JPH072223Y2 - 印像記録セツト - Google Patents

印像記録セツト

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JPH072223Y2
JPH072223Y2 JP1986079217U JP7921786U JPH072223Y2 JP H072223 Y2 JPH072223 Y2 JP H072223Y2 JP 1986079217 U JP1986079217 U JP 1986079217U JP 7921786 U JP7921786 U JP 7921786U JP H072223 Y2 JPH072223 Y2 JP H072223Y2
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JP
Japan
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Application number
JP1986079217U
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JPS62189163U (ja
Inventor
川崎  雅昭
栄一 今里
Original Assignee
富士化学紙工業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、感圧転写式もしくは感熱転写式のタイプライ
ターやプリンターなど(以下、それらを総称してプリン
ターなどという)に使用される印像記録セットに関す
る。さらに詳しくは、転写媒体と記録体とが同時にプリ
ンターなどに供給されるように組み合わされている印像
記録セットに関する。
[従来の技術および考案が解決しようとする問題点] この種の印像記録セットとしては、実開昭48−25810号
公報や実開昭58−112567号公報などに開示されたもの、
たとえば第11図に示すような構造のものが知られてい
る。
当該従来構造の印像記録セットでは基材(101a)および
転写インク層(101b)よりなるシート状の転写媒体(10
1)とシート状の記録体(102)とがそれぞれの端部で糊
剤(103)によりたがいに接着され、一体化されてい
る。そのためプリンターなどで転写媒体から選択的に着
色剤を転写することによって記録体に印像を形成した
後、前記転写媒体(101)を記録体(102)から除去する
とき、とくに記録体が薄い紙であるばあいに誤って記録
体を破損する問題がある。さらに記録体に糊剤が残存す
るため、その糊剤が他の物に接着して損傷を与えるなど
の欠点がある。とくに記録体が定期券などのカード類で
あるばあいなどにおいては、カード読取り装置にカード
を挿入するときにカード上に残存した糊剤が付着したり
することにより、その装置に故障を生じさせるばあいが
ある。
[問題を解決するための手段] 本考案はこのような問題点を解決したものであり、偏平
袋状転写媒体と、該偏平袋状転写媒体の内部に収納され
たシート状の記録体とからなり、該記録体の記録面に対
向する前記偏平袋状転写媒体の内面に着色剤含有の転写
インク層が設けられてなる構成を採用したものである。
[作用および考案の効果] 記録体は偏平袋状転写媒体の内部に収納されることによ
り転写媒体と実質的に一体化されるので、両者を糊付け
する必要がない。したがって前記糊剤が記録体に残存す
ることによる問題ならびに記録体から転写媒体を除去す
る際の記録体の破損のおそれなどの問題がまったくな
い。
その結果、記録体が薄い紙であってもまた定期券などの
読取り装置に使用されるカード類であっても、なんら支
障なく転写媒体とともにプリンターなどに供給して印像
を記録し、使用することがでる。
[実施例] つぎに本考案の印像記録セットの実施例を図面に基づき
説明する。
第1図は、本考案の印像記録セットの一実施例を示す斜
視図、第2図は第1図に示す偏平袋状転写媒体の展開斜
視図、第3図は第2図のIII−III線断面図、第4図は本
考案の印像記録セットの他の実施例を示す斜視図、第5
図は本考案の印像記録セットの他の実施例を示す縦断側
面図、第6図は本考案にかかわる偏平袋状転写媒体の他
の実施例における組み立て前の状態を示す斜視図、第7
図は第6図に示す偏平袋状転写媒体を用いた印像記録セ
ットの斜視図、第8図は本考案の印像記録セットの他の
実施例を示す要部側面図、第9図は本考案における偏平
袋状媒体の他の実施例を示す平面図、第10図は本考案に
おける記録媒体の他の実施例を示す要部断面図、第11図
は従来の印像記録セットの一例を示す斜視図である。
第1図に示す(1)は偏平袋状転写媒体であって、たと
えば第3図に示すような基材(1C)の片面に着色剤を含
有する転写インク層(2)を設けたシート状の転写媒体
(1a)(第2図参照)を、前記転写インク層(2)を内
側にするように二つ折りにし、その両側縁部(1b)を接
着することにより偏平袋状に形成されている。
第1図の(3)はシート状の記録媒体であり、その記録
面(4)を前記転写インク層(2)に対向させて、前記
偏平袋状転写媒体(1)の内部に挿入されている。
偏平袋状転写媒体(1)の両側耳部には、たとえば第4
図に示すようなトラックフィーダー用の送り孔(6)を
設けて、プリンターなどの送り動作が確実に行なわれる
ようにしてもよい。
なお、第5図に示すようにインク層(2)を前記記録面
(4)に対向する箇所のみに設けたり、記録面(4)の
内、プリンターなどによる記録の必要な箇所に対向する
箇所のみに設けたりしてもよい。
さらに第6図および第7図に示すように、記録体(3)
の背面に対向する側には、包装用に適した紙もしくはフ
ィルム(7)を使用し、記録体(3)の記録面(4)に
対向する側のみにシート状の転写媒体(1a)を使用し
て、それらを張合わせて偏平袋状に形成するのもよい。
前記転写インク層(2)としては、インパクトを与えら
れることで記録面(4)に転写する性質のベヒクルに着
色剤を含有させた感圧転写タイプのもの、加熱により溶
融または軟化して記録面(4)に転写するベヒクルに着
色剤を含有させたもの、あるいは加熱により昇華して記
録面(4)に転写し、これを染着する昇華性着色剤を非
転写性バインダーに含有させたものなど、所望の転写方
法に応じて適切なものを選定すればよい。
本明細書において着色剤の用語は、それのみですでに色
が生じている染料は顔料のみならず、染料前駆体とそれ
に発色反応を生じさせる発色助剤とを組合わせたもの
や、それらのうちいずれか一方が記録体(4)に存在す
るばあいは、他方のもののみをも含む概念として使用し
ている。
また前記インク層(2)は必ずしも一層に限るものでは
なく二層、三層にして、印字品質の向上をはかるように
してもよい。
さらに、第8図に示すように転写温度の高い熱転写イン
ク層(2a)とこれとは色彩の相違する転写温度の低い熱
転写インク層(2b)とを重ねて設けておき、印字ヘッド
の温度をそれぞれのインク層(2a)、(2b)における印
像