JPS59138485A - タイプライタ等のインキリボン昇降及び搬送装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は特許請求の範囲第１項の前提概念によるタイプ
ライタ等のインキリボン昇降及び搬送装置に関するもの
である。例えばデータ処理装置のプリンタにおいて種々
のインキリボン、例えば布リボン、カーボンリボン又は
いわゆるマルチカーボンリボンを使用することができる
可能性を見出すことが必要とされる。このために幾分の
変形が可能であるが、充分多面的でない装置が公知であ
る。

例えば西独間特許明細書３１０５２２９がそのような装
置を示し、この装置によればインキリボンは種々のプリ
ンタに改良された利用のために印字されることができる
。この装置ではハンドレバによってインキリボンのため
の大きさの異なる搬送ステップが調整される。西秒間実
用新案８１１３００８は・インキリボンカセットの構成
特徴によって自動的に使用されるインキリボンの種類に
適合した送りステップが調整される装置を示す。

しかしこれらの公知の装置は相異なる種類のインキリボ
ンに限ってのみ使用可能である。更にこれらの装置は高
い調整コストを必要とするという多くの部品を有する。

本発明は昇降及び搬送装置を公知のすべての種類のイン
キリボンが実際に使用でき、黒インキ及び他のインキの
印字が選択的に可能にされるように形成することを課題
の基礎とする。更に使用されるインキリボンの種類に適
合した搬送ステップが調整できるべきである。更に本発
明の課題は装置をできる限り簡単に構成し、その結果単
一の駆動モータしか必要としないようにすることである
。その上使用される機械的部分は高い調整コストなしに
組立てられることができる。このために特許請求の範囲
第１項の特徴部による装置が好適である。装置は簡単な
形式と方法で種々のインキリボンに選択的に使用される
。制御回路によって運転される単一のモータによってイ
ンキリボンの昇降の外、相異なる送りピッチも実施され
ることができる。その他インキリボンの経済的な利用も
得られる。実施態様項は特許請求の範囲第１項による装
置の合目的な構成を含む。

本発明の実施例を図面に基いて説明する。

装置は第１図に簡単化して示されている。特に装置の理
解に直接必要でない部分は省略されている。歯車爪、モ
ータ保持部、インキリボン案内の支承部並びにカセット
収容部はタイプライタ又はプリンタにおいて一般に公知
であるような例えばキャリッジに配設されている。

装置の構造： モータ１はその軸２によってピニオン３を駆動し、ピニ
オンは二つの歯車４及び５と噛合う。

歯車４は公知の一方向クラッチ６を有し、一方向クラッ
チはその位置で矢印Ａの方向にのみ後続のピニオン７を
回転させる。モータ１の回転方向の反転の際、一方向ク
ラッチ６は作用し、ピニオン７が矢印Ａと反対の方向に
回転することを妨げる。一方向クラッチ６として例えば
ローラクラッチ又はばねクラッチが使用される。

　５− ピニオン７は他の歯車８と噛合い、歯車８はインキリボ
ン１０の搬送ローラ９を有する。ばね１２の作用の下に
ある旋回レバ１１上に対抗ローラ１３が配設されており
、その際インキリボン１０は両ローラ９と１３との間に
搬送される。インキリボン１０の導入のために対抗ロー
ラ１３は旋回レバ１１によって旋回して離される。

インキリボン１０はカセット１４に設けられており、カ
セットはそれ自体公知の方法で装置上に載置可能であり
、かつロック可能である。カセット１４に突出部１５が
あり、突出部はスイッチ、例えばマイクロスイッチ１６
に作用する。導線１７によってマイクロスイッチ１６は
制御回路１８と接続しており、制御回路から一つの導線
がモータ１につながっている。制御回路１８と接続した
スイッチ１６の作用法はあとで説明する。

インキリボン１０は案内２０によって印字個所に案内さ
れる。この案内の片側のみが示されている。ロッド２１
は別の図示しないが類似した案内を備えた案内２０を結
合する。インキリボン案内　６　− ２０はアングルアーム２２を有し、アングルアームは支
承ピン２３のまわりに旋回可能に支承されている。ばね
２４は案内２０をピン２５によって歯車５上の支台に引
付けようとする。その結果インキリボン１０は予め定め
られた基準位置に位置づけられる。

歯車５はピン２５が載っている上側に二つの向い合った
カム２６を備え、カムはピン２５従ってインキリボン案
内２０を持上げる位置にある。更に歯車５がその下側か
らみて中空体として形成されており、その結果実質上円
い凹部２７が得られる。この凹部に向い合った二つの阻
止縁２８が形成されており、その機能について尚説明す
る。

