JP2748376B2 - 多色プリンタ - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はビデオプリンタに適用して好適な多色プリン
タに関する。 〔発明の概要〕 本発明は多色プリンタに関し、印刷用紙をプラテンに
巻き付け、ヘッドによって印刷用紙に情報を記録し、検
知手段によって印刷用紙の印刷開始位置を検知し、紙送
り手段によってプラテンとの間に印刷用紙を挟んで紙送
りを行うようにし、プラテンの外周は印刷用紙の長さよ
り所定長だけ短く、プラテンの幅は印刷用紙の幅より所
定長だけ狭く成るように夫々設定したことにより、印刷
用紙の印刷開始位置を高精度に規定して、色ずれなく多
色印刷を行うことができるようにしたものである。 〔従来の技術〕 先ず、第４図を参照して、従来のチャックがなく、大
型のプラテンを用いたプリンタ（ビデオプリンタ）につ
いて説明する。第４図において、（１）は円筒状のプラ
テンで、この周りに印刷用紙（11）が巻き付けられる。
プラテン（１）の幅は、用紙（11）の幅と等しいか又は
それより広く設定される。（３）はヘッドで、プラテン
（１）の外周面に対向せしめられている。このヘッド
（３）は、図示せさせるも、一列に配された複数の発熱
素子を備えた加熱ヘッドで、その発熱素子の配列方向
は、プラテン（１）の外周面の母線方向と一致してい
る。（４）はピンチローラで、ヘッド（３）と連動し
て、プラテン（１）に対し転接及び離間し得るようにな
されている。尚、ヘッド（３）の複数の発熱素子は、ピ
ンチローラ（４）に近接した部分に設けられている。
又、図示を省略するが、ヘッド（３）とプラテン（１）
との間には、プラテン（１）の外周面の母線方向と直交
する方向に延在するインクリボンが配されている。この
インクリボンには、夫々複数の発熱素子の配列長と等し
いかこれより僅かに広く、用紙（11）の印刷領域の長さ
と等しいか、これより僅か長い矩形のイエロー、シアン
及びマゼンタの昇華性染料のインク層が、その各間に設
けられた間隙を介して、リボンの長手方向に順次循環的
に配されて構成される。 （２）は、プラテン（１）に巻き付けられる用紙（1
1）の先端を検出して、ヘッド（３）による印刷開始位
置を決定するための光学センサで、発行素子及びその出
射光を受光する受光素子から成り、プラテン（１）の外
周面に対向する如く、後述するガイド（10）に取り付け
られている。そして、このセンサ（２）は、プラテン
（１）の外周面の黒と、用紙（11）の白との反射率の違
いによって、用紙（11）の先端を検出する。尚、このセ
ンサ（２）からの検出信号は、図示を省略したシステム
制御回路に供給され、その制御信号に基づていヘッド
（３）による印刷が開始されるようになされている。 （５）、（６）は夫々ガイドローラで、プラテン
（１）に常時転接せしめられている。又、（７）、
（８）、（９）及び（10）は、夫々固定ガイドである。
ガイド（７）はピンチローラ（４）及びガイドローラ
（５）の中間に配され、ガイド（８）及び（９）はガイ
ドローラ（５）及び（６）間に配され、ガイド（10）は
ガイドローラ（６）及びヘッド（３）間に配されてい
る。 ガイド（７）は、プラテン（１）の外周面と対向する
円弧状のガイド部（7a）を備える。そして、ガイド部
（7a）の端部（7b）とガイドローラ（５）との間に、用
紙（11）の侵入部が形成される。 ガイド（８）は、プラテン（１）の外周面と対向する
円弧状のガイド部（8a）を備える。そして、これらガイ
ド（８）及び（９）の各ガイド部（8b）、（9a）にて、
用紙の（11）の排出部が形成される。 ガイド（10）は、プラテン（１）の外周面と対向する
円弧状のガイド部（10a）を備え、又、これに上述のセ
ンサ（２）が取り付けられる。 次に、この第４図のプリンタの動作を説明しよう。ガ
イドローラ（５）及びガイド（７）のガイド部（7a）が
端部（7b）の間から、用紙（11）が侵入し、プラテン
（１）及びガイドローラ（５）、（６）によって挟まれ
ると共に、プラテン（１）に巻き付けられ、図において
反時計方向に回転移走せしめられる。そして、用紙（1
1）の先端がセンサ（２）の下を通ると、その先端がセ
