JPS59138264A - フルオラン化合物 - Google Patents
フルオラン化合物Info
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- JPS59138264A JPS59138264A JP58011323A JP1132383A JPS59138264A JP S59138264 A JPS59138264 A JP S59138264A JP 58011323 A JP58011323 A JP 58011323A JP 1132383 A JP1132383 A JP 1132383A JP S59138264 A JPS59138264 A JP S59138264A
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- fluoran
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- chlorobenzylamino
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-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07D—HETEROCYCLIC COMPOUNDS
- C07D493/00—Heterocyclic compounds containing oxygen atoms as the only ring hetero atoms in the condensed system
- C07D493/02—Heterocyclic compounds containing oxygen atoms as the only ring hetero atoms in the condensed system in which the condensed system contains two hetero rings
- C07D493/10—Spiro-condensed systems
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41M—PRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
- B41M5/00—Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
- B41M5/124—Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein using pressure to make a masked colour visible, e.g. to make a coloured support visible, to create an opaque or transparent pattern, or to form colour by uniting colour-forming components
- B41M5/132—Chemical colour-forming components; Additives or binders therefor
- B41M5/136—Organic colour formers, e.g. leuco dyes
- B41M5/145—Organic colour formers, e.g. leuco dyes with a lactone or lactam ring
- B41M5/1455—Organic colour formers, e.g. leuco dyes with a lactone or lactam ring characterised by fluoran compounds
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41M—PRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
- B41M5/00—Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
- B41M5/26—Thermography ; Marking by high energetic means, e.g. laser otherwise than by burning, and characterised by the material used
- B41M5/30—Thermography ; Marking by high energetic means, e.g. laser otherwise than by burning, and characterised by the material used using chemical colour formers
