JPS5912943A - 金属表面を有するポリアミド成型物の製造方法 - Google Patents
金属表面を有するポリアミド成型物の製造方法Info
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- JPS5912943A JPS5912943A JP12129782A JP12129782A JPS5912943A JP S5912943 A JPS5912943 A JP S5912943A JP 12129782 A JP12129782 A JP 12129782A JP 12129782 A JP12129782 A JP 12129782A JP S5912943 A JPS5912943 A JP S5912943A
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- polyamide formed
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は金属化された表面を有するポリアミド成型品の
製造法に関し、その目的とする所はポリアミド系成激物
にその物性低下を伴うことなく、均一かつ堅牢なメッキ
を施すことにある。
製造法に関し、その目的とする所はポリアミド系成激物
にその物性低下を伴うことなく、均一かつ堅牢なメッキ
を施すことにある。
高分子成型物の表面を金属メッキすることはすでに広く
知られているが、この場合、メッキ処理に先立って金属
の付着性を向上させる為にエツチングと称される前処理
を行ない、成型物の表面を粗面化する工程が必要である
。ポリアミド系成型物のエツチングの際は、塩酸、硫酸
。
知られているが、この場合、メッキ処理に先立って金属
の付着性を向上させる為にエツチングと称される前処理
を行ない、成型物の表面を粗面化する工程が必要である
。ポリアミド系成型物のエツチングの際は、塩酸、硫酸
。
リン酸、硝酸・などの無機酸、ギ酸、酢酸、モノクロル
酢酸、ジクロル酢酸、トリクロル酢酸などの有機酸およ
びこれらの水溶液、塩化カルシウム、臭化カルシウム、
塩化リチウム、臭化リチウム、塩化亜鉛、ロダンカルシ
ウムなどの無機塩のメタノールもしくはエタノール溶液
といつたポリアミドを溶解する溶剤で処理し、表面を粗
面化する方法が従来性なわれている。しかし、これらの
溶剤はポリアミドの表面を浸蝕する効果は有しているも
、のの、浸透性が著しく大きい為、ポリアミド成型物の
内部に深く浸透し、その結果、ポリアミド系成型物を脆
化させたり、収縮、硬化させたりする欠点を有している
。このように従来の方法では、表面のみを処理すること
は非常に難かしくメッキに適した表面状態を得ることは
困難であった。
酢酸、ジクロル酢酸、トリクロル酢酸などの有機酸およ
びこれらの水溶液、塩化カルシウム、臭化カルシウム、
塩化リチウム、臭化リチウム、塩化亜鉛、ロダンカルシ
ウムなどの無機塩のメタノールもしくはエタノール溶液
といつたポリアミドを溶解する溶剤で処理し、表面を粗
面化する方法が従来性なわれている。しかし、これらの
溶剤はポリアミドの表面を浸蝕する効果は有しているも
、のの、浸透性が著しく大きい為、ポリアミド成型物の
内部に深く浸透し、その結果、ポリアミド系成型物を脆
化させたり、収縮、硬化させたりする欠点を有している
。このように従来の方法では、表面のみを処理すること
は非常に難かしくメッキに適した表面状態を得ることは
困難であった。
本発明者らは、ポリアミド系成型物の形状や性質を大き
く損うことな〈従来法によるエツチングを行なわないで
効率的にメッキ可能な表面を形成する方法について鋭意
検討した結果、本発明に到達したものである。
く損うことな〈従来法によるエツチングを行なわないで
効率的にメッキ可能な表面を形成する方法について鋭意
検討した結果、本発明に到達したものである。
すなわち、本発明はポリアミド成型物を電離した活性ガ
スの雰囲気中で処理した後、これに無電解メッキ処理を
