JPS6035053A - 新規なフルオラン化合物およびそれを使用した感熱記録材料 - Google Patents

新規なフルオラン化合物およびそれを使用した感熱記録材料

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JPS6035053A
JPS6035053A JP58143904A JP14390483A JPS6035053A JP S6035053 A JPS6035053 A JP S6035053A JP 58143904 A JP58143904 A JP 58143904A JP 14390483 A JP14390483 A JP 14390483A JP S6035053 A JPS6035053 A JP S6035053A
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toluene
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JP58143904A
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Kazuo Kaneko
一男 金子
Susumu Suzuka
鈴鹿 進
Michihiro Gonda
通博 権田
Katsumasa Yoshikawa
勝正 吉川
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Hodogaya Chemical Co Ltd
Original Assignee
Hodogaya Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は新規なフルオラン化合物および該化合物を用い
た感熱記録材料に関するものである。さらに詳細には、
本発明は、感熱f!鍮紙、通電感熱記録紙に用いる色素
前駆体として有用な、2−置換1fノー3−置換−b−
N−直鎖アル中ル置換−N−シクロへ中シルアイノフル
オラン化合物に関するものである。
本発明に関連する公知のフルオラン化合物としては、特
公昭51−25204号、特開昭49−109119号
、特開昭49−1109120号公l1IK見ることが
できる。これら公報に開示されているフルオラン化合物
は、感熱記録紙、通電感熱記録紙、感圧複写紙などの色
素前駆体として用いられている。
しかしこれらフルオラン化合物を発色剤として用いた感
熱記録紙は、発色濃度1.0を得るに必要な温度が高い
、すなわち実用的発色濃度に達する消費エネルギーが大
きく、γ値も低く不十分である等の欠点を有している。
なおγ値は、発色濃度を縦軸に1発色温度を横軸にとっ
た発色^度−発色温度一#における最大傾斜時のtan
#に100を乗じた値により上記曲線の立ち上りを表わ
したものである。
本発明者らは、上記欠点を改良すべく鋭意検討した結果
、一般式〔!〕で表わされる新規フルオラン化合物が、
大気中において安定な無色または淡色の固体であり、酸
性物質と接触するととにより濃い黒色または緑黒色に発
色し、発色濃度1.0を得るに必要な温度が低くかつr
f[も高く、極めて優れた特性を有することを見い出し
本発明を完成した。すなわち、本発明の第1の発明は、
一般式 (式中、R重は直鎖状の炭素数5〜Bの1ルキル基を示
し、R8は水素原子、ハロゲン原子あるいは炭素数1〜
4のアルキル基を示し、Rsは水素原子、ハロゲン原子
あるいは炭11〜4のアルキル基を示す。)で表わされ
る新規なフルオラン化金物に関するものである。また本
発明の第2の発明は、上記一般式(1)で表わされる新
規なフルオラン化合物を発色剤として使用する感熱記録
材料である。
本発明の上記一般式〔!〕で表わされるフルオラン化合
物は次の方法で製造される。
一般式 (式中、R4は水素原子または低級アルキル基であり、
