JPS58211983A

JPS58211983A - 自動二輪車におけるブレ−キ操作系装置

Info

Publication number: JPS58211983A
Application number: JP9514682A
Authority: JP
Inventors: 大森　義孝; 荻島　哲雄
Original assignee: Honda Motor Co Ltd
Current assignee: Honda Motor Co Ltd
Priority date: 1982-06-02
Filing date: 1982-06-02
Publication date: 1983-12-09
Also published as: JPS6224312B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は自動二輪車における前車輪のブレーキ操作系装
置に関するものである。

一般に自動二輪車において、フロントフォークに懸架さ
れる前車輪の左、右両側にそれぞれディスクブレーキを
配設し、フロントフォーク上のハンドル杆に設けたブレ
ーキ操作装置からの圧油なそれら左、右ディスクブレー
キに作用させ前車輪にブレーキをかけるようにしたブレ
ーキ装置が知られているが、かかるブレーキ装置ではハ
ンドル杆に設けたブレーキ操作装置に連なる操作側の１
本の第一オイル導管と左右両側のディスクブレーキに連
なるブレーキ側の２本の第ニオイル導管とをジヨイント
分配パイプにより互いに連結して１本の第一オイル導管
からのブレーキ圧がジヨイント分配パイプおよび２本の
左、右第２オイル導管を介して左、右のディスクブレー
キに同時に作用するように構成されているが、この場合
従来のものでは、前記ジヨイント分配パイプは、フロン
トフォークの前車輪を支持しない上部側部材すなわちフ
ォークパイプに取付けられているので、前記２本の第２
オイル導管が前車輪の上下動に伴って上下に伸縮するこ
ととなり、それに対応する長さを必要とし、このことは
前記２本の第ニオイル導管の全長が長くなってコスト高
を招くばかりでな（，２体の左、右第ニオイル導管が前
車輪の近傍に弛んだ状態で配量されることとなり、自動
二輪車の走行時にそれらオイル導管の揺れを太きくし、
外観上の体裁も良くない不具合がある。

そこで本発明は、フロントフォークのハンドル杆に設け
られるブレーキ操作装置の流出口に接続される１本の第
一オイル導管と左、右ディスクブレーキの流入口にそれ
ぞれ接続される、２本の左。

右第ニオイル導管とを接続するジヨイント分配パイプを
、前車輪と一体に上下伸縮する、フロントフォークのボ
トムケースに増付け、前記２本の左。

右第ニオイル導管が前車輪と一体に上下動できるように
してそれら導管を短くすることができ、前記従来のもの
の不都合を解消できるようにした、構成簡単な自動二輪
車におけるブレーキ操作系装置を提供することを目的と
するものである。

以下、第１〜４図により本発明の第一実施例について説
明する。

自動二輪車の車体フレームＢのヘッドパイプ１には、フ
ロントフォークＦが操向可能に支承される。このフロン
トフォークＦは、上、下部ブリッジ２，３によって一体
に連結される左、右フォークパイプ４．，４２と、それ
らのフォークパイプ４、．４２の下部にテレスコープ状
に伸縮自在に嵌挿′される左、右ボトムケース５．，５
２と、それら左、右ボトムケース５．，５２の上端間な
一体に結合するスタビライザ６とより構成されて℃・る
。通常のように左、右フォークパイプ４．，４２の上端
には、操向ハンドル杆７が取付けられ、左。

右フォークパイプ４．，４２　と左、右ボトムケース５
Ｉ　、５□間には図示しないダンパが内装され、そして
左、右ボトムケース５７．５２間には前車輪Ｗが懸架さ
れる。

前記操向ハンドル杆７には、フロントマスクシリンダ８
およびこれを作動するためのブレーキレバー９を備えた
ブレーキ操作装量Ｍが設けられ、左、右ボトムケー７５
．，５２の下部にはそれぞれ左、右ディスクブレーキＤ
の各キャリパ１１が設けられ、前車輪Ｗには該ディスク
ブレーキＤのディスクプレート１２が設けられ、各キャ
リパ１１の流入ポートには、それぞれ−詰綿ｉ＝停ＳＭ
、、７ｆ：　？イル導管１３．．１３２が接続される。

前記１本の第一オイル導管１０の端部と、２本の左、右
第ニオイル導管１３１　．１３２の端部とは、ジヨイン
ト分配パイプ１４によって接続される。このジヨイント
分配パイプ１４は第３，４図に明瞭に示すように左、右
ボトムケース５１．５□を一体に結合する前記スタビラ
イザ６の後部に鋳込まれており、このパイプ１４の一端
に第一オイル導管１゜と一方の第ニオイル導管１３１が
、またその他端に他方の第ニオイル導管１３２がそれぞ
れ接続される。

前記スタビライザ６の上部には後方に向って上方に傾斜
する導風板１５が一体に形成され、この導風板１５とス
タビライザ６間に前記ジヨイント分配パイプ１４が配置
される。導風板１５は自動二輪車の走行時に発注する走
行風を、エンジン冷却用のラジエタ１６に導き、該ラジ
ェタ１６の冷却効果を高めるようになっている。

第５，６図には、本発明の飄二実施例が示されろ。この
算２実施例では、ジヨイント分配パイプ１４をスタビラ
イザ′６と別体に形成して、該パイプ１４に一体に突設
される取付プラタン）１４０を、ボルト１１によりスタ
ビライザ６の後面に固着したものである。