- B41M5/323—Organic colour formers, e.g. leuco dyes
- B41M5/327—Organic colour formers, e.g. leuco dyes with a lactone or lactam ring
- B41M5/3275—Fluoran compounds
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
で表わされるフルオラン化合物に関するものである。
蒲記一般式(Ilで表されるフルオラン化合物は新規な
化合物であり、殆んど無色の固体であり酸性物質、例え
ば有機酸、酸性白土、活性白土、フェノール樹脂、芳香
族カルボン酸の金属塩、ビスフェノールAなどの電子受
容性物質と接触すると直ちに濃い緑黒色系の色素を形成
し、この、発色した色素は、優れた性質を有しているた
め十分な利用価値がある。
化合物であり、殆んど無色の固体であり酸性物質、例え
ば有機酸、酸性白土、活性白土、フェノール樹脂、芳香
族カルボン酸の金属塩、ビスフェノールAなどの電子受
容性物質と接触すると直ちに濃い緑黒色系の色素を形成
し、この、発色した色素は、優れた性質を有しているた
め十分な利用価値がある。
従来一般式(11と類・イυの構造を有する化合物とし
テ例エバ、(A)2−ベンジルアミノ−6−ジエチルア
εノーフルオラン (A)(特公昭46−4614号明細書)などが知られ
ており、酸性物質と接触して発色する性質を有している
ことも良く知られている。
テ例エバ、(A)2−ベンジルアミノ−6−ジエチルア
εノーフルオラン (A)(特公昭46−4614号明細書)などが知られ
ており、酸性物質と接触して発色する性質を有している
ことも良く知られている。
本発明者らは、これら既知のフルオラン化合物における
2位ベンジルアミノ基に、塙素原子を導入し6位のN、
N−ジエチル基のかわりにN、N−ジブチル基を導入し
た、一般式(I)で表わされるフルオラン化合物が既知
のフルオラン化合物と比較して ■有機溶剤に対する溶解度が良いこと ■感熱記録紙に用いた場合、発色の立上りが良いこと ■感熱記録紙に用いた場合に低温で発色すること などを見い出し一般式(I)で表わされるフルオラン化
合物が、発色性配録材料として極めて優れていることを
見い出した。
2位ベンジルアミノ基に、塙素原子を導入し6位のN、
N−ジエチル基のかわりにN、N−ジブチル基を導入し
た、一般式(I)で表わされるフルオラン化合物が既知
のフルオラン化合物と比較して ■有機溶剤に対する溶解度が良いこと ■感熱記録紙に用いた場合、発色の立上りが良いこと ■感熱記録紙に用いた場合に低温で発色すること などを見い出し一般式(I)で表わされるフルオラン化
合物が、発色性配録材料として極めて優れていることを
見い出した。
例・えば0■記した既知のフルオラン化合物(んとこれ
らに対応する本発明の一般式(r)で表わされるフφ ルオラン化合物(Bl、(C1、■)との有機溶剤に対
する溶解度について比較をおこなうと後記に示すごとく
、その差が明らかである。
らに対応する本発明の一般式(r)で表わされるフφ ルオラン化合物(Bl、(C1、■)との有機溶剤に対
する溶解度について比較をおこなうと後記に示すごとく
、その差が明らかである。
(r3+ 2− < 2−クロロベンジルアミノ) −
6−n −ジブチルアミノ−フルオラン (Q2−(3−クロロベンジルアミノ) −6−n −
ジブチルアミノ−フルオラン ■)2−(4−クロロベンジルアミノ) −6−n −
シフチルアミノ−フルオラン ■有機溶剤に対する溶解度(於50℃)の比較性)KM
C−113は、呉羽化学工業@製のアルキナフタリン化
合物、ハイゾール−296は、日本石油化学■製のジア
リルエタン化合物で、ともに感圧複写紙に用いられる有
機溶剤である。
6−n −ジブチルアミノ−フルオラン (Q2−(3−クロロベンジルアミノ) −6−n −
ジブチルアミノ−フルオラン ■)2−(4−クロロベンジルアミノ) −6−n −
シフチルアミノ−フルオラン ■有機溶剤に対する溶解度(於50℃)の比較性)KM
C−113は、呉羽化学工業@製のアルキナフタリン化
合物、ハイゾール−296は、日本石油化学■製のジア
リルエタン化合物で、ともに感圧複写紙に用いられる有
機溶剤である。
上記のように、本発明の化合物である式(B)、(C)
、■)のフルオラン化合物は、(んのフルオラン化合物
に比し有機溶剤に対する溶解度が優れており、発色性記
録材料と・してオイル相溶性が良好であるという必要不
可欠な条件を具備している。
、■)のフルオラン化合物は、(んのフルオラン化合物
に比し有機溶剤に対する溶解度が優れており、発色性記
録材料と・してオイル相溶性が良好であるという必要不
可欠な条件を具備している。
また本発明者らは、地発色が殆んどなく発色濃度が高く
、発色開始温度が低く、かつ発色の立ち上りが優れてい
る感熱記録紙に用いられるフルオラン化合物について鋭
意研究した結果、前記一般式fl)で表わされるフルオ
