JPH0517668Y2 - - Google Patents
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- JPH0517668Y2 JPH0517668Y2 JP1988012145U JP1214588U JPH0517668Y2 JP H0517668 Y2 JPH0517668 Y2 JP H0517668Y2 JP 1988012145 U JP1988012145 U JP 1988012145U JP 1214588 U JP1214588 U JP 1214588U JP H0517668 Y2 JPH0517668 Y2 JP H0517668Y2
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- Gasket Seals (AREA)
- Details Of Aerials (AREA)
- Radar Systems Or Details Thereof (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この考案は、回転アンテナとその駆動部とで構
成されたレーダアンテナ装置に関するものであ
る。
成されたレーダアンテナ装置に関するものであ
る。
こうしたアンテナ装置は、主として、船舶のマ
スト上などの風雨にさらされる場所に装備して使
用されるので、とくに、防水構造が重要視される
ほか、空中の目立つ高所に位置付けられるため、
なるべく恰好の良い形状で、かつ、保守時の開閉
作業がしやすいこととともに、駆動部2を電気シ
ールドすることが、望まれる。
スト上などの風雨にさらされる場所に装備して使
用されるので、とくに、防水構造が重要視される
ほか、空中の目立つ高所に位置付けられるため、
なるべく恰好の良い形状で、かつ、保守時の開閉
作業がしやすいこととともに、駆動部2を電気シ
ールドすることが、望まれる。
このため、第3図Aのように、アンテナ1を回
転するための回転機構部分とアンテナ1を介して
送受波を行なうための送受信回路部分とを収納し
た駆動部2を、左右または前後に開閉できる蓋体
2Aをパツキン3Cを介して本体3Bに組み付け
た箱体3に収納するように構造づけられている。
転するための回転機構部分とアンテナ1を介して
送受波を行なうための送受信回路部分とを収納し
た駆動部2を、左右または前後に開閉できる蓋体
2Aをパツキン3Cを介して本体3Bに組み付け
た箱体3に収納するように構造づけられている。
そして、パツキン3Cによる防水構造部分は、
第3図Bのように、本体3Bと蓋体2Aとが接触
する周縁部分の形状にパツキン3Cを形成すると
ともに、パツキン3Cに沿つた数箇所に締付ネジ
4Aを配置して、防水締め付けするようになつて
いる。
第3図Bのように、本体3Bと蓋体2Aとが接触
する周縁部分の形状にパツキン3Cを形成すると
ともに、パツキン3Cに沿つた数箇所に締付ネジ
4Aを配置して、防水締め付けするようになつて
いる。
さらに、実開昭60−68705に開示されているよ
うな方法により、電気シールドを行つている。
うな方法により、電気シールドを行つている。
上記のような、防水構造では、第3図Bのよう
に、パツキン3Cの途中に締付ネジ用穴3C1が
設けられるので、この部分のパツキン3Cに掛か
る締付力が不均整になりやすく、また、上記のよ
うに、恰好の良い入り組んだ外形にするほど、こ
の不均整さは増すので、蓋体2Aと本体3Bの締
付面の仕上げを良くする必要がある。
に、パツキン3Cの途中に締付ネジ用穴3C1が
設けられるので、この部分のパツキン3Cに掛か
る締付力が不均整になりやすく、また、上記のよ
うに、恰好の良い入り組んだ外形にするほど、こ
の不均整さは増すので、蓋体2Aと本体3Bの締
付面の仕上げを良くする必要がある。
さらに、防水を確実にするため、閉蓋時には、
パツキンが均等に締め付けられるように入念に作
業を行なう必要があるうえに、パツキン3Cが締
付ネジ用穴3C1の存在による切り欠き弱化を招
いて早期に損傷したりするなどという問題点と、
電気シールドを確実にするため実開昭60−68705
に示されるように、パツキン材に、電気シールド
用金属性編組管にひれ部を付け、前記金属性編組
管内に柔弾性樹脂材の細棒を通した電気シールド
パツキン材をモールドするなどして、電気シール
ドを施している。このため、パツキン材のコスト