施すことを特徴とする金属表面を有するポリアミド成型
物の製造方法である。
スの雰囲気中で処理した後、これに無電解メッキ処理を
施すことを特徴とする金属表面を有するポリアミド成型
物の製造方法である。
更に、本発明について述べると、一般に金属を繊維の表
面へ付着するに轟っては、蒸着法が一般的に行なわれて
いるが、この方法では本発明が対象とするポリアミド繊
維の有する柔軟性。
面へ付着するに轟っては、蒸着法が一般的に行なわれて
いるが、この方法では本発明が対象とするポリアミド繊
維の有する柔軟性。
フレキシビリティ−が損われ、且つ、蒸着された皮膜の
耐久性も悪いといった欠陥がある。一方、無電解メッキ
法の場合、上記の問題は解消されるものの、メッキ加工
前に金属の付着性を向上させるため、酸によるエツチン
グ処理(特に脂肪族ポリアミドに適用される。)を行な
い繊維表面を粗面化しておくことが不可欠である。
耐久性も悪いといった欠陥がある。一方、無電解メッキ
法の場合、上記の問題は解消されるものの、メッキ加工
前に金属の付着性を向上させるため、酸によるエツチン
グ処理(特に脂肪族ポリアミドに適用される。)を行な
い繊維表面を粗面化しておくことが不可欠である。
しかしながら、一方ではこのエツチング処理によりポリ
エステル繊維の内部も浸蝕され、被処理物の物性が大巾
に低下するという致命的な問題が生じるのである。
エステル繊維の内部も浸蝕され、被処理物の物性が大巾
に低下するという致命的な問題が生じるのである。
この点、本発明者らは該ポリエステル成型物を電離した
活性ガスの雰囲気中で処理することにより、その物性を
損うことなく、エツチング処理以上の金属付着効果を奏
する粗面化された成型物が得られることを知った。
活性ガスの雰囲気中で処理することにより、その物性を
損うことなく、エツチング処理以上の金属付着効果を奏
する粗面化された成型物が得られることを知った。
本発明においてはポリアミド成型物(ここでは成型物と
は繊維材料、フィルム状物などを言う)を活性ガスの電
離した雰囲気中で処理後(いわゆるプラズマ処理後)、
該金属被覆成型物を金属化しようとする金属塩水溶液中
に浸漬し、前記金属と目的とする金属との還元反応を行
なわしめる、いわゆる無電解メッキ法により、金属化さ
れた表面を有するポリアミド成型物を提供するものであ
る。
は繊維材料、フィルム状物などを言う)を活性ガスの電
離した雰囲気中で処理後(いわゆるプラズマ処理後)、
該金属被覆成型物を金属化しようとする金属塩水溶液中
に浸漬し、前記金属と目的とする金属との還元反応を行
なわしめる、いわゆる無電解メッキ法により、金属化さ
れた表面を有するポリアミド成型物を提供するものであ
る。
先ず、成型物を粗面化するに当って、電離状のいずれで
も可能であるが、高周波型のものが取り扱いが便利であ
る。
も可能であるが、高周波型のものが取り扱いが便利であ
る。
この操作条件は処理時間によっても異なるが数IIjH
Iの圧力下での低温プラズマ処理あるいは更に低い圧力
でのグロー放電処理などが好ましい。処理時間が秒のオ
ーダーで極めて短いときは、数10wJHP以上の圧力
で高温プラズマ処理をするのもよい。
Iの圧力下での低温プラズマ処理あるいは更に低い圧力
でのグロー放電処理などが好ましい。処理時間が秒のオ
ーダーで極めて短いときは、数10wJHP以上の圧力
で高温プラズマ処理をするのもよい。
ここで活性ガスとはそれが電離した場合にポリアミドと
反応するガスのことであって、酸素。
反応するガスのことであって、酸素。
アンモニア、亜硫酸ガス、空気などの常温、常圧で気体
のものや水蒸気等を総称する。
のものや水蒸気等を総称する。
さらに上記の活性ガスに窒素、アルゴン、ヘリウムなど
の不活性ガスを混合して用いてもよい。
の不活性ガスを混合して用いてもよい。
これらガスが電離した状態で成型品が如何なる機構で反
応が起っているのかは明確ではないが、たとえば酸素を
用いた場合、単なる加熱による酸化の場合のような腐蝕
孔は認められず、しかも短時間、低温度で効果を示す。
