JP2924737B2 - カラープリンタ - Google Patents
カラープリンタInfo
- Publication number
- JP2924737B2 JP2924737B2 JP7262617A JP26261795A JP2924737B2 JP 2924737 B2 JP2924737 B2 JP 2924737B2 JP 7262617 A JP7262617 A JP 7262617A JP 26261795 A JP26261795 A JP 26261795A JP 2924737 B2 JP2924737 B2 JP 2924737B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- color
- ink
- ribbon
- signal
- color printer
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、熱転写により記録
媒体へ印字を行うカラープリンタに関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来から、カラープリンタはコンピュー
タの出力端末機器等として用いられている。 【0003】以下に従来のカラープリンタについて説明
する。従来から、カラープリンタでは、図1に示すよう
に色の三原色である、Y:イエロー,M:マゼンタ,
C:シアン(以下、Y・M・Cという)を減色混合し、
R:レッド,G:グリーン,B:ブルー,BK:ブラッ
クを作り出している。この為、カラープリンタでは、Y
・M・Cの3色のカラーインクリボンの各インク領域の
インクを順次重ね印字するようにしている。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来
は、カラーインクリボンの色識別の手段としてカラーセ
ンサーを使用する方法等を用いており、カラーセンサー
は高価なうえセンサーからの出力レベルが一定でないた
め、所望の色を検出できない等の問題点を有していた。 【0005】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、簡単な検知手段で高精度の色識別を行うことのでき
るカラープリンタを提供することを目的としている。 【0006】 【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、帯状のリボンの長手方向の互いに異なる位
置に複数色のインク領域が設けられたインクリボンのイ
ンク領域の端部においてリボンの長手方向に対して直角
に設けられたインク領域の色を示す本数の異なる線に基
づく信号を発生する信号発生手段と、この信号発生手段
からの信号に応じて印字ヘッドに対応する位置のインク
領域のインクの色を識別する識別手段とを備えたもの
で、この構成により簡単な検知手段で高精度の色識別を
行うことのできるカラープリンタが得られる。 【0007】 【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、帯状のリボンの長手方向の互いに異なる位置に複数
色のインク領域が設けられたインクリボンを移動して所
望の色のインクを印字ヘッドに当接させ、インクリボン
上のインクを記録媒体に転写するカラープリンタであっ
て、リボンのインク領域の端部においてリボンの長手方
向に対して直角に設けられたインク領域の色を示す本数
の異なる線に基づく信号を発生する信号発生手段と、こ
の信号発生手段からの信号に応じて印字ヘッドに対応す
る位置のインク領域のインクの色を識別する識別手段と
を有するものであり、信号発生手段から出力される信号
に含まれる線の本数を識別手段でカウントするだけで印
字ヘッドに対応する位置のインク領域のインクの色を識
別することができるという作用を有する。 【0008】以下、本発明の実施の形態について説明す
る。図2は本発明の一実施の形態による熱転写式のカラ
ープリンタにおけるカラーインクリボンの概略図であ
る。1はYを示すバーコード、2はMを示すバーコー
ド、3はCを示すバーコードであり、それぞれ矢印の方
向に移動することで印字がおこなわれる。図3は本発明
の一実施の形態による熱転写式のカラープリンタにおけ
るカラーインクリボンカセット及びバーコード検知部で
ある。4はカラーインクリボンカセット本体、5はカラ
ーインクリボン、6はサーマルヘッド、7は反射型フォ
トセンサーである。カラーインクリボン5は矢印方向に
移動し、反射型フォトセンサー7の前面を通過する。そ
の際、図2に示したカラーインクリボン5のバーコード
1,2,3により、Yの場合1回、Mの場合2回、Cの
場合3回、反射型フォトセンサー7から信号が出力され
る。反射型フォトセンサー7は、図4に示すように発光
ダイオード7a、フォトトランジスタ7bによって構成
されており、発光ダイオード7aからの光は通常カラー
インクリボン5で反射してフォトトランジスタ7bを導
通させ、出力端子Sに高レベル信号(以下、H信号とい
う)を出力する。バーコード1,2,3の印刷部分が通
過すると、発光ダイオード7aからの光は反射せず、フ
ォトトランジスタ7bは遮断され、出力端子Sに低レベ
ル信号(以下、L信号という)が出力される。その結
果、本実施の形態の場合、図5に示すような信号が出力
端子Sに出力される。このH信号とL信号をたとえばマ
イクロプロセッサ(図示せず)で判断することにより、
Y,M,Cを確実に識別でき、経済性,信頼性の極めて
