JPH05147295A - インクリボン式記録装置 - Google Patents
インクリボン式記録装置Info
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- JPH05147295A JPH05147295A JP3342242A JP34224291A JPH05147295A JP H05147295 A JPH05147295 A JP H05147295A JP 3342242 A JP3342242 A JP 3342242A JP 34224291 A JP34224291 A JP 34224291A JP H05147295 A JPH05147295 A JP H05147295A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ribbon
- ink ribbon
- recording apparatus
- pass
- ink
- Prior art date
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- Pending
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J33/00—Apparatus or arrangements for feeding ink ribbons or like character-size impression-transfer material
- B41J33/14—Ribbon-feed devices or mechanisms
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J35/00—Other apparatus or arrangements associated with, or incorporated in, ink-ribbon mechanisms
- B41J35/36—Alarms, indicators, or feed disabling devices responsive to ink ribbon breakage or exhaustion
Landscapes
- Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)
- Electronic Switches (AREA)
- Fax Reproducing Arrangements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 シングルパスインクリボンとマルチパスイン
クリボンとの自由な使い分けを実質的に可能ならしめる
インクリボンの種別を自動的に判別する機能を有した記
録装置を提供すること、並びに、これら２種類のインク
リボンを併用する場合において、それぞれの場合に適し
た印字条件とリボン走行条件とが自動設定される機能を
有した記録装置を提供することを目的とする。 【構成】 インクリボン式記録装置に、少なくとも一方
に識別手段が付されたシングルパスインクリボンとマル
チパスインクリボンの種別を検出するリボン種別検出手
段１８を設け、更にリボン種別検出手段１８で検出され
たリボン種別に応じてインクリボンの印字条件と走行条
件を自動制御する制御手段１０を設ける。
クリボンとの自由な使い分けを実質的に可能ならしめる
インクリボンの種別を自動的に判別する機能を有した記
録装置を提供すること、並びに、これら２種類のインク
リボンを併用する場合において、それぞれの場合に適し
た印字条件とリボン走行条件とが自動設定される機能を
有した記録装置を提供することを目的とする。 【構成】 インクリボン式記録装置に、少なくとも一方
に識別手段が付されたシングルパスインクリボンとマル
チパスインクリボンの種別を検出するリボン種別検出手
段１８を設け、更にリボン種別検出手段１８で検出され
たリボン種別に応じてインクリボンの印字条件と走行条
件を自動制御する制御手段１０を設ける。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、シングルパスインクリ
ボンとマルチパスインクリボンとの併用可能なインクリ
ボン式記録装置に関する。
ボンとマルチパスインクリボンとの併用可能なインクリ
ボン式記録装置に関する。
【０００２】
【従来技術とその課題】インクリボンを用いる現状の熱
転写型記録装置の問題点として、一般に普及しているシ
ングルパスのインクリボンを利用した場合、インクリボ
