JPS5912756Y2 - 磁気ヘツドのコア - Google Patents
磁気ヘツドのコアInfo
- Publication number
- JPS5912756Y2 JPS5912756Y2 JP14191877U JP14191877U JPS5912756Y2 JP S5912756 Y2 JPS5912756 Y2 JP S5912756Y2 JP 14191877 U JP14191877 U JP 14191877U JP 14191877 U JP14191877 U JP 14191877U JP S5912756 Y2 JPS5912756 Y2 JP S5912756Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic head
- gap
- core
- magnetic
- head core
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Magnetic Heads (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は磁気ヘッドのコア材の研磨工程前の製造中間体
としての形状に関し、ギャップ面の整合を良くし、つま
りギャップ面のズレや離脱をなくし磁気ヘッドの感度を
高めようとするものである。
としての形状に関し、ギャップ面の整合を良くし、つま
りギャップ面のズレや離脱をなくし磁気ヘッドの感度を
高めようとするものである。
従来、左右のコア１２が突き合わされ、前部ギャップ３
にはスペーサー４が挿入され後部ギャップ５側には巻線
組６が通されている磁気ヘッドのコア組７において前後
部ギャツ、プβ、５の整合方法とじて第１図に示される
ような方法があった。
にはスペーサー４が挿入され後部ギャップ５側には巻線
組６が通されている磁気ヘッドのコア組７において前後
部ギャツ、プβ、５の整合方法とじて第１図に示される
ような方法があった。
つまり左右のコア１，２は板バネ８をもって互に押し付
けられ更に前部キャップ３の頂点部９に受は部材１０を
当接させ後部ギャップ５側から押圧力１１を加える事に
より前後部ギャップ３，５を整合していた。
けられ更に前部キャップ３の頂点部９に受は部材１０を
当接させ後部ギャップ５側から押圧力１１を加える事に
より前後部ギャップ３，５を整合していた。
このような従来の方法では前部ギャップ３には後部ギャ
ップ５よりの押圧力１１により応力が加わり第３図の如
くだれてしまったり歪んだりして磁気抵抗が増加し、例
えば録再ヘッドでは感度が極めて悪くなる。
ップ５よりの押圧力１１により応力が加わり第３図の如
くだれてしまったり歪んだりして磁気抵抗が増加し、例
えば録再ヘッドでは感度が極めて悪くなる。
また第２図のように左右のコア１．２が傾きやすく、そ
の為に前、後部ギャップ３．５がずれ上記と同様感度が
悪くなる要因となっている。
の為に前、後部ギャップ３．５がずれ上記と同様感度が
悪くなる要因となっている。
本考案は上記の欠点を解除する為に特殊の形状をした左
右のコア材１２．１３を用いることにより押圧力１１を
前部ギャップ３の頂点部９がら離れた位置で受けること
により前部ギャップ３のだれ、ずれ、歪みをなくし高特
性を得ようとするものである。
右のコア材１２．１３を用いることにより押圧力１１を
前部ギャップ３の頂点部９がら離れた位置で受けること
により前部ギャップ３のだれ、ずれ、歪みをなくし高特
性を得ようとするものである。
以下に図面により本考案について説明すると第４図のよ
うに左右のコア１２，１３のテープ摺接側端面１ａ、２
ａに前部ギャップ３の頂点部９より上方に基準平面１ｂ
、２ｂを持っ突部ＩＣ，２Ｃを前部ギャップ端面１ｄ、
２ｄより離して設ける。
うに左右のコア１２，１３のテープ摺接側端面１ａ、２
ａに前部ギャップ３の頂点部９より上方に基準平面１ｂ
、２ｂを持っ突部ＩＣ，２Ｃを前部ギャップ端面１ｄ、
２ｄより離して設ける。
この形状により左右のコア１２．１３は基準平面１ｂ、
２ｂにより平面で受は部材１０と当接する為、左右のコ
ア１２．１３が安定して保持され前後部ギャップ３，５
は安定した整合が得られるのでずれることはなく、また
突部１ｃ、２ｃが前部ギャップ３より離れているので前
部ギャップへ応力が加わらず前部ギャップ端面１ｄ、２
ｄはだれることもなく歪も生じない。
２ｂにより平面で受は部材１０と当接する為、左右のコ
ア１２．１３が安定して保持され前後部ギャップ３，５
は安定した整合が得られるのでずれることはなく、また
突部１ｃ、２ｃが前部ギャップ３より離れているので前
部ギャップへ応力が加わらず前部ギャップ端面１ｄ、２
ｄはだれることもなく歪も生じない。
次に本考案の一実施例を第５図に沿って説明するとスペ
ーサー４が前部ギャップ３に挿入され、巻線組６が挿入
された状態で前記左右のコア１２．１３に跨がる板バネ
８で前後部ギャップ３，５を押えつけた磁気ヘッドのコ
ア組１４の前後部ギャップ３，５のずれをなくす為に左
右のコア１２．１３のテープ摺接片１ａ、２ａ上に設け
た突部１ｃ、２ｃの基準平面１ｂ、２ｂに受は部材１０
を当接させ後部ギャップ５側に押圧伝達部材１５を当接
させ押圧力１１を磁気ヘッドのコア組１４に加える。