ラン化合物が極めて優秀な上述の性能を有していること
を見いだした。
、発色開始温度が低く、かつ発色の立ち上りが優れてい
る感熱記録紙に用いられるフルオラン化合物について鋭
意研究した結果、前記一般式fl)で表わされるフルオ
ラン化合物が極めて優秀な上述の性能を有していること
を見いだした。
本発明の前記一般式(1)で表わされるフルオラン化合
物は、次の(1)または(2)の方法で製造される。
物は、次の(1)または(2)の方法で製造される。
(1)一般式
(式中、Rは水素原子または低級アルキル基である。)
で表わされるベンジルアミン化合物と2−(2−ヒドロ
キシ−4−ジブチルアミノ)ベンゾイル−安息香酸 υ とを濃硫酸のような縮合剤の存在下、0〜80℃の温度
で数時間〜数十時間反応させる。反応後反応混合物を水
中に加え、水酸化ナトリウム水溶液を加え、pHを8〜
10とし析出物を口過により採取する。ケーキにトルエ
ンと5〜10%の水酸化す) IJウム水溶液を加え、
還流化、1〜6時間かきまぜ、トルエン層を分液し、分
取し、水洗後濃縮し、析出した結晶を口過により採取す
る。結晶を口過することにより、一般式+1)で表わさ
れる2−(クロル置換ベンジルアミノ)−6−シブチル
アミノ−フルオラン化合物が、高純度、高収率で製造さ
れる。必要ならば、メタノール、エタノール、トルエン
、アセトンなどのような有機溶剤から再結晶する。
で表わされるベンジルアミン化合物と2−(2−ヒドロ
キシ−4−ジブチルアミノ)ベンゾイル−安息香酸 υ とを濃硫酸のような縮合剤の存在下、0〜80℃の温度
で数時間〜数十時間反応させる。反応後反応混合物を水
中に加え、水酸化ナトリウム水溶液を加え、pHを8〜
10とし析出物を口過により採取する。ケーキにトルエ
ンと5〜10%の水酸化す) IJウム水溶液を加え、
還流化、1〜6時間かきまぜ、トルエン層を分液し、分
取し、水洗後濃縮し、析出した結晶を口過により採取す
る。結晶を口過することにより、一般式+1)で表わさ
れる2−(クロル置換ベンジルアミノ)−6−シブチル
アミノ−フルオラン化合物が、高純度、高収率で製造さ
れる。必要ならば、メタノール、エタノール、トルエン
、アセトンなどのような有機溶剤から再結晶する。
(2)2−アミノ−6−シプチルアiノーフルオランと
一般式 で表わされるクロル置換ベンジルクロライドとを水酸化
ナトリウム、炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウムなど
の脱酸剤を使用し、水または揮発性有機不活性溶媒中で
反応させることにより、一般式(1)で表わされるフル
オラン化合物が製造される。製造上、好ましいのは上記
(1)の方法である。
一般式 で表わされるクロル置換ベンジルクロライドとを水酸化
ナトリウム、炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウムなど
の脱酸剤を使用し、水または揮発性有機不活性溶媒中で
反応させることにより、一般式(1)で表わされるフル
オラン化合物が製造される。製造上、好ましいのは上記
(1)の方法である。
本発明において使用される縮合剤としては濃硫酸、無水
酢酸、りん酸、ポリりん酸、オキシ塩化りんおよび塩化
亜鉛などがある。製造上好ましくは濃硫酸を使用する方
法である。
酢酸、りん酸、ポリりん酸、オキシ塩化りんおよび塩化
亜鉛などがある。製造上好ましくは濃硫酸を使用する方
法である。
次に本発明の2−(クロル置換ベンジルアミノ)−6−
シブチルアミノ−フルオランの代表的す製法ならびに使
用例を以下の実施例に示す。
シブチルアミノ−フルオランの代表的す製法ならびに使
用例を以下の実施例に示す。
実施例1
2−(2−クロロベンジルアミノ)−6−シブチルアミ
ノ−フルオラン〔化合物(Bl )95%硫e8832
g中に、2−(2−ヒトa*シー4−ジブチルアミノ)
ベンゾイル−安息香酸95gを加え約20℃の温度で完
全に溶解させてカラ、4−(2−クロロベンジルアミノ
)−1ニソール65.5 Fを加え20℃から60℃の
温度で72時間反応させた。へ応援、反応混合物を氷水
2L中に加え、つづいて10%水酸化ナトリウム水溶液
を加えpHをaOとし、析出物を口過により採取した。
ノ−フルオラン〔化合物(Bl )95%硫e8832
g中に、2−(2−ヒトa*シー4−ジブチルアミノ)
ベンゾイル−安息香酸95gを加え約20℃の温度で完
全に溶解させてカラ、4−(2−クロロベンジルアミノ
)−1ニソール65.5 Fを加え20℃から60℃の
温度で72時間反応させた。へ応援、反応混合物を氷水
2L中に加え、つづいて10%水酸化ナトリウム水溶液
を加えpHをaOとし、析出物を口過により採取した。
ケーキにトルエンろtと10%水酸化ナトIJウム水溶
液1.5Lを加え、還流下2時間かきませた後、トルエ
ン層を分液、水洗し濃縮し、析出した結晶な口過により
採取した。この結晶を乾燥し淡桃色の2−(2−クロロ
ベンジルアミノ)−6−ジーn−ブチルアミノ−フルオ
