JP2578266Y2 - ラインプリンタのインクシート - Google Patents

ラインプリンタのインクシート

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JP2578266Y2
JP2578266Y2 JP1992084979U JP8497992U JP2578266Y2 JP 2578266 Y2 JP2578266 Y2 JP 2578266Y2 JP 1992084979 U JP1992084979 U JP 1992084979U JP 8497992 U JP8497992 U JP 8497992U JP 2578266 Y2 JP2578266 Y2 JP 2578266Y2
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JP
Japan
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mark
ink sheet
marks
scanning direction
ink
Prior art date
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JP1992084979U
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JPH0642190U (ja
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健一 宮崎
義高 鈴木
朋彦 松本
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Victor Company of Japan Ltd
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Victor Company of Japan Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は熱転写サーマルラインプ
リンタ等に使用されるインクシートに関する。
【0002】
【従来の技術】従来にあっては、熱転写サーマルライン
プリンタに用いるインクシートは1種類に限られないこ
とから、特開昭63−31783号公報に記載されてい
るようにカラー識別マークを設けて3色シートと4色シ
ートを判別するようにしたもの、特開昭1−29408
4号公報に記載されているようにマークを設けて単色、
2色、3色、4色を判別するもの、更には特開昭56−
13193号公報に記載されているようにインクリボン
カートリッジにピンを設けてリボンの種類を判別するよ
うにしたものなどがある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、熱転写
サーマルラインプリンタの普及に伴ってインクシートを
供給するメーカが増えたこと、及び受像紙に対応した多
種類のインクシート、例えばオーバヘッドプロジェクタ
専用シート、高濃度シート等が開発されていることか
ら、上述した従来のインクシートの種類判別では多種類
のインクシートの種類を判別して最適なプリント条件を
設定することができない。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は上記の課題を解
決するため、ラインプリンタのインクシートにおいて、
このインクシートに予め定めた情報を表わす複数のマー
クをラインヘッドの主走査方向に一列に並べてマーク列
として付設し、このマーク列を前記ラインヘッドの副走
査方向に密着して複数列並べるとともに、各マーク列に
列表示のマークを有することを特徴とする。
【0005】
【作用】インクシートに予め定めた情報を表わす複数の
マークをラインヘッドの主走査方向に一列に並べてマー
ク列として付設し、このマーク列をラインヘッドの副走
査方向に複数列並べることによって、複数の情報、例え
ば、3色/4色、各色の先頭位置、サイズ、インクの種
類等の多数の情報を持たせることができ、更に副走査方
向においてはマークを密着させることによって、マーク
を付設するための副走査方向のスペースを狭くすること
ができ、プリント有効エリアを広くとることができる。
また、各マーク列に列表示のマークを有するので、これ
を利用してマーク列の識別を行うことができる。
【0006】
【実施例】以下に本考案の実施例を添付図面に基づいて
説明する。ここで、図1は本考案に係るインクシートの
説明図、図2は同インクシートの詳細な説明図である。
【0007】インクシート1は、イエロ(Y)、マゼン
タ(M)、シアン(C)、ブラック(K)を循環順序で
形成し、各単位長さ毎即ち各色の間をマークエリア2と
して、このマークエリア2にはラインヘッド3の主走査
方向(発熱抵抗体4の方向)に付設した複数のマークか
らなるマーク列5及びマーク列6を副走査方向に2列密
着させて設けている。
【0008】前記マーク列5,6は、図2に示すように
いずれも5個のマーク5A〜5E,6A〜6Eからな
り、これらのマーク5A〜5E,6A〜6Eは主走査方
向及び副走査方向に密着して設けている。ここで、各マ
ーク5A〜5E,6A〜6Eは付設することで「1」
を、付設しないことで「0」を表わすものとし、5個の
センサを用いて各マーク5A〜5E,6A〜6Eの有無
を検出することができる。
【0009】また、各マーク5A〜5E,6A〜6Eの
うち、マーク5A〜5D,6A〜6Dは、インクシート
1の各種情報、例えば3色/4色、色、サイズ、インク
種類等を表すマーク(情報ビット)として使用し、列表
示のマークとしてのマーク5E,6Eはマーク列5,6
の識別用マーク(コントロールビット)用い、このマ
ーク5E,6Eの検出結果に基づいて他のマーク5A〜
5D,6A〜6Dを検出する。各マーク5A〜5D,6
A〜6Dへの情報の割り当てと、マーク5E,6Eの有
無を以下の(表1)に示す。
【0010】
【表1】
【0011】マーク5E,6Eの検出結果に基づくマー
ク5A〜5D,6A〜6Dの検出は、マーク5Eの立ち
上がりパルスが来たときから一定時間後にマーク5A〜
5Eのデータを取込み、マーク5Eの立下がりパルスが
来たときから一定時間後にマーク6A〜6Eのデータを
取込むことによって行える。尚、マーク5A〜5Dのい
