JP3628319B2 - 熱転写プリンタのインクリボンとその製造方法 - Google Patents

熱転写プリンタのインクリボンとその製造方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、熱転写プリンタのインクリボン等に好適に使用される熱転写プリンタのインクリボンに関し、特に、検知マークを改良した熱転写プリンタのインクリボンとその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の熱転写プリンタのインクリボンは、複数の異なるインクの転写領域と、その転写領域の長手方向に対して直角に設けられた検知マークとを備えたものが開示されている(例えば、特許文献1)。
【0003】
【特許文献1】
特開2000−33782号公報(特願平11−130056)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
前述した従来の熱転写プリンタのインクリボンは、検知マークに多くの情報を持たせることにより、上位機種、下位機種やメーカー別などの異なるプリンタに同一形状のカセットを使用でき、その識別が可能であって、しかも、転写領域を狭くすることのない熱転写プリンタのインクリボンを提供することが可能となった。
しかし、この形態であると、各転写領域ごとに検知マークを設けなければならず、これによるインク領域の縮小は、コストアップにつながっていた。
【0005】
本発明の課題は、検知マークの個数を従来のよりも大幅に減少させることにより、転写領域がより広い熱転写プリンタのインクリボンとその製造方法を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために、請求項1の発明は、複数の異なるインクの転写領域が順に並んで形成された組が、複数の組形成され、形成された同一の組が、3つ以上連なることで1つの群を形成し、この群1つごとに、検知マークが1つ形成されたことを特徴とする熱転写プリンタのインクリボンである。
【0007】
請求項2の発明は、請求項1に記載の熱転写プリンタのインクリボンにおいて、前記検知マークは、その検知マークの読み取りに用いる光センサに対して、部分的に透過率又は反射率が異なる部分を含むことを特徴とする熱転写プリンタのインクリボンである。
【0008】
請求項3の発明は、請求項2に記載の熱転写プリンタのインクリボンにおいて、前記検知マークの内で、部分的に透過率又は反射率が異なる部分を含むマークに関して、透過率又は反射率が高い部分と透過率又は反射率が低い部分との透過率又は反射率の差が、可視領域(400nm〜700nm)のいずれの波長においても、10%以下であることを特徴とする熱転写プリンタのインクリボンである。
請求項4の発明は、請求項2に記載の熱転写プリンタのインクリボンにおいて、前記検知マークの内で、部分的に透過率又は反射率が異なる部分を含むマークに関して、透過率又は反射率が高い部分は、800nm〜950nmのいずれの波長においても、透過率又は反射率を測定した場合に、1%以上10%以下であり、かつ、透過率又は反射率が低い部分は、800nm〜950nmのいずれの波長においても、透過率又は反射率を測定した場合に、1%以下であることを特徴とする熱転写プリンタのインクリボンである。
【0009】
請求項5の発明は、複数の異なるインクの転写領域が順に並んで形成された組が、複数の組形成され、形成された同一の組が、3つ以上連なることで1つの群を形成し、この群1つごとに、検知マークが1つ形成された熱転写プリンタのインクリボンを製造する熱転写プリンタのインクリボンの製造方法において、前記異なる転写領域の版部がそれぞれ多面付けされた複数の転写層印刷胴によって、前記各転写領域を前記1つの群毎に印刷し、前記1つの群の中で、1つの検知マークを検知マーク印刷胴で印刷することを特徴とする熱転写プリンタのインクリボンの製造方法である。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、図面などを参照しながら、本発明の実施の形態をあげて、さらに詳細に説明する。
(第1実施形態)
図1は、本発明による熱転写プリンタのインクリボンの第1実施形態を示す模式図であって、図1(A)は、平面図、図1(B)は、図1(A)のB部拡大図である。
この実施形態の転写シート10は、基体シート11と、熱転写層12(121Y,121M,121C、122Y,122M,122C、123Y,123M,123C)と、検知マーク13等を備えている熱転写プリンタのインクリボンである。
【0011】
基体シート11は、この転写シート10の担体となるものであって、所定の耐熱性と強度を有すればよく、例えば、紙、PET等のプラスチックシート,金属箔などを使用することができる。その厚みは、0.5〜50μm、好ましくは、3〜10μmである。
【0012】