ランが得られた。このフルオラン化合物をメタノールか
ら再結晶することによりmp133〜134℃の結晶1
00Vが得られた。この化合物の95%酢酸中のλma
xおよび分子吸光係数は、431nm(1,75X10
’)、452nm(1,67X10’)および595n
m(2,05X10’)であった。このものをトルエン
如溶かした溶液は無色であり、シリカゲルによって速や
かに発色し、緑黒色を呈する。
液1.5Lを加え、還流下2時間かきませた後、トルエ
ン層を分液、水洗し濃縮し、析出した結晶な口過により
採取した。この結晶を乾燥し淡桃色の2−(2−クロロ
ベンジルアミノ)−6−ジーn−ブチルアミノ−フルオ
ランが得られた。このフルオラン化合物をメタノールか
ら再結晶することによりmp133〜134℃の結晶1
00Vが得られた。この化合物の95%酢酸中のλma
xおよび分子吸光係数は、431nm(1,75X10
’)、452nm(1,67X10’)および595n
m(2,05X10’)であった。このものをトルエン
如溶かした溶液は無色であり、シリカゲルによって速や
かに発色し、緑黒色を呈する。
実施例1で使用した4−(2−クロロベンジルアミノ)
−アニソールは次のような方法で製造した。
−アニソールは次のような方法で製造した。
p−アニシジン2929 、!: 2−りo oヘンス
フルデヒド350gとをメタノール2.8tに溶解し2
時間還流しながらかくはんした。その後30℃に冷却し
、メタノール2.5tを追加してから水素化ホウ素ナト
リウム164gを1時間かけ少量ずつ添加し、生成した
シンフ塩基を還元した。加え終った後1〜2時間かくは
んし、水201にあげ析出した白色結晶を乾燥し、4−
(2−クロロベンジルア1))−アニソール590j’
が得られた。
フルデヒド350gとをメタノール2.8tに溶解し2
時間還流しながらかくはんした。その後30℃に冷却し
、メタノール2.5tを追加してから水素化ホウ素ナト
リウム164gを1時間かけ少量ずつ添加し、生成した
シンフ塩基を還元した。加え終った後1〜2時間かくは
んし、水201にあげ析出した白色結晶を乾燥し、4−
(2−クロロベンジルア1))−アニソール590j’
が得られた。
このものの融点は53〜54℃であった。
実施例2
2−(3−クロロベンジルアミノ) −6−シーn−ブ
チルアミノフルオラン〔化合物(C) )95%硫酸8
62g中に2−(2−ヒドロキシ−4−n−ジブチルア
ミノ)ベンゾイル−安息香aq3yと4−<s−クロロ
ベンジルアミノ)−アニソール6551とを実施例1と
同様に反応し、処理することにより、淡桃色に着色して
(・る融点148〜152℃の粗結晶が得られた。得ら
れた粗結晶をエタノールで洗浄することにより、はとん
ど無色の融点151〜152.5°Cの2−(5−クロ
ロベンジルアミノ) −6−n−ジブチルアミノフルオ
ラン9Bfが得られた。この化合物の95%酢酸中のλ
maxおよび分子吸光係数は、432nm(1,67X
10’) 、 454nm(1,59X10’)および
597nm(1,99X10’)であった。このものを
トルエンに溶かした溶液は無色であり、シリカゲルによ
って速やかに発色し緑黒色を呈する。
チルアミノフルオラン〔化合物(C) )95%硫酸8
62g中に2−(2−ヒドロキシ−4−n−ジブチルア
ミノ)ベンゾイル−安息香aq3yと4−<s−クロロ
ベンジルアミノ)−アニソール6551とを実施例1と
同様に反応し、処理することにより、淡桃色に着色して
(・る融点148〜152℃の粗結晶が得られた。得ら
れた粗結晶をエタノールで洗浄することにより、はとん
ど無色の融点151〜152.5°Cの2−(5−クロ
ロベンジルアミノ) −6−n−ジブチルアミノフルオ
ラン9Bfが得られた。この化合物の95%酢酸中のλ
maxおよび分子吸光係数は、432nm(1,67X
10’) 、 454nm(1,59X10’)および
597nm(1,99X10’)であった。このものを
トルエンに溶かした溶液は無色であり、シリカゲルによ
って速やかに発色し緑黒色を呈する。
実施例6
2−(4−クロロベンジルアミノ)−6−ジーn−ブチ
ルアミノフルオラン〔化合物))〕995%硫酸852
fに2−(2−ヒドロキシ−4−n−ジブチルアミノ)
ベンゾイル−安息香酸93Fと4(4−クロロベンジル
アミノ)−アニソール65.59とを実施例1と同様に
反応し、処理することにより、淡桃色に着色して(・る
融点130〜136℃の粗結晶が得られた。得られた粗
結晶をメタノールで洗浄すること九より、はとんど無色
の融点141〜143℃の2−(4−クロロベンジルア
ミノ)−6−ジーn−ブチルアミノフルオラン101g
が得られた。この化合物の95%酢酸中のλmax
および分子吸光係数は、432nm(t64X10’)
、453nm(1,56X10’)および596nm(
1,92X10’)であった。このものをトルエンに溶
かした溶液は無色であり、シリカゲルによって速やかに
発色し、緑黒色を呈する。
