y2 (ja) * | 1986-08-25 | 1993-01-14 |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS596586U (ja) * | 1982-07-07 | 1984-01-17 | スズキ株式会社 | オ−トバイのブレ−キホ−ス保持装置 |
| JPS596585U (ja) * | 1982-07-07 | 1984-01-17 | スズキ株式会社 | オ−トバイのブレ−キホ−ス保持装置 |
| JPS59134079A (ja) * | 1983-01-19 | 1984-08-01 | 本田技研工業株式会社 | 自動二輪車のリヤブレ−キホ−ス取り廻わし構造 |
| JPS59137889U (ja) * | 1983-03-08 | 1984-09-14 | 本田技研工業株式会社 | 車両用ブレ−キ装置 |
-
1979
- 1979-01-23 JP JP677279A patent/JPS5599479A/ja active Granted
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH051586Y2 (ja) * | 1986-08-25 | 1993-01-14 | ||
| JPH0434377U (ja) * | 1990-07-19 | 1992-03-23 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5599479A (en) | 1980-07-29 |
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