応が起っているのかは明確ではないが、たとえば酸素を
用いた場合、単なる加熱による酸化の場合のような腐蝕
孔は認められず、しかも短時間、低温度で効果を示す。
その際、ポリアミド系成型物は表免に微細孔を形成する
と同時に酸素がカルボキシル基、水酸基などを形成し、
メッキ処理時の処理液による濡れを良くするものと考え
られる。
と同時に酸素がカルボキシル基、水酸基などを形成し、
メッキ処理時の処理液による濡れを良くするものと考え
られる。
かくして、低温かつ短時間でポリアミド成型物の力学的
特性を失なうことなく表面処理ができる。
特性を失なうことなく表面処理ができる。
次に、プラズマ処理した成型物に無電解メッキを施すが
、このメッキ法自体よく知られているように、感応性付
与処理→活性化処理→無電解メッキという予備処理工程
を含んだ形で実施するのが適当である。その−例を記す
と、プラズマ処理した成型物に、先ず感応性付与処理と
して、例えば、塩化第一スズを含む塩酸水溶液中に常温
5分間浸漬処理し、水洗後105℃5分間乾燥する。次
いで活性化処理として金、白金、パラジウム等の安全
を含有する塩酸溶液、例えば塩化パラジウムの塩酸溶
液に常温2分間浸漬処理し、未反応の塩化パラジウムを
十分に水洗し除去する。最後にニッケル、銅、スズなど
の金属を含有するメッキ液を用いて無電解メッキ処理を
行なえばよい。
、このメッキ法自体よく知られているように、感応性付
与処理→活性化処理→無電解メッキという予備処理工程
を含んだ形で実施するのが適当である。その−例を記す
と、プラズマ処理した成型物に、先ず感応性付与処理と
して、例えば、塩化第一スズを含む塩酸水溶液中に常温
5分間浸漬処理し、水洗後105℃5分間乾燥する。次
いで活性化処理として金、白金、パラジウム等の安全
を含有する塩酸溶液、例えば塩化パラジウムの塩酸溶
液に常温2分間浸漬処理し、未反応の塩化パラジウムを
十分に水洗し除去する。最後にニッケル、銅、スズなど
の金属を含有するメッキ液を用いて無電解メッキ処理を
行なえばよい。
本発明でいうポリアミドとは、ナイロン6゜ナイロン6
6、ナイロン12.芳香族ポリアミドあるいはこれらを
主体とする共重合ポリアミドが具体的に例示されるが、
特に限定されるものではない。
6、ナイロン12.芳香族ポリアミドあるいはこれらを
主体とする共重合ポリアミドが具体的に例示されるが、
特に限定されるものではない。
唯、芳香族ポリアミドとしては特にポリパラフェニレン
テレフタルアミド、ポリメタフェニレンイソ7タルアミ
ド、芳香族ポリエーテルアミド、芳香族ポリサルファイ
ドアミド、芳香族ポリスルホンアミド、芳香族ポリメチ
L/77 ミド芳香族ポリケトンアミド、芳香族ポリア
ミンアミド及びこれらの共重合体の如き全芳香族ポリア
ミドが好ましく用いられる。
テレフタルアミド、ポリメタフェニレンイソ7タルアミ
ド、芳香族ポリエーテルアミド、芳香族ポリサルファイ
ドアミド、芳香族ポリスルホンアミド、芳香族ポリメチ
L/77 ミド芳香族ポリケトンアミド、芳香族ポリア
ミンアミド及びこれらの共重合体の如き全芳香族ポリア
ミドが好ましく用いられる。
尚、芳香族ポリアミド系重合体の場合は、酸。
アルカリに対する耐薬品性が良好であるので、薬品によ
る表面の粗面化は非常に困難であり、メッキに適した表
面を得ることが困難であるという欠点を有している。
る表面の粗面化は非常に困難であり、メッキに適した表
面を得ることが困難であるという欠点を有している。
この点、本発明は芳香族ポリアミド重合体の形状や性質
を大きく損うことなく、効果的にメッキ可能な表面を得
るために電離した活性ガスの雰囲気中で処理し、これに
より均一、かつ堅牢なメッキを施すことが可能になる。
を大きく損うことなく、効果的にメッキ可能な表面を得
るために電離した活性ガスの雰囲気中で処理し、これに
より均一、かつ堅牢なメッキを施すことが可能になる。
以上述べたように、本発明によればポリアミド成型品の
無電解メッキに当り、従来不可欠とされていたエツチン