ルアミノフルオラン〔化合物))〕995%硫酸852
fに2−(2−ヒドロキシ−4−n−ジブチルアミノ)
ベンゾイル−安息香酸93Fと4(4−クロロベンジル
アミノ)−アニソール65.59とを実施例1と同様に
反応し、処理することにより、淡桃色に着色して(・る
融点130〜136℃の粗結晶が得られた。得られた粗
結晶をメタノールで洗浄すること九より、はとんど無色
の融点141〜143℃の2−(4−クロロベンジルア
ミノ)−6−ジーn−ブチルアミノフルオラン101g
が得られた。この化合物の95%酢酸中のλmax
および分子吸光係数は、432nm(t64X10’)
、453nm(1,56X10’)および596nm(
1,92X10’)であった。このものをトルエンに溶
かした溶液は無色であり、シリカゲルによって速やかに
発色し、緑黒色を呈する。
使用例1
実施例1で製造した化合物(B)2. Ogに水20g
および10重部%のポリビニルアルコール水溶液20F
を加え、ボールミルを用い室温で24時間かけて分散混
和し、化合物の粒径が約6ミクロンになるように調整し
た。
および10重部%のポリビニルアルコール水溶液20F
を加え、ボールミルを用い室温で24時間かけて分散混
和し、化合物の粒径が約6ミクロンになるように調整し
た。
他方、水10gと10重量%のポリビニルアルコール水
溶液40IllにビスフェノールA 7Fを加えボー
ルミルを用い室温で24時間かけて分散混和し、スラリ
ーを製造した。このスラリー中の固体物質の平均粒径は
約5ミクロンであった。ついで両スラリーを混合し室温
で1時間かげてかきまぜ均一に分散混和して混合スラリ
ーを製造した。
溶液40IllにビスフェノールA 7Fを加えボー
ルミルを用い室温で24時間かけて分散混和し、スラリ
ーを製造した。このスラリー中の固体物質の平均粒径は
約5ミクロンであった。ついで両スラリーを混合し室温
で1時間かげてかきまぜ均一に分散混和して混合スラリ
ーを製造した。
この混合スラリーを50 fl/dの普通紙の片面にワ
イヤーバーコーター(巻線多065ttanΩ)を用い
均一な膜厚を有し、かつ化合物の塗布量が紙1平方メー
トル当り、1.5fとなるように塗布し、室温にて風乾
した。このようにして、はとんど無色の感熱層をもった
感熱層9シートを作成した。以下この感熱記録シートな
席■と略記する。同様にして〔化合物(C1)、(化合
物(D)〕を用いて感熱記録シートA■IA■を作成し
た。
イヤーバーコーター(巻線多065ttanΩ)を用い
均一な膜厚を有し、かつ化合物の塗布量が紙1平方メー
トル当り、1.5fとなるように塗布し、室温にて風乾
した。このようにして、はとんど無色の感熱層をもった
感熱層9シートを作成した。以下この感熱記録シートな
席■と略記する。同様にして〔化合物(C1)、(化合
物(D)〕を用いて感熱記録シートA■IA■を作成し
た。
さらに比較のため公知の2−アユ1ツノー6−メチルー
6−ジエチルアミン−フルオランC化合物(E) )
、 2−アニリノ−3−メチル−6−N−メチル−N−
シクロヘキシルアミノ−フルオラン〔化合物(F))、
2−(2−クロロフェニルアミノ)−6−ジブチルアミ
ノフルオラン〔化合物fG)オよび2−ベンジルアミノ
−6−ジエチルアミノ−フルオラン〔化合物(5)〕を
用いて、同様にしてそれぞれ感熱記録シートA■〜■を
作成した。これらの感熱記録シートを用いて次の試験を
おこなった。
6−ジエチルアミン−フルオランC化合物(E) )
、 2−アニリノ−3−メチル−6−N−メチル−N−
シクロヘキシルアミノ−フルオラン〔化合物(F))、
2−(2−クロロフェニルアミノ)−6−ジブチルアミ
ノフルオラン〔化合物fG)オよび2−ベンジルアミノ
−6−ジエチルアミノ−フルオラン〔化合物(5)〕を
用いて、同様にしてそれぞれ感熱記録シートA■〜■を
作成した。これらの感熱記録シートを用いて次の試験を
おこなった。
(1)感熱記録シートの発色性能試験
感熱記録シート筋■〜虎■および対照のA■〜虎■を1
50°Gの湿度で5秒間加熱した時の発色色相、発色濃
度および地発色濃度をマクベス反射濃度計RD−514
型を用い、黒色フィルター(ラツテン+106)にて測
定した。
50°Gの湿度で5秒間加熱した時の発色色相、発色濃
度および地発色濃度をマクベス反射濃度計RD−514
型を用い、黒色フィルター(ラツテン+106)にて測
定した。
(2)感熱記録シートの発色特性値試験感熱記録シート
虎■〜鶏■および対照の筋■〜痴■を70〜160℃の
温度範囲で5秒間加熱し発色させた時の、各温度での発
色濃度を(1)で述べた方法により測定し、温度と発色
濃度との関係から発色開始湿度と発色の立ち上りを言」
q[シた。
虎■〜鶏■および対照の筋■〜痴■を70〜160℃の
温度範囲で5秒間加熱し発色させた時の、各温度での発
色濃度を(1)で述べた方法により測定し、温度と発色
濃度との関係から発色開始湿度と発色の立ち上りを言」
q[シた。
上記(1)の発色性能試験および(2)発色特性値の測