R1とR1は一般式(1)で定義したものと同じ意味で
ある。)であられされるジフェニルアミン誘導体と一般
式 (式中、R1は一般式(1)で定義したものと同じ意味
である。)で表わされるベンゾフェノン化合物とを濃硫
酸の存在下、0〜80℃の温度で数時間反応させる。反
応後、反応混合物を水中に加え、水酸化ナトリウムを加
え、 pHな6〜10とし、析出物をろ過により採取す
る。ケーキにトルエンと5〜10%の水酸化ナトリウム
水溶液を加え、環流下、1〜S時間かきまぜ、トルエン
層を分液し、水洗稜、濃縮し、析出した結晶をろ過によ
り採取する。結晶を乾燥するととにより僅かに着色しI
ている一般式[1)で表わされる新規なフルオラン化合
物が高純度、高収率で得られる。必要ならば、トルエン
、アセトン、酢酸ブチル、ヘキ紫ンなどのような揮発性
有機溶剤から再結晶する。
本発明において使用される一般式(1)で表わされるジ
フェニルアミン誘導体の代表的なものとしては、2−メ
チル−4・−メトオキシ−ジフェニル1ンン、2−メチ
ル−4−ヒドロキシ−ジフェニル1tン、4−ylメト
オキシ2′−クロロ−ジフェニル1iν、4−エトオ中
シー2’−/ロロージフエ二ルアずン、4−ヒドロキシ
−2’−10ロージフエニルアミン、2−クロロ−4−
メトオ中シージフェニルアミン、2−りcIクロロ−エ
トオキシージフェニルアζン、2−り60−4−ヒ)#
ロキシージフェニルアζン、4−メトオキシ−ジフェニ
ル7(y、4−ヒドロキシ−ジフェニル1tンなどがあ
る。上記ジフェニルアミン誘導体のうち、4位が1ルコ
オキシ基でf換されているものが製造上好ましい。
本発明において使用される一般式(璽)で表わされるベ
ンゾフェノン化合物の代表的なものとしては、2−ヒト
” o * シー 4− N −n−1ミル−N −シ
クロヘキシルアミノ−21−カルボキシ−ベンゾフェノ
ン、2−ヒドロキシ−4−N −n−へキシル−N−シ
クロへキジルアζノー2′−カルボキシ−ベンゾフェノ
ン、2−ヒVロキシー4− N −n−へブチル−N−
シクロヘキシルアζノー2’−カルホキシーベンゾフェ
ノン、2−ヒト90キシ−4−N −n−オクチル−N
−シクロヘキシルアくノー2′−カルボキシ−ベンゾフ
ェノンなどがある。
本発明において使用される縮合剤としては、濃硫酸、無
水酢酸、リン酸、ポリリン酸、オキシ塩化リンおよび塩
化亜鉛などがある。製造上好ましくは、上記一般式〔蓋
〕で表わされるベンゾフェノン化合物などの溶媒である
と同時に縮合剤でもある濃硫酸を使用する方法である。
次に本発明のフルオラン化合物の代表的な製法ならびに
使用例を以下の実施例に示す。
実施例1 2−1ニリノー3−メチib −6−N −n−1(ル
ーN−シクロヘキシルアミノフルオラン〔化金物肩I〕
98%硫酸100f中に2−ヒV田中シー4−N −n
−アばルーN−シクロヘキシル1ミノ−22−カルボキ
シーペンゾフエノン12.5ft、110120℃の温
度で完全に溶解させてから、冷却し、0〜5℃で2−メ
チル−4−メトオキシ−ジフェニル7 (y7.1 t
を加え同温度で2時間、20〜30℃で24時間さらに
40℃で1時間反応させた。反応稜、反応混合物を氷水
500gIt中に加え、つづい・(10%水酸化ナトリ
ウム水溶液を加え、pHを7〜8とし、析出物をロカに
より採取した。
ケーキにトルエン400−と10%水酸化ナトリウム水
溶液200mgを加え、還流下2時間かきまぜた稜、ト
ルエン層を分液、水洗後、濃縮し、析出した結晶をろ過
により採取した。この結晶を乾燥し、淡かつ色の2−1
ニリノー5−メチル−6−N −* −7iルーN−シ
クロヘキシルア電ノフ7− ルオラン1五oFを得た。このものの融点は、′157
〜159℃であり、このものをトルエンに溶かした溶液
は無色であり、シリカゲルによって速やかに発色し、黒
色を呈する。