ンが一回の熱転写により使い捨てで消費されるため、ラ
ンニングコストが非常に割高につくことがある。
転写型記録装置の問題点として、一般に普及しているシ
ングルパスのインクリボンを利用した場合、インクリボ
ンが一回の熱転写により使い捨てで消費されるため、ラ
ンニングコストが非常に割高につくことがある。
【０００３】そこで、熱転写型ファクシミリ装置等に使
用するインクリボンとして、同一面を複数回反復して印
字可能なマルチパスインクリボンを利用することが提案
される。しかし、その場合、記録装置には、ユーザーの
使用目的や嗜好などに応じて既存のシングルパスインク
リボンとマルチパスインクリボンの双方を自由に使い分
けできる互換性を担保することが要求され、更にシング
ルパスインクリボンとマルチパスインクリボンとを併用
する場合には、記録装置にそれぞれに適した印字条件と
リボン走行条件とを自動設定する機能が求められる。
用するインクリボンとして、同一面を複数回反復して印
字可能なマルチパスインクリボンを利用することが提案
される。しかし、その場合、記録装置には、ユーザーの
使用目的や嗜好などに応じて既存のシングルパスインク
リボンとマルチパスインクリボンの双方を自由に使い分
けできる互換性を担保することが要求され、更にシング
ルパスインクリボンとマルチパスインクリボンとを併用
する場合には、記録装置にそれぞれに適した印字条件と
リボン走行条件とを自動設定する機能が求められる。
【０００４】本発明は、上記の技術的課題に鑑みて、第
１には、シングルパスインクリボンとマルチパスインク
リボンとの自由な使い分けを実質的に可能ならしめるイ
ンクリボンの種別を自動的に判別する機能を有した記録
装置を提供し、第２には、シングルパスインクリボンと
マルチパスインクリボンを併用する場合において、更に
それぞれの場合に適した印字条件とリボン走行条件とが
自動設定される機能を有した記録装置を提供することを
目的としている。
１には、シングルパスインクリボンとマルチパスインク
リボンとの自由な使い分けを実質的に可能ならしめるイ
ンクリボンの種別を自動的に判別する機能を有した記録
装置を提供し、第２には、シングルパスインクリボンと
マルチパスインクリボンを併用する場合において、更に
それぞれの場合に適した印字条件とリボン走行条件とが
自動設定される機能を有した記録装置を提供することを
目的としている。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記第１の
目的を達成するための手段として、インクリボン式記録
装置に、少なくとも一方に識別手段が付されたシングル
パスインクリボンとマルチパスインクリボンの種別を検
出するリボン種別検出手段を設けている。
目的を達成するための手段として、インクリボン式記録
装置に、少なくとも一方に識別手段が付されたシングル
パスインクリボンとマルチパスインクリボンの種別を検
出するリボン種別検出手段を設けている。
【０００６】また、上記第２の目的を達成するための手
段として、インクリボン式記録装置に、少なくとも一方
に識別手段が付されたシングルパスインクリボンとマル
チパスインクリボンの種別を検出するリボン種別検出手
段と、リボン種別検出手段で検出されたリボン種別に応
じてインクリボンの印字条件と走行条件を自動制御する
制御手段を設けている。
段として、インクリボン式記録装置に、少なくとも一方
に識別手段が付されたシングルパスインクリボンとマル
チパスインクリボンの種別を検出するリボン種別検出手
段と、リボン種別検出手段で検出されたリボン種別に応
じてインクリボンの印字条件と走行条件を自動制御する
制御手段を設けている。
【０００７】
【作用】上記第１の手段によれば、シングルパスインク
リボンとマルチパスインクリボンのいずれかをセットす
ると、リボン相互に付されている識別手段を手掛かりに
リボン種別検出手段がインクリボンの種別を検出して、
記録装置がセットリボンの種別を自動的に判別すること
ができる。そして、この判別機能を持たせることによ
り、記録装置に２種類のインクリボンを併用する技術が
実質的に展開可能となる。
リボンとマルチパスインクリボンのいずれかをセットす
ると、リボン相互に付されている識別手段を手掛かりに
リボン種別検出手段がインクリボンの種別を検出して、
記録装置がセットリボンの種別を自動的に判別すること
ができる。そして、この判別機能を持たせることによ
り、記録装置に２種類のインクリボンを併用する技術が
実質的に展開可能となる。
【０００８】また、上記のリボン種別検出手段に加え