ンサ（２）によって検知され、その検知出力が図示を省
略したシステム制御回路に供給され、用紙（11）の先端
から所定距離離れた位置から、ヘッド（３）によって、
システム制御回路に供給される映像信号に基づくイエロ
ーの画像の印刷（記録）が開始され、用紙（11）の所定
位置まで、そのイエローの画像の印刷（記録）が行われ
る。次に、用紙（11）の先端が再びセンサ（２）の下を
通ると、その先端がセンサ（２）によって検知され、そ
の検知出力が図示を省略したシステム制御回路に供給さ
れ、用紙（11）の先端から所定距離離れた位置から、ヘ
ッド（３）によって、システム制御回路に供給される映
像信号に基づくシアンの画像の印刷（記録）が開始さ
れ、用紙（11）の所定位置まで、そのシアンの画像の印
刷（記録）が行われる。更に、用紙（11）の先端が再び
センサ（２）の下を通ると、その先端がセンサ（２）に
よって検知され、その検知出力が図示を省略したシステ
ム制御回路に供給され、用紙（11）の先端から所定距離
離れた位置から、ヘッド（３）によって、システム制御
回路に供給される映像信号に基づくマゼンタの画像の印
刷（記録）が開始され、用紙（11）の所定位置まで、そ
のマゼンタの画像の印刷（記録）が行われる。 かくして、用紙（11）には、イエロー、シアン及びマ
ゼンタの３色の重ね印刷（記録）が行われる。 〔発明が解決しようとする問題点〕 かかる従来のプリンタでは、用紙（11）が、ピンチロ
ーラ（４）又はガイドローラ（５）、（６）に衝突する
こと、センサ（２）とヘッド（３）の複数の発熱素子の
ある部分との間にかなりの距離があること及び用紙（1
1）がプラテン（１）の外周面から浮上することによ
り、センサ（２）によって用紙（11）の先端位置を検知
しても、用紙（11）の各色の画像の印刷（記録）開始位
置を高精度に揃えることができず、このため色ずれが生
じると言う欠点があった。 かかる点に鑑み、本発明は、印刷用紙の印刷開始位置
を高精度に規定して、色ずれなく多色印刷を行うことの
できる多色プリンタを提案しようとするものである。 〔問題点を解決するための手段〕 第１の本発明による多色プリンタは、印刷用紙が巻き
付けられるプラテンと、印刷用紙に情報を記録する記録
ヘッドと、プラテンとの間に印刷用紙を挟んで紙送りを
行う紙送り手段とを有し、印刷用紙をプラテンに固定す
ることなく巻き付けて印刷を行う多色プリンタにおい
て、プラテン上に印刷用紙が巻き付けられた際に印刷用
紙の両先端部が直接重なるように、プラテンの外周が印
刷用紙の長さより所定長だけ短くなるように設定された
ものである。 第２の本発明による多色プリンタは、第１の本発明に
おいて、プラテンの幅は印刷用紙の幅より所定長だけ狭
くなるように設定され、印刷用紙の印刷面に対する裏面
には、プラテンに巻き付けられた際にプラテンの側縁か
らはみ出す領域に、印刷位置を示すマークが付されてい
ると共に、その印刷用紙のマークを検知する検知手段を
設けたものである。 第３の本発明による多色プリンタは、第２の本発明に
おいて、検知手段をプラテンの外周面の延長面の内側に
設けたものである。 〔作用〕 第１の本発明によれば、印刷用紙が巻き付けられるプ
ラテンと、印刷用紙に情報を記録する記録ヘッドと、プ
ラテンとの間に印刷用紙を挟んで紙送りを行う紙送り手
段とを有し、印刷用紙をプラテンに固定することなく巻
き付けて印刷を行う多色プリンタにおいて、プラテン上
に印刷用紙が巻き付けられた際に印刷用紙の両先端部が
直接重なるように、プラテンの外周が印刷用紙の長さよ
り所定長だけ短くなるように設定されているので、印刷
用紙の先端がガイド手段の一部に衝突したり、浮き上が
ることがなく、印刷用紙に対する印刷開始位置を正確に
規定することができ、よって、色ずれのない多色印刷が
可能となる。 第２の本発明によれば、第１の本発明の構成に加え
て、プラテンの幅は印刷用紙の幅より所定長だけ狭くな
るように設定され、印刷用紙の印刷面に対する裏面に
は、プランに巻き付けられた際にプラテンの側縁からは
み出す領域に、印刷位置を示すマークが付されていると
共に、その印刷用紙のマークを検知する検知手段を設け
たので、これによっても印刷用紙に対する印刷開始位置