実施例2 2−1ニリノー3−メチxw −4−N −n −ヘ*
シルーN−シクロヘキシルア(ノフルオラン〔化合物ム
璽〕。
98%硫酸50f中に2−ヒドロキシ−4−N−n−へ
キシル−N−シクロヘキシルアイノー2′−カルボキシ
ーベンゾフエノン&5Fと2−/チルー4−メトオキシ
ジフェニル7(/五6tfk加え、実施例1と同様に反
応し、トルエンから再結晶することにより、淡かつ色の
2−1ニリノーS−メチル−6−N −ts−へキシル
−N−シクロヘキシル1iノーフルオラン7.12を得
た。コノモのの融点は151〜153℃であり、このも
のをトルエンに溶かした溶液は無色であり、シリカゲル
によって速やかに発色し、黒色を呈する。
B− 実施例3 2−1ニリノー3−メチル−6−N −*−へブチル−
N−シクロヘキシルアイノフルオラン(化合物1鳳〕。
98%硫酸50f中に2−ヒドロキシ−4−N−m−へ
1チル−N−シクロヘキシルアイノー2′−カルボキシ
ーベンゾフエノン6.6fト2−Ifシル−−メトオキ
シ−ジフェニル1電ンEh6ft加え、実施例1と同様
に反応し、トルエンから再結晶するととにより、白色の
2−1ニリノー3−メチル−6−N−鳳一へ1チル−N
−シクロヘキシルアイノーフルオラン7、2 Fを得た
。このものの融点は158〜160℃であり、このもの
をトルエンに溶かした溶液は無色であり、シリカゲルに
よって速やかに発色し、黒色を呈する。
実施例4 2−1ニリノー3−メチル−4−N −ss−オクチル
−N−シクロヘキシル1ζノフルオラン〔化合物ム■〕
98%硫酸50を中に2−に:Va*シー4−N−n−
オクチル−N−シクロヘキシル−2′−カルボキシ−ベ
ンゾフェノン7、5 f ト2−メチルー4−メトオキ
シージフェニルアイン16tを加L、実施例1と同様に
反応し、トルエンから再結晶するととにより、淡かつ色
の2−アニリノ−3−メチル−6−N −n−オクチル
−麹−シクロヘキシルアイノーフルオラン7、4 fを
得た。このものの融点は124〜126℃であり、この
ものをトルエンに溶かした溶液は無色であり、シリカゲ
ルによって速やかに発色し、黒色を呈する。
実施例5 2−(2−クロロフェニルアf))−6−N−n−アイ
ル−N−シクロヘキシルアミノフルオラン〔化合物J%
V〕。
98%硫酸67f中Vc2−tニドa*シーa−N−n
 −7(ルーN−シクロヘキシルアミノ−2′−1ミル
M#シーベンゾフェノンa2fを加え20℃の温度で完
全に溶解させてから、冷却し、0〜5℃で4−メトオキ
シ−2′−クロロージフェニルアイン4.9fを加え同
温度″r4時間、20〜30℃で24時間さらに40℃
で3時間反応させた。反応後、反応混合物を氷水50〇
−中に加え、つづいて10%水酸化ナトリウム水溶液を
加えspHを7〜8とし、析出物をロカにより採取した
。ケーキにトルエン300−と10%水酸化ナトリウム
水溶液200mgを加え、還流下2時間かきまぜた後、
トルエン層を分液、水洗後、濃縮し、析出した結晶をろ
遇により採取した。この結晶を乾燥り、、白色(7)2
−(2−クロロフェニルア1))−6−N −n−1ミ
ル−N−シクロヘキシルアミノフルオラン9.52を得
た。このものの融点は、165〜167℃であり、この
ものをトルエンに溶かした溶液は無色であり、シリカゲ
ルによって速やかに発色し、黒色を呈する。
実施例6 2−(2−クロロフェニル1(〕)−、〕6−N−nへ
キシル−N−シクロヘキシルアミノフルオラン〔化合物
層■〕。
98%硫酸SOt中K 2−ヒ)’ o * V −4
−N−n−へΦシルーN−シクロヘキシル1ばノー2′
11− 一カルボキシーベンゾフエノン6,3fと4−メトキシ
−2′−クロロ−ジフェニルアミν五yttt加え、実
施例5と同様に反応し、トルエンから再結晶するととK
より、白色の2−(2−クロロフェニルアi)) −6
−N −n−へキシル−N−シクロヘキシルアンノーフ
