JPS59136901A - 非直線性素子 - Google Patents

非直線性素子

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JPS59136901A
JPS59136901A JP1099683A JP1099683A JPS59136901A JP S59136901 A JPS59136901 A JP S59136901A JP 1099683 A JP1099683 A JP 1099683A JP 1099683 A JP1099683 A JP 1099683A JP S59136901 A JPS59136901 A JP S59136901A
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JP
Japan
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varistor
temperature coefficient
positive temperature
voltage
coefficient thermistor
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Pending
Application number
JP1099683A
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English (en)
Inventor
戸渡 善茂
淀川 正忠
宇沼 厳
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TDK Corp
Original Assignee
TDK Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用方形 本発明は、ハリ゛スタと正局性サーミスタとを結合させ
たネ(″金型多機能の非直線性素子に関する。
従来技術 バリスタは、第1図に示すように、電極間に加えられる
印加電圧によって電7&か急激に変化し、印加電圧がバ
リスタ電圧Vzを越える範囲で電流か急激に増加する特
異な特性を示す。この特性に着目し、バリスタは、音響
機器に関連する小型直流モークのノイズ防止、リレー接
点の保護、半導体素子の静電気に対する保護、カラーテ
レビブラウン管回路の放電吸収等の手段として、従来よ
り広く利用されている。また、バリスタは、第2図に示
すような電気的等価回路を示し、バリスタ特性v2に対
して並列的に接続される静電容量Czを有するので、こ
の静電容量C’zの値により低周波帯域(AM帯)から
高周波帯域(UHF、lip )迄の雑音吸収機能をも
併せ持つ。なお第2図において、Rzはバリスタの内部
抵抗である。
従来技1jpiの欠点 ところが、バリスタはバリスタ電圧Vz付近のサージエ
ネルギーに対しては、有効なサージ吸収手段として機能
するが、誘導雷、雷サージもしくは自動車のバッテリ等
の高エネルギー源または高圧電源回路等に使用する場合
に、通常、バリスタによって保護し得る以上の過渡現象
的高エネルキーが、<リスクにカロえられ、バリスタが
破壊されてし・まうことがあった。そこでこれらの高エ
ネルギー源または高電圧電源回路等においてバリスタを
使用する場合、従来は第3図に示すように、バリスタに
直列にヒユーズFを接続し、該ヒユーズFの溶断により
、過度現象的高エネルキーによる破壊からバリスタを保
護していた。しかしながら、ヒユーズFは一般に溶断に
至るまでに、一定のパワーと時間が必要であり、そのた
めに瞬時に発生する過渡現象に対しては応答性が悪く、
バリスタが破壊されてしまう。しかも、一旦溶断に至れ
ば、修理交換が終了するまで、機器全体の機能が停止し
てしまうという最も効率が悪く、かつ不経済な状態を呈
していた。
本発明の目的 そこで本発明は、過渡応答特性か良好で、自己回復機能
を持ち、各種回路機器を過渡的異常高電圧から保護する
機能に優れ、しかも雑音除去機能及び温度」二昇に伴う
過熱から保護する機能をも(j+せ持つ多機能複合型の
非直線性素子を提供することを目的とする。
本発明の構成 上記目的を達成するため、本発明に係る非直線性素子は
、バリスタと正特性サーミスタとを電気的に的タリに接
に;J して成ることを特徴とする。
即ち本発明に係る非直線性素子は、第4図の等価回路に
示すように、等価的にバリスタ特性V2、内、91(抵
抗Rz)jrυ・静電容j書’tHCzの並夕1j接続
で表現されるバリスタ1に対して、正刑性サーミスタ2
を′IE気的に直列に接続し、バリスタ1の一端及び]
I特正特性サーミスタ一端から端子3及び4をそれぞれ
引出した回路構成となる。
前記正特性サーミスタ2は、周知のように、正の抵抗温
度係数を有するチタン酸バリウム系半遵゛ 体磁器によ
って構成され、身’+ 5図に示すように、ある4゜+
f疋温凪Tp″に辻すると電気抵抗値が急激に増大する
牛5異な正の抵抗温度特性を示し、また第6図の如く、
印加電圧■がある特定電圧Vpを越すと゛上流■か社少
する電圧−電流特性を示す。第6図において、′上流I
が最大値Imに達するまでの領域(イ)は負特性領域に
該当し、電流■が最大値Imから減少して行く領域(ロ
)は正特性領域に111A当する。
従って、第4図に示した如く、正特性サーミスタ2をバ
リスタ1に対して電気的に直列に接続した場合、第1図
に示したバリスタの電圧−電流特性と、第6図に示した
正特性サーミスタの電圧−電流料性とを合成した特性を