定結果を次表に示した。
定結果を次表に示した。
感熱記録シートの発色性能および
発色特性値
注;加熱発色はロディアセタ型サーモテスト試験機(フ
ランス国立繊維研究新製)にて、加熱温度70〜160
℃、加熱時間5秒、荷重100g肩の条件で行った。
ランス国立繊維研究新製)にて、加熱温度70〜160
℃、加熱時間5秒、荷重100g肩の条件で行った。
表の結果から明らかなように、本発明のフルオラン化合
物を用いたV感熱記録紙は、対照のフルオラン化合物を
用いた感熱記録紙と比較し、発色性能および発色特性が
優れており、十分な実用価値を有している。
物を用いたV感熱記録紙は、対照のフルオラン化合物を
用いた感熱記録紙と比較し、発色性能および発色特性が
優れており、十分な実用価値を有している。
保土谷化学工業株式会社
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、一般式 で表わされる2−(クロル置換ベンジルアミノ)=6−
シブチルアミノ−フルオラン化合物。 2、フルオラン化合物が、2−(2−クロロベンジルア
ミノ)−6−ジーn−ブチルアミノ−フルオランである
特許請求の範囲第1項記載のフルオラン化合物。 3゜フルオラン化合物が、2−(3−クロロベンジルア
ミノ)−6−ジーn−ブチルアミノ−フルオランである
特許請求の範囲第1項記載のフルオラン化合物。 4フルオラン化合物カ、2− (4−クロロベンジルア
ミノ)−6−ジーn−ブチルアミノ−フルオランである
特許請求の範囲第1項記載のフルオラン化合物。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58011323A JPS59138264A (ja) | 1983-01-28 | 1983-01-28 | フルオラン化合物 |
EP19840100784 EP0115821B1 (en) | 1983-01-28 | 1984-01-25 | Fluoran compounds |
DE8484100784T DE3460576D1 (en) | 1983-01-28 | 1984-01-25 | Fluoran compounds |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58011323A JPS59138264A (ja) | 1983-01-28 | 1983-01-28 | フルオラン化合物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59138264A true JPS59138264A (ja) | 1984-08-08 |
Family
ID=11774811
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58011323A Pending JPS59138264A (ja) | 1983-01-28 | 1983-01-28 | フルオラン化合物 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0115821B1 (ja) |
JP (1) | JPS59138264A (ja) |
DE (1) | DE3460576D1 (ja) |
Families Citing this family (2)
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---|---|---|---|---|
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US5166350A (en) * | 1989-06-10 | 1992-11-24 | Ciba-Geigy Corporation | Process for the manufacture of fluoran compounds |
Family Cites Families (5)
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---|---|---|---|---|
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-
1983
- 1983-01-28 JP JP58011323A patent/JPS59138264A/ja active Pending
-
1984
- 1984-01-25 DE DE8484100784T patent/DE3460576D1/de not_active Expired
- 1984-01-25 EP EP19840100784 patent/EP0115821B1/en not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
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