ルオラン7.6fを得た。このものの融点は148〜1
50℃であり、このものをトルエンに溶かした溶液は無
色であり、シリカゲルによって速やかに発色し、黒色を
呈する。
実施例7 2−(2−クロロフェニル1イノ)−6−N−n−オク
チル−N−シクロヘキシルアミノフルオラン〔化合物層
■〕。
98%硫酸50f中に2−ヒドロキシ−a−N−n−オ
クチル−N−シクロヘキシル1(ノー2′−カルボキシ
−ベンゾフェノン6.4Fと4−メトキシ−2′−クロ
ロ−ジフェニル1i7五3fを加え、実施例5と同様に
反応し、トルエンから再結晶することにより、淡かつ色
の2−(2−クロロフェニルアξ〕) −6−N −n
−オクチル−N−12− シクロヘキシル1iノフルオラン6.6fk得た。
このものの融点は137〜139℃であり、このものを
トルエンに溶かした溶液は無色であり、シリカゲルによ
って速やかに発色し、黒色を呈する。
実施例8 2−1ニリノー3−りo o −N −n −71k−
N−シクロヘキシルアミノフルオラン(化4114■〕 98%硫酸67f中に、2−ヒトaキシ−4−N −n
 −7(# −N −シクロヘキシル1ミノ−21−カ
ルボキシ−ベンゾフェノν&2flnlt20℃の温度
で完全に溶解させてから、冷却し、0〜5℃で2−/ク
ロー4−メドオキシージフエ=にアずン4.9tを加え
同温度で20時間、20〜50℃で48時間させた。反
応後、反応混合物を氷水500s+g中に加え、つづい
て10%水酸化ナトリウム水溶液を加え、pHを7〜8
とし、析出物をロカにより採取した。ケーキにトルエン
20〇−と10%水酸化ナトリウム水溶液150−を加
え、還流下2時間かきまぜた後、トルエン層な分液、水
洗抜、濃縮し、析出した結晶をろ過により採取した。こ
の結晶を乾燥し、淡かつ色の2−にリフ−3−クロロー
N −n−アはルーN−シクロヘキシルアイノフルオラ
ン7、 Ofを得た。このものの融点は、167〜16
9℃であり、このものをトルエンに溶かした溶液は無色
であり、シリカゲルによって速やかに発色し、緑黒色を
呈する。
実施例9 2−アニリノ−N −n−アミル−N−シクロヘキシル
アミノフルオラン(化合物AI)。
98%硫酸67f中に2−ヒドロキシ−4−N−n−ア
ζルーN−シクロヘキシルアンノー2′−カルボキシ−
ベンゾフェノンa2Fと4−メトキシージフェニルアζ
ン4.42を加え、実施例日と同様に反応し、トルエン
から再結晶することによす、淡かつ色の2−アニリノ−
N−n−7ミルーN−シクロヘキシルアtノーフルオラ
ン9.1 F ヲ得た。このものの融点は187〜18
9℃であり、このものをトルエンに溶かした溶液は無色
であり、シリカゲルによ・り°C速やかに発色し、暗緑
色な呈する。
次に、本発明のフルオラン化合物を使用した感熱記録紙
の一般的な製造法を示す。
バインダーを溶媒または分散媒に溶解または分散した液
に、フルオラン化金物、酸性物質、熱可融性物質(フル
オラン化合物または酸性物質が好ましい温度で溶融しな
い場合に使用する。)を十分圧細かく粉砕涙金し、紙、
グラスチックシート、樹脂コーチイツト紙などの支持体
に塗布乾燥するととkより得られる。涙金溶液を調整す
る際、全成分をはじめから同時に混合して粉砕してもよ
いし適当な組み合せにして別々に粉砕分散の俵、混合し
てもよい。
感熱記録紙を構成する各成分の量は、フルオラン化合物
/重量部、酸性物質2〜10重量部:熱可融性物質0−
10重量部、バインダー2〜10重量部及び溶媒(分散
媒)50〜150重量部である。
溶媒(分散媒)はフルオラン化合物および酸性物質のど
ちらをもほとんど溶解させないものがよ15− く、使用できる溶媒(分散媒)としては、水が最も望ま
しく他にはヘキサノ、リグロインなどの炭化水素などが
ある。
次に本発明に用いられるバインダーを例示するト、ポリ
ビニルアルコール、メチルセルロース、とドロキシエチ