高い熱転写式カラープリンタを提供できる。 【0009】 【発明の効果】以上のように本発明によれば、信号発生
手段として線を読み取る素子を一つ用い、識別手段とし
てこの読み取った線の本数をカウントする簡単な回路構
成を用いるだけで印字ヘッドに対応する位置のインク領
域のインクの色を高精度に識別することができる。
媒体へ印字を行うカラープリンタに関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来から、カラープリンタはコンピュー
タの出力端末機器等として用いられている。 【0003】以下に従来のカラープリンタについて説明
する。従来から、カラープリンタでは、図1に示すよう
に色の三原色である、Y:イエロー,M:マゼンタ,
C:シアン(以下、Y・M・Cという)を減色混合し、
R:レッド,G:グリーン,B:ブルー,BK:ブラッ
クを作り出している。この為、カラープリンタでは、Y
・M・Cの3色のカラーインクリボンの各インク領域の
インクを順次重ね印字するようにしている。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来
は、カラーインクリボンの色識別の手段としてカラーセ
ンサーを使用する方法等を用いており、カラーセンサー
は高価なうえセンサーからの出力レベルが一定でないた
め、所望の色を検出できない等の問題点を有していた。 【0005】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、簡単な検知手段で高精度の色識別を行うことのでき
るカラープリンタを提供することを目的としている。 【0006】 【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、帯状のリボンの長手方向の互いに異なる位
置に複数色のインク領域が設けられたインクリボンのイ
ンク領域の端部においてリボンの長手方向に対して直角
に設けられたインク領域の色を示す本数の異なる線に基
づく信号を発生する信号発生手段と、この信号発生手段
からの信号に応じて印字ヘッドに対応する位置のインク
領域のインクの色を識別する識別手段とを備えたもの
で、この構成により簡単な検知手段で高精度の色識別を
行うことのできるカラープリンタが得られる。 【0007】 【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、帯状のリボンの長手方向の互いに異なる位置に複数
色のインク領域が設けられたインクリボンを移動して所
望の色のインクを印字ヘッドに当接させ、インクリボン
上のインクを記録媒体に転写するカラープリンタであっ
て、リボンのインク領域の端部においてリボンの長手方
向に対して直角に設けられたインク領域の色を示す本数
の異なる線に基づく信号を発生する信号発生手段と、こ
の信号発生手段からの信号に応じて印字ヘッドに対応す
る位置のインク領域のインクの色を識別する識別手段と
を有するものであり、信号発生手段から出力される信号
に含まれる線の本数を識別手段でカウントするだけで印
字ヘッドに対応する位置のインク領域のインクの色を識
別することができるという作用を有する。 【0008】以下、本発明の実施の形態について説明す
る。図2は本発明の一実施の形態による熱転写式のカラ
ープリンタにおけるカラーインクリボンの概略図であ
る。1はYを示すバーコード、2はMを示すバーコー
ド、3はCを示すバーコードであり、それぞれ矢印の方
向に移動することで印字がおこなわれる。図3は本発明
の一実施の形態による熱転写式のカラープリンタにおけ
るカラーインクリボンカセット及びバーコード検知部で
ある。4はカラーインクリボンカセット本体、5はカラ
ーインクリボン、6はサーマルヘッド、7は反射型フォ
トセンサーである。カラーインクリボン5は矢印方向に
移動し、反射型フォトセンサー7の前面を通過する。そ
の際、図2に示したカラーインクリボン5のバーコード
1,2,3により、Yの場合1回、Mの場合2回、Cの
場合3回、反射型フォトセンサー7から信号が出力され
る。反射型フォトセンサー7は、図4に示すように発光
ダイオード7a、フォトトランジスタ7bによって構成
されており、発光ダイオード7aからの光は通常カラー
インクリボン5で反射してフォトトランジスタ7bを導
通させ、出力端子Sに高レベル信号(以下、H信号とい
う)を出力する。バーコード1,2,3の印刷部分が通
過すると、発光ダイオード7aからの光は反射せず、フ
ォトトランジスタ7bは遮断され、出力端子Sに低レベ
ル信号(以下、L信号という)が出力される。その結
果、本実施の形態の場合、図5に示すような信号が出力
端子Sに出力される。このH信号とL信号をたとえばマ
イクロプロセッサ(図示せず)で判断することにより、
Y,M,Cを確実に識別でき、経済性,信頼性の極めて
高い熱転写式カラープリンタを提供できる。 【0009】 【発明の効果】以上のように本発明によれば、信号発生
手段として線を読み取る素子を一つ用い、識別手段とし
てこの読み取った線の本数をカウントする簡単な回路構
成を用いるだけで印字ヘッドに対応する位置のインク領
域のインクの色を高精度に識別することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一般的な色の3色の減色混合を示す図
【図2】本発明の一実施の形態による熱転写式のカラー
プリンタにおけるカラーインクリボンの概略図 【図3】本発明の一実施の形態による熱転写式のカラー
プリンタにおけるカラーインクリボンカセット及びバー
コード検知部を示す図 【図4】本発明の一実施の形態による熱転写式のカラー