が高くなる。また、金属性のカマボコ形をした電
気シールドパツキンなどでは、前記電気シールド
パツキンをビス止めする工程が増加するなどの問
題とを解決しようとするのが、この考案の課題で
ある。
パツキンが均等に締め付けられるように入念に作
業を行なう必要があるうえに、パツキン3Cが締
付ネジ用穴3C1の存在による切り欠き弱化を招
いて早期に損傷したりするなどという問題点と、
電気シールドを確実にするため実開昭60−68705
に示されるように、パツキン材に、電気シールド
用金属性編組管にひれ部を付け、前記金属性編組
管内に柔弾性樹脂材の細棒を通した電気シールド
パツキン材をモールドするなどして、電気シール
ドを施している。このため、パツキン材のコスト
が高くなる。また、金属性のカマボコ形をした電
気シールドパツキンなどでは、前記電気シールド
パツキンをビス止めする工程が増加するなどの問
題とを解決しようとするのが、この考案の課題で
ある。
この考案は、上記のように、仮に、恰好の良い
入り組んだ外形にした場合でも、パツキン3Cの
締め付けが均整を取りやすくするために、締付ネ
ジ4Aの部分をパツキン3Cから外して中央側に
離れた位置に設け、パツキン3Cを穴の無い帯状
体の環状パツキンに形成して、締め付け時の力が
均整化できるようにするとともに、蓋体2Aと本
体3Bとが互いの端面を接触させることにより、
電気シールドを確実に行うことができるようにし
た。さらに、蓋体2Aの中央側に設けた締付ネジ
4Aを筒状パツキンにはめ込んで締め付ける構造
を設けることにより、蓋体2Aと本体3B間の防
水締め付けと締付ネジ4A部分の防水締め付けと
を同時に行ない得るように構成することにより、
上記の課題を解決し得るようにしたものである。
入り組んだ外形にした場合でも、パツキン3Cの
締め付けが均整を取りやすくするために、締付ネ
ジ4Aの部分をパツキン3Cから外して中央側に
離れた位置に設け、パツキン3Cを穴の無い帯状
体の環状パツキンに形成して、締め付け時の力が
均整化できるようにするとともに、蓋体2Aと本
体3Bとが互いの端面を接触させることにより、
電気シールドを確実に行うことができるようにし
た。さらに、蓋体2Aの中央側に設けた締付ネジ
4Aを筒状パツキンにはめ込んで締め付ける構造
を設けることにより、蓋体2Aと本体3B間の防
水締め付けと締付ネジ4A部分の防水締め付けと
を同時に行ない得るように構成することにより、
上記の課題を解決し得るようにしたものである。
以下、実施例を図面により説明する。
第1図A・第1図B・第1図Cにおいて、駆動
部2の箱体3は本体3Bの両側に、それぞれ、パ
ツキンを介して、蓋体3Aを施し、一体の防水箱
状に構成してあり、本体3Bの底面側に設けた取
付脚3B21によつて、目的とする装備場所、例
えば、船舶のマスト上に固定するになつている。
部2の箱体3は本体3Bの両側に、それぞれ、パ
ツキンを介して、蓋体3Aを施し、一体の防水箱
状に構成してあり、本体3Bの底面側に設けた取
付脚3B21によつて、目的とする装備場所、例
えば、船舶のマスト上に固定するになつている。
本体3Bと蓋体3Aは、例えば、アルミニウム
合金の鋳物材で形成されている。
合金の鋳物材で形成されている。
本体3Bは、両方が開放された筒状部分3B1
を主体にして形成され、その上面側にアンテナ1
の回転を支持するための軸受部分3B2が設けて
あり、筒状部分3B1の内側の適所に、アンテナ
1を回転するための回転機構部分とアンテナ1に
よつて送受波を行なう送受信回路部分など(以
下、収納体部分5という)を、収納して取り付け
固定するための取り付けフレーム3B3が設けて
ある。
を主体にして形成され、その上面側にアンテナ1
の回転を支持するための軸受部分3B2が設けて
あり、筒状部分3B1の内側の適所に、アンテナ
1を回転するための回転機構部分とアンテナ1に
よつて送受波を行なう送受信回路部分など(以
下、収納体部分5という)を、収納して取り付け
固定するための取り付けフレーム3B3が設けて
ある。
また、筒状体部分3B1の開放端面3B11
は、後記の蓋体3Aの開放端面3A11ととも
に、後記の環状パツキン3Dの締め付け当たり面
として形成され、パツキンの幅より内側に、後記
の蓋体3A側に設けた突き当突縁3A12の当た
り面を加えた幅以上広い面をもつようにしてあ
る。
は、後記の蓋体3Aの開放端面3A11ととも
に、後記の環状パツキン3Dの締め付け当たり面