て、記録装置にリボン種別検出手段で検出されたリボン
種別に応じてインクリボンの印字条件と走行条件を自動
制御する制御手段を設ける第２の手段を採用すれば、シ
ングルパスインクリボンとマルチパスインクリボンを使
用するときとで、それぞれリボン種別に適した印字条件
とリボン走行条件とが自動設定されるものとなる
て、記録装置にリボン種別検出手段で検出されたリボン
種別に応じてインクリボンの印字条件と走行条件を自動
制御する制御手段を設ける第２の手段を採用すれば、シ
ングルパスインクリボンとマルチパスインクリボンを使
用するときとで、それぞれリボン種別に適した印字条件
とリボン走行条件とが自動設定されるものとなる
【０００９】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
する。
【００１０】まず、本発明が対象としているインクリボ
ン式記録装置の概要について説明する。図５は、一例と
してファクシミリ装置に搭載される熱転写型記録装置の
要部構造を図示し、プラテンローラ１１とその上に圧接
されるサーマルヘッド（Ｔ／Ｈ）１２との間に、リボン
パッケージ１３から繰り出されるインクリボンＲと記録
紙（普通紙）Ｐとが重ね合わせて図示矢印の方向に導通
され、サーマルヘッド１２で記録紙Ｐに熱転写されたイ
ンクリボンＲが、記録紙Ｐと分離されて巻取パッケージ
１４に巻き取られるようになっている。
ン式記録装置の概要について説明する。図５は、一例と
してファクシミリ装置に搭載される熱転写型記録装置の
要部構造を図示し、プラテンローラ１１とその上に圧接
されるサーマルヘッド（Ｔ／Ｈ）１２との間に、リボン
パッケージ１３から繰り出されるインクリボンＲと記録
紙（普通紙）Ｐとが重ね合わせて図示矢印の方向に導通
され、サーマルヘッド１２で記録紙Ｐに熱転写されたイ
ンクリボンＲが、記録紙Ｐと分離されて巻取パッケージ
１４に巻き取られるようになっている。
【００１１】リボンパッケージ１３と巻取パッケージ１
４とは、共に紙管１５の上に捲回され、紙管１５の両端
部をそれぞれ回転軸（図示せず）に取り付けて記録装置
にセットされる。記録装置は、プラテンローラ１１、巻
取パッケージ１４及びリボンパッケージ１３の共通の駆
動源としてステッピングモータ２０を備え、印字動作を
行う記録紙ＰとインクリボンＲの繰出し時にはプラテン
ローラ１１と巻取パッケージ１４が正転方向（図示実線
矢印）に同調回転され、また後述するインクリボンＲの
引戻し時にはリボンパッケージ１３が逆転方向（図示点
線矢印）に回転される。この記録装置には、インクリボ
ンＲとして一回の熱転写で用済みとされるシングルパス
用のものと、同一面を複数回反復して熱転写可能なマル
チパス用のものとが併用される。なお、両者は基材に対
するインクの塗布構造等が相違するのみで、リボン形態
や記録装置に対する取付構造には基本的な差異がない。
４とは、共に紙管１５の上に捲回され、紙管１５の両端
部をそれぞれ回転軸（図示せず）に取り付けて記録装置
にセットされる。記録装置は、プラテンローラ１１、巻
取パッケージ１４及びリボンパッケージ１３の共通の駆
動源としてステッピングモータ２０を備え、印字動作を
行う記録紙ＰとインクリボンＲの繰出し時にはプラテン
ローラ１１と巻取パッケージ１４が正転方向（図示実線
矢印）に同調回転され、また後述するインクリボンＲの
引戻し時にはリボンパッケージ１３が逆転方向（図示点
線矢印）に回転される。この記録装置には、インクリボ
ンＲとして一回の熱転写で用済みとされるシングルパス
用のものと、同一面を複数回反復して熱転写可能なマル
チパス用のものとが併用される。なお、両者は基材に対
するインクの塗布構造等が相違するのみで、リボン形態
や記録装置に対する取付構造には基本的な差異がない。
【００１２】図６は、参考として、マルチパスインクリ
ボンを使用した場合の印字状況を図示している。ここに
おいて、マルチパスインクリボンはベースＢの転写面に
インク（ワックス）Ｗを厚手に塗着し両面を耐熱層Ｓ、
Ｓで被覆したリボン構造を具備し、図示の一回目の印字
では、サーマルヘッド１２の熱画像に対応して記録紙Ｐ
にインクＷonが熱転写される一方、耐熱層Ｓが欠損した
インクリボンＲの熱転写部Ｗout には、再度の印字に耐
えるインク層Ｗｓが残存している。但し、一度熱転写さ
れた熱転写部Ｗout は、表面の耐熱層Ｓが欠損している
ため、二回目以降は印字条件が同じでも印字濃度は変動
する（濃くなる傾向にある）。
ボンを使用した場合の印字状況を図示している。ここに
おいて、マルチパスインクリボンはベースＢの転写面に
インク（ワックス）Ｗを厚手に塗着し両面を耐熱層Ｓ、
