JPH01195088A - 熱写転プリンタ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明は用途に応じて種々のインクリボンを選択する
方式の熱転写プリンタに関し、特に、選択されたインク
リボンの種類を容易に判別できる熱転写プリンタに関す
るものである。

［従来の技術］ 近年、熱転写プリンタに色々な用途に応じて種々のイン
クリボンが選択できるようになってきた。

この選択できるインクリボンとして例えは次のようなも
のがある。その一つは、普通の黒色のインクリボンで、
これは印字品質は優れているが一度しか使用で外ない。

他の一つは、マルチタイム黒色インクリボンでこれは複
数回使用できるが、印字品質か劣り、印字に必要な熱量
を前記黒色リボンの場合と比較して多めに設定しなけれ
ばならない。さらに、マルチカラーインクリボンは第３
図に示すようにＢ（黒）、Ｙ（黄）９Ｍ（マゼンタ）、
Ｃ（シアン）の４色がマーカ２０を挟んで直列に配置さ
れており、これらの色を探しながら印字する。βは各色
部分の長さであり、Ｂ４．Ａ４．、ハガキ等各種のサイ
ズに応して設定される。

また、現在使用されている上記様々のインクリボンにお
いては、ランニングコスト低減のため、第４図に示すよ
うに、リボンを上下に分割して、Ａ、Ｂ両面（矢印Ａは
Ａ面使用時、矢印ＢはＢ面使用時）使用できるように工
夫されている。特に、前記マルチカラーインクリボンの
使用時においては、Ａ面とＢ面とでは各色Ｂ、Ｙ、Ｍ、
Ｃの現れる順番が逆になるため、プリンタ本体内の制御
装置は、常に現在Ａ面とＢ面のどちらを使用しているの
かを検知する必要がある。

また、従来の熱転写プリンタにおいては、プリンタ内部
の制御装置が現在どの種のインクリボンが使用されてい
るのが、またインクリボンのＡ面とＢ面のどちらの面で
装着されているのかを検知するために、数百Ｉｎ　Ｉｎ
に渡ってリボンを空送りさせて、リボンのマーカ２０の
有無やマーカとマーカの間隔を図示路のリボンマーカセ
ンサで検出していた。例えは、リボンマーカセンサでイ
ンクリボンの一定長さを検査したとき、リボンマーカセ
ンサの出力値が常にＬ　（低レベル）のときは黒色リボ
ン、同じく出力値が常にＨ（高レベル）のときはリボン
未装着、測定値が一定長さ毎に変化するときはマルチカ
ラーインクリボンで、用紙のサイズが８４　、　Ａ　４
．　、ハガキ等はマーカ間の長さに応して’Ｉ’ｌｌ断
する。マーカが上記以外のときは規定外リボンと判断す
る。またマルチカラーインクリボンの場合には各色のマ
ーカの出現する順番によってＡ面とＢ面のどちらを使用
しているかを判断する。

［発明か解決しようとする課題］ 上記従来の熱転写プリンタにおいでは、プリンタ内部の
制御装置か、装着したインクリボンの種類等を’ｌ！１
１断するのに、前記の如く、リボンの空送りを行ったり
、そのための時間やその他の判断時間のロスか生してい
たので、印字の高速化の妨げとなっていた。また、印字
途中でリボンの種類を変えた場合には、突然のリボン交
換によるミスプリント等が生じていた。

本発明は上記従来の欠点をＭ消するためになされたもの
で、インクリボンを無駄にすることなく、現在装着され
ているインクリボンの種類とリボンの使用面を迅速かつ
正確に判断できる熱転写プリンタを提供することを目的
とする。

［課題を解決するための手段１ 本発明では上記課題を解決するために、キャリソノに装
着されるインクリボンカセットの外面に、インクリボン
の種類とリボンの使用面を示す識別標識を設け、プラテ
ンのキャリッジ移動方向の一方の端部に前記識別標識を
読み取るための７オ１センサを設けた。

［実施例］ 以下、本発明の一実施例を第１図、第２図を参照して説
明する。

第１図は本発明の一実施例を示す熱転写プリンタの印字
部の斜視図、第２図はインクリボンのプラテン側から見
た斜視図である。第１図において、１はインクリボンカ
セットでキャリッジ２１こ装着される。キャリッジ２（
こはサーマルへ・ンド１１とマルチカラーインクリボン
で印字を行なうとトにインクリボンの色を検出するフォ
トセンサ１２が設けられている。また、このキャリッジ
２はプラテン３に添って移動し、このプラテン３のキャ
リッジ移動方向の一方の端部にキャリッジ２のホームポ
ジション検出を行ない、かつギヤリッ：）２の移動動作
によりインクリボンカセット１の後述の識別標識を読み
取るだめのフォトセンサ４が設けられている。このフォ
トセンサ４は発光部５と受光部６を備えている。そして
インクリボンカセット１は第２図に示すようにプラテン
３側の左右両側部分に、インクリボン１０の種類とリボ
ンの使用面を示す識別標識であるバーコード８および９
が設けられており、この内、バーコード８はインクリボ
ン１０のＡ面を使用するとトにフォトセンサ４が検出で
きる位置、バーコード９は同じく８面用の位置にそれぞ
れ設けられている。