熱転写層12は、基体シート11上に形成され、イエロー,マゼンタ,シアンの各色の転写領域12Y,12M,12Cの順に1つの組を形成しており、その組が3つ連なる(121Y,121M,121C、122Y,122M,122C、123Y,123M,123C)ことで一つの群を形成している。その各群が長手方向に、複数設けられている。
熱転写層12は、加熱により、溶融若しくは昇華して移行する染料を含有する樹脂からなる層であり、その染料は、好ましくは、熱昇華性の分散染料、油性染料、若しくは、塩基性染料であって、分子量が150〜800、好ましくは、310〜700のものである。これらの内から、熱昇華温度、色相、耐候性、インキ組成中若しくはバインダー中への溶解性などを考慮して選択される。
この熱転写層12は、選択した染料を樹脂と共に溶剤を用いて溶解し、インキ組成物としたのちに、グラビア印刷などの適宜な印刷方式で厚み0.3〜2μmに印刷する。
【0013】
検知マーク13は、熱転写シート10に関する情報を検出するためのマークであって、光学的、電気的又は磁気的な検知手段により、マークの存在が確認できるものであれば、いかなる素材によって形成されていてもよい。
検知マーク13の形成個数は、各群の先頭であるイエロー(Y)の転写領域121Yのみの先頭部分での形成で十分であり、これにより同じ群内の他のY、M、Cに形成する必要がなく、この転写シート10は、従来のものと比べても短くて済み、大幅なコストダウンにつながるというメリットがある。
熱転写シート10に関する情報は、例えば、熱転写シート10の表裏の区別、記録開始位置、頭と尻尾の区別(方向)、種類、グレード、1巻の熱転写シートで印字できる駒数、終端の予告、各色の熱転写層境界、又は、メーカー名、プリンターのバージョン、真性品か否かの判定などがあげられる。
【0014】
検知マーク13としては、検知手段との関係で、例えば、使用する光源により区別可能な顔料若しくは染料を樹脂中に含有する組成物によるマークであって光学的に検知するもの、金属粉やカーボンを樹脂中に含有する導電性樹脂又は金属箔によるマークであって電気的に検知するもの、磁性金属若しくは化合物を樹脂含有する磁気組成物又は磁性金属の蒸着膜によるマークであって磁気的に検知するもの、などがある。
検知手段としては、いずれのものも利用可能であるが、装置的に簡略化可能なものは光学的に検知する手段である。
【0015】
各色の熱転写層12と検知マーク13とが同一区域に重なっている場合に、検知マーク13中の染料若しくは顔料が一般的な色相であるときには、適当な色フィルターを使用する必要が生じるが、熱転写層12中の染料として、赤外線透過性のものを選択し、検知マーク13を赤外線遮光性のマークとして、赤外線により検知すれば、熱転写層12の色相にかかわらず検知ができる。
【0016】
赤外線遮光性のマークは、赤外線遮光性物質を樹脂中に含有させた組成物により形成でき、赤外線遮光性物質として最適なものは、赤外線を最も吸収しやすいカーボンブラックである。
赤外線遮光性物質を含有させる樹脂としては、ポリウレタン樹脂、ポリアミド樹脂、塩化ビニル/酢酸ビニル共重合体樹脂、もしくは塩化ビニル/アクリル共重合体樹脂、セルロースアセテートブチレートなどが適しており、これらは、単独若しくは混合して用いることができる。これらの樹脂は、更にポリイソシアネート化合物により架橋させてもよい。
【0017】
赤外線遮光性物質を用いるときに、検知マーク中の赤外線遮光性物質と樹脂の重量比は、赤外線遮光性物質/樹脂=1/10〜10/1であり、厚みは、0.5〜5μm程度である。
赤外線遮光性の検知マーク13を検出する装置の構成は、例えば、走行する熱転写シート10の一方の面に配置された赤外線発光ダイオードなどの赤外線投光器と、赤外線センサー、並びに、熱転写シート10の他方の面に配置された反射板と、赤外線センサーに接続されたコンピュータとからなっており、赤外線センサーからの信号に基づいて、種々の動作をプリンターに指示するものである。
【0018】
波長が900〜2500nm、特に900〜1000nmの赤外線を発することのできる赤外線投光器と、同様の波長領域に感光する赤外線センサーとを使用すると、熱転写層12中の染料は、この波長範囲の赤外線を吸収しないので、色相にかかわらず、赤外線が熱転写層12中を透過して、赤外線遮光性の検知マーク13の検出効率を増すことができる。
従って、熱転写層12中の染料としては、上記範囲の波長の赤外線を実質上透過するものを選んで使用するのがよい。
【0019】
なお、このような熱転写シートは、本出願人により提案されている特開平1−202491号に、各部の詳しい組成等が開示されているので、詳細な説明は省略する。
【0020】
この実施形態では、さらに、検知マーク13は、図1(B)に示すように、透過率(又は反射率)が異なる部分13a,13bを含んでいる。この検知マーク13は、書き込む情報によっては、すべての検知マーク13の内で、前記群の中に少なくとも1つ存在するだけでも足りる。
【0021】
この検知マーク13の異なる部分13a,13bは、その検知マーク13の読み取りに用いる光センサ、ここでは、赤外線(IR)センサに対して、部分的に透過率(又は反射率)が異なるようにしている。