Ｓで被覆したリボン構造を具備し、図示の一回目の印字
では、サーマルヘッド１２の熱画像に対応して記録紙Ｐ
にインクＷonが熱転写される一方、耐熱層Ｓが欠損した
インクリボンＲの熱転写部Ｗout には、再度の印字に耐
えるインク層Ｗｓが残存している。但し、一度熱転写さ
れた熱転写部Ｗout は、表面の耐熱層Ｓが欠損している
ため、二回目以降は印字条件が同じでも印字濃度は変動
する（濃くなる傾向にある）。
【００１３】本発明に係るインクリボン式の記録装置に
あっては、ユーザーサイドで既存のシングルパスインク
リボンと上記マルチパスインクリボンとを自由に使い分
けることができるようにするため、予めシングルパスイ
ンクリボンとマルチパスインクリボンの少なくとも一方
に、リボン種別を示す識別手段が付されると共に、記録
装置にはインクリボンに付された識別手段を読み取って
リボン種別を検出するためのリボン種別検出手段を設け
ている。
あっては、ユーザーサイドで既存のシングルパスインク
リボンと上記マルチパスインクリボンとを自由に使い分
けることができるようにするため、予めシングルパスイ
ンクリボンとマルチパスインクリボンの少なくとも一方
に、リボン種別を示す識別手段が付されると共に、記録
装置にはインクリボンに付された識別手段を読み取って
リボン種別を検出するためのリボン種別検出手段を設け
ている。
【００１４】インクリボンに付される識別手段の具体例
が図７と図８に示されている。図７は、識別手段とし
て、前記リボンパッケージ１３又は巻取パッケージ１４
から側方に突出される紙管１５の余長部１５Ａに、識別
マーク（例えば黒のマーカー）１６を周設したものを示
す。この場合、記録装置の側には、リボンセンサ（リボ
ン種別検出手段）として、近接位置にフォトセンサ（図
示せず）が設けられる。また、図８は、識別手段とし
て、前記と同じく紙管余長部１５Ａに、切欠部１７を端
設したものを示し、この場合、記録装置の側には、リボ
ンセンサとして接触型のスイッチ（図示せず）が設けら
れることになる。そして、いずれの場合でも、図１に示
す如く、リボンセンサ１８からのセンサ信号が記録装置
の主制御部１に入力され、セットリボンの種別が自動的
に判別されるようになっている。
が図７と図８に示されている。図７は、識別手段とし
て、前記リボンパッケージ１３又は巻取パッケージ１４
から側方に突出される紙管１５の余長部１５Ａに、識別
マーク（例えば黒のマーカー）１６を周設したものを示
す。この場合、記録装置の側には、リボンセンサ（リボ
ン種別検出手段）として、近接位置にフォトセンサ（図
示せず）が設けられる。また、図８は、識別手段とし
て、前記と同じく紙管余長部１５Ａに、切欠部１７を端
設したものを示し、この場合、記録装置の側には、リボ
ンセンサとして接触型のスイッチ（図示せず）が設けら
れることになる。そして、いずれの場合でも、図１に示
す如く、リボンセンサ１８からのセンサ信号が記録装置
の主制御部１に入力され、セットリボンの種別が自動的
に判別されるようになっている。
【００１５】以上の如く、本発明に係る第１の手段によ
れば、シングルパスインクリボンとマルチパスインクリ
ボンのいずれかをセットすると、リボン相互に付されて
いる識別手段１６、１７等を手掛かりにリボンセンサ１
８がインクリボンの種別を検出して、記録装置がセット
リボンの種別を自動的に判別することができる。そし
て、このリボン自動判別機能を記録装置に持たせること
により、シングルパスインクリボンとマルチパスインク
リボンとの場合で異なる印字条件やリボン走行条件を手
動設定するか或いは自動設定するか等は別問題として、
記録装置に２種類のインクリボンを併用する技術が実質
的に展開可能となる。
れば、シングルパスインクリボンとマルチパスインクリ
ボンのいずれかをセットすると、リボン相互に付されて
いる識別手段１６、１７等を手掛かりにリボンセンサ１
８がインクリボンの種別を検出して、記録装置がセット
リボンの種別を自動的に判別することができる。そし
て、このリボン自動判別機能を記録装置に持たせること
により、シングルパスインクリボンとマルチパスインク
リボンとの場合で異なる印字条件やリボン走行条件を手
動設定するか或いは自動設定するか等は別問題として、
記録装置に２種類のインクリボンを併用する技術が実質
的に展開可能となる。
【００１６】次に、上記第１の手段を前提として展開さ
れる本発明に係る第２の手段について説明する。
れる本発明に係る第２の手段について説明する。
【００１７】図６に示したマルチパスインクリボンを使
用する場合、従前のシングルパスインクリボンを使用す