ずれかが必ず「1」になるように情報の割り当てを行っ
た場合には、マーク5A〜5Dのいずれかの立ち上がり
を利用してマーク列の識別を行うことができ、別途コン
トロールビット(マーク)は不要になる。
【0012】また、マーク5E,6Eを用いることによ
ってインクシート1の表裏の検出ができる。つまり、イ
ンクシート1の正常走行方向ではマーク5Eの立下がり
後、マーク6A〜6Dのいずれかが検出出来るようにし
ておけば、インクシート1を間違えてプリンタにセット
した場合、逆方向に走行すると、マーク5Eの立下がり
から一定時間後に他のマークを検出するセンサの出力は
必ず0H(Hはヘキサ表現)となり、インクシート1が
逆にセットされたことがわかる。
【0013】このようにインクシートの主走査方向のマ
ーク列を副走査方向に複数列設けて、且つ副走査方向に
は密着させて設けることによってプリント有効長を長く
することができる。これを具体的に説明すると、現在の
インクシートを製造する印刷装置ではインクシートは最
大約1850mmが限界であるため、イエロ(Y)、マゼ
ンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の4色を1
フレームとした場合、1色当たりの最大長は1850÷
4で約463mmとなる。一方、要求されるプリント長
は、例えばレターサイズ(8.5×11インチ)の2倍
を全エリアプリントできることとされ、このときの実質
プリントエリアは(11×17インチ)となり、17イ
ンチをプリント長さ方向(副走査方向長さ)で実現する
と432mmとなるので、マークを付設するためのマーク
エリアとして割り当て可能な長さは、463mm−432
mmで残り31mmとなる。
【0014】ここで、マーク列を副走査方向にも設ける
場合に、各マーク列の間を空けて設けるとプリントエリ
アに対するマージンが全くなくなってしまう。また、主
走査方向1列に設けるマークの数を増加することは、セ
ンサ数の増加を招くとともに、センサ感度のバラ付きに
よる検出精度の低下などの問題が生じるし、かと言って
プリントエリアとは別に副走査方向にマークエリアを設
定するのでは、別途マークエリアを設定しなければなら
ないという問題が発生する。
【0015】これに対して、本考案によれば、例えばマ
ーク1個の副走査方向の長さを8mmとすれば2列で16
mmとなるので、約463mmが割り当てられる1色につい
て残り449mmをプリントに当てることができ、要求さ
れる432mmに対して充分なマージンを確保できること
ができる。
【0016】
【考案の効果】以上に説明したように本考案によれば、
インクシートに予め定めた情報を表わす複数のマークを
ラインヘッドの主走査方向に一列に並べてマーク列とし
て付設し、このマーク列を前記ラインヘッドの副走査方
向に密着して複数列並べたので、例えば、3色/4色、
各色の先頭位置、サイズ、インクの種類等の多数の情報
を持たせることができ、しかもマークを付設するための
副走査方向のスペースを狭くすることができ、プリント
有効エリアを広く取ることができる。また、各マーク列
に列表示のマークを有するので、これを利用してマーク
列の識別を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案を適用したインクシートの説明図
【図2】同インクシートの詳細説明図
【符号の説明】
1…インクシート、2…マークエリア、5,6…マーク
列、5A〜5E,6A〜6E…マーク。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−152479(JP,A) 特開 平3−138178(JP,A) 特開 平4−314576(JP,A) 実開 昭60−80949(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B41J 17/36 B41J 17/02 - 17/12 B41J 17/22 - 17/26

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ラインプリンタのインクシートにおい
    て、このインクシートは予め定めた情報を表わす複数の
    マークをラインヘッドの主走査方向に一列に並べてマー
    ク列として付設し、このマーク列を前記ラインヘッドの
    副走査方向に密着して複数列並べるとともに、各マーク
    列に列表示のマークを有することを特徴とするラインプ
    リンタのインクシート。
JP1992084979U 1992-11-16 1992-11-16 ラインプリンタのインクシート Expired - Lifetime JP2578266Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992084979U JP2578266Y2 (ja) 1992-11-16 1992-11-16 ラインプリンタのインクシート

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JP1992084979U JP2578266Y2 (ja) 1992-11-16 1992-11-16 ラインプリンタのインクシート

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0642190U JPH0642190U (ja) 1994-06-03
JP2578266Y2 true JP2578266Y2 (ja) 1998-08-06

Family

ID=13845739

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6080949U (ja) * 1983-11-11 1985-06-05 日本電気株式会社 カラ−インクリボンの色識別機構
JPS61152479A (ja) * 1984-12-25 1986-07-11 Fuji Xerox Co Ltd サ−マルプリンタ用インクリボンおよびサ−マルプリンタ装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0642190U (ja) 1994-06-03

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