グ工程を省略し得、しかも該エツチング処理以上の効果
を呈する粗面化成型品を得、これに無電解メッキを施す
ので、脆化、収縮、硬化がなく、摩擦堅牢性、煮沸堅牢
性に優れたメッキ物を提供するものである。
無電解メッキに当り、従来不可欠とされていたエツチン
グ工程を省略し得、しかも該エツチング処理以上の効果
を呈する粗面化成型品を得、これに無電解メッキを施す
ので、脆化、収縮、硬化がなく、摩擦堅牢性、煮沸堅牢
性に優れたメッキ物を提供するものである。
実施例1
1260de/192 fitのナイロン6 マルチフ
ィラメントを経糸および緯糸に用いて経方向。
ィラメントを経糸および緯糸に用いて経方向。
緯方向ともに35本/インチの織密度で織成し、平織布
帛を作成し、次いで該布をメタノール:アセトン=1/
l(重量比)の溶液中で脱脂、乾燥後、高周波銹導式の
プラズマ装置中で活性化した酸素ガスを流し、λ中度5
Ws〜で20分間処理した。この時の雰囲気温度は約6
0℃であった。処理品は風合劣化もなく良好であった。
帛を作成し、次いで該布をメタノール:アセトン=1/
l(重量比)の溶液中で脱脂、乾燥後、高周波銹導式の
プラズマ装置中で活性化した酸素ガスを流し、λ中度5
Ws〜で20分間処理した。この時の雰囲気温度は約6
0℃であった。処理品は風合劣化もなく良好であった。
続いて、従来から広く知られている方法に従って塩化第
一スズ10f1塩酸20CC,水1000田よりなる感
応性付与処理液中に常温で5分間浸漬し、感応性を付与
した。これを水洗、乾燥後(105℃で10分間)塩化
パラジウムIF。
一スズ10f1塩酸20CC,水1000田よりなる感
応性付与処理液中に常温で5分間浸漬し、感応性を付与
した。これを水洗、乾燥後(105℃で10分間)塩化
パラジウムIF。
塩酸5CC,水1ooocc!、9なる活性化付与処理
液中に常温で2分間浸漬し、活性化処理を行ない、未反
応の塩化パラジウムを水洗後乾燥しく105℃、10分
)、硫酸ニッケル80f1塩化アンモン40t、酢酸ソ
ーダ10t1次亜リン酸ソーダ40f1水1000CC
よりなる無電解メッキ処理液中に35℃で3分間浸漬し
、無電解ニッケルメッキを行ない水洗後、105℃で1
5分間乾燥した。得られたニッケル表面を有するポリア
ミド布帛は非常に均一なニッケル被膜を有していた。プ
ラズマ処理を行なわないものについて同様の実験を行っ
たが、不均一なメッキ物しか得られなかった(比較例1
)。
液中に常温で2分間浸漬し、活性化処理を行ない、未反
応の塩化パラジウムを水洗後乾燥しく105℃、10分
)、硫酸ニッケル80f1塩化アンモン40t、酢酸ソ
ーダ10t1次亜リン酸ソーダ40f1水1000CC
よりなる無電解メッキ処理液中に35℃で3分間浸漬し
、無電解ニッケルメッキを行ない水洗後、105℃で1
5分間乾燥した。得られたニッケル表面を有するポリア
ミド布帛は非常に均一なニッケル被膜を有していた。プ
ラズマ処理を行なわないものについて同様の実験を行っ
たが、不均一なメッキ物しか得られなかった(比較例1
)。
JIS−L−0841i1法に準する学振型摩擦堅牢度
試験機を用いた摩擦テストや100℃の熱水中で60分
間煮沸する煮沸テストの結果についてもプラズマ処理を
行なったものは表−1に示すとおり良好であった。
試験機を用いた摩擦テストや100℃の熱水中で60分
間煮沸する煮沸テストの結果についてもプラズマ処理を
行なったものは表−1に示すとおり良好であった。
表 −1
(5級良好)
**重量減 チ
実施例2
厚さ100μのナイロン66の2軸延伸フイルムを実施
例1と同様の方法でプラズマ処理し、次いで感応性付与
処理、活性化処理を行った後、硫flifll Of、
塩化アンモ15f10モ塩31.ハイドaサルファイ
ド5f、水1000頭よりなる化学銅メッキ浴中で常温
で5分間処理し、銅表面を有するポリアミドフィルムを
得た。このフィルムについて実施例1と同様の方法で堅
牢度テストを行った結果は、メッキ被覆の脱落が少なく
良好であった、比較例1と同様プラズマ処理を行なわな
