JPS624001Y2 - - Google Patents

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JPS624001Y2
JPS624001Y2 JP19639181U JP19639181U JPS624001Y2 JP S624001 Y2 JPS624001 Y2 JP S624001Y2 JP 19639181 U JP19639181 U JP 19639181U JP 19639181 U JP19639181 U JP 19639181U JP S624001 Y2 JPS624001 Y2 JP S624001Y2
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JP
Japan
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valve
rim
stem
valve stem
insertion hole
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JP19639181U
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JPS58100102U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案はチユーブレスタイヤに空気を注入す
るためのクランプタイプのエヤーバルブに関し、
より詳細にはエヤーバルブをリムに取付けた状態
のシール構造の改良に関するものである。
従来、この種のシール構造としては、第1図及
び第2図に示すようなOリングタイプのものと、
第3図乃至第5図に示すようなグロメツトタイプ
のものが知られている。これらはいずれもステム
ベースの外径が大きくなる点、座ぐりを必要とす
る点などにより、リム幅の小さい小型モーターサ
イクル(例えばフアミリーバイク)用に使用でき
ない問題がある。すなわち、第1図及び第2図の
Oリングタイプのものは、図示のようにOリング
1の外径寸法よりも大きな外径寸法を有する鍔状
のステムベース2を必要とする。また、そのOリ
ング1の接するリム側は座ぐり3などにより平滑
な面に形成しなければならない。同図中4はバル
ブステム、5はワツシヤー、6は締付固定用ナツ
ト、7はリム、8はバルブ用挿通孔である。第3
図及び第4図のグロメツトタイプのものではグロ
メツト9の外径寸法よりもやや大きい内径でグロ
メツト9の厚さ寸法に相当する深さの座ぐり10
を必要とする。同図中11はバルブステム、12
はステムベース、13はワツシヤー、14は締付
固定用ナツト、15はリム、16はバルブ用挿通
孔である。第5図のものは空気室側のナツト1
7,18によりバルブステム19を固定するもの
であるが、同様に座ぐり20を必要とし、ナツト
17,18が内側にあることから、タイヤをリム
に取付ける際にタイヤを傷付ける危惧がある。同
図中21はワツシヤー、22はグロメツト、23
はリム、24はバルブ用挿通孔である。なお、第
1図乃至第4図において、ステムベース側がタイ
ヤの空気室側であり、バルブステムの内部構造の
図示は省略してある。このようにいずれも、ステ
ムベースが大径となること、あるいは座ぐりを必
要とすることは、第6図に示すような、小型モー
ターサイクル用の幅の小さいリム(例えばリム幅
1.50インチ)30においては点線で示す直径D1
D2(15〜20mm)の座ぐり31あるいは32を設
けなければならない。これでは、リムの強度が大
幅に低下する。その強度を満足するようにリムの
肉厚を大きくすれば、重量もコストも増大するの
で好ましくない。
この考案はリム幅がせまくても上記のような座
ぐりを殆ど必要としない構成の、小型モーターサ
イクル用に最も適したチユーブレスタイヤ用エヤ
ーバルブを提供することを目的とするものであ
る。
以下この考案を図示の実施例に基いて説明す
る。第7図は第1の実施例を示し、40はバルブ
ステム、41はOリング、42は環状体である。
バルブステム40は、リム43に穿設されたバ
ルブ用挿通孔44よりもやや小径に形成された本
体部40aの一端に、挿通孔44よりもやや大き
く通り抜けない程度の最小限の直径に形成された
ステムベース45を有し、そのステムベース45
が空気室46側に位置するように空気室46側か
らリムの外側47へ向けて挿通孔44に挿通され
ている。なお、ステムベースには複数本の切込み
を入れ、ナツトで締付ける時にステムが空転して
Oリングを損傷しないようにしてもよい。そのバ
ルブステム40のバルブベースと反対側の外周に
はねじ48を形成されている。そしてバルブステ
ム40の挿通孔44内に対応する部分の外周面で
ステムベースに近い部分にはOリング収容溝49
を形成されている。
Oリング41は、Oリング収容溝49に収容さ
れ空気室のエヤーシールの機能を果たす。
環状体42は、ゴム質のグロメツトであり、バ
ルブステム40に嵌合する内孔50を有し、先端
51aがバルブステム40と挿通孔44との間隙
52に挿入可能で基部が肉厚となつている環状凸
部51を有しており、バルブステムのぐらつきを
防止し、ステムとバルブ挿通孔との関係を常に保
つ機能を果す。
図において、53はワツシヤー、54は締付固
定用ナツト、55は廻り止め工具係合溝である。
なお、バルブステムの内部のエヤーバルブの構造
の図示説明は省略する。