【0022】
透過率又は反射率が異なる部分13a,13bに関して、透過率(又は反射率)が高い部分と透過率(又は反射率)が低い部分との透過率(又は反射率)の差が、可視領域(400nm〜700nm)のいずれの波長においても、10%以下であることが望ましい。この理由は、目視では、差異がわかりにくく、偽造防止の効果があるからである。
【0023】
また、異なる部分13a,13bに関して、透過率(又は反射率)が高い部分は、800nm〜950nmのいずれの波長においても、透過率(又は反射率)を測定した場合に、1%以上10%以下であり、かつ、透過率(又は反射率)が低い部分は、800nm〜950nmのいずれの波長においても、透過率(又は反射率)を測定した場合に、1%以下であることが望ましい。
透過率(又は反射率)が高い部分の光学特性が、800nm〜950nmのいずれの波長においても透過率(又は反射率)を測定した場合に、10%以下であることが、誤検出が起こりにくく好ましい。例えば、マークインキがもっとも一般的なカーボンブラック練り込みの黒のマークであり、汎用のIRセンサを用いて検知する場合に、IR領域の透過率が10%以上であると検知が安定しない。
【0024】
透過率(又は反射率)などの異なる部分13a,13bは、前述したグラビア印刷の版の深さを変えることによって、形成することができる。また、透過率( 又は反射率) などの異なる部分13a,13bは、幅や本数を適宜設定することができ、検出時のパルスの幅や個数によって、その情報を検知することができる。
異なる部分13a,13bの検知は、マークの読み取り感度を最も透過率などの低い部位にあわせて、その部分で検知すればよい。例えば、真性品を判断する場合には、目視では、透過率( 又は反射率) などの判別がしにくいために、複雑なパターンにしておけば、容易に判定することができる。
【0025】
本実施形態によれば、検知マーク13を異なる透過率(又は反射率)の部分を設けたので、熱転写シート10に関するより多くの情報を記録することが可能となる。
また、例えば、バージョンの異なるプリンタに使用された場合、真性品でない転写シートのカセットが装着された場合などに、検知マーク13が異なるので、エラーの表示をして、使用できなくすることができる。
【0026】
なお、プリンタ側の検知の方法は、特公平2- 21951号などに詳しく説明されているので、ここでは、その説明を省略する。
【0027】
第2〜第4実施形態)
図2は、第2〜第4の実施形態による転写シートの検知マークを拡大して示した図である。
なお、以下に説明する各実施形態では、前述した第1実施形態と同様の機能を果たす部分には、同一の符号を付すか、末尾に共通する符号を付して、重複する説明を適宜省略する。
第2実施形態による検知マーク13Aは、図2(A)に示すように、幅方向に透過率の異なる部分13c,13dが形成されている。
【0028】
第3実施形態による検知マーク13Bは、図2(B)に示すように、長手方向に透過率の異なる3つの部分13e,13f,13gが形成されている。このようにすれば、さらに多くの情報を記録することができる。なお、透過率の異なる部分は、4つ以上あってもよい。
【0029】
第4実施形態による検知マーク13Cは、図2(C)に示すように、透過率の異なる部分13h,13iが、一方を他方が囲むように形成されている。なお、囲まれている部分13hは、2つ以上あってもよい。
【0030】
以上説明した各実施形態では、1つの検知マークに部分的に特性の異なる部分を含むものであったが、以下に示す実施形態では、各検知マークは、均一の特性(部分的には異なる特性を有さない)が、1つの領域を示す検知マークとしたものである。
【0031】
第5実施形態)
図3は、本発明による転写シートの第5の実施形態を示す平面図である。
第5実施形態の転写シート70は、Y,M,Cの3色を1組とした転写領域が5つ連なることで1つの群を形成しており、各群第1組の先頭にある転写領域721Yに、透過率( 又は反射率) の低い1本の検知マーク731Yを設けたものである。
この実施態様では、1個の光学センサによって、各群の開始をプリンタ側に知らせることができ、かつ、転写シートの長さを不必要に長くすることもなく、検知に要する時間も短縮することができる。
【0032】
(転写シートの製造方法の実施形態)
図4は、本発明による転写シートの製造方法の第1実施形態を説明する図である。
この実施形態では、YMCの各印刷胴101,102,103は、1つの群をなす転写層12の略同じ円周をもつものであり、YMCの各転写層12nY,12nM,12nCの版部が、3つずつ(n=1〜3)設けられている(3面付け)。
また、マーク印刷胴104は、同じ円周をもち、1組目のYの転写層121Yの先頭のみに、検知マーク13Yの版部が設けられている。
【0033】
まず、Y印刷胴101で、3つのY転写領域121Y,122Y,123Yを同時に印刷し、ついで、M印刷胴102で、3つのM転写領域121M,122M,123Mを同時に印刷し、さらに、C印刷胴103で、3つのC転写領域121C,122C,123Cを同時に印刷する。そして、最後に、マーク印刷胴204によって、異なる検知マーク13を印刷する。
【0034】
この検知マーク13は、従来のYMCの色を表す情報の他に、製造時の版部に対する位置関係を表す情報が記録されており、製造した転写シート10の各転写層12の特性を予め測定しておき、プリンタで印字するときに、その特性の補正値を入力することによって、色合いの補正を行うことができる。
【0035】
本実施形態によれば、各転写層を3面付けすることによって、転写シート10を効率よく製造することができる。また、転写シート10の検知マーク13によって、3面付された各転写層の組の位置関係を知ることができるので、その特性を補正した転写を行うことによって、むらのない良好な画像を形成することができる。
【0036】
(変形形態)
以上説明した実施形態に限定されることなく、種々の変形や変更が可能であって、それらも本発明の均等の範囲内である。
例えば、検知マークの異なる部分、又は、異なる検知マークは、光センサに対する透過率又は反射率の異なるものとして説明したが、電気的センサに対する特性(導電率)や、磁気的センサに対する特性(透磁率)などを異ならせるようにしてもよい。
また、転写シートは、受容層をもつシート等にも適用することができる。
さらに、検知マークをバーコードにして、それ自体に多くの情報を持たせるようにしてもよい。
【0037】
【発明の効果】
以上詳しく説明したように、本発明によれば、検知マークの形成個数は、各群に1つあればよいので、従来のものと比べても短くて済み、大幅なコストダウンにつながるというメリットがある。
【0038】
また、検知マークに特性の異なる部分を設けたので、転写領域や検知マークの大きさを変えることなく、より多くの情報を記録することができる、という効果がある。
さらに、異なる特性の検知マークを転写領域に設けたので、各組及び各色の転写領域を明確に区別することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による転写シートの第1実施形態を示す模式図であって、図1(A)は、平面図、図1(B)は、図1(A)のB部拡大図である。
【図2】図2(A)〜(C)は、第2〜第4の実施形態による転写シートの検知マークを拡大して示した図である。
【図3】本発明による転写シートの第5の実施形態を示す平面図である。
【図4】本発明による転写シートの製造方法の第1実施形態を説明する図である。
【符号の説明】
10,70 転写シート
11 基体シート
12,72 熱転写層
13,73 検知マーク
13a〜13i 透過率の異なる部分

Claims (5)

  1. 複数の異なるインクの転写領域が順に並んで形成された組が、複数の組形成され、
    形成された同一の組が、3つ以上連なることで1つの群を形成し、この群1つごとに、検知マークが1つ形成されたこと
    を特徴とする熱転写プリンタのインクリボン。
  2. 請求項1に記載の熱転写プリンタのインクリボンにおいて、
    前記検知マークは、その検知マークの読み取りに用いる光センサに対して、部分的に透過率又は反射率が異なる部分を含むこと
    を特徴とする熱転写プリンタのインクリボン。
  3. 請求項2に記載の熱転写プリンタのインクリボンにおいて、
    前記検知マークの内で、部分的に透過率又は反射率が異なる部分を含むマークに関して、透過率又は反射率が高い部分と透過率又は反射率が低い部分との透過率又は反射率の差が、可視領域(400nm〜700nm)のいずれの波長においても、10%以下であること
    を特徴とする熱転写プリンタのインクリボン。
  4. 請求項2に記載の熱転写プリンタのインクリボンにおいて、
    前記検知マークの内で、部分的に透過率又は反射率が異なる部分を含むマークに関して、透過率又は反射率が高い部分は、800nm〜950nmのいずれの波長においても、透過率又は反射率を測定した場合に、1%以上10%以下であり、かつ、透過率又は反射率が低い部分は、800nm〜950nmのいずれの波長においても、透過率又は反射率を測定した場合に、1%以下であること
    を特徴とする熱転写プリンタのインクリボン。
  5. 複数の異なるインクの転写領域が順に並んで形成された組が、複数の組形成され、形成された同一の組が、3つ以上連なることで1つの群を形成し、この群1つごとに、検知マークが1つ形成された熱転写プリンタのインクリボンを製造する熱転写プリンタのインクリボンの製造方法において、
    前記異なる転写領域の版部がそれぞれ多面付けされた複数の転写層印刷胴によって、前記各転写領域を前記1つの群毎に印刷し、
    前記1つの群の中で、1つの検知マークを検知マーク印刷胴で印刷すること
    を特徴とする熱転写プリンタのインクリボンの製造方法。
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