JP2563060Y2 - カラーインクシートの色識別装置 - Google Patents

カラーインクシートの色識別装置

Info

Publication number
JP2563060Y2
JP2563060Y2 JP6933891U JP6933891U JP2563060Y2 JP 2563060 Y2 JP2563060 Y2 JP 2563060Y2 JP 6933891 U JP6933891 U JP 6933891U JP 6933891 U JP6933891 U JP 6933891U JP 2563060 Y2 JP2563060 Y2 JP 2563060Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
color
ink sheet
color ink
identification
optical sensors
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP6933891U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0560856U (ja
Inventor
久樹 古山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nikon Corp filed Critical Nikon Corp
Priority to JP6933891U priority Critical patent/JP2563060Y2/ja
Publication of JPH0560856U publication Critical patent/JPH0560856U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2563060Y2 publication Critical patent/JP2563060Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)
  • Spectrometry And Color Measurement (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、カラーインクシートを
用いた熱転写カラープリンタのカラーインクシートの色
識別に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のカラーインクシートの色
識別装置としては図4及び図5に示すようなものがあっ
た。図4は従来のカラーインクシートの色識別装置を含
むカラープリンタの斜視図であり、図5は該従来の色識
別装置によるカラーインクシートの色識別に対する説明
図である。
【0003】図4において、1は通電して発熱させ熱転
写によりプリントするサーマルヘッド,13は後に詳細
に説明するように3色の染料が面順次で塗布されサーマ
ルヘッド1の熱によりプリントペーパーに色をプリント
するカラーインクシート,4はカラープリント用のプリ
ントペーパー,2はサーマルヘッド1に対しカラーイン
クシート13とプリントペーパー4とを重ね合わせて圧
接し、カラーインクシート13の色をプリントペーパー
4にプリントするプラテン,11及び12はカラーイン
クシート13の一端に沿って付与された各色検出用の識
別マーク,5及び6は対で設けられ識別マーク11,1
2を検出する光センサである。
【0004】次に、図4に基づきその動作を説明する。
このカラープリンタにより熱転写記録を行う場合、まず
サーマルヘッド1とプラテン2との間にプリントペーパ
ー4およびカラーインクシート13を配置し、サーマル
ヘッド1をプラテン2に圧接する。次に、画像データー
に応じた信号をサーマルヘッド1に加え発熱させ、カラ
ーインクシート13の染料を面順次にプリントペーパー
4に転写することにより画像を形成する。この時、画像
データとカラーインクシート13上の染料とを正確に対
応させる必要がある。そこで、図5に示すように、カラ
ーインクシート13にはY(イエロー),M(マゼン
ダ),C(シアン)の3色の染料を長手方向に繰り返し
塗布し、一方の縁部に沿い、その各色に対応するように
カラーインクシート13の送り方向の長さを変えた識別
マークを付与形成する。この従来例では、Y色には長い
識別マーク11を対応させ、M色及びC色には短い識別
マーク12を対応させる。これらの識別マークを検出す
る2つの光センサ5、6はカラーインクシートの給送方
向に一直線上に配置してある。カラーインクシート13
上の長い識別マーク11はセンサ5、6両方が同時に検
出できる長さを持ち、短い識別マーク12はどちらか片
方だけしか検出できないような長さに設定する。カラー
インクシート13を給送すると、光センサ5、6の前を
識別マーク11,12が通過し、光センサ5,6の出力
が変化する。色識別動作において、光センサ5が識別マ
ークを検出した時に光センサ6も同時に識別マークを検
出した場合、その識別マークはカラーインクシート13
のY色部分を示す識別マーク11であると判断する。ま
た、光センサ5がマークを検出しても光センサ6が識別
マークを検出しなかった場合、その識別マークはY色以
外のM色部分かC色部分を示す識別マーク12であると
判断することが出来る。これらの情報に基づきカラーイ
ンクシート13上におけるプリント開始位置が決定され
る。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】上記のような、カラー
インクシートの色識別装置では、2つの光センサをカラ
ーインクシートの給送方向に沿って一直線上に配置して
いるため、2つの光センサ間のカラーインクシート給送
方向の距離は光センサ自体の寸法によって制限される。
その結果、カラーインクシート色識別装置のカラーイン
クシート給送方向に対する小型化の妨げとなり、最終的
にはこのカラーインクシート色識別装置を組み込んだ熱
転写カラープリンタが大型化することとなる。さらに、
光センサ自体の寸法が十分小さくなった場合であって
も、2つの光センサを近づけ過ぎると相互に干渉して誤
動作をひきおこす原因となってしまう。そのため、2つ