引出すことができる。第7図はその合成特性の一例を示
しており、曲線L1がバリスタlの電圧−電流特性、曲
線L2がiE特性サーミスタの電圧−電流特性である。
曲線L1と曲線L2の設定条件として、第7図では、正
特性サーミスタ2の最大電流Imを与える電圧Vpをバ
リスタ電圧vZより小さい値とし、曲1flL2が曲線
Llに対して正特性領域(ロ)においてバリスタ電圧V
zの付近で交叉するように設定しである。ただし、曲線
L1と曲線L2は、バリスタ1及び正特性サーミスタ2
の材料の選択等によって例えば点線のよ−うに変更され
、合成特性もそれに伴って変更される。
第4図の回路図において、端子3−4間に印加される電
圧V34は、バリスタ1と正特性サーミスタ2とによっ
て分圧される。バリスタ1の分圧電圧v1かその/へリ
スク電圧Vzより小さい領域ぞは、バリスタ1がオフで
あるため、端子3−4間には7へリスクlの電圧−電流
特性曲線Llに従って制限された極〈僅かの電流が流れ
るだけである。一方、サージ電圧入力等によって、バリ
スタlの分圧電圧■1かそのバリスタ電圧Vzを越えよ
うとすると、バリスタ1がバリスタ電圧Vzでオン状態
になり、第7図の特性曲線L1に従って大電流が流れよ
うとする。ところが、へリスク1には正特性サーミスタ
2が直列に接続されている。正特性サーミスタ2の1圧
−電流特性は、曲線L2で示される如く、電圧か高くな
ると電流を絞る特性である。このため、端子3−4間の
全体としての電流は正特性サーミスタ2の電圧−電流特
性によって制限された小さな値となり、/バリスタ1の
破壊が防止されることとなる。しかも、上述の電流制御
機能は、従来のヒユーズ等を用いたものと異なって、入
力電圧の変動に追従して迅速に行なわれるから、過渡現
象等のように、時間的変動の速い電圧変動に対しても充
分追従することができる。また、サージ電圧が通過した
後は、バリスタ1及び正特性サーミスタ2は自己回復機
能により、サージ電圧入力前の状態に直ちに回復するか
ら、ヒユーズ等と異なって、当該非直線性素子によって
保護しようとする回路または機器の機能停止を招くこと
もない。
更に、正特性サーミスタ2は自己発熱のみならず、外部
からの加熱によって特定温度Tpを越した場合も、抵抗
値が急激に増大する。従って、正特性サーミスタ2を熱
検出素子として発熱部分に熱結合させることにより、当
該部品を温度上昇に伴う過熱から保護し得る過熱保護機
能をも併せ持つ非直線性素子を実現することができる。
また、正特性サーミスタ2を接続しても、バリスタ1と
しての基本的な機能が失れる訳ではなく、静電容量Cz
はそのまま存在するから、雑音消去機能をも備えた非直
線性素子となる。
上記説明では、バリスタlと正特性サーミスタ2とをそ
れぞれ一個づつ備えたものについて説明したが、バリス
タ1及び正特性サーミスタ2の個数は対象とする入力電
圧の値に応して複数個とし、直列または並列に接続され
たバリスタ群と、回杆の接続に成る正特性サーミスタ群
とを直列に接わ5する回路構成としてもよい。なお、バ
リスタ1は、シリコンカーバイト(SiC)系、酸化錫
(5n02 )系、酸化鉄(Fe203)系、酸化チタ
ン(Ti02)系等またはZnO系等、従来より知られ
ているものを広く使用することができる。
次に実施例により、本発明に係る非直線性素子の共体的
な構造について説明する。
実施例 第8図乃・金弟19図は何れも本発明に係る非++’+
’、 !i性素子の各実施例を示している。まず、第8
図及び第9図の実施例では、円板または角板状等の適当
な形状に形成されたバリスタ素体101の厚さ方向の両
面に、電極102及び103を形成したバリスタ1と、
これと同様の形状のサーミスタ人体201の厚さブノ向
の両面に電極202及び203を被着形成した正特性サ
ーミスタ2とを、電極103と電極202が互いに対接
するようにして直列に重ね合せ、電極102及び電極2
03にリード線3及び4を半田5及び6によって固着し
、全体を絶縁樹脂7によって被覆した構造となっている
。電極103と電極202との間は電極形成用もしくは
接着用の導電性ペーストまたは半田等によって固着する
本発明に係る非直線性素子は、基本的には第4図の等価
回路を構成すれば良く、従ってバリスタlと正特性サー
ミスタ2とを別個の単体として、リード線等て直列接続
する構造を取ることも可能であるが、第8図及び第9図
に示すように、バリスタ1と正特性サーミスタ2とを互
いに接着して一体化した構造であると、小型かつ軽量で
、コストの安価な非直線性素子が得られる。
次に第10図及び第11図の実施例の基本的な構造は、
第8図及び第9図に示したものと同様であるが、リード
線3.4の引出構造が異なる。即ち第8図及び第9図の
実施例では、リード線3゜4を軸方向に引出していたが
、第10図及びi11図の実施例では1)−ド線3.4
はラジアル方向に引出しである。このような構造である
と、′1E1部品として多用されている他のディスクリ
ート部品と同様に扱う  ことができるので、プリント
回路ノ。(板に対して自動装着機によって自動装♀jて
きる等の利点か得られる。
次に第12図及び第13図の実施例では、正特性サーミ
スタ2の一面側に設けて電極203を接地板8に半田等
の導電性接着材によって固着すると共に、バリスタ1の
電極、102にネジど9の結合機構をイjする金具端子
9を同様の導電性接着材によって固71シた構造となっ
ている。このような構造であると、入力☆;16子の電
力容量か大きくなるから、誘導雷、雷サージもしくは自