る場合とで、当然、リボンに対する印字条件と走行条件
を変えなければならず、インクリボンに完全な互換性を
担保するためには、記録装置に、前記リボンセンサ１８
で検出されたリボン種別に応じてインクリボンの印字条
件と走行条件を自動制御する制御手段を設けることが要
求される。
用する場合、従前のシングルパスインクリボンを使用す
る場合とで、当然、リボンに対する印字条件と走行条件
を変えなければならず、インクリボンに完全な互換性を
担保するためには、記録装置に、前記リボンセンサ１８
で検出されたリボン種別に応じてインクリボンの印字条
件と走行条件を自動制御する制御手段を設けることが要
求される。
【００１８】図１は、熱転写型ファクシミリ装置を例
に、記録装置に装置される制御手段１０の実施例を示し
ている。同図において、１は装置の通信制御等を行う主
制御部（ＣＰＵ）で、本発明に係る制御手段を兼ねてい
る。主制御部１は、モデム２及びＮＣＵ３を介して通信
回線Ｌと接続されると共に、記憶装置として、適数個の
ＲＯＭ４及びＲＡＭ５を、また必要な入、出力装置とし
て、前記リボンセンサ１８、前記サーマルヘッド１２及
び前記ステッピングモータ２０を具備して構成されてい
る。
に、記録装置に装置される制御手段１０の実施例を示し
ている。同図において、１は装置の通信制御等を行う主
制御部（ＣＰＵ）で、本発明に係る制御手段を兼ねてい
る。主制御部１は、モデム２及びＮＣＵ３を介して通信
回線Ｌと接続されると共に、記憶装置として、適数個の
ＲＯＭ４及びＲＡＭ５を、また必要な入、出力装置とし
て、前記リボンセンサ１８、前記サーマルヘッド１２及
び前記ステッピングモータ２０を具備して構成されてい
る。
【００１９】主制御部１による印字条件とリボン走行条
件の制御動作のフローチャートが図２に示されている。
これによると、まずリボンセンサ１８からの入力情報に
基づいてインクリボンの種別が判別され（ステップ
）、マルチリボンセンサがＯＮのときには、予めＲＯ
Ｍ４にリボン種別に記憶されている印字条件と走行条件
からマルチパスリボン用の制御を選択してから（ステッ
プ）、所定の印字処理を実行する（ステップ）。一
方、ステップでマルチリボンセンサがＯＦＦのときに
は、つまりシングルパスリボンを判別したときには、Ｒ
ＯＭ４に記憶されている印字条件と走行条件からシング
ルパスリボン用の制御を選択し（ステップ）、所定の
印字処理を実行する（ステップ）。
件の制御動作のフローチャートが図２に示されている。
これによると、まずリボンセンサ１８からの入力情報に
基づいてインクリボンの種別が判別され（ステップ
）、マルチリボンセンサがＯＮのときには、予めＲＯ
Ｍ４にリボン種別に記憶されている印字条件と走行条件
からマルチパスリボン用の制御を選択してから（ステッ
プ）、所定の印字処理を実行する（ステップ）。一
方、ステップでマルチリボンセンサがＯＦＦのときに
は、つまりシングルパスリボンを判別したときには、Ｒ
ＯＭ４に記憶されている印字条件と走行条件からシング
ルパスリボン用の制御を選択し（ステップ）、所定の
印字処理を実行する（ステップ）。
【００２０】シングルパスリボンを用いる場合の印字条
件と走行条件の詳細については、確立された既存の方式
と相違せず、ＲＯＭ４に記憶されている一定の温度テー
ブルＴ０（図９参照）に基づいて印字濃度が調整され、
モータ２０が再生画像に応じて正転方向にのみ回転速度
制御されることになる。
件と走行条件の詳細については、確立された既存の方式
と相違せず、ＲＯＭ４に記憶されている一定の温度テー
ブルＴ０（図９参照）に基づいて印字濃度が調整され、
モータ２０が再生画像に応じて正転方向にのみ回転速度
制御されることになる。
【００２１】一方、マルチパスリボンを用いる場合で
は、前述のように印字濃度が１回目と２回目以降とで変
動することや、同一リボン面を複数回反復してサーマル
ヘッド１２に導通させる必要から、ＲＡＭ５に蓄積され
ている印字データに基づいてリボン印字面の印字回数を
判別しながら個別的に印字条件と走行条件とが自動設定
されることになる。
は、前述のように印字濃度が１回目と２回目以降とで変
動することや、同一リボン面を複数回反復してサーマル
ヘッド１２に導通させる必要から、ＲＡＭ５に蓄積され
ている印字データに基づいてリボン印字面の印字回数を
判別しながら個別的に印字条件と走行条件とが自動設定
されることになる。
【００２２】図３は、主制御部１により実行される印字
動作のより詳細なフローチャートを示している。このフ
ローでは、ＲＡＭ５のカウンターで計測される印字位置