の光センサ間の距離を無制限に短くすることは出来な
い。
【0006】本考案は、この様な従来の問題点に鑑みて
なされたもので、カラーインクシートの色識別装置の小
型化を計ると共に、光センサ間の干渉を防止することを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本考案は上記の課題を解
決するため、複数色の染料が長手方向に繰り返し塗布さ
れ、該長手方向に沿って給送可能なカラーインクシート
上に、前記複数の各色に対応して前記長手方向に長さが
異なるよう付与された識別マークを検出可能に配置され
た少なくとも2個の光センサを含み、前記カラーインク
シートの給送方向に対し前記少なくとも2個の光センサ
を斜めに配置したことを特徴とするカラーインクシート
の色識別装置を提供する。
【0008】
【作用】本考案においては、カラーインクシート上の色
識別マークを検出するための2つの光センサをカラーイ
ンクシートの給送方向に対して斜めに配置するようにし
たことにより、2つの光センサ間のカラーインクシート
給送方向に対する距離を必要に応じて小さくすることが
可能となる。また、そのように配置したことにより、カ
ラーインクシートの給送方向と直角方向(カラーインク
シートの幅方向)に対する該2つの光センサ間の距離は
識別マークの幅の範囲において自由に設定できるため、
該2個の光センサ間の実際の距離は光センサ間の干渉が
問題にならないように充分に大きくとることが出来る。
【0009】
【実施例】次に、添付図面図1乃至図3に基づき本考案
の実施例について詳細に説明する。図1は本考案の一実
施例によるカラーインクシートの色識別装置を含むカラ
ープリンタの斜視図、図2は図1の実施例の色識別装置
に使用するカラーインクシートの説明図、図3は本考案
の他の実施例によるカラーインクシートの説明図であ
る。図1において、1はサーマルヘッド,2はプラテ
ン,4はプリントペーパーであって、図4において説明
した従来のものと同一である。5及び6もそれら自体図
4に示したものと同一の光センサであるが、後述するよ
うに、本考案によりカラーインクシートの長手方向に対
して互いに斜めに配置される。3は複数色のインク
(Y,M,C色)を面順次に有し、その各色を識別させ
るためその色に対応した大きさの識別マーク7,8を一
方の縁部に沿って付したカラーインクシートである。本
実施例による識別マーク7,8は従来の識別マーク1
1,12(図5)に対応し、識別マーク7はカラーイン
クシート3の長手方向に長く、識別マーク8は短く形成
される。又、本実施例の識別マーク7,8は斜に配置さ
れた2つの光センサ5,6が同時に識別マークの範囲内
に入りうるようカラーインクシート3の長手方向に対し
て直角方向にも長く形成される。
【0010】次に、図1及び図2に基づき本考案の第一
実施例を詳細に説明する。上記のように、本実施ではY
MC3色の染料がその長手方向に繰り返し塗布されてな
るカラーインクシート3の一方の縁部には、該カラーイ
ンクシート3の長手方向に長さが異なる2種類の識別マ
ーク7,8が付与される。具体的には、Y色に対しては
長い識別マーク7を、それ以外の色(M,C色)に対し
ては短い識別マーク8を対応させる。そして、図2から
よくわかるように、この識別マーク7,8を検出する2
つの光センサ5,6は矢印で示したカラーインクシート
の給送方向に対して斜めに配置される。上記のように、
カラーインクシート3上の長い識別マーク7は、センサ
5,6両方が同時に検出できる長さを持ち、短い識別マ
ーク8は、どちらか片方だけでしか検出できないような
長さにしてある。このような構成において、カラーイン
クシート3の色識別は次のような手順で行う。図示しな
いカラーインクシート搬送手段によるカラーインクシー
ト3の搬送にともない、識別マーク7が光センサ5によ
って検出されると同時に、光センサ6もその同じ識別マ
ーク7を検出すると、そのカラーインクシート3はY色
であると識別される。また、光センサ5が識別マークを
検出したにもかかわらず、光センサ6がその識別マーク
を検出できなかった時は、Y色以外の色、例えばM色又
はC色と判断する。その結果に基づきカラーインクシー
ト3上の各色によるプリント開始位置を決定する。
【0011】図3は本考案の他の実施例によるカラーイ
ンクシートの説明図である。本実施例によるカラーイン
クシート14は第一実施例による識別マーク7,8に対
応する識別マーク9,10を有する。カラーインクシー
ト14の長手方向に対する識別マーク9,10の長さは
夫々識別マーク7,8の長さと同一であるが、カラーイ
ンクシート14の幅方向の長さは長く形成され、本実施
例ではカラーインクシート14の全幅に亘って帯状に形
成される。勿論、その長さはカラーインクシート14全
幅に亘らずとも、途中で切ってもよい。本実施例におい
ては、光センサ5,6の幅方向の位置を自由に設定する
ことができる。又、本実施例においても、その色識別の
手順は、第一実施例と同様に行うことができる。
【0012】
【考案の効果】 以上説明したように、本考案によれば、
カラーインクシート上に各色に対応してその長手方向の
長さを変えた識別マークを形成し、該マークを検出する
ための2つの光センサをカラーインクシートの給送方向
に対して斜めに配置したことにより、該2つの光センサ
間のカラーインクシート給送方向の距離を光センサ自体
の大きさの如何に拘らず狭くすることができるので、カ
ラーインクシートの色識別装置を小型化することが出
来、これを使った熱転写記録装置自体の小型化が可能と
なる。又、カラーインクシートの長手方向に対して直角
方向の2つの光センサ間の距離は、識別マークの幅の範
囲で自由に決定できるため、光センサ相互間で干渉を起
こさないよう充分な距離をとることが出来、省スペース
であると同時に確実な色識別動作が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第一実施例によるカラープリンタの斜
視図
【図2】図1の実施例によるカラーインクシートの説明
【図3】本考案の第二実施例によるカラーインクシート
の説明図
【図4】従来のカラープリンタの斜視図
【図5】従来のカラーインクシートの説明図