次に、上記構成の本実施例の動作を説明する。

まず、電源投入時においては、７オ）・センサ４が、キ
ャリッジ２がホームボッジョン（第１図の矢印形表示７
が印字開始位置であり、ここにインクリボンカセット１
のインクリボン露出部１０ａが来る位置）にあるかどう
かを検出し、ホームボッジョンになければ、図示路のプ
リンタ本体の制御装置に信号を送って、この位置にギヤ
リッ：）２を移動させるようにする。そして、ホームボ
ッジョンにあるインクリボンカセット１のバーコード８
（若しくは９）がフォトセンサ４１こより読み取られて
、その信号が図示路のデコーダ（バーコードの解読器）
に送られ、ここでインクリボン１ｏの種類とリボンの使
用面（ＡあるいはＢ）か１！す別される。その後、その
判別された信号が前記制御装置に送られる。ここで、も
し、インクリボン力セッ１１が未装着であったり、規定
以外のインクリボンを装着している場合は、フォトセン
サ４で検知された信号が前記制御装置に送られ、エラー
と１゛す断される。このとぎ、例えば、使用者にインク
リボンカセット１の装着のし直しを促す何らかのサイン
を表示することもできる。

次に、すでに電源は投入されていて、待機状態から動作
状態に移る場合を示す。動作前に、まず装着されている
インクリボン１００秤類が、フォトセンサ４のバーコー
ド８（若しくは１〕）の読み取りにより１ミリ別され、
待機中にインクリボンカセット１の交換があったがどう
がが確認され、交換が行なわれていれは、その信号が制
御装置に送られ、装着されたインクリボン１０に応した
動作ができるようにする。また、交換が行なわれていな
ければ、そのままの状態で、動作状態に入る。

このように、装着されているインクリボン１〇の種類と
リボンの使用面（Ａ若しくはＢ）とが、ギヤリノ：）２
を、単にホームポジションに移動させ、バーフード８（
若しくは９）をフォトセンサ４に読み取らせるだけで容
易に判別できるため、従米行なっていたインクリボン１
０の空送りや、インクリボン１０の種類の判断に要して
いた時間が不要となり、装着されたインクリボン１０の
種類に応じた印字を高速かつ正確に行なうことができる
。

特に、マルチカラーインクリボンを使用してりするとき
問題となる各色（Ｂ、Ｙ、ｌＶ、ｉ、Ｃ）の出現する順
番がバーフード８（若しくはつ）に含まれる前記リボン
の使用面（Ａ若しくはＢ）の情報の判別によって容易に
検出されるので、高速印字に大きく貢献できる。

［発明の効果］ 以上説明したように本発明によればキャリッジに装着さ
れるインクリボンカセットの外面に、インクリボンの種
類とリボンの使用面を示す識別標識を設け、プラテンの
ギヤ１川ツノ移動方向の一方の端部に前記識別標識を読
み取るためのフォトセンサを設けたので、インクリボン
の空送りをすることなく、現在装着しているインクリボ
ンの種類と使用面（Ａ若しくはＢ）とを、キャリッジを
ホームポジションに移動させるだけで迅速にかつ正確に
判別することができ、インクリボンの種類に応じた印字
を正確、かつ高速に行なうことかでべた。

【図面の簡単な説明】 第１図は本発明の一実施例を示す熱転写プリンタの印字
部の斜視図、第２図はインクリボンカセ・ノドのプラテ
ン側から見た斜視図、第３図はマルチカラーインクリボ
ンの説明図、第４図はインクリボンの使用面の説明図で
ある。 １・・・インクリボン力セッ１、　２・・・キャリ・／
ジ、３・・・プラテン、　　　　４・・・フォトセンサ
、５・・・発光部、　６・・受光部、８，９・・・バー
フード、１０・・・インクリボン、１１・・・サーマル
ヘッド。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. キャリッジに装着されるインクリボンカセットの外面に
   、インクリボンの種類とリボンの使用面を示す識別標識
   を設け、プラテンのキャリッジ移動方向の一方の端部に
   前記識別標識を読み取るためのフォトセンサを設けたこ
   とを特徴とする熱転写プリンタ。