JPS5912220Y2 - 感熱記録体 - Google Patents

感熱記録体

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Publication number
JPS5912220Y2
JPS5912220Y2 JP1978054823U JP5482378U JPS5912220Y2 JP S5912220 Y2 JPS5912220 Y2 JP S5912220Y2 JP 1978054823 U JP1978054823 U JP 1978054823U JP 5482378 U JP5482378 U JP 5482378U JP S5912220 Y2 JPS5912220 Y2 JP S5912220Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat
sheet
sensitive
feeding
recording material
Prior art date
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Expired
Application number
JP1978054823U
Other languages
English (en)
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JPS54157052U (ja
Inventor
幸生 徳永
精 杉山
忠雄 瀬戸
Original Assignee
日本電信電話株式会社
富士化学紙工業株式会社
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Publication date
Application filed by 日本電信電話株式会社, 富士化学紙工業株式会社 filed Critical 日本電信電話株式会社
Priority to JP1978054823U priority Critical patent/JPS5912220Y2/ja
Publication of JPS54157052U publication Critical patent/JPS54157052U/ja
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Publication of JPS5912220Y2 publication Critical patent/JPS5912220Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、種々の熱記録装置に好適に使用されうる新規
な感熱記録体に関する。
近時、感熱紙を記録紙として用いてなる種々の熱記録装
置が提案されている。
かかる熱記録装置としては、たとえばオシログラフのご
とき温度、重量などを感熱記録紙上に直接熱ペンなどに
より記録していくもの、あるいはサーマルプリンターの
ごときサーマルヘッドから発生するジュール熱を利用し
て感熱紙に印字像を形威せしめるものなどがある。
これら熱記録装置は記録紙がドラムにロール状に巻かれ
るか、またはその長さ方向にジグザグ状に折り畳まれて
、順次記録速度に応じて記録紙送りロールにより記録部
位に給送される。
そのため該記録紙はその両端部に給送用の孔を有する部
分が設けられる。
しかしながら、記録紙を2枚以上複写するぱあい、それ
ぞれの両端部に設けられる前記給送用の孔を一致せしめ
て記録紙を重ね合せ、さらにそれぞれの記録紙の間に複
写用のインキ層を設けて複写をも同時に行ないうるよう
にすればよいのであるが、その際、各記録紙の表面また
は裏面に設けられるインキ層により記録紙が保存中に収
縮や伸びを生じて両端部の給送用の孔がたがいにずれ冶
わなくなり、前記記録紙送りロールの両端部に該けられ
るスプロケットと給送用の孔とがかみ合ねなくなるとい
う欠点がある。
この傾向に一度に3枚、4枚といった多数枚を組合せて
、感熱記録体とするぱあいに、とくに顕著である。
本考案は叙上の欠点を排除しうる新規な感熱言e録体を
提供せんとしてなされたものであって、これを図面によ
って説明すれば、第1図は本考案の感熱記録体を示す概
略部分正面図、第2図はその概略拡大部分側面図、第3
図は第1図のX−X線概略拡大断面図である。
すなわち、本考案の感熱記録体は、第1図、第2図およ
び第3図に示されるごとく、給送用の孔4および42を
有する部分3が両端部に設けられてなる帯状複写シ一ト
1上に、該シ一ト1に複写像を形威せしめるインキ層5
を介して、一端に給送用の孔41を有する部分31が設
けられており、他端は前記複写シ一ト1の給送用の孔4
2の手前に位置してなる帯状感熱シ一ト2を、それぞれ
の給送用の孔4および41を一致せしめて重ね合せると
ともに、前記複写シ一ト1と感熱シ一ト2とがその重ね
合されるそれぞれの給送用の孔4および41を有する部
分において、接着剤6により一体とされて形或されるも
のである。