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数色の染料が長手方向に繰返し塗布さ
    れ、該長手方向に沿って給送可能なカラーインクシート
    上に、前記複数の各色に対応して前記長手方向に長さが
    異なるよう付与された識別マークを検出可能に配置され
    た少くとも2個の光センサを含み、前記カラーインクシ
    ートの給送方向に対し前記少くとも2個の光センサを斜
    めに配置したことを特徴とするカラーインクシートの色
    識別装置。
JP6933891U 1991-08-30 1991-08-30 カラーインクシートの色識別装置 Expired - Fee Related JP2563060Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6933891U JP2563060Y2 (ja) 1991-08-30 1991-08-30 カラーインクシートの色識別装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6933891U JP2563060Y2 (ja) 1991-08-30 1991-08-30 カラーインクシートの色識別装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0560856U JPH0560856U (ja) 1993-08-10
JP2563060Y2 true JP2563060Y2 (ja) 1998-02-18

Family

ID=13399670

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6933891U Expired - Fee Related JP2563060Y2 (ja) 1991-08-30 1991-08-30 カラーインクシートの色識別装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2563060Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0560856U (ja) 1993-08-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR950013726A (ko) 컬러열전사 프린트장치
JPH02231184A (ja) カラーインクリボンの色判別装置
US5728450A (en) Thermally transferable ink sheet and a thermal printing apparatus using said sheet
JP2563060Y2 (ja) カラーインクシートの色識別装置
JPS59209195A (ja) 熱転写形プリンタの記録方式
JP2744676B2 (ja) プリンタ装置
JP2895839B2 (ja) 感熱転写記録装置及び感熱インクシート
JPS60232988A (ja) 印写装置
JPS61177260A (ja) カラ−プリンタ
JP5866795B2 (ja) 熱転写シート形成フィルム
JP3333556B2 (ja) サーマルプリンタ
JP2748376B2 (ja) 多色プリンタ
JP2572838B2 (ja) 熱転写カラープリンタ
JPH01218878A (ja) インクシートの色検出構造
JP2519763Y2 (ja) 転写型感熱記録装置
JPH04357069A (ja) 感熱記録装置の転写リボン
JP5923868B2 (ja) 熱転写記録方法
JPS60257280A (ja) カラ−インク媒体の状態検出方式
JPH0575248U (ja) プリントペーパ識別装置
KR950008143A (ko) 프린터의 인쇄방법
KR950008156A (ko) 프린터의 인쇄장치 및 그 방법
JPH05169777A (ja) 熱転写カラーインクシート
JPS61249778A (ja) 熱転写カラ−印字方式
JPS61130067A (ja) 熱転写カラ−プリンタ
JPH0642190U (ja) ラインプリンタのインクシート

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees