JPS59226578A - テレビジヨン受信機のプリンタ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、テレビジョン受信機のプリンタ装置に関す
るものである。

一般にテレビジョン受信機において、例えば料理番組等
が放送されてい　ような場合に、画面に映し出される献
立表や材料等を書き残しておきたいと思うことがあるが
、従来のテレビシコン受信機では視聴者がその都度画面
を見ながら献立表や材料等をメモしなければならず、大
変不便であった。また上記料理番組をＶＴＲに収録して
おけば、再度これを再生できる訳であるが、その場合に
も必要な画面をサーチし、かつこれを静止再生等すると
いう操作が必要で煩雑であった。

そこで本発明者はテレビ画面の映像の階調濃度信号をＲ
ＡＭに書込み、その後これを読出すことにより、テレビ
画面の映像を号−マルヘッドを用いて自動的にプリント
アウトできるテレビジョン受信機のプリンタ装置を既に
開発しているうところでこのプリンタ装置において、サ
ーマルヘッドはその温度によって特性が変化するためそ
の温度補正をしたいという要求が生じる場合があり、そ
のためにはサーマルヘッドの温度を検出する必要がある
。そしてこのようなサーマルヘソドの温度補正あるいは
温度制御はファクシミリ装置においても行われているが
、ファクシミリ装置の場合、白、黒２値画像の印字であ
り、温度検出は正確さをあまり要求されないのに対し、
テレビ画面のプリンタ装置では印字画素は階ＭＪ［度を
有し、この濃度はヘッド温度による影響を受けやすいた
め、このヘッドの温度検出は正確にできることが望まし
い。

そこで、本発明は、サーマルヘッドにサーミスタ等の検
温素子を貼付け、この検温素子の抵抗値とコンデンサの
容量との積でその出力パルス幅が決定されるような単安
定マルチバイブレークを構成し、この出力パルス幅をク
ロックを用いてカウントすることにより、サーマルヘッ
ドの温度をＣＰＵにディジタルデータとして入力でき、
しかもその検出を高精度で行うことができるテレビジョ
ン受信機のプリンタ装置を提供することを目的としてい
る。

以下、本発明の一実施例を図について説明する。

第１図は本発明の一実施例によるテレビジョン受信機の
プリンタ装置を示し、図において、ｌはビデオ信号Ｖを
Ａ／Ｄ変換し、例えば４ビツトの階調濃度信号ｄ１を出
力するＡ／Ｄ変換器、２は上記階調濃度信号ｄ１を記憶
する映像メモリ、３は書込み指令ｃ２に応じて上記映像
メモリ２への書込み制御を行なう書込み制御回路、４は
コピーキー６からのコピー指令ｃｌに応じて上記書込み
制御回路３に書込み指令ｃ２を与え、かつ映像メモリ２
に向は読出しアドレスａを出力し映像メモＩ７２からの
読出しデータｄ２を印字データｄ３とる。なお８は上記
Ａ／Ｄ変換器１および書込み制御回路３にクロックパル
スｐを供給するクロックパルス発生回路、ｓｌ、ｓ２は
それぞれ水平およドに貼付けられた検温素子であるサー
ミスタ、１０は電源ＶＢとアース間に上記サーミスタ９
と直列に接続されたコンデンサ、７はサーミスタ９およ
びコンデンサ１０を含みサーミスタ９の抵抗値とコンデ
ンサｌＯの容量の積で決まる時定数に応じた幅のパルス
Ｐを出力する単安定マルチバイブレーク、７ａは上記サ
ーミスタ９およびコンデンサＩＯを除いた単安定マルチ
バイブレーク本体、４ａはＣＰＵ４に内蔵され該ＣＰＵ
４内部のクロックＣを用いて単安定マルチバイブレーク
７からのパルスＰの幅をカウントするカウンタである。

次に動作について説明する。Ａ／Ｄ変換器１はクロック
パルス発生回路７のクロックパルスｐを用いてビデオ信
号Ｖをサンプリングし階調濃度信号ｄ１を出力する。書
込み制御回路３は書込み指令Ｃ２により上記階調濃度信
号ｄ１を上記クロックパルスｐのタイミングで映像メモ
リ２に書込んでゆく。この書込み制御回路３は水平およ
び垂直同期信号ｓｌおよびｓ２を用いて水平方向２８０
画素画素色方向２３４ライン分の階調濃度信号を映像メ
モリ２の正しいアドレスに書込むように制御を行う。そ
してこの書込み制御回路３の書込み指令ｃ２は視聴者が
コピーキー６を操作することによりＣＰＵ４から発せら
れるものである。

映像メモリ２への書込みが終了すると、ＣＰＵ４は読出
しアドレスａを映像メモリ２に与え、階調濃度信号ｄ２
を読出す。どの階調濃度信号ｄ２は印字データｄ３とし
て感熱プリンタ５に向けて出力され、その結果感熱プリ
ンタ５はテレビ画面の映像をプリントアウトすることと
なる。

本プリンタ装置は以上のようにプリント動作を行うもの
であるが、サーマルヘッドの温度制御をベレ 行わないとすると、ヘッドの温度は１０”ｃがら７０℃
にもおよび、このため、例えば気温Ｑ　”ｃと４０℃と
では同一濃度レベルの階調濃度信号であっても印字結果
はその濃度が大きく異なるものとなる。またテレビ画面
を連続してプリントアウトした場合など、ヘッドが十分
冷却されないうちに次のプリント動作に移るため、ヘッ
ド温度が次第に上昇し、印字結果もそれにつれて濃くな
ってゆくこととなる。

しかるに、本実施例装置では、ヘッド温度の変化に伴い
サーマルヘッドに貼付けたサーミスク９の抵抗値Ｒｘひ
いては時定数ＣＲｘが変化し、例えばヘッド温度が上昇
したときは上記時定数ＣＲＸは減少する。するとＣＰＵ
４から出力されるトリガＴｒにより動作するマルチバイ
ブレーク７は、その出力パルス幅（第２図＋ａｌ参照）
が上記時定数ＣＲｘの変化に比例して変化し、ＣＰＵ４
内蔵のカウンタ４ａはこのパルス幅を十分速いクロック
Ｃ（第２図中）参ＷＡ）でカウントし、このカウント出
力からＣＰＵ４はパルス幅カウント値・ヘッド温度変換
テーブルを参照してヘッド温度を検知することができる
。従ってこの検出結果を用いてサーマルヘッドの印字制
御を行えば、多階調印字に際してもヘッド温度の変化に
よる濃度変化の少ない精度の高い印字を行なうことがで
きる。

なお、上記実施例ではカウンタとしてＣＰＵ内藏のもの
を用いたが、これはＣＰＵ０外のカウンタによりカウン
トしてもよい。

また、上記実施例では検温素子としてサーミスタを用い
たが、これは他の検温素子を用いてもよい。

以上のように、本発明によれば、サーマルヘッドに貼付
けたサーミスタとこれと直列に接続されたコンデンサと
でその出力パルス幅が決定される単安定マルチバイブレ
ークを構成し、更にこのパルス幅を十分速いクロックで
カウントするようにしたので、サーマルヘッドの温度を
、ディジクルデータとして本プリンタ装置全体の制御を
司るＣＰＵに入力でき、しかもその検出精度としても、
ヘッド温度の変化に対して、該検出した温度を用いた温
度補正により一定の階調濃度を得るのに十分な精度が得
られる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例によるテレビジョン受信機の
プリンタ装置を示すブロック図、第２図は第１図の装置
の各部の波形を示す図である。 ５・・・感熱プリンタ、９・・・サーミスタ（検温素子
）、１０・・・コンデンサ、ＶＢ・・・電源、７・・・
単安定マルチバイブレーク、４ａ・・・カウンタ、４・
・・ＣＰＵ（温度検出装置）。 代理人　大岩増雄

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１１テレビジョン受信機の映像をプリントアウトする
   感熱プリンタによるプリンタ装置であって、上記感熱プ
   リンタ内のサーマルヘッドに貼付けられ該サーマルヘッ
   ドの温度に応じてその抵抗値が変化する検温素子と、電
   源とアース間に上記検温素子と直列に接続されたコンデ
   ンサと、上記検温素子とコンデンサとを含み上記検温素
   子の抵抗値とコンデンサの容量との積に応じた幅のパル
   スを出力する単安定マルチバイブレークと、上記パルス
   幅をクロンクを用いてカウントするカウンタと、上記カ
   ウント値から上記サーマルヘッドの温度を検出する温度
   検出装置とを備えたことを特徴とするテレビジョン受信
   機のプリンタ装置。