JPS5912656Y2 - 電気機器における回転操作部品の取付構造 - Google Patents

電気機器における回転操作部品の取付構造

Info

Publication number
JPS5912656Y2
JPS5912656Y2 JP3230779U JP3230779U JPS5912656Y2 JP S5912656 Y2 JPS5912656 Y2 JP S5912656Y2 JP 3230779 U JP3230779 U JP 3230779U JP 3230779 U JP3230779 U JP 3230779U JP S5912656 Y2 JPS5912656 Y2 JP S5912656Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cap
hole
electrical equipment
hollow body
operating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP3230779U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS55131522U (ja
Inventor
孝 川端
Original Assignee
東亜特殊電機株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 東亜特殊電機株式会社 filed Critical 東亜特殊電機株式会社
Priority to JP3230779U priority Critical patent/JPS5912656Y2/ja
Publication of JPS55131522U publication Critical patent/JPS55131522U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5912656Y2 publication Critical patent/JPS5912656Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Mechanical Control Devices (AREA)
  • Casings For Electric Apparatus (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は電気機器の機器ケースへの回転操作部品の取付
構造に関するもので、該回転操作部品の操作軸に耐環境
処理が施されていることを特徴とする。
従来より、回転操作部品の取付構造としては、第3図に
示すように、機器ケースaの肉厚部bに貫通孔Cを穿設
し、回転操作部品dを、ゴム製のOリングeを介して、
機器ケースaに前記回転操作部品dの操作軸fを貫通孔
Cに挿通せしめて取り付けられ、電気機器の外部がら内
部に雨水等が侵入しないように構威されたものがあった
しかしながら、上記のような構造では、機器の防水は保
たれるが、回転操作部品dの操作軸fは外部に露出した
状態となっていたため、この部分がら雨水等が侵入して
操作軸fがさび付いたり、特に悪環境の道路のトンネル
内に設置されたスピーカなどの電気機器では、自動車の
排気ガス(一酸化炭素、窒素酸化物、硫黄酸化物)とが
、湿気などの腐蝕性ガスによって腐蝕したり、あるいは
密封が不完全となって機器内部まで腐蝕して故障の原因
になるという不具合があった。
本考案は、かかる点に鑑み、回転操作部品の操作軸が位
置する機器ケースの貫通孔に、弾性シール部材を介して
キャップを着脱自在に取り付けることにより、簡単な構
威でもって、腐蝕性ガス、湿気などに対する耐環境性を
向上せしめた回転操作部品の取付構造を提供することを
目的とする。
以下、本考案の構或を実施例について図面に基づいて説
明する。
1は電気機器の機器ケースで、その肉厚部2に貫通孔3
が穿設されている。
貫通孔3の内周壁には、環状突条4が突設され、該環状
突条4の外方側内周壁にはねじ部5が形威されている。
6は貫通孔3内の前記ねじ部5と螺合し、貫通7L3の
蓋になるキャップで、該ねじ部5に螺合する中空胴部7
の上端にフランジ8が設けられてなる。
9は中空胴部7の外側に形或された周回凹部で、キャッ
プ6を前記ねじ部5に螺合する際、ゴム製の上部Oリン
グ10が装着される。
前記周回凹部9は、上部Oリング10を装着してキャッ
プ6を締め込んだ際、該上部Oリング10が弾性変形し
て周回凹部9の内周面に密接するように(第2図参照)
、前記上部Oリング10の径よりも小さい幅の曲面に形
或されている。
また、前記中空胴部7の内部には機器ケース1の内方へ
向けて開口した中空部11が形戊され、キャップ6を貫
通孔3内へ締め込んだとき該中空部11内に回転操作部
品12の操作軸13の先端部が位置し、キャップ6の十
分な締め込みが可能なるように構或されている。
前記回転操作部品12は、円筒状の本体14に六角ナッ
ト15で取り付けられた取付板16にて、機器ケース1
に対し螺子(図示省略)にて取り付けられている。
17は操作軸13の基部に嵌合されたEリングで、貫通
孔3内の環状突条4にて形或された段差部18との間に
介装されたゴム製の下部Oリング19を押圧している。
なお、20は操作軸13の先端に形或された保合溝で、
キャップ6の取外しにより、ドライバーの先端部を係合
せしめて操作軸13を回転することができるものである
次に、上記回転操作部品の取付け方法について説明する
と、先ず、機器ケース1の肉厚部2に設けられた貫通孔
3に、回転操作部品12の操作軸13を挿通し、貫通孔
3内の環状突条4と操作軸13との間に下部Oリング1
9を介装して、取付板16にて機器ケース1に回転操作
部品12を取り付ける。
次いで、キャップ6のフラシジ8下側に位置する周回凹
部9に上部Oリング10を関連せしめ、該キャップ6を
貫通孔3のねじ部5に締め込む。
この際、操作軸13の先端部は、キャップ6の中空部1
1内に位置しないため、キャップ6の締め込みに支障を
きたさない。
さらに、キャップ6をねじ部5に締め込むと、上部Oリ
ング10はキャップ6のフランジ8下面と貫通孔3の外
周部(機器ケース1の表面)とに挾圧され、第2図に示
すように、断面が扁平な楕円状になる。
したがって、キャップ6と上部Oリング10どにより、
機器ケース1の内部と外部との連通が完全に遮断される
とともに、前記キャップ6にて従来は外部に露出されて
いた回転操作部品12の操作軸13も保護される。
特に、上記実施例では、さらに下部Oリング19にても
シールし、貫通孔3を二重に密閉して密閉を完全にして
いるが、上部Oリング10のみのシールでよいのは勿論
である。
また、上記実施例では、上部01Jング10が機器ケー
ス1の外部に位置しているが、貫通孔3の上部に段差部
を設け、該段差部に上部Oリング10を位置せしめ、キ
ャップ6を締め込めば、キャップ6の上面と機器ケース
1の上面(表面)とを面一になるように構或できるのは
言うまでもない。
本考案は、上記のように、キャップと弾性シール部材と
により、機器ケースの外部と内部とを連通ずる貫通孔を
密封したため、電気機器が自動車トンネル内とか、海岸
などの悪環境に設置されても、排気ガス、塩風等の腐蝕
性ガスが内部に侵入して回転操作部品を腐食したり、機
器の故障を生じたりすることが防止され、信頼性も向上
するという優れた効果を有する。
さらに、本考案によれば、機器ケースの貫通孔に挿着す
るキャップの中空胴部の中空部内に回転操作部品の操作
軸を位置せしめるようにしたから、操作軸先端を機器ケ
ースの貫通孔内においてキャップと干渉することなく機
器ケース表面側へ大きく延設することができ、キャップ
を外した際に操作軸先端が機器ケース表面に臨むように
しておいて、回転操作部品の良好な操作性を確保するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施態様を例示するもので、第1図は電
気機器における肉厚部の要部断面図、第2図はキャップ
をねじ込んだ状態の第1図A部の要部断面図、第3図は
従来例の要部断面図である。 1・・・・・・機器ケース、3・・・・・・貫通孔、6
・・・・・・キャップ、9・・・・・・周回凹部、10
・・・・・・上部Oリング、12・・・・・・回転操作
部品、13・・・・・・操作軸、19・・・・・・下部
Oリング。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電気機器の回転操作部品力5取り付けられる機器ケース
    に該回転操作部品の操作軸に対応して貫通孔が穿設され
    、該貫通孔に環状の弾性シール部材を介してキャップが
    着脱自在に設けられている構造であって、このキャップ
    は、機器ケース内方へ向けて開口した中空部をもつ中空
    胴部と、該中空胴部の上端のフランジと、該中空胴部の
    外側の周回四部とを具備し、前記貫通孔にキャップの中
    空胴部が挿着された状態で、操作軸が中空部内に位置し
    、弾性シール部材が機器ケース表面とキャップのフラン
    ジ下面との間で押圧されて周回凹部内面に密接している
    ことを特徴とする電気機器における回転操作部品の取付
    構造。
JP3230779U 1979-03-12 1979-03-12 電気機器における回転操作部品の取付構造 Expired JPS5912656Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3230779U JPS5912656Y2 (ja) 1979-03-12 1979-03-12 電気機器における回転操作部品の取付構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3230779U JPS5912656Y2 (ja) 1979-03-12 1979-03-12 電気機器における回転操作部品の取付構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55131522U JPS55131522U (ja) 1980-09-17
JPS5912656Y2 true JPS5912656Y2 (ja) 1984-04-16

