JP3823116B2 - 熱転写プリンタのインクリボンの製造方法及び転写方法 - Google Patents
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Description
この種の熱転写プリンタのインクリボンとなる転写シート20は、インクリボン(例えば、特許文献1)を例にあげれば、帯び状のリボン(基体シート)21と、そのリボンの長手方向の互いに異なる位置に設けられた複数色(イエロー,マゼンタ,シアン)のインク領域(熱転写層)22(22Y,22M,22C)と、そのリボンのインク領域の端部においてそのリボンの長手方向に対して直角に設けられたインク領域の色を示す本数の異なる線(検知マーク)23とを備えている。
請求項2の発明は、複数の異なるインクの転写領域が一定の繰り返し単位で少なくとも3色のインクを順に配置された組が、複数組形成され、前記各転写領域の少なくとも1つの領域ごとに、又は、前記転写領域の各組ごとに検知マークが形成された熱転写プリンタのインクリボンを製造する熱転写プリンタのインクリボンの製造方法において、異なる2つ以上の版部を有する前記インキ毎に異なる印刷胴の版部よって、前記各転写領域を複数組印刷し、前記1つの印刷胴に設けられた版部の数に応じて、外見上同一形状の繰り返しパターンであり、任意の組に含まれる各転写領域の検知マークの内の少なくとも1つは、検知マークの読み取りに用いる光センサに対して、透過率又は反射率が他の検知マークと異なるマークを含む検知マークを1つの検知マーク印刷胴で印刷することを特徴とする熱転写プリンタのインクリボンの製造方法である。
請求項3の発明は、複数の異なるインクの転写領域が一定の繰り返し単位で少なくとも3色のインクを順に配置された組が、複数組形成され、前記転写領域の各組ごとに検知マークが形成された熱転写プリンタのインクリボンを製造する熱転写プリンタのインクリボンの製造方法において、異なる2つ以上の版部を有する前記インキ毎に異なる印刷胴の版部によって、前記各転写領域を複数組印刷し、前記1つの印刷胴に設けられた版部の数に応じて、外見上同一形状であり、少なくとも1つの組の検知マークを、その検知マークの読み取りに用いる光センサに対して、透過率又は反射率が他の組の検知マークと異なる検知マークを含むように1つの検知マーク印刷胴で印刷することを特徴とする熱転写プリンタのインクリボンの製造方法である。
請求項4の発明は、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の熱転写プリンタのインクリボンを用いて転写する転写方法において、前記熱転写プリンタのインクリボンに前記各組の位置関係に関する情報を記録した検知マークを形成しておき、前記検知マークに基づいて、前記各組ごとの特性を補正して転写することを特徴とする転写方法である。
多面付された各転写層の組の位置関係を知ることができるので、その特性を補正した転写を行うことによって、良好な画像を形成することができる。
図1は、本発明による転写シートとその製造方法の第1実施例を示す模式図である。この実施例の転写シート10は、図1の下側に示すように、基体シート11と、熱転写層12と、検知マーク13(13a,13b)等を備えている。
図4は、本発明による転写シートの第2,第3実施例をそれぞれ示す平面図である。なお、以下に説明する各実施例では、前述した第1実施例と、同様な機能を果たす部分には、同一の符号を付すか、又は、末尾に共通した符号を付して、重複する説明を適宜省略する。第2実施例の転写シート50Aは、3つの異なる色(イエロー,マゼンタ、シアン)の転写領域52Y,52M,52Cが繰り返し単位で配置された2つの組a,bが形成され、各転写領域52Y,52M,52Cの先頭の転写領域52Yに、検知マーク53Ya,53Yb’が形成されている。各組a,bの検知マーク53Ya,53Yb’は、外見上同一形状であるが、組aの検知マーク53Yaの透過率(又は反射率)などの特性が、組bの検知マーク53Ybの透過率(又は反射率)などの特性と異なっている。なお、以下の説明において、検知マークの符号にダッシュ(’)がついていないものは、透過率が低く(光学濃度が高く)、センサ出力がハイレベルであり、つけたものは、透過率が高く(光学濃度が低く)、センサ出力がローレベルものとする。この転写シート50Aは、各印刷胴への2面付け印刷によって、図1と同様に、製造することができる。