図示の状態から、ナツト54をステムベース4
5側へ締め込んで行くと、環状体42の環状凸部
51が間隙52内に入り込み、これによつてステ
ム40と挿通孔44の内面との間隔寸法が全周で
一様に維持され、その状態でバルブステム40が
リム43に固定される。
その固定状態は、挿通孔44の中心とバルブス
テム40の中心とが一致した状態であり、従つて
Oリング41は、一部で極端に圧縮されるような
ことはなく、確実なシール作用をなす。なお、バ
ルブの締付固定状態において、環状凸部51の先
端51aがOリング41に接触しない程度の環状
凸部とする。
第8図は第2の実施例を示し、第1の実施例と
異つている点は環状体60が金属製ブツシユであ
る点であり、第7図のものと同等部分は同一図面
符号で示してある。
この実施例のエヤーバルブも、環状体60の環
状凸部61が挿通孔44の中心にバルブステム4
0をぐらつかないように位置決めする作用をな
し、Oリング41が確実なシール作用をなす。
上述したようにこのエヤーバルブは、そのバル
ブステムのステムベース45を挿通孔44から抜
けない程度のできるだけ小さい直径に形成すれば
よいものであるから、従来のそれと較べると非常
に小さく形成することができ、しかも座ぐりをす
る必要がない。このため幅寸法の小さい小型モー
ターサイクル用のリムであつても取付けることが
でき、しかも確実なシール状態が得られる。座ぐ
りをしないから、強度的に全く心配はないので、
リムの肉厚寸法を大きくする必要はなく、製作上
並びにコストの点で非常に有利である。
上記実施例では、座ぐりを全くしないものとし
て説明したが、場合によつてはバルブベースが嵌
合する大きさの非常に浅い座ぐりを設けてもよ
い。その場合でも座ぐり部の内径が非常に小さい
から強度的な影響はきわめて少い。
以上のようにこの考案によるときは、幅寸法の
小さいリムに使用可能で、特にバルブを設けるた
めのみの理由によつてリムの肉厚寸法を必要以上
に大きくすることが避けられ、リム及びエヤーバ
ルブの製作上並びにコストの点で非常に有利なチ
ユーブレスタイヤ用エヤーバルブを提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第5図は各々異つた従来のクランプ
タイプのチユーブレスタイヤ用エヤーバルブの取
付け状態の概略を示す縦断面図、第6図は幅の小
さいリム1列を示す半径方向断面図、第7図はこ
の考案の第1の実施例の構成を示す締付固定前の
状態の縦断面図、第8図はこの考案の第2の実施
例の構成を示す締付固定状態の縦断面図である。 40……バルブステム、41……Oリング、4
2,60……環状体、43……リム、44……バ
ルブ用挿通孔、45……ステムベース、46……
空気室、47……リムの外側、48……ねじ、4
9……Oリング収容溝、51,61……環状凸
部、54……締付固定用ナツト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. リムのバルブ用挿通孔から抜けない程度の大き
    さに小さく形成されたステムベースを有するバル
    ブステムと、上記挿通孔の内周面とその内周面に
    対応するバルブステム外周面との間に設置された
    Oリングと、バルブステムにリムの外側から嵌挿
    され上記挿通孔とバルブステムとの間に挿入され
    る環状凸部を有している環状体と、その環状体を
    リム側へ押圧するようにバルブステムに螺合した
    締付固定用ナツトとを具備するチユーブレスタイ
    ヤ用エヤーバルブ。
JP19639181U 1981-12-28 1981-12-28 チユ−ブレスタイヤ用エヤ−バルブ Granted JPS58100102U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19639181U JPS58100102U (ja) 1981-12-28 1981-12-28 チユ−ブレスタイヤ用エヤ−バルブ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19639181U JPS58100102U (ja) 1981-12-28 1981-12-28 チユ−ブレスタイヤ用エヤ−バルブ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58100102U JPS58100102U (ja) 1983-07-07
JPS624001Y2 true JPS624001Y2 (ja) 1987-01-29

Family

ID=30109633

Family Applications (1)

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JP19639181U Granted JPS58100102U (ja) 1981-12-28 1981-12-28 チユ−ブレスタイヤ用エヤ−バルブ

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JP (1) JPS58100102U (ja)

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JPS58100102U (ja) 1983-07-07

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