この形状は第２図から把握される。歯車５は支承ピン３
０を有するプレート２９（第１図）上に支承されている
。

プレート２９上には別のピン３１が設けられていて、ピ
ンはばね３３の作用の下にある阻止爪３２の旋回可能な
支承のために役立つ。阻止爪３２は最も深く配設された
ウェブ３４を備え、歯車５の歯列に充分なスペースを与
える。ピン３１はその上に支承された阻止爪３２と共働
して歯車５の中空室２７中に進入するように配設されて
いる。ばね３３は阻止爪３２を凹部２７の内周面に引付
け、歯車５が第２図の矢印Ｂ方向に回動された場合に阻
止突起３５に突当たるようにする。回転方向が反対にな
ると阻止爪３２は軸ピン３０上の方に離れる。

制御回路１８上には所定の機能のために二つのスイッチ
３６と３７が作用し、スイッチについては次の機能にお
いて説明する。

次に装置の種々の運転方法を選択されたインキリボンの
種類及びインキリボンに必要な搬送ステップに関連して
記載する。その際記載の簡単化のために所定の機能はロ
ーマ数字を備え、その数で参照される。プリンタの例、
例えばデータ処理装置のデータ出力用のプリンタが記載
される。タイプライタへの装置の使用の際僅かな変形が
なされることができるが、記載の装置及びその機能はそ
の変形とは直接関係ない。

スイッチオンルーチン ■、プリンタ等で必要なことであるがスイッチを入れる
際に当該装置を特定の基準位置にすることが必要とされ
、基準位置は機能経過の次の全ての方法ステップの出発
点となるものとする。

スイッチオンルーチンはまず制御回路１８によって制御
されてモータ１、合理的にはステップモータが矢印Ｃ方
向に回転されるように作用する。このことは歯車５の矢
印Ｂ方向への回転を作用し、その結果歯車５の阻止縁２
８の一つが阻止爪３２の阻止突起３５に突当たることに
なる。この歯車５の回転位置はカム２６の間のインキリ
ボン案内２０のピン２５が直接歯車５の上面に載置され
るように選択されている。その際上方のトラック１０ａ
が印字される行の高さにある。

モータ１のこの回転（矢印Ｃ方向）の際歯車４の一方向
クラッチ６はピニオン７と歯車８によって搬送ローラ９
を回転させないように作用する。

モータ回転はインキリボン搬送上へは作用しない、何故
ならばインキリボンはカセット１４から　９− 出てこのカセットに搬入されないからである。

歯車５が阻止爪３２によって予め定められた基準位置に
達すると、制御回路１８が作用し、モータ１を止める。

モータのこれから行われる全ての回転ステップはこの基
準位置から数えられる。

カセット１４が布又はいわゆるマルチカーボンリボンを
備える場合、カセットは突出部１５を有さない。その際
制御回路１８中のマイクロプログラムはモータ１に小さ
い回転ステップを付与するパルスが伝えられる。このこ
とはインキリボンの小さい搬送ステップをも作用する、
そのわけはインキリボンは同一個所で何度もタイプバー
のタイプによってた＼かれることができるからである。

装置の■で調整された基準位置からモータ１が矢印り方
向に回転されるように通電される。

その際６個の基準ステップが実施されるものとする。

■、一方ではビニオン３によって歯車４、一方１０− 向クラッチ６、ビニオン７及び歯車８、搬送ローラ９が
駆動され、それによってインキリボン１０が所定の搬送
ステップだけ例えば０．５ｍｍ送られる。

他方ではビニオン３によって歯車５も駆動され、その際
歯車は矢印Ｅの方向に回転される（第１図）。この回転
運動も比較的小さい。その際カム２６の一つがインキリ
ボン案内２０のピン２５の下に移行すると、インキリボ
ン１０は同様に持上げられ、また下降される。インキリ
ボン１０の昇降制御は障害なく行われる、何故ならばリ
ボン１０は直接同一個所で何度もタイプによってた＼か
れることができるからである。

前述の両機能は制御回路によってテキストの印字が終了
するまで続く。その際布リボン用のストップカセットが
対象とされるかスプールカセットが対象とされるかは問
題ではない。歯車伝動装置によって例えばビニオン７か
ら巻取スプールのだめの他の追加の駆動装置もカセット
１０に導入されることができる。しかし両ローラ９及び
１３をインキリボン１０の搬送のためにカセット１４の
内部に進入させることも可能である。