図5は、本発明による転写シートの第4〜第7実施例をそれぞれ示す平面図である。図5の各実施例は、各組の先頭の検知マークは2本線であり、それ以外の転写領域に付けた検知マークは1本線であるというように、外見上同一形状のパターンを有する検知マークである。
図6は、本発明による転写シートの第8〜第10実施例をそれぞれ示す平面図である。図6の各実施例は、各組の先頭の検知マークは、全幅の1本線であり、それ以外の転写領域に付けた検知マークは、幅方向の中間までの短い1本線であるというように、外見上同一形状のパターンを有する検知マークである。なお、図6の各実施例では、検知マークの読み取りに、走行方向の左右に、2個の光センサが必要である。
以上説明した実施例に限定されることなく、種々の変形や変更が可能であって、それらも本発明の均等の範囲内である。
例えば、2面付け,3面付けの例で説明したが、4面以上であってもよい。転写シートは、表面保護層(OP層)の他に、受容層をもつシート等にも適用することができる。
11 基体シート
12 熱転写層
13a,13b,53,63,73 検知マーク
Claims (4)
- 複数の異なるインクの転写領域が一定の繰り返し単位で少なくとも3色のインクを順に配置された組が、複数組形成され、前記各転写領域の少なくとも1つの領域ごとに、又は、前記転写領域の各組ごとに検知マークが形成された熱転写プリンタのインクリボンを製造する熱転写プリンタのインクリボンの製造方法において、
異なる2つ以上の版部を有する前記インキ毎に異なる印刷胴の版部によって、前記各転写領域を複数組印刷し、
前記1つの印刷胴に設けられた版部の数に応じて、少なくとも1つは同一でないマークを含む検知マークを1つの検知マーク印刷胴で印刷すること
を特徴とする熱転写プリンタのインクリボンの製造方法。 - 複数の異なるインクの転写領域が一定の繰り返し単位で少なくとも3色のインクを順に配置された組が、複数組形成され、前記各転写領域の少なくとも1つの領域ごとに、又は、前記転写領域の各組ごとに検知マークが形成された熱転写プリンタのインクリボンを製造する熱転写プリンタのインクリボンの製造方法において、
異なる2つ以上の版部を有する前記インキ毎に異なる印刷胴の版部よって、前記各転写領域を複数組印刷し、
前記1つの印刷胴に設けられた版部の数に応じて、外見上同一形状の繰り返しパターンであり、任意の組に含まれる各転写領域の検知マークの内の少なくとも1つは、検知マークの読み取りに用いる光センサに対して、透過率又は反射率が他の検知マークと異なるマークを含む検知マークを1つの検知マーク印刷胴で印刷すること
を特徴とする熱転写プリンタのインクリボンの製造方法。 - 複数の異なるインクの転写領域が一定の繰り返し単位で少なくとも3色のインクを順に配置された組が、複数組形成され、前記転写領域の各組ごとに検知マークが形成された熱転写プリンタのインクリボンを製造する熱転写プリンタのインクリボンの製造方法において、
異なる2つ以上の版部を有する前記インキ毎に異なる印刷胴の版部によって、前記各転写領域を複数組印刷し、
前記1つの印刷胴に設けられた版部の数に応じて、外見上同一形状であり、少なくとも1つの組の検知マークを、その検知マークの読み取りに用いる光センサに対して、透過率又は反射率が他の組の検知マークと異なる検知マークを含むように1つの検知マーク印刷胴で印刷すること
を特徴とする熱転写プリンタのインクリボンの製造方法。 - 請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の熱転写プリンタのインクリボンを用いて転写する転写方法において、
前記熱転写プリンタのインクリボンに前記各組の位置関係に関する情報を記録した検知マークを形成しておき、
前記検知マークに基づいて、前記各組ごとの特性を補正して転写すること
を特徴とする転写方法。
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2004
- 2004-10-08 JP JP2004296453A patent/JP3823116B2/ja not_active Expired - Lifetime
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