かくして形或される本考案の感熱記録体は、第3図に示
されるごとく複写シ一ト1、インキ層5および感熱シ一
ト2の3層構造を有するが、ががる本考案の感熱記録体
にあっては、前記複写シ一ト1の両端部に給送用の孔4
および42を有する部分3が設けられ、かつその表面に
インキ層5を介して配置される感熱シ一ト2の一端に前
記複写シ一ト1と同様の給送用の孔41を有する部分3
1力{設けられており、他端は前記複写シート1の給送
用の孔42の手前に位置しており、さらに感熱シ一ト2
と複写シ一ト1とが、たがいにその重ね合されるそれぞ
れの給送用の孔4および41を有する部分31において
、接着剤6により一体とされていることを特徴とするも
のである。
かかる本考案の感熱記録体(ま、前記複写シ一ト1と感
熱シ一ト2との間に設けられるインキ層5により、たと
え該複写シ一ト1または感熱シ一ト2に収縮あるいは伸
びが生じるとしても、それぞれ一端で重ね合される給送
用の孔4および41がずれて合わなくなり、熱記録装置
の印字部への給送に支障をきたすことがなく、きわめて
円滑に給送され、しかも感熱シ一ト2および複写シ一ト
1上にまったく同一の鮮明な像が形或されるなどのきわ
めてすぐれた利点を有する。
前記接着剤6は記録後に複写されよ複写シ一ト1を感熱
シ一ト2から剥離せしめるうえで、記録部への給送中に
該複写シ一ト1と感熱シ一ト2とがずれない程度の接着
力を有する程度で使用するのが好ましく、そのため前記
接着剤による接着においては、重ね合された給送用の孔
を有する部分31において、たとえばその長さ方向に順
次配列される給送用の各孔と孔との間で点状に行なわれ
る。
すなわち、かかる接着剤による接着は、第1図および第
2図に示されるごとく、その長さ方向に一定の間隔をも
って順次配列される給送用の各孔41と孔41との間に
点状の接着剤6を介在せしめて、該孔410点状の接着
剤6とを交互にその長さ方向に配列せしめるのが好まし
い。
そのため点状の接着剤6は、通常直径1〜3mm程度の
大きさとするのが好ましい。
なお重ね合される前記給送用の孔を有する部分31と記
録部分および(または)複写部分との境界線(第1図に
おいて感熱シ一ト2上に破線で例示されている)に、た
とえば゛ミシン目なと゛を設(すて該記録部分および(
または)複写部分と前記給送用の孔を有する部分31と
が容易に切り離されるようにしてもよく、そのぱあいに
は接着剤を複写シ一ト1と感熱シ一ト2とが容易に剥離
しない程度に用いてもよい。
かかる接着剤6としては、たとえばポリ酢酸ビニル、ポ
リビニルアルコールまたはエチレンー酢酸ビニル共重体
などの種々の接着剤があげられるが、これら各接着剤は
複写シ一ト1または感熱シ一ト2の材質や塗布方法によ
って適宜決定され、またその塗布量も叙上のごとく、剥
離性が要求されるぱあいとそうでないばあいとにより適
宜決定される。
なお複写シ一ト1と感熱シ一ト2との間に設けられる前
記インキ層5は、複写シ一ト1の表面に感熱発色層を設
けるか、または感熱シ一ト2の裏面に熱溶融性インキ層
を設けることにより形或される。
感熱発色層としては、たとえばフェノチアジン系やフル
オラン系などの、酸と反応して発色しつる染料前駆体と
常温で固体ないし半固体の有機酸または無機酸とを、適
宜のバインダー剤によって均一に分散した状態で一体層
状に基材に固着せしめた従来公知の感熱発色層がいずれ
も使用されうる。
なお前記感熱シ一ト2の表面にも同様な感熱発色層が設
けられている。
また熱溶融性インキ層は、着色剤、バインダー剤および
柔軟剤などからなる組或物を基村上にホットメルトコー
ティングするか、またはソルベントコーティングして形
或されるものである。
この熱溶融性インキ層は、感熱シ一ト2に加えられる熱
によって、その熱が加えられる部分に対応した部位が溶
融して感熱シ一ト2から剥離し、複写シ一ト1の上面に
転写され、該シ一ト1上に複写像が形或される。
これら複写シ一ト1および感熱シ一ト2に用いられる基
材としては、適当な耐熱強度を有するものであればその
材質について何ら特別な制限がなく、たとえば普通紙、
合或紙などの紙類、あるいはポリエチレンなどの樹脂フ
イルム類がいずれも好適に使用される。
なお本考案の感熱記録体は、単に2枚の複写像を形威せ
しめるぱあいのみならず、複写シートを、インキ層5を
介して順次積層し、一度に3枚以上の複写像をうるよう
にしてもよい。
その際、1枚目の複写シ一ト1上に積層される各複写シ
ートは、前記感熱シ一ト2と同様にその一端にのみ給送
用の孔を有する部分を設け、他端は前記複写シート1の
給送用の孔42の手前に位置して順次前記複写シ一ト1
上にインキ層5を介して積層されるとともに、各シート
がいずれもその給送用の孔を有する部分において、接着
剤6により一体とされていることが必要とされる。
本考案の感熱記録体は、オシログラフやサーマルプリン
ターなどの種々の熱記録装置における記録体として好適
に使用されるが、その使用に際しては、たとえば記録紙
貯蔵用ロールに巻きつけられるか、または記録紙収納用
ケースにその長さ方向にジグザグ状に適宜あるいは記録