として形成され、パツキンの幅より内側に、後記
の蓋体3A側に設けた突き当突縁3A12の当た
り面を加えた幅以上広い面をもつようにしてあ
る。
さらに、開放端面3B11を中央側に延長した
部分に、後記の締付ネジ4の位置に対応して、締
付ネジ穴4A1が設けてあり、締付ネジ穴4A1
は、例えば、各開放側に対して上側2個・下側2
個ずつ、両側の環状パツキン3Dが均整に締め付
けられる位置に配置してある。
部分に、後記の締付ネジ4の位置に対応して、締
付ネジ穴4A1が設けてあり、締付ネジ穴4A1
は、例えば、各開放側に対して上側2個・下側2
個ずつ、両側の環状パツキン3Dが均整に締め付
けられる位置に配置してある。
収納体部分5は、製造時の調整および保守時の
点検操作を行なう部分をその操作がしやすいよう
に、本体3Bの両側開放端から外側にはみ出して
設けてある。
点検操作を行なう部分をその操作がしやすいよう
に、本体3Bの両側開放端から外側にはみ出して
設けてある。
蓋体3Aは、第1図B・第1図Cのように、収
納体部分5がはみ出している部分を覆うことがで
きる形状の大きなくぼみ部分3A2を設けて形成
され、開放端面3A11の中程には、後記の環状
パツキン3Dをはめ込むためのパツキン溝3A1
3を回り巡らせて設け、パツキン溝3A13より
外側に位置する部分に環状パツキン3Dの締め付
け当たり面3A14を、また、パツキン溝3A1
3より内側に位置する部分を突縁状に高くして突
き当突縁3A12を設けてある。
納体部分5がはみ出している部分を覆うことがで
きる形状の大きなくぼみ部分3A2を設けて形成
され、開放端面3A11の中程には、後記の環状
パツキン3Dをはめ込むためのパツキン溝3A1
3を回り巡らせて設け、パツキン溝3A13より
外側に位置する部分に環状パツキン3Dの締め付
け当たり面3A14を、また、パツキン溝3A1
3より内側に位置する部分を突縁状に高くして突
き当突縁3A12を設けてある。
環状パツキン3Dは、例えば、ネオプレン系樹
脂材を、外周側を蓋体3Aの開放端面3A11の
外周に沿つた外形とし、内周側を外形側の曲がり
くねつた部分をなだらかな線にした形状にして挟
締部分3D2とするとともに、その内周側を回り
縁状に張り出させて突出部を設け、これをパツキ
ン溝3A13にはめ込むための、はめ込み部分3
D1にして、断面をL字型にし、挟み締部分3D
2の本体3Bの開放端面3B11に当てる側面に
小さい山型の糸尻3D21を設けた形状に形成し
たものである。
脂材を、外周側を蓋体3Aの開放端面3A11の
外周に沿つた外形とし、内周側を外形側の曲がり
くねつた部分をなだらかな線にした形状にして挟
締部分3D2とするとともに、その内周側を回り
縁状に張り出させて突出部を設け、これをパツキ
ン溝3A13にはめ込むための、はめ込み部分3
D1にして、断面をL字型にし、挟み締部分3D
2の本体3Bの開放端面3B11に当てる側面に
小さい山型の糸尻3D21を設けた形状に形成し
たものである。
環状パツキン3Dと開放端面3A11との寸法
関係は、第2図Aのように、突き当突縁3A12
の突出量b12に対して挟み締部分3D2の厚さ
b14の方が、パツキンとしての締め代量だけ、
僅かに厚く、また、パツキン溝3A13の溝幅h
4に対してはめ込み部分3D1の厚さh5の方
が、無理に押し込んで固定できるようにする締め
代量だけ、僅かに厚くしてあり、後記の締付ネジ
4による締付力によつて挟み締部分3D2が締め
付けられることにより、開放端面3A11・開放
端面3B11間の防水効果を得ている。同時に突
き当突縁2A12が第2図Cのように開放端面3
B11に突き当たることにより、環状パツキン3
Dには必要以上の押圧がかかることなく、このた
め環状パツキン3Dの損傷などによる水漏れなど
が起こりにくい構造となつている。
関係は、第2図Aのように、突き当突縁3A12
の突出量b12に対して挟み締部分3D2の厚さ
b14の方が、パツキンとしての締め代量だけ、
僅かに厚く、また、パツキン溝3A13の溝幅h
4に対してはめ込み部分3D1の厚さh5の方
が、無理に押し込んで固定できるようにする締め
代量だけ、僅かに厚くしてあり、後記の締付ネジ
4による締付力によつて挟み締部分3D2が締め
付けられることにより、開放端面3A11・開放
端面3B11間の防水効果を得ている。同時に突
き当突縁2A12が第2図Cのように開放端面3