を正確に規定することができる。 従って、第２の本発明によれば、両者相候って、印刷
用紙に対する印刷開始位置の規定精度をかなり高めるこ
とができ、色ずれを一層確実になくした多色印刷が可能
となる。 更に、第３の本発明によれば、第２の本発明の構成に
おいて、印刷用紙のマークを検知する検知手段をプラテ
ンの外周面の延長面の内側に設けたのでその検知手段を
記録ヘッドの近くに持って来ることができ、これによっ
ても印刷用紙に対する印刷開始位置を正確に規定するこ
とができる。 従って、第３の本発明によれば、三者相候って、印刷
用紙に対する印刷開始位置の規定精度を極めて高くする
ことができので、色ずれを頗る一層確実になくした多色
印刷が可能となる。 〔実施例〕 以下に、第１図〜第３図を参照して、本発明をビデオ
プリンタに適用した実施例を詳細に説明しよう。第１図
は実施例のプリンタの構造及びその動作状態を示し、第
２図はその実施例に用いられる印刷用紙を示し、第３図
は実施例のプラテン及び印刷用紙との関係を示す。 第１図Ａにおいて、（１）は円筒状のプラテンで、こ
の周りに印刷用紙（11）が巻き付けられる。第３図に示
す如く、プラテン（１）の幅Ｐ（例えば84mm）は、用紙
（11）の幅Ｗ（例えば、100mm）より所定長さ（ここで
は16mm）だけ狭く設定される。これは、後述するが、用
紙（11）の印刷面（表面）に対する裏面の側縁に印刷さ
れたマークＭを、センサ（２）によって検知し得るよう
にするためである。 （３）はヘッドで、プラテン（１）の外周面に対向せ
しめられている。又、プラテン（１）の外周（πＤ、但
しＤは外径）は、用紙（11）の巻き付け方向の長さＬ
（第２図参照）より所定長さだけ短く設定されている。
これは、用紙（11）がプラテン（１）に巻き付けられた
ときに、用紙（11）が両先端部が重なって、用紙（11）
がプラテン（１）に巻き付けられた後に、用紙（11）が
ピンチローラ（４）又はガイドローラ（５）、（５）に
衝突し、又は用紙（11）がプラテン（１）から浮上し
て、用紙（11）のプラテン（１）に対する位置ずれが生
じないようにするためである。これにより、センサ
（２）によって、マークＭの位置が、検知された後は、
ヘッド（３）による用紙（11）に対する印刷開始位置が
一定に成される。 このヘッド（３）は、図示せざるも、一列に配された
複数の発熱素子を備える加熱ヘッドで、その複数の発熱
素子の配列方向は、プラテン（１）の外周面の母線方向
と一致している。（４）はピンチローラで、ヘッド
（３）と連動して、プラテン（１）に対し転接及び離間
し得るようになされている。尚、ヘッド（３）の複数の
発熱素子は、ピンチローラ（４）に近接した部分に設け
られている。又、図示を省略するが、ヘッド（３）とプ
ラテン（１）との間には、プラテン（１）の外周面の母
線方向と直交する方向に延在するインクリボンが配され
ている。このインクリボンには、夫々複数の発熱素子の
配列長と等しいかこれより僅か広く、用紙（11）の印刷
領域の長さと等しいか、これより僅か長い矩形のイエロ
ー、シアン及びマゼンタの昇華性染料のインク層が、そ
の各間に設けられた間隙を介して、リボンの長手方向に
順次循環的に配されて構成される。 （２）は、用紙（11）のマークＭを検出してヘッド
（３）による印刷開始位置を決定するための光学センサ
で、発行素子及びその出射光の反射光を受光する受光素
子から成り、プラテン（１）の外周面の延長面の内側に
配され、プラテン（１）の側縁からはみ出している用紙
（11）の印刷面（表面）に対する裏面の側縁に対向せし
められている。第２図に示す如く、用紙（11）の裏面に
は、その両側縁において、互いに反対方向の先端部付近
〔ヘッド（３）による印刷開始位置又はその近傍〕に、
矩形状の黒いマークＭ（尚、その形状、色等はこれに限
らず任意であり、その個数も２個ではなくて、いずれも
一方でも良い）が印刷されている。尚、マークＭを用紙
（11）の両端に設けておくことにより、用紙（11）のプ
リンタに対する挿入方向が任意と成る。センサ（２）は
このマークＭを、用紙（11）の他の色、即ち白と区別し
て検知する。このセンサ（２）の位置は、ヘッド（３）
の複数の発熱素子の設けられている部分の真上か若しく