いものについ2て同様の実験を行ったが、表−2に示す
ごとく堅牢度テストの結果は不良であった。
例1と同様の方法でプラズマ処理し、次いで感応性付与
処理、活性化処理を行った後、硫flifll Of、
塩化アンモ15f10モ塩31.ハイドaサルファイ
ド5f、水1000頭よりなる化学銅メッキ浴中で常温
で5分間処理し、銅表面を有するポリアミドフィルムを
得た。このフィルムについて実施例1と同様の方法で堅
牢度テストを行った結果は、メッキ被覆の脱落が少なく
良好であった、比較例1と同様プラズマ処理を行なわな
いものについ2て同様の実験を行ったが、表−2に示す
ごとく堅牢度テストの結果は不良であった。
表 −2
実施例3
1500de/1000filのクプラー■(Du p
ant社製品)マルチフィラメント経糸および緯糸に用
いて経方向、緯方向とも30本/インチの織密度で織成
L、−’す戻しぐLχ−りづワレクー±Z1め平織布3
0X30 木/ 帛を作成し、次いで該布をメタノール:アセン) =
1/1 (重量比)溶液中で脱脂、乾燥後、高周波誘導
式のプラズマ装置中で活性ガスとして酸素を流し、真空
度5 y Hpで20分間処理した。
ant社製品)マルチフィラメント経糸および緯糸に用
いて経方向、緯方向とも30本/インチの織密度で織成
L、−’す戻しぐLχ−りづワレクー±Z1め平織布3
0X30 木/ 帛を作成し、次いで該布をメタノール:アセン) =
1/1 (重量比)溶液中で脱脂、乾燥後、高周波誘導
式のプラズマ装置中で活性ガスとして酸素を流し、真空
度5 y Hpで20分間処理した。
この時の雰囲気温度は約60℃であった。処理品は風合
劣化もなく良好であった。続いて従来から広く知られて
いる方法に従って塩化第一スズ102、塩酸20CC,
水1000CCよりなる液中に常温で5分間浸漬し感応
性を付与し、水洗。
劣化もなく良好であった。続いて従来から広く知られて
いる方法に従って塩化第一スズ102、塩酸20CC,
水1000CCよりなる液中に常温で5分間浸漬し感応
性を付与し、水洗。
乾燥後(105℃で10分間)、塩化パラジウAlf、
塩酸5cr−1水1000ceよ沙なる活性化付与処理
液中に常温で2分間浸漬し、活性化処理を行なった。そ
の後、未反応の塩化パラジウムを水洗除去してからフィ
ルムを乾燥(105℃、10分)した。次いで硫酸ニッ
ケル80 f。
塩酸5cr−1水1000ceよ沙なる活性化付与処理
液中に常温で2分間浸漬し、活性化処理を行なった。そ
の後、未反応の塩化パラジウムを水洗除去してからフィ
ルムを乾燥(105℃、10分)した。次いで硫酸ニッ
ケル80 f。
塩化アンセン40f1酢酸ソーダ10F、次亜リン酸ソ
ーダ40f、水1000Cx、よりなる無電解メッキ処
理液中に33℃で3分間浸漬し、無電解ニッケルメッキ
を行ない、水洗後105℃で15分間乾燥した。得られ
たニッケル表面を有する芳香族ポリアミド布帛は非常に
均一なニッケル被膜を有していた。一方、プラズマ処理
を行なわないものについて同様の実験を行ったが、不均
一なメッキ物しか得られず堅牢性も低かった。これに対
してプラズマ処理を行なったものは摩擦9煮沸テストの
結果も劃3に示すとおり良好であった。
ーダ40f、水1000Cx、よりなる無電解メッキ処
理液中に33℃で3分間浸漬し、無電解ニッケルメッキ
を行ない、水洗後105℃で15分間乾燥した。得られ
たニッケル表面を有する芳香族ポリアミド布帛は非常に
均一なニッケル被膜を有していた。一方、プラズマ処理
を行なわないものについて同様の実験を行ったが、不均
一なメッキ物しか得られず堅牢性も低かった。これに対
してプラズマ処理を行なったものは摩擦9煮沸テストの
結果も劃3に示すとおり良好であった。
表 −3
実施例4
パックユニしンジアミン25モルチ、テレフタル酸クロ
リド50モル% & 4/−ジアミノジフェニルエーテ
ル25七ルチからなる芳香族ポリエーテルアミドから通
常の方法で製造した、厚さ100μの2軸延伸フイルム
を実施例3と同様の方法でプラズマ処理し、次いで感応