ルセルロース、カルボキシメチルセルロース、1ラビ1
ゴム、合成ゴム、ポリビニルピロリドン、スチレン−無
水マレイン酸のコポリマー、ポリ1クリル酸アミドなど
がある。
特に水溶性バインダーであるポリビニルアルコール、ポ
リビニルピロリドン、ヒドロキシメチルセルロース、ア
ラビヤゴムなどが望ましい。
熱可融性物質としては、ステアリン酸1iド、オレイン
酸アiF、エチレンビスステアロ1ζド、ベンゾイン、
パラ−1−ブチルフェノール、パラ−フェニルフェノー
ル、パラ−ヒドロキシ安息香酸メチルエステル、フタル
酸ジフェニルエステル、パラ−ヒドロキシジフェニルエ
ーテルなト&J11いることができる。
次に本発明に使用できる酸性物質は、前記フル16− オラン化合物と接触して発色させる性質を有するもので
あり、具体的に示せば例えば、シュウ酸、マレイン酸、
酒石酸、クエン酸、コハク酸などの脂肪族カルボン酸、
安息香酸、パラターシャリ−ブチル安息香酸、フタル酸
、サリチル酸などの芳香族カルボン酸、4.4’−イソ
プロピリデンジフェノール、 4.4’−イソプロピリ
デン(2−クロロフェノール)、4.4’−イソプロピ
リデンビス(2,6−ジフロモフエノール、4−フェニ
ルフェノール、4−ターシャリ−ブチルフェノール、t
−ナフトール、β−ナフトール、4−ヒドロキシアセト
フェノンなどのフェノール化合物、さらには有機酸性物
と例えば亜鉛、マグネシウム、1ルイニウム、チタン、
マンガン、スズ、ニッケルなどの多価金属塩が挙げられ
る。なおこれらの酸性物質は2種類以上混合使用するこ
ともできる。
さらに、塗液中には各種の助剤を添加することができる
。例えば、ジオクチルスルフオコハタ酸ナトリウム、ド
デシルベンゼンスルフオン酸ナトリウムなどの分散剤、
ペンゾフエノシ系、トリ1ゾール糸などの紫外線吸収剤
、その他消泡剤、螢光染料、着色染料などを挙げること
ができる。
支持体としては、紙、プラスチックフィルム、合成紙さ
らkは織布シートなどが用いられ好適には紙が用いられ
る。また支持体への塗布量は特に限定されるものではな
いが、2〜15f/lt/’、好ましくは3〜10 f
/w?の範囲である。
以下に本発明の[2の発明をさらに使用例で示すが、こ
れらに限定されるものでない。
使用例1 実施例1で製造した〔化合物41)2.Orに水20F
および10重量%のポリビニルアルコール水溶液20f
を加え、ボールξルを用い室温で24時間かけて分散混
和し、化金物の粒径が約3ンク撃ンである無色のスラリ
ーを製造した。他方、水10fと10重量%のポリビニ
ルアルコール水溶液40fICビスフエノールA 7 
f t’mt、ホールミルを用い室温で24時間かげ【
分散混和し、スラリーを製造した。このスラリー中の固
体物質の平均粒径は約5イクロンであった。両スラリー
を混合し、室温で1時間かけてかきまぜ均一に分散混和
し、混合スラリーを製造した。この混合スラリーを50
 f/dの普通紙の片面にワイヤーパーコーター(巻線
藤α55sme)な用い均一な膜厚を有し、かつ化合物
の塗布量が紙1平方メートル当り1.5tとなるように
塗布し、室温にて風乾した。このようにして、無色の感
熱層をもった感熱記録シートを作成した。以下この感熱
記録シートを/16人と略記する。
同様和して実施例2から実施例4で得られた(化合物A
11)〜〔化合物4ff)を用いて感熱記録シートAB
−ADを作成した。
さらに、比較のため次の化金物、すなわち6位のアイノ
基が低級アルキル又は、枝分れ1ルキル基で置換された
フルオラン化合物を用い、上記と同様に感熱記録シート
を作成した。
19− (特公昭セ51−25204号) 40口、の化合物で作成した感熱記録シートは、記録シ
ートI6n、Pとした。
これらの感熱記録シートを用いて次の試験を行った。
■感熱記録シートの発色性能試験 感熱記鍮ジートムA−腐りおよび対照の腐E−/16P