はその近傍に配されている。尚、このセンサ（２）から
の検出信号は、図示を省略したシステム制御回路に供給
され、その制御信号に基づいてヘッド（３）による印刷
が開始されるようになされている。 （５）、（６）は夫々ガイドローラで、プラテン
（１）に常時転接せしめられている。又、（７）、
（８）、（９）及び（10）は、夫々固定ガイドである。
ガイド（７）はピンチローラ（４）及びガイドローラ
（５）の中間に配され、ガイド（８）及び（９）はガイ
ドローラ（５）及び（６）間に配され、ガイド（10）は
ガイドローラ（６）及びヘッド（３）間に配されてい
る。 ガイド（７）は、プラテン（１）の外周面と対向する
円弧状のガイド部（7a）を備える。そして、ガイド部
（7a）の端部（7b）とガイドローラ（５）との間に、用
紙（11）の侵入部が形成される。 ガイド（８）は、プラテン（１）の外周面と対向する
円弧状のガイド部（8a）を備える。そして、これらガイ
ド（８）及び（９）の各ガイド部（8b）、（9a）にて、
用紙の（11）の排出部が形成される。 ガイド（10）は、プラテン（１）の外周面と対向する
円弧状のガイド部（10a）を備える。 次に、この第１図のプリンタの動作を、第１図Ｂ〜Ｅ
を参照して、説明しよう。第１図Ｂに示す如く、ガイド
ローラ（５）及びガイド（７）のガイド部（7a）の端部
（7b）の間から、用紙（11）が侵入し、プラテン（１）
及びガイドローラ（５）、（６）によって挟まれると共
に、プラテン（１）に巻き付けられて、図において反時
計方向に回転移走せしめられる。 そして、第１図Ｃに示す如く、用紙（11）の側縁に設
けられているマークＭの部分がセンサ（２）の下を通る
と、そのマークＭがセンサ（２）によって検知され、そ
の検知出力が図示を省略したシステム制御回路に供給さ
れ、用紙（11）のマークＭの位置又はそれから所定微少
距離離れた位置から、ヘッド（３）によって、システム
制御回路に供給される映像信号に基づくイエローの画像
の印刷（記録）が開始され、用紙（11）の所定位置ま
で、そのイエローの画像の印刷（記録）が行われる。 その後、第１図Ｄに示す如く、用紙（11）の両先端部
が重ね合わされて、プラテン（１）と共に反時計方向に
回転移走せしめられる。 次に、第１図Ｅに示す如く、再び用紙（11）の側縁に
設けらているマークＭの部分がセンサ（２）の下を通る
と、そのマークＭがセンサ（２）によって検知され、そ
の検知出力が図示を省略したシステム制御回路に供給さ
れ、用紙（11）のマークＭの位置から所定距離離れた位
置から、ヘッド（３）によって、システム制御回路に供
給される映像信号に基づくシアンの画像の印刷（記録）
が開始され、用紙（11）の所定位置まで、そのシアンの
画像の印刷（記録）が行われる。同様のことが、マゼン
タの印刷についても行われる。 かくして、用紙（11）には、イエロー、シアン及びマ
ゼンタの３色の重ね印刷（記録）が行われる。 上述せる多色プリンタによれば、プラテン（１）の外
周が、用紙（11）の長さより所定長さだけ短く設定され
ると共に、プラテン（１）の幅が、用紙（11）の幅より
所定長さだけ狭く設定されているので、用紙（11）の両
端部が重なって、用紙（11）がプラテン（１）に巻き付
いたとき、用紙（11）がピンチローラ（４）又はガイド
ローラ（５）、（６）に衝突したり、用紙（11）がプラ
テン（１）から浮上して、用紙（11）のプラテン（１）
上での位置ずれがなく、又、用紙（11）の側縁に印刷さ
れたマークＭを、プラテン（１）の内部に設けたセンサ
（２）によって検知することができるので、ヘッド
（３）に接近した位置で、マークＭを検知することがで
き、よって、印刷用紙の印刷開始位置を高精度に規定し
て、色ずれなく多色印刷を行うことができる。 〔発明の効果〕 第１の本発明によれば、印刷用紙が巻き付けられるプ
ラテンと、印刷用紙に情報を記録する記録ヘッドと、プ
ラテンとの間に印刷用紙を挟んで紙送りを行う紙送り手
段とを有し、印刷用紙をプラテンに固定することなく巻
き付けて印刷を行う多色プリンタにおいて、プラテン上
に印刷用紙が巻き付けられた際に印刷用紙の両先端部が
直接重なるように、プラテンの外周が印刷用紙の長さよ