フォームごとに折り畳まれるなどのいずれの形態におい
てひ使用しうるもので゛ある。
またかかる感熱記録体の幅および長さはそれぞれの使用
目的または熱記録装置により適宜決定される。
かくしてえられる本考案の感熱記録体は、前述のごとく
複写シ一ト1または感熱シ一ト2がその間に設けられる
インキ層5により収縮や伸びを生じるとしても、それぞ
れの給送用の孔4と41とがずれないために、きわめて
円滑に給送され、その操作がきわめて簡単となり、さら
に前記感熱シ一ト2はその一端にのみ給送用の孔を有す
る部分31が設けられ、その他端は前記複写シ一ト1の
給送用の孔42の手前に位置していることにより、えら
れる感熱記録体の製造コストを低減化されるとともに、
必要に応じて一端に設けられる前記給送用の孔を有する
部分31と記録紙本体1および(または)2との境界線
上にミシン目を設けることにより、該記録紙本体1およ
び(または)2から前記給送用の孔を有する部分31を
容易に切り離すことができるなどのきわめてすぐれた利
点を有し、しかもかかる感熱記録体にあっては、一度に
多数枚の複写をも行なうことができるなど、その実用価
値はすこぶる大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の感熱記録体を示す概略部分正面図、第
2図はその概略拡大部分側面図および第3図は第1図の
X−X線概略拡大断面図である。 図面の主要符号、1:複写シート、2:感熱シート、3
:給送用の孔を有する部分、4:給送用の孔、5:イン
キ層、6:接着剤。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 両端部に給送用の孔を有する部分が設けられてなる
    帯状複写シート上に、該シートに複写像を形威せしめる
    インキ層を介して、一端に給送用の孔を有する部分が設
    けられており、他端は前記複写シートの給送用の孔の手
    前に位置してなる帯状感熱シートを、それぞれの給送用
    の孔を一致せしめて重ね合せるとともに、前記複写シー
    トと感熱シートとがその重ね合されたそれぞれの給送用
    の孔を有する部分において、接着剤により一体とされる
    ことを特徴とする感熱記録体。 2 インキ層が感熱シートの慮面に設けられた熱溶融性
    インキ層である実用新案登録請求の範囲第1項記載の感
    熱記録体。 3 インキ層が複写シートの表面に設けられた感熱発色
    層である実用新案登録請求の範囲第1項記載の感熱記録
    体。 4 感熱シートが基材の表面に感熱発色層を設けたもの
    である実用新案登録請求の範囲第1項、第2項または第
    3項記載の感熱記録体。 5 接着剤による接着が、重ね合された給送用の孔を有
    する部分において、その長さ方向に順次配列される給送
    用の各孔と孔との間でそれぞれ点状に行なわれることを
    特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項、第2項、第
    3項または第4項記載の感熱記録体。
JP1978054823U 1978-04-24 1978-04-24 感熱記録体 Expired JPS5912220Y2 (ja)

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JP1978054823U JPS5912220Y2 (ja) 1978-04-24 1978-04-24 感熱記録体

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JP1978054823U JPS5912220Y2 (ja) 1978-04-24 1978-04-24 感熱記録体

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JPS54157052U JPS54157052U (ja) 1979-11-01
JPS5912220Y2 true JPS5912220Y2 (ja) 1984-04-13

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52150116A (en) * 1976-06-09 1977-12-13 Dainippon Printing Co Ltd Transfer sheet

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS52150116A (en) * 1976-06-09 1977-12-13 Dainippon Printing Co Ltd Transfer sheet

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JPS54157052U (ja) 1979-11-01

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