の位置情報に基づいて、マルチパスリボンの当該印字面
の印字回数を判別してから（ステップ）、印字回数の
別にＲＯＭ４に記憶されている温度テーブルＴ１、Ｔ２
（図１０参照）に基づいて印字濃度が調整され、印字処
理動作が行われる（ステップ、、ステップ、
）。
動作のより詳細なフローチャートを示している。このフ
ローでは、ＲＡＭ５のカウンターで計測される印字位置
の位置情報に基づいて、マルチパスリボンの当該印字面
の印字回数を判別してから（ステップ）、印字回数の
別にＲＯＭ４に記憶されている温度テーブルＴ１、Ｔ２
（図１０参照）に基づいて印字濃度が調整され、印字処
理動作が行われる（ステップ、、ステップ、
）。
【００２３】また図４は、主制御部１により実行される
リボン走行動作の詳細なフローチャートを示している。
この制御動作の基本的な考え方は、リボンを逆向きにセ
ットし直すといったオペレータによる煩雑なハンドリン
グを回避するため、１回又は１通信の印字動作が終了す
る毎に、前記ステッピングモータ２０を逆転してマルチ
パスインクリボンを元の位置まで引き戻して２回目の印
字に供するようにしたものである。なお、図３及び図４
に示すフローチャートでは、説明の便宜上、２回パスを
行う場合を例示しているが、マルチパスインクリボンの
使用態様としては、３回以上の反復印字に供することも
勿論可能である。
リボン走行動作の詳細なフローチャートを示している。
この制御動作の基本的な考え方は、リボンを逆向きにセ
ットし直すといったオペレータによる煩雑なハンドリン
グを回避するため、１回又は１通信の印字動作が終了す
る毎に、前記ステッピングモータ２０を逆転してマルチ
パスインクリボンを元の位置まで引き戻して２回目の印
字に供するようにしたものである。なお、図３及び図４
に示すフローチャートでは、説明の便宜上、２回パスを
行う場合を例示しているが、マルチパスインクリボンの
使用態様としては、３回以上の反復印字に供することも
勿論可能である。
【００２４】以上、ファクシミリ装置の例に揚げて説明
したが、本発明は熱転写型のインクリボン式記録装置に
は一般的に適用し得る。
したが、本発明は熱転写型のインクリボン式記録装置に
は一般的に適用し得る。
【００２５】
【発明の効果】以上に詳述した通り、本発明によれば、
識別手段が付されたシングルパスインクリボンとマルチ
パスインクリボンの種別を検出するリボン種別検出手段
を設けたことにより、セットリボンの種別を自動判別し
実質的に２種類のインクリボンを併用可能なインクリボ
ン式記録装置が実現される。また、上記手段に加えて、
リボン種別検出手段で検出されたリボン種別に応じてイ
ンクリボンの印字条件と走行条件を自動制御する制御手
段を設けたことにより、シングルパスインクリボンとマ
ルチパスインクリボンを併用する場合において、それぞ
れの場合に適した印字条件とリボン走行条件とが自動設
定される機能を有したインクリボン式記録装置が実現さ
れる。
識別手段が付されたシングルパスインクリボンとマルチ
パスインクリボンの種別を検出するリボン種別検出手段
を設けたことにより、セットリボンの種別を自動判別し
実質的に２種類のインクリボンを併用可能なインクリボ
ン式記録装置が実現される。また、上記手段に加えて、
リボン種別検出手段で検出されたリボン種別に応じてイ
ンクリボンの印字条件と走行条件を自動制御する制御手
段を設けたことにより、シングルパスインクリボンとマ
ルチパスインクリボンを併用する場合において、それぞ
れの場合に適した印字条件とリボン走行条件とが自動設
定される機能を有したインクリボン式記録装置が実現さ
れる。
【図１】インクリボン式記録装置の実施例を示すファク
シミリ装置における制御部のブロック図である。
シミリ装置における制御部のブロック図である。
【図２】実施例の制御動作を示すフローチャートであ
る。
る。
【図３】実施例の印字制御動作の詳細を示すフローチャ
ートである。
ートである。
【図４】実施例のリボン走行制御動作の詳細を示すフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
【図５】インクリボン式記録装置の要部機構を示す斜視
図である。
図である。
【図６】マルチパスインクリボンを使用した場合での１
回目の印字状況の概要を示す断面図である。
回目の印字状況の概要を示す断面図である。
【図７】インクリボンに設ける識別手段の具体例を示す
斜視図である。トである。
斜視図である。トである。
【図８】インクリボンに設ける識別手段の具体例を示す
斜視図である。
斜視図である。
【図９】シングルパスインクリボンに適用される温度テ