性付与処理、活性化処理を行なった後、硫酸鋼10y、
壇化アンモン5f、ロッシェルjJ[3F、ハイドロサ
ルファイド5?、水1000CCよりなる化学鋼メッキ
浴中で常温で5分間処理し、銅表面を有する芳香族ポリ
アミドフィルムを得た。
リド50モル% & 4/−ジアミノジフェニルエーテ
ル25七ルチからなる芳香族ポリエーテルアミドから通
常の方法で製造した、厚さ100μの2軸延伸フイルム
を実施例3と同様の方法でプラズマ処理し、次いで感応
性付与処理、活性化処理を行なった後、硫酸鋼10y、
壇化アンモン5f、ロッシェルjJ[3F、ハイドロサ
ルファイド5?、水1000CCよりなる化学鋼メッキ
浴中で常温で5分間処理し、銅表面を有する芳香族ポリ
アミドフィルムを得た。
実施例3と同様の方法で堅牢度テストを行った結果、良
好なメッキ物であることが確聞された。
好なメッキ物であることが確聞された。
更に、比較例3と同様プラズマ処理を行なわない本のに
ついて同様の実験を行ったが、表−4に示すごとく堅牢
度テストの結果は著しく不良であった。
ついて同様の実験を行ったが、表−4に示すごとく堅牢
度テストの結果は著しく不良であった。
表 −4
Claims (1)
- (1) ポリアミド系成型物を電離した活性ガスの雰
囲気中で処理した後、これに無電解メッキ処理を施すこ
とを特徴とする金属表面を有するポリアミド成型物の製
造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12129782A JPS5912943A (ja) | 1982-07-14 | 1982-07-14 | 金属表面を有するポリアミド成型物の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12129782A JPS5912943A (ja) | 1982-07-14 | 1982-07-14 | 金属表面を有するポリアミド成型物の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5912943A true JPS5912943A (ja) | 1984-01-23 |
Family
ID=14807769
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12129782A Pending JPS5912943A (ja) | 1982-07-14 | 1982-07-14 | 金属表面を有するポリアミド成型物の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5912943A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JPS63262476A (ja) * | 1987-04-17 | 1988-10-28 | Meiban Kogei Kk | パタ−ンの形成方法 |
US4956197A (en) * | 1986-10-27 | 1990-09-11 | International Business Machines Corporation | Plasma conditioning of a substrate for electroless plating |
EP1366207A1 (en) * | 2001-03-06 | 2003-12-03 | Ryu, Seung-Kyun | Plating method of metal film on the surface of polymer |
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-
1982
- 1982-07-14 JP JP12129782A patent/JPS5912943A/ja active Pending
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