B11に突き当たることにより、環状パツキン3
Dには必要以上の押圧がかかることなく、このた
め環状パツキン3Dの損傷などによる水漏れなど
が起こりにくい構造となつている。
パツキン溝3A13は、第2図Aのように、入
り口側の幅h2に対して奥側をh4のように狭く
して締め代量を造り、鋳抜きのまま、無加工で使
用するようにできる。
り口側の幅h2に対して奥側をh4のように狭く
して締め代量を造り、鋳抜きのまま、無加工で使
用するようにできる。
はめ込み部分3D1をパツキン溝3A13には
め込んだ状態は、第2図Cのようになるが、この
はめ込み固定には、パツキン溝3A13の部分を
適宜の接着剤で固定し、保守作業時に、離脱しな
いようにしておく方がよい。
め込んだ状態は、第2図Cのようになるが、この
はめ込み固定には、パツキン溝3A13の部分を
適宜の接着剤で固定し、保守作業時に、離脱しな
いようにしておく方がよい。
また、袋座3A3は、開放端面3A11から中
央側に寄つた位置の上記の締付ネジ穴4A1の位
置に対応して、締付ネジ4用の袋座であり、第2
図Bのように、外側部分が後記の筒状パツキン3
Eをはめ込むためのパツキン穴3A31に、ま
た、内側部分が締付ネジ4を抜け止めするための
溜ネジ穴3A32になつている。
央側に寄つた位置の上記の締付ネジ穴4A1の位
置に対応して、締付ネジ4用の袋座であり、第2
図Bのように、外側部分が後記の筒状パツキン3
Eをはめ込むためのパツキン穴3A31に、ま
た、内側部分が締付ネジ4を抜け止めするための
溜ネジ穴3A32になつている。
締付ネジ4は、第2図Bのように、例えば、6
角頭の頭部4B4をもつ、ステンレス鋼材のネジ
で、先端側が締付ネジ穴4A1にねじ込むための
ネジ部分4B1に、中途部分が溜ネジ穴3A32
の箇所に溜め込まれる細径部分4B2に、付け根
部分が、例えば、ネオプレン樹脂材の筒状パツキ
ン3Eの内径側が押し込まれる太径部分4B3に
形成し、この太径部分4B3の長さb1を筒状パ
ツキン3Eの長さb3に対して締め代量だけ短く
してあり、締付座金4Cを筒状パツキン3Eの側
面に当てて、第2図Cのように組み付け、締付ネ
ジ穴4A1にネジ部分4B1を入れ込むことによ
り、筒状パツキン3Eの長さb3方向を圧縮し、
筒状パツキン3Eの外径面をパツキン穴3A31
の内径面に、また、筒状パツキン3Eの内径面を
締付ネジ4の太径部分4B3に、それぞれ密着押
圧力を与えて、この部分の防水効果を得ている。
角頭の頭部4B4をもつ、ステンレス鋼材のネジ
で、先端側が締付ネジ穴4A1にねじ込むための
ネジ部分4B1に、中途部分が溜ネジ穴3A32
の箇所に溜め込まれる細径部分4B2に、付け根
部分が、例えば、ネオプレン樹脂材の筒状パツキ
ン3Eの内径側が押し込まれる太径部分4B3に
形成し、この太径部分4B3の長さb1を筒状パ
ツキン3Eの長さb3に対して締め代量だけ短く
してあり、締付座金4Cを筒状パツキン3Eの側
面に当てて、第2図Cのように組み付け、締付ネ
ジ穴4A1にネジ部分4B1を入れ込むことによ
り、筒状パツキン3Eの長さb3方向を圧縮し、
筒状パツキン3Eの外径面をパツキン穴3A31
の内径面に、また、筒状パツキン3Eの内径面を
締付ネジ4の太径部分4B3に、それぞれ密着押
圧力を与えて、この部分の防水効果を得ている。
突き当突縁3A12は、第2図Cのように開放
端面3B11の環状パツキン3Dの内側全周にわ
たつて、締付用ネジ4を締め付けることにより密
着する。これにより蓋体3Aと本体3Bとは電気
的に導通状態となり、電気シールドが確実に行え
る。
端面3B11の環状パツキン3Dの内側全周にわ
たつて、締付用ネジ4を締め付けることにより密
着する。これにより蓋体3Aと本体3Bとは電気
的に導通状態となり、電気シールドが確実に行え
る。
(1) 締付ネジ穴4A1を設ける部分を、本体3B
の開放端面3B11とは、独立した部分に設け
て、環状パツキン3Dの当たり面が締付ネジ4
の締め付けにより変形を受けにくくする。つま
り、例えば、第1図Dのように、収納体部分5
を取り付けるためのフレーム3B3から突出さ
せたボス3B31に設けるか、または筒状部分
3B1の内側から直接張り出した同様のボスに
設ける。
の開放端面3B11とは、独立した部分に設け
て、環状パツキン3Dの当たり面が締付ネジ4
の締め付けにより変形を受けにくくする。つま
り、例えば、第1図Dのように、収納体部分5
を取り付けるためのフレーム3B3から突出さ