を150℃の温度で5秒間加熱した時の発色色相、発色
濃[(D)および地発色濃度(Do)をマクベス反射濃
度計HD−514型を用い黒色フィル20− ター(ラツテン舎106)にて測定した。
■感熱記録シート雇人〜腐りおよび対照の/16H〜4
Fを70〜160℃の温度範囲で5秒間加熱し発色させ
た時の、各温度での発色濃度な■で述べた方法により測
定し、温度と発色濃度との関係からr値及び発色濃度1
.0を得る温度(DIJI) をめた。
なお加熱発色は、ロブイアセメ−型サーモテスト試験機
(フランス国立・繊維研究所属)(て、加熱温度70〜
160℃加熱時間5秒、荷重100f/a/lの条件で
行った。
上記■の発色性能試験および■発色特性値試験結果を表
−1に示した。
表−1 表−1の結果より、上記フルオラン化合物の6位の1ミ
ノ基に直鎖のアルキル基(Cs−Cm) を導入すると
とにより発色濃度(D)、r値および(Ds、o)が対
照物と比較し優れ、特Kr値および(Dl、o)が大巾
に改良されていることは明白である。
使用例2 実施例5から実施例7で得られた〔化合物AV3〜〔化
合物ム■〕を用い使用例1と同様に感熱記録シー)4G
−AIを作成した。さらに、比較のため次の化合物を用
い、上記と同様に感熱記録シートを作成した。
ハ、の化合物で作成した感熱記録シートは記録シートA
Jとした。
これらの感熱記録シートを用い、使用例1と同様に試験
を行なった。
試験結果を表−2に示した。
表−2 表−2の結果より、上記フルオラン化金物の6位の1ミ
ノ基に直鎖1ルキル基(Cs= Cy)を導入すれば発
色濃度(D)、r値および(Dm、e)が対照物と比較
して大巾圧すぐれていることは明白である。
使用例3 実施例8で得られた〔化合物肩■〕を用い、使用例1と
同様に感熱記録シート4Kを作成した。
さらに比較のため次の化合物を用い、上記と同様に感熱
記録シードを作成した。
この化合物で作成した感熱記録シートは感熱配録シート
/#iLとした。
これらの感熱配置シートを用い、使用例1と同様に試験
を行なった。
試験結果を表−3に示した。
*−S 表−3の結果より対照物と比較すれば、発色濃度(D)
、r値および(Dl、@)において非常に優れているこ
とは明白である。
使用例4 実施例9で得られた(化合物AI)を用い、使用例1と
同様に感熱記録シートAMを作成した。
さらに比較のため次の化合物を用い、上記と同様に感熱
記録シートを作成した。
この化合物層ホで作成した感熱記録シートは感熱記録シ
ート/16Mとした。
これらの感熱記録シートを用い、使用例1と同様に試験
を行なった。
試験結果を表−4に示した。
表−4 対照物と比較して発色浪度(D)、r値及び(Dl、。
)kおいて優れていることは明白である。
保土谷化学工業株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、一般式 (式中、R友は直鎖状の炭素数5〜8のアルキル基を示
    しs ”lは水素原子、ハロゲン原子あるいは炭素数1
    〜4の1ルキル基を示し、Rsは水素原子、ハロゲン原
    子あるいは炭素数1〜4のアルキル基を示す。)で表わ
    される新規なフルオラン化金物。 2一般式 (式中、R1は直鎖状の炭素数5〜8の1ルキル基を示
    し、R1は水素原子、ハロゲン原子あるいは炭素数1〜
    4の1ルキル基を示し、Rsは水素原子、ハロゲン原子
    あるいは炭素数1〜4のアルキル基を示す。)で表わさ
    れるフルオラン化金物を発色剤として使用することを特
    徴とする感熱記録材料。
JP58143904A 1983-08-08 1983-08-08 新規なフルオラン化合物およびそれを使用した感熱記録材料 Pending JPS6035053A (ja)

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