次に本発明の前記第一、第二実施例の作用について説明
する。

いま自動二輪車の走行生前車輪Ｗにブレーキをカケルヘ
＜、ブレーキ操作装置Ｍのブレーキレバー９に握力を加
えると、フロントマスクシリンダ８が作動され、これに
より発生する油圧は１本の第一オイル導管１０、ジヨイ
ント分配パイプ１４、および２本の左、右第ニオイル導
管１３．，１３２を通って左、右のディスクブレーキＤ
、Ｄに作用し、それらのディスクブレーキＤ、Ｄを同時
に作動して前車輪Ｗにブレーキをかけることができる。

ところで自動二輪車の走行中、路面からの抵抗をうけて
前車輪Ｗば、左、右ボトムケース５．。

５□とともに左、右のフォークパイプ４．．４２に対し
て伸縮作動を繰り返すが、この場合前記ジヨイント分配
パイプ１４け左、右ボトムケース５、．５２に一体に取
付けられるので、第ニオイル導管１３□　、１３２は伸
縮することなしにボトムケース５．．５２および前車輪
Ｗとともに一体となって上下に移動する。したがって２
本の左。

右第２オイル導管’１３．，１３２はその伸縮を許容で
きるように弛ませておく必要がなく、それらを短くする
ことができる。

尚、フォークパイプ４１．４□と一体のブレーキ操作装
置Ｍと、左、右ボトムケース５．，５２と一体のジヨイ
ント分配パイプ１４間を接続する１本の第一オイル導管
１０は前車輪Ｗの上下動に伴って伸縮するので、その上
下動を許容するように弛ませておく。

以上のように本発明によれば、左、右フォークパイプ４
１．４□に設けられる操向ハンドル杆７にブレーキ操作
装置Ｍを設け、また左、右フォークパイプ４．，４２に
伸縮可能に嵌挿される左。

右ボトムケース５８，５□とそれらに懸架される前車輪
Ｗ間に左、右ディスクブレーキＤ、Ｄをそれぞれ設けて
なる自動二輪車において、ブレーキ操作装置Ｍに連なる
１本の第一オイル導管１ｏと、左、右ディスクブレーキ
Ｄ、Ｄにそれぞれ連なる２本の左、右第ニオイル導管１
３．，１３２とを接続するジヨイント分配パイプ１４を
、前記左。

右ボトムケース５１．５□に取付けたので、前車輪Ｗが
上下動しても前記２本の左、右第ニオイル導管１３．”
、１３２は伸縮することがなく、これらの導管１３．．
１３２を短くすることができ、前記１本の第一オイル導
管１０が長く形成されても、１本の第一オイル導管１０
と２本の左、右第ニオイル導管１３．，１３□の総和全
長は前記従来のものよりも短くすることができ、ブレー
キ操作系のコストダウンを図ることができる。

また短い２本の左、右第ニオイル導管１３．。

１３□は自動二輪車の走行時にもそれらの揺れを少なく
することができ、また２本の第ニオイル導管１３．，１
３２は前車輪の近傍にあって外部から見え易いが、従来
のものに比べてその弛みが少ないので外観上の体裁もよ
い。

尚、前記第一、第ニオイル導管１３．．１３２は小径の
金属パイプで形成してもよく、また左。

右ボトムケース５７，５□と一体に形成してもよい。

【図面の簡単な説明】

第１〜４図は本発明の第−実施例を示すもので、第１図
は本発明装置を備えた自動二輪車の前部の側面図、第２
図はその前亜輪懸架部の後斜視図、第３図は第２図■線
矢視図、第４図は、第３図■−■線断面図、第５，６図
は本発明の第二実施例を示すもので、第５図は、第３図
と同じフロントフォークの一部の移面図、第６図は、第
５図■−■線断面図である。Ｂ・・・車体フレーム、Ｄ・・・ディスクブレーキ、Ｆ
・・・フロントフォーク、Ｍ・・・ブレーキ操作装置、
Ｗ・・・前車輪、１・・・ヘッドパイプ、４□　、４□・・・左、右フォ
ークパイプ、５１，５□・・・左、右ボトムケース、１
・・・操向ハンドル杆、１３１，１３２・・・左、右オ
イル導管、１４・・・ジヨイント分配パイプ特許出願人
　本田技研工業株式会社；代理人　弁理士　落　　合　　　　　！　　。１　　　−′よ第１図

Claims

【特許請求の範囲】車体フレームＣＢ）のヘンドパイブ（１）に操向可能に
支承されるフロントフォーク（Ｆ）を互いに一体に結合
される、左、右フォークパイプ（４１，４２）と、それ
らのフォークパイプ（４，。４□　）の下部にそれぞれ伸縮可能に嵌挿される左。右ボトムケース（５１，５□　）とより構成し、前記左
、右フォークパイプ（４，，４□　）の上部に設けられ
る操向ハンドル杆（７）にブレーキ操作装置（Ｍ）を設
け、また前配左、右ボトムケース（５１，５２）とそれ
らに懸架される前車輪（Ｆ）間にはそれぞれ左、右ディ
スクブレーキ（Ｄ。Ｄ）を設けてなる自動二輪車において、前記ブレーキ操
作装置（Ｍ）に連なる１本の第一オイル導管（１０）と
、前記左、右ディスクブレーキ装置（乃、Ｄ）にそれぞ
れ連なる２本の左、右第２オイル導管（１３８，１３２
）とを接続するジヨイント分配パイプ（１４）を、前記
左、右ボトムケース（４１，４□　）に耶付けてなる、
自動二輪車におけるブレーキ操作系装置。