せたボス3B31に設けるか、または筒状部分
3B1の内側から直接張り出した同様のボスに
設ける。
(2) 締付ネジ穴4A1を設ける部分を、開放端面
3B11に対して間接的に固定された部分に設
けて、環状パツキン3Dの当たり面が締付ネジ
4の締め付けにより変形を受けにくくする。つ
まり、第1図Eのように、開放端面3B11に
ネジなどで取り付け固定した桟材部分3B4
1,3B42に締付ネジ穴4A1を設ける。
3B11に対して間接的に固定された部分に設
けて、環状パツキン3Dの当たり面が締付ネジ
4の締め付けにより変形を受けにくくする。つ
まり、第1図Eのように、開放端面3B11に
ネジなどで取り付け固定した桟材部分3B4
1,3B42に締付ネジ穴4A1を設ける。
(3) 締付ネジ4のうちの下側に位置するもの、つ
まり、蓋体3Aの外形の膨らみ部分3Gの下側
に配置された方の締付ネジ4,4G1,4G2
の袋座3A3の外端を、膨らみ部分3Gの外端
Y1と同じ程度ところまで、突出させ、締付ネ
ジ4と袋座3A3とをそれぞれに応じて長く
し、装備用取付台Y2の広さが蓋体3Aよりも
大きい場合には、保守時の開蓋作業において、
締付ネジ4の頭部4B4にスパナなどの工具を
掛けやすくする。
まり、蓋体3Aの外形の膨らみ部分3Gの下側
に配置された方の締付ネジ4,4G1,4G2
の袋座3A3の外端を、膨らみ部分3Gの外端
Y1と同じ程度ところまで、突出させ、締付ネ
ジ4と袋座3A3とをそれぞれに応じて長く
し、装備用取付台Y2の広さが蓋体3Aよりも
大きい場合には、保守時の開蓋作業において、
締付ネジ4の頭部4B4にスパナなどの工具を
掛けやすくする。
(4) 蓋体3A・本体3Bの外形の大小・簡単複雑
の度合により、締付ネジ4の配置数を増減し、
なるべく少ない数で環状パツキン3Dが均整し
て締め付けられるような配置にする。
の度合により、締付ネジ4の配置数を増減し、
なるべく少ない数で環状パツキン3Dが均整し
て締め付けられるような配置にする。
(5) パツキン溝3A13と突き当突縁3A12を
本体3Bの開放端面3B11側に設けて、環状
パツキン3Dを本体3B側にはめ込み固定し、
蓋体3Aの開放端面3A11を単なる平面によ
るパツキンの当たり面だけにして形成する。
本体3Bの開放端面3B11側に設けて、環状
パツキン3Dを本体3B側にはめ込み固定し、
蓋体3Aの開放端面3A11を単なる平面によ
るパツキンの当たり面だけにして形成する。
〔考案の効果〕
この考案によれば、上記のように、環状パツキ
ン3Dが締付ネジ4と別体に離れているため、従
来のようになパツキンの中途にネジ穴が無いの
で、これによる切り欠き弱化や締め付け不均整な
どの問題がなくなり、締付ネジ4部分も簡単な筒
状パツキン3Eで蓋体3Aの締め付けと同時に防
水締め付けできるため、保守作業がやりやすくな
るほか、製造時には、本体3B側の締付ネジ穴4
A1を先の詰まつた盲穴にせずに貫通穴にしても
防水効果が良好に保たれる。また、突き当突縁3
A12が開放端面3B11に突き当たることによ
り、確実に電気シールド効果が実現できると同時
に、締め付け用ネジ4の締めすぎによる環状パツ
キン3Dの損傷が防止されるなど、製造・保守両
面にわたつて便利な構造のレーダアンテナ装置を
安価に提供し得る特長がある。
ン3Dが締付ネジ4と別体に離れているため、従
来のようになパツキンの中途にネジ穴が無いの
で、これによる切り欠き弱化や締め付け不均整な
どの問題がなくなり、締付ネジ4部分も簡単な筒
状パツキン3Eで蓋体3Aの締め付けと同時に防
水締め付けできるため、保守作業がやりやすくな
るほか、製造時には、本体3B側の締付ネジ穴4
A1を先の詰まつた盲穴にせずに貫通穴にしても
防水効果が良好に保たれる。また、突き当突縁3
A12が開放端面3B11に突き当たることによ
り、確実に電気シールド効果が実現できると同時
に、締め付け用ネジ4の締めすぎによる環状パツ
キン3Dの損傷が防止されるなど、製造・保守両
面にわたつて便利な構造のレーダアンテナ装置を
安価に提供し得る特長がある。
図面は実施例を示し、第1図A・第3図Aは組
立総体斜視図、第1図B・第3図Bは分解斜視
図、第1図Cは分解側面部分断面図、第1図Dは
要部断面図、第1図Eは要部斜視図、第2図A・
第2図Bは要部分解断面図、第2図Cは要部組立
断面である。 1……アンテナ、2……駆動部、3……箱体、
4……締付ネジ、5……収納体部分。