Family

ID=28885554

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3230779U Expired JPS5912656Y2 (ja) 1979-03-12 1979-03-12 電気機器における回転操作部品の取付構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5912656Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS55131522U (ja) 1980-09-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5021305A (en) Battery terminal seal
JPS5912656Y2 (ja) 電気機器における回転操作部品の取付構造
JPH1137132A (ja) ボルト
JPS61147746A (ja) 防水カバ−
JPS5821297Y2 (ja) 電線貫通防水装置
JPH10293046A (ja) 検出器の取付構造
JPH0246510Y2 (ja)
JPH0739101A (ja) モータ用カバーの密閉構造
JPS6333008B2 (ja)
JPH0638451Y2 (ja) 蓋付き器具ケース
JPS5856467Y2 (ja) ケ−ブル取付装置
CN210670995U (zh) 一种汽车电子控制单元的密封连接结构
JP3667996B2 (ja) 防水ソケット
JPS6325623Y2 (ja)
JPH057704Y2 (ja)
JPS635130Y2 (ja)
JPS6016789Y2 (ja) 点火配電器の換気装置
JP2009070774A (ja) コネクタ
JP2720940B2 (ja) 電気部品収納ケース
JP3753195B2 (ja) 水密容器
JPH041660Y2 (ja)
JP4671179B2 (ja) スイッチ装置
JPS624001Y2 (ja)
KR880004420Y1 (ko) 단자함 덮개의 개폐장치
JPH11323581A (ja) 犠牲陽極取付装置