ーサー４が前部ギャップ３に挿入され、巻線組６が挿入
された状態で前記左右のコア１２．１３に跨がる板バネ
８で前後部ギャップ３，５を押えつけた磁気ヘッドのコ
ア組１４の前後部ギャップ３，５のずれをなくす為に左
右のコア１２．１３のテープ摺接片１ａ、２ａ上に設け
た突部１ｃ、２ｃの基準平面１ｂ、２ｂに受は部材１０
を当接させ後部ギャップ５側に押圧伝達部材１５を当接
させ押圧力１１を磁気ヘッドのコア組１４に加える。
このようにすることにより左右のコア１２．１３によっ
て形成される前後部ギャップ３゜５は受は部材１０と基
準平面１ ｂ、 ２ ｂとの安定した当接によりずれる
ことがなく極めて良好に整合する。
て形成される前後部ギャップ３゜５は受は部材１０と基
準平面１ ｂ、 ２ ｂとの安定した当接によりずれる
ことがなく極めて良好に整合する。
そして受は部材１０と当接する基準平面１ｂ、２ｂを有
する突部ＩＣ，２Ｃは前部ギャップ３より離れている為
に押圧力１１による応力が前部ギャップ３に働かず、前
部ギャップ端面１ｄ。
する突部ＩＣ，２Ｃは前部ギャップ３より離れている為
に押圧力１１による応力が前部ギャップ３に働かず、前
部ギャップ端面１ｄ。
２ｄがだれることもなく、また前部ギャップ３の頂点部
９が歪むこともないので感度は良好になる。
９が歪むこともないので感度は良好になる。
なお該突部１ｃ、２ｃは磁気ヘッドとして磁気テープが
前部ギャップ３を摺接する時は邪魔になるが磁気テープ
摺接面１ａ、２ａの研磨の際に消滅してしまうので問題
ない。
前部ギャップ３を摺接する時は邪魔になるが磁気テープ
摺接面１ａ、２ａの研磨の際に消滅してしまうので問題
ない。
このように左右のコアを突き合わしてなる磁気ヘッドに
用いる研磨工程前の製造中間体としてのコア１２．１３
において磁気テープ摺接側端面１ａ。
用いる研磨工程前の製造中間体としてのコア１２．１３
において磁気テープ摺接側端面１ａ。
２ａに基準平面１ｂ、２ｂを持った突部１Ｃ５２Ｃを設
けたことによりギャップが確実に整合し、コアへの歪み
も生じないので録再ヘッドに用いた場合は高感度が得ら
れ、また消去ヘッドに用いた場合は高消去率を得ること
ができる。
けたことによりギャップが確実に整合し、コアへの歪み
も生じないので録再ヘッドに用いた場合は高感度が得ら
れ、また消去ヘッドに用いた場合は高消去率を得ること
ができる。
第１図は磁気ヘッドのコア組の従来例図。
第２図はギャップのずれを示す具体例図。
第３図はギャップのだれを示す具体例図。
第４図は本考案によるコアの形状図。
第５図は本考案による実施例図。
１ａ、２ａ・・・・・・テープ摺接側端面、ｌｂ、２ｂ
・・・・・・基準平面、１ｃ、２ｃ・・・・・・突部、
１２．１３・・・・・・コア。
・・・・・・基準平面、１ｃ、２ｃ・・・・・・突部、
１２．１３・・・・・・コア。
Claims (1)
- 左右のコアを突き合わせて磁気ギャップを形成する磁気
ヘッドに用いる研磨工程前の製造中間体としての磁気ヘ
ツ′ドのコアにおいて、磁気テープ等の摺接側端面中間
に基準平面を持った突部を上記磁気ギャップの両側に該
磁気ギャップと離間させて設けたことを特徴とする研磨
工程前の製造中間体としての磁気ヘッドのコア。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14191877U JPS5912756Y2 (ja) | 1977-10-24 | 1977-10-24 | 磁気ヘツドのコア |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14191877U JPS5912756Y2 (ja) | 1977-10-24 | 1977-10-24 | 磁気ヘツドのコア |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5470418U JPS5470418U (ja) | 1979-05-19 |
| JPS5912756Y2 true JPS5912756Y2 (ja) | 1984-04-17 |
Family
ID=29118173
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14191877U Expired JPS5912756Y2 (ja) | 1977-10-24 | 1977-10-24 | 磁気ヘツドのコア |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5912756Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60140506A (ja) * | 1983-12-28 | 1985-07-25 | Hitachi Ltd | 磁気ヘツド |
-
1977
- 1977-10-24 JP JP14191877U patent/JPS5912756Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5470418U (ja) | 1979-05-19 |
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