立総体斜視図、第1図B・第3図Bは分解斜視
図、第1図Cは分解側面部分断面図、第1図Dは
要部断面図、第1図Eは要部斜視図、第2図A・
第2図Bは要部分解断面図、第2図Cは要部組立
断面である。 1……アンテナ、2……駆動部、3……箱体、
4……締付ネジ、5……収納体部分。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 アンテナの回転機構部分と送受信回路部分など
を収納した駆動部の箱体を、両側が開放状の端面
をもつ筒状に形成した本体と、片側が開放状の端
面をもつ蓋体を施し、前記本体の端面と前記蓋体
の端面との間に防水用のパツキンを施した構造
で、 a 前記パツキンを断面がL字型で前記本体の端
面に沿つて環状に形成した環状パツキンとする
端面部パツキン手段と、 b 前記本体の端面または前記蓋体の端面に前記
L字型の突出側部分を入れ込むための環状溝を
設けて前記環状パツキンを保持するパツキン保
持手段と、 c 前記環状パツキンの内径側から外して中央側
に離れた位置に配置した前記環状パツキンと後
記筒状パツキンとを締め付けるための締付用ネ
ジと、 d 前記蓋体には前記締付用ネジを貫通して防水
保持するための袋座を設け、前記本体には前記
締付用ネジを入れ込むためのネジ穴を設けて前
記締付用ネジを取り付けるネジ取付手段と、 e 前記袋座の中に入れ込まれる外径と前記締付
用ネジに入れ込まれる内径とをもつ筒状に形成
した筒状パツキンを前記袋座の中に配置するネ
ジ部防水手段と、 を具備するレーダアンテナ装置あつて 前記本体または前記蓋体の一方に設けた、前記
環状溝で分割された前記開放状の端面に段差を設
けて、前記環状溝の内側の前記開放状の端面を突
き当突縁として、他方の前記本体または前記蓋体
の前記開放状の端面に接触させること を特徴とするレーダアンテナ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988012145U JPH0517668Y2 (ja) | 1988-02-02 | 1988-02-02 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988012145U JPH0517668Y2 (ja) | 1988-02-02 | 1988-02-02 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01120678U JPH01120678U (ja) | 1989-08-16 |
JPH0517668Y2 true JPH0517668Y2 (ja) | 1993-05-12 |
Family
ID=31221329
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988012145U Expired - Lifetime JPH0517668Y2 (ja) | 1988-02-02 | 1988-02-02 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0517668Y2 (ja) |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59144143U (ja) * | 1983-03-17 | 1984-09-26 | 豊田合成株式会社 | シリンダヘツドカバ−ガスケツト |
JPS6068705U (ja) * | 1983-10-18 | 1985-05-15 | 株式会社光電製作所 | レ−ダ−アンテナ |
JPS6077754U (ja) * | 1983-10-31 | 1985-05-30 | 日産ディーゼル工業株式会社 | 内燃機関のロツカ−カバ−ガスケツト |
JPS60125344U (ja) * | 1984-02-02 | 1985-08-23 | トヨタ自動車株式会社 | シリンダヘツドカバ−のシ−ル構造 |
-
1988
- 1988-02-02 JP JP1988012145U patent/JPH0517668Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01120678U (ja) | 1989-08-16 |
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