黒・赤印字が望まれる場合、まずオペレータによってス
イッチ３６が作動され、スイッチは制御回路１８内のマ
イクロプログラムを作用させる。

プリンタのスイッチを入れると、スイッチオンルーチン
が■に従って行われる。黒−赤布リボンを備えたカセッ
ト１４も突出部１５を有さない。

まず黒の印字の際にモータ１が制御回路１８によって制
御されて位置（Ｉ）から出発し、矢印りの方向に３６ス
テツプ回転する。その際■に記載したようにインキリボ
ン１０は３皿の大きいステップ搬送される。

ビニオン３によって歯車５が駆動され、歯車５はピン２
５がカム２６上に乗り上げ再び下降するまで回転され、
その結果黒いインキ地帯１０ａは印字行の高さにある。

文字の印字の前後にこの過程が繰り返され、その際イン
キ地帯１０ｂは常に短かく印字高さまで持上げられる。

赤の印字が行われる場合、制御回路はマイクロプログラ
ムを介してモータ１がモータ１の１８ステツプに相応す
るパルスを負荷されるようにする。このことは一方では
インキリボン１０がローラ９と１３によって尚１．５ｍ
ｍだけ搬送されることを意味する。他方では歯車５もピ
ン２５がカム２６上に乗り上げ、この位置に文字の印字
のために留まるだけ回転される。それによってインキリ
ボン案内２０もインキリボン１０のインキ地帯１０ｂが
印字行の高さに位置するだけ持上げられる。モータ１が
更に３６ステツプ回転すると更に赤に印字される。黒へ
の切換のためにモータ１は更に１８ステツプ回転し、そ
の後再び３６ステツプ回転するようにされる。インキ地
帯１０ａ、　１０ｂの切換のためにモータのもう一度１
８ステップ回転が必要である。モータのこの１８ステツ
プは歯車５の９０゜の回転を作用する。

カーボンリボンの運転 文字をきれいにするためにカーボンリボンで印字が行わ
れると、記載の突出部１５を有する相１３一 応して装備されたカセット１４がセットされねばならな
い。この突出部は制御回路１８内で相応したマイクロプ
ログラムを作動させるスイッチ１６を作動させる。

■によるルーチンによればモータ１にパルス列が伝送さ
れ、パルス列はモータに原則として１８ステツプ回動さ
せる。これはローラ９と１３による各１．５ｍｍのリボ
ン搬送をもたらす。同時に歯車５はモータの１８ステツ
プに相応してピン２５が二つのカム２６の間で交互にカ
ム２６の一方の上に位置するように回動される。このこ
とは交互にトラック１０ａがそして次にはトラック１０
ｂが印字されることを意味する。それによって第３図か
ら明らかなようなインキリボン１０の良好な利用が行わ
れる。

釣合文字の運転 釣合文字ではタイプバーはその自然の巾に相当するだけ
の印字中を有する。その際インキリボン１０はある量だ
け搬送され、その量は次の文字が既に利用されたリボン
の個所に部分的に押１４− 圧することを回避するために最大中のタイプバー、例え
ばｒＷＪに相当する。

釣合文字の運転のためにスイッチ３７が作動されねばな
らず、このことは制御回路においては同時に所定のマイ
クロプログラムにあられれる。

その際スイッチ３６は「外れ」位置に持ち来される。

カセット１４は装置のこの種の運転では同様に突出部１
５を有する。

ルーチン■によればモータ１は各文字の印字のためにパ
ルス列を保持し、パルス列は矢印りの方向において捷ず
２１ステツプ生ずる。モータ１の回転運動は■に記載し
たようにインキリボン１０の搬送運動に変換され、イン
キリボンは３．５ｍｍだけ搬送される。

同時にモータ１によって歯車５が矢印Ｅ方向に駆動され
、それによってカム２６によってインキリボン案内２０
の持上が行われる。しかしモータが２１ステツプ回動す
るので、ピン２５は再びカム２６から滑り外れ、その結
果インキリボン１０は予め定められた印字高さにはない
。制御回路はモータ１が再び３ステツプだけ、即ち矢印
Ｃ方向に戻し回転されることを考慮しなければならない
、それによってピン２５が正しくカム２６の一方の高さ
の上に位置し、インキリボン１０は正確に印字地帯１０
ｂ上に調整されていることが保証される。モータ１の次
の２１ステツプ回転の際、ピン２５は路次のカム２６の
面上に乗り上げるが、モータ１が再び３ステツプだけ戻
された場合には再び基準位置を占める。それからインキ
リボン１０は印字地帯１．０ａと共に印字行の高さにあ
る。３スチツプのモータ１の戻り回転は搬送ローラ９上
には作用しない。そのわけはこのことは歯車４の一方向
クラッチ６によって阻止されるからである。