プリンタにおけるバーコード検知用の反射型フォトセン
サーの内部回路図 【図5】本発明の一実施の形態による熱転写式のカラー
プリンタにおける反射型フォトセンサーからの出力信号
を示す波形図 【符号の説明】 1,2,3 バーコード 4 カラーインクリボンカセット本体 5 カラーインクリボン 6 サーマルヘッド 7 反射型フォトセンサー
プリンタにおけるカラーインクリボンの概略図 【図3】本発明の一実施の形態による熱転写式のカラー
プリンタにおけるカラーインクリボンカセット及びバー
コード検知部を示す図 【図4】本発明の一実施の形態による熱転写式のカラー
プリンタにおけるバーコード検知用の反射型フォトセン
サーの内部回路図 【図5】本発明の一実施の形態による熱転写式のカラー
プリンタにおける反射型フォトセンサーからの出力信号
を示す波形図 【符号の説明】 1,2,3 バーコード 4 カラーインクリボンカセット本体 5 カラーインクリボン 6 サーマルヘッド 7 反射型フォトセンサー
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(56)参考文献 特開 昭57−8186(JP,A)
特開 昭55−154193(JP,A)
実開 昭57−9545(JP,U)
実開 昭59−107258(JP,U)
(58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名)
B41J 35/16
B41J 31/00
B41J 17/02
B41J 17/32
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 1.帯状のリボンの長手方向の互いに異なる位置に複数
色のインク領域が設けられたインクリボンを移動して所
望の色のインクを印字ヘッドに当接させ、インクリボン
上のインクを記録媒体に転写するカラープリンタであっ
て、リボンのインク領域の端部においてリボンの長手方
向に対して直角に設けられたインク領域の色を示す本数
の異なる線に基づく信号を発生する信号発生手段と、前
記信号発生手段からの信号に応じて前記印字ヘッドに対
応する位置のインク領域のインクの色を識別する識別手
段とを有することを特徴とするカラープリンタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7262617A JP2924737B2 (ja) | 1995-10-11 | 1995-10-11 | カラープリンタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7262617A JP2924737B2 (ja) | 1995-10-11 | 1995-10-11 | カラープリンタ |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63233043A Division JPH0696307B2 (ja) | 1988-09-16 | 1988-09-16 | カラーインクリボン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0899453A JPH0899453A (ja) | 1996-04-16 |
JP2924737B2 true JP2924737B2 (ja) | 1999-07-26 |
Family
ID=17378287
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7262617A Expired - Lifetime JP2924737B2 (ja) | 1995-10-11 | 1995-10-11 | カラープリンタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2924737B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6135658A (en) * | 1999-06-24 | 2000-10-24 | Eastman Kodak Company | Thermal printer donor media with single track code containing multiple data fields and apparatus for detecting and reading the same |
US6165687A (en) * | 1999-06-29 | 2000-12-26 | Eastman Kodak Company | Standard array, programmable image forming process |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS579545U (ja) * | 1980-06-17 | 1982-01-19 | ||
JPS59107258U (ja) * | 1983-01-08 | 1984-07-19 | 神鋼電機株式会社 | 感熱転写型カラ−プリンタ |
-
1995
- 1995-10-11 JP JP7262617A patent/JP2924737B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0899453A (ja) | 1996-04-16 |
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