動車のバッテリ等の高エネルギー源または高圧電源回路
等に使用するのに好適な非直線性素子が得られる。また
、接地板8を発熱源に熱結合させることにより、過熱保
護機能を有する非直線性素子として使用することも11
丁能である。
更に第141Δ及び第15図の実施例では、バリスタ1
の電極102及び正特性サーミスタ2の電極203に、
ネジ等の結合機構を有する金具端子10及び11ぞ固着
した構造となっている。この実施例の場合も、誘導雷、
雷サージもしくは自動車のバッテリ等の高エネルギー源
または高圧電源回路等に使用するのに好適な非直線性素
子が得られる。しかも金具端子10.11にネジ等の結
合機構を有しているので、複数の非直線硅素子を直列に
接続し、より大容量化することかできる。
第16図及び第17図の実施例ては、バリスタ1に対し
て複数個の正特性サーミスタ2を直列に接続したものを
示し、また第18図及び第19図の実施例では、バリス
タ1に対して複数の正特性サーミスタ2を並列に接続し
たものを示している。複数の正特性サーミスタ2を並列
接続する手段として、第19図の実施例では一個の正特
性サーミスタ素体の一面側に分割型gi12〜14を設
け、これらを電気的に共通に接続すると共に、他面側に
共通電極15を設け、該共通電極15にバリスタ1の電
極103を固着した構造となってい 。
る。
本発明の効果 以ヒ述べたように、本発明は、バリスタと正特性サーミ
スタとを゛電気的に直列に接続して成ることを特徴とす
るから、過渡応答特性が良好で、自己回復機能を持ち、
各種回路機器を過渡的異常高電圧から保護する機能に優
れ、しかも雑音除去機能及び温度」二昇に伴う過熱から
保護する機能をも併せ持つ多機能複合型の非直線性素子
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はバリスタの電圧−電流特性図、第2図はバリス
タの電気的等価回路図、第3図はバリスタに対してヒユ
ーズによる保護機能を持たせた従来の電気回路図、第4
図は本発明に係る非直線性素子の電気的等価回路図、第
5図は正特性サーミスタの抵抗温度特性図、第6図は同
じく電圧−電流特性図、第7図は本発明に係る非直線性
素子の動作を示すための電圧−電流特性図、第8図は本
発明に係る非直線性素子の正面断面図、第9図はその側
面図、第10図は本発明に係る非直線性素子の別の実施
例における正面断面図、第11図は同じくその側面図、
第12図は本発明に係る非直線性素子の更に別の実施例
における正面断面図、第13図は同じくその側面図、第
14図は本発明に係る非直線性素子の更に別の実施例に
おける正面断面図、第15図は同じくその側面図、第1
6図は本発明に係る非直線性素子の別の実施例における
電気回路接続図、第17図は同じくその具体的な構造を
示す正面断面図、第18図は更に別の実施例における電
気回路接続図、第19図は同じくその具体的な構造を示
す正面断面図である。 l・・・/ヘリスフ 2・・・正特性サーミスタ第1図 第2図 第3図 第4図 第5図 第6図 1       ど 第14図     第15図 第16図 第19図 手糸完ネ山正書 昭和58年4月28日 2、発明の名称 非直線性素子 3、補正をする者 事件との関係  特許出願人 住所   東京都中央区日本橋−丁目13番1号氏名 
  (306)ティーディーケイ株式会社代表者  大
 歳  寛

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)  バリスタと正特性サーミスタとを電気的に1
    1り列に接sa して成ることを特徴とする非直性素子
    。 (2) 前記バリスタと前記正特性サーミスタと。 は、′心構の一つを互いに対接させて結合したことを特
    徴とする特許請求の範囲第1項に記載の非直線性素子。 (3) 、  +iD記バリスタと前記正特性サーミス
    タの他の゛「し極に、それぞれリード端子を接続したこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第2項に記載の非直線性
    素子。 (4) 前記リード端子のそれぞれは、前記/Xリスク
    及び前記正特性サーミスタの電極形成面と直交する方向
    に引出したことを特徴とする特許請求の範囲第3項に記
    載の非直線性素子。 ′  (55前記リード端子のそれぞれは、前記/大す
    スク及び前記正特性サーミスタの電極形成面と平行する
    方向に引出したことを特徴とする特2’l、ji’J求
    の範囲第3項に記載の非直線性素子。 (6) 前記リード端子の少−なくとも一つは、結合機
    構(−jの金具端子で成ることを特徴とする特1.′I
    51!j求の範囲第3項に記載の非直線性素子。 (7) 前記リード端子の他ブラは、接地板または放熱
    板で成ることを特徴とする特訓i:j’l求の範囲第6
    項に記載の非直線性素子。
JP1099683A 1983-01-26 1983-01-26 非直線性素子 Pending JPS59136901A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0626203U (ja) * 1992-07-23 1994-04-08 岡谷電機産業株式会社 保安機構付バリスタ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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