り所定長だけ短くなるように設定されたので、印刷用紙
に対する印刷開始位置を正確に規定して、色ずれのない
多色印刷が可能となる。 第２の本発明によれば、第１の本発明の構成に加え
て、プラテンの幅は印刷用紙の幅より所定長だけ狭くな
るように設定され、印刷用紙の印刷面に対する裏面に
は、プラテンに巻き付けられた際にプラテンの側縁から
はみ出す領域に、印刷位置を示すマークが付されている
と共に、その印刷用紙のマークを検知する検知手段を設
けたので、これによっても印刷用紙に対する印刷開始位
置を正確に規定することがでできるので、両者相候って
色ずれを一層確実になくした多色印刷が可能となる。 第３の本発明によれば、第２の本発明に構成におい
て、印刷用紙のマークを検知する検知手段をプラテンの
外周面の延長面の内側に設けたので、その検知手段を記
録ヘッドの近くに持ってくることができ、これによって
も、印刷用紙に対する印刷開始位置を正確に規定するこ
とができるので、三者相候って色ずれを頗る一層確実に
なくした多色印刷が可能となる。

【図面の簡単な説明】 第１図は本発明の実施例及びその動作状態を示す配置
図、第２図は印刷用紙を示す裏面図、第３図はプラテン
と印刷用紙との関係を示す平面図、第４図は従来例を示
す配置図である。 （１）はプラテン、（２）はセンサ、（３）はヘッド、
（４）はピンチローラ、（５）、（６）は夫々ガイドロ
ーラ、（７）、（８）、（９）及び（10）は固定ガイ
ド、（11）は印刷用紙である。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−213179（ＪＰ，Ａ) 特開 昭62−221568（ＪＰ，Ａ) 特開 昭59−104967（ＪＰ，Ａ)

Claims (1)

1. (57)【特許請求の範囲】 １．印刷用紙が巻き付けられるプラテンと、 上記印刷用紙に情報を記録する記録ヘッドと、 上記プラテンとの間に上記印刷用紙を挟んで紙送りを行
   う紙送り手段と を有し、上記印刷用紙を上記プラテンに固定することな
   く巻き付けて印刷を行う多色プリンタにおいて、 上記プラテン上に上記印刷用紙が巻き付けられた際に上
   記印刷用紙の両先端部が直接重なるように、上記プラテ
   ンの外周が上記印刷用紙の長さより所定長だけ短くなる
   ように設定されたことを特徴とする多色プリンタ。 ２．印刷用紙が巻き付けられるプラテンと、 上記印刷用紙に情報を記録する記録ヘッドと、 上記プラテンとの間に上記印刷用紙を挟んで紙送りを行
   う紙送り手段と を有し、上記印刷用紙を上記プラテンに固定することな
   く巻き付けて印刷を行う多色プリンタにおいて、 上記プラテン上に上記印刷用紙が巻き付けられた際に上
   記印刷用紙の両先端部が直接重なるように、上記プラテ
   ンの外周が上記印刷用紙の長さより所定長だけ短くなる
   ように設定され、 上記プラテンの幅は上記印刷用紙の幅より所定長だけ狭
   くなるように設定され、 上記印刷用紙の印刷面に対する裏面には、上記プラテン
   に巻き付けられた際に上記プラテンの側縁からはみ出す
   領域に、印刷位置を示すマークが付されていると共に、 該印刷用紙のマークを検知する検知手段を設けたことを
   特徴とする多色プリンタ。 ３．印刷用紙が巻き付けられるプラテンと、 上記印刷用紙に情報を記録する記録ヘッドと、 上記プラテンとの間に上記印刷用紙を挟んで紙送りを行
   う紙送り手段と を有し、上記印刷用紙を上記プラテンに固定することな
   く巻き付けて印刷を行う多色プリンタにおいて、 上記プラテン上に上記印刷用紙が巻き付けられた際に上
   記印刷用紙の両先端部が直接重なるように、上記プラテ
   ンの外周が上記印刷用紙の長さより所定長だけ短くなる
   ように設定され、 上記プラテンの幅は上記印刷用紙の幅より所定長だけ狭
   くなるように設定され、 上記印刷用紙の印刷面に対する裏面には、上記プラテン
   に巻き付けられた際に上記プラテンの側縁からはみ出す
   領域に、印刷位置を示すマークが付されていると共に、 該印刷用紙のマークを検知する検知手段を上記プラテン
   の外周面の延長面の内側に設けたことを特徴とする多色
   プリンタ。