カーボンリボン１０上の文字の抑圧は第３図に示すよう
に交互に地帯１０ａと１０ｂに行われる。第３図で示さ
れた文字量間隔１．５ｍｍは１．７５ｍｍになる。

カム２６の所定の実施形態では形成を文字２５が追加的
な３ステツプの際に尚カム２６の高さに位　　　　□置
し、それによってインキリボン１０がその予め定められ
た高さ位置を占めるようにすることも可能である。しか
し歯車５を常に正確に９０°回転するために３ステツプ
だけ戻す修正が必要である、そのわけはさもなければ多
くの作動の後に追加的なステップが加えられ、それによ
ってカーボンリボンの高さ位置の誤調整が生ずるからで
ある。しかし文字の印字はモータ１が３ステップ戻り運
動する間に行われることができる、そのわけはこの運動
はインキリボン１０上には伝わらないからである。

一般 前記のことからモータ１の１８ステツプは歯車・５Ｉの
９０°の回転を行わせることがわかる。それによって押
圧地帯１０ａ、　１０ｂの間の交換が可能である。

これに対して印字地帯１０ａ又は１０ｂにとどまって印
字される場合、モータ１は３６ステツプ回転しなげれば
それによって歯車５は１８００だけ回転する。

インキリボン案内２０のピン２５が常にカム２６の上に
又はカム２６の上に位置することになる。装置のその都
度調節された運転状態はスイッチ１６．３６−１７＝ 又は３７の一つによって切換が行われる壕での間存在す
る。

個々の運転形式に必要なマイクロプログラムは技術１ノ
ベルでは簡単に制御回路１８の電子構造に組込まれる。

モータ１の記載のステップ数及びインキリボン１０のた
めの搬送ステップ長さ益は例えば機能経過の理解容易に
するためにのみ示されている。

他の前提が必要な場合には個々の値に他の値が代入され
ることができる。モータ１の回転ステップの数に依存し
たインキリボン１ｏの搬送路長は歯車伝動装置３，５７
３．４，７．８の変速比に依存する。

ステップモータの代りにクロックデスクを備えた直流モ
ータも使用されることができ、その際回転ステップは例
えばクロックデスクの投受光装置によって計数される。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による装置を個々の部品を引き離して示
した図、 第２図は拡大図、そして １８− 第３図は特定の種類のインキリボン上での文字の印字の
方法を示す図である。 図中符号 １　　モータ ３　　ピニオン ４．５　　歯車 ６　一方向クラッチ ９．１３　　インキリボン搬送装置 １６　　　スイッチ １８　　　制御回路 ２０　　　インキリボン案内 ２６　　　カム ２８　　　阻止縁 ３２　　　阻止爪 り、Ｃ回転方向 １９− 第１図

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. （１）タイプライタ等のインキリボン昇降及び搬送装置
   にして、インキリボンは相異なる印字平面に持上可能で
   ありかつ使用されるリボンの種類に依存して相異なるス
   テップで搬送可能であり、その際駆動及び昇降のために
   歯車伝動装置を備えたステップモータ等が使用されるも
   のにおいて、 モータによって駆動されるピニオン（３）は歯車（４，
   ５）と噛合っており、そのうちの一つの歯車（５）はラ
   チェツト爪（３２）とラチェット縁（２８）によって予
   め定められた方向への回転を阻止されており、更にカム
   （２６）によってインキリボン案内（２０）の昇降高さ
   くａ、　ｂ）が決定され、そして他の歯車（４）は一方
   向クラッチ（６）によって予め定められた回転方向（Ａ
   ）においてのみリボンバンド搬送装置（９，１３）上に
   作用し、その際スイッチ（１６）と制御回路（１８）に
   よってモータ（１）が相異なるパルスパターンと相異な
   る回転方向（Ｄ、Ｃ）に負荷可能であることを特徴とす
   るインキリボン昇降及び搬送装置。
2. （２）ラチェツト爪（３２）が歯車（５）の中空空間（
   ２７）に設けられたラチェット縁（２８）と共働してい
   る、特許請求の範囲第１項記載のインキリボン昇降及び
   搬送装置。
3. （３）個々に調整された機能経過はモータ（１）によっ
   て装置の基準位置に達しだ時にはじめて開始され、基準
   位置がラチェツト爪（３２）のラチェット突起（３５）
   への阻止縁（２８）の突当りによって付与される、特許
   請求の範囲第１項又は第２項記載のインキリボン昇降及
   び搬送装置。
4. （４）制御回路（１８）内のスイッチ（１６，３６，３
   ７）によってモータ（１）の相異なる所定の回転ステッ
   プを可能にするマイクロプログラムを伝動可能である、
   特許請求の範囲第１項から第３項までのうちのいずれか
   一つに記載のインキリボン昇降及び搬送装置。