ーブルＴ０の概要を示すグラフである。
ーブルＴ０の概要を示すグラフである。
【図１０】マルチパスインクリボンに印字回数別に適用
される温度テーブルＴ１、Ｔ２の概要を示すグラフであ
る。
される温度テーブルＴ１、Ｔ２の概要を示すグラフであ
る。
１ 主制御部 ４ ＲＯＭ ５ ＲＡＭ １０ 制御手段 １１ プラテンローラ １２ サーマルヘッド １３ リボンパッケージ １４ 巻取パッケージ １５ 紙管 １５Ａ 紙管余長部 １６ マーク（識別手段） １７ 切欠部（識別手段） １８ リボンセンサ（リボン種別検出手段） ２０ ステッピングモータ Ｐ 記録紙 Ｒ インクリボン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｈ０４Ｎ 1/23 １０２ Ｚ 9186−5Ｃ
Claims (2)
- 【請求項１】 少なくとも一方に識別手段が付されたシ
ングルパスインクリボンとマルチパスインクリボンの種
別を検出するリボン種別検出手段を設けたことを特徴と
するインクリボン式記録装置。 - 【請求項２】 少なくとも一方に識別手段が付されたシ
ングルパスインクリボンとマルチパスインクリボンの種
別を検出するリボン種別検出手段と、リボン種別検出手
段で検出されたリボン種別に応じてインクリボンの印字
条件と走行条件を自動制御する制御手段を設けたことを
特徴とするインクリボン式記録装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3342242A JPH05147295A (ja) | 1991-11-30 | 1991-11-30 | インクリボン式記録装置 |
| US08/381,011 US5711623A (en) | 1991-11-30 | 1995-01-30 | Ink ribbon recording apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3342242A JPH05147295A (ja) | 1991-11-30 | 1991-11-30 | インクリボン式記録装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05147295A true JPH05147295A (ja) | 1993-06-15 |
Family
ID=18352211
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3342242A Pending JPH05147295A (ja) | 1991-11-30 | 1991-11-30 | インクリボン式記録装置 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5711623A (ja) |
| JP (1) | JPH05147295A (ja) |
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| JP2012045741A (ja) * | 2010-08-25 | 2012-03-08 | Toshiba Tec Corp | プリンタ及びロール体 |
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| JPS59226578A (ja) * | 1983-06-08 | 1984-12-19 | Mitsubishi Electric Corp | テレビジヨン受信機のプリンタ装置 |
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- 1991-11-30 JP JP3342242A patent/JPH05147295A/ja active Pending
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1995
- 1995-01-30 US US08/381,011 patent/US5711623A/en not_active Expired - Lifetime
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Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US5711623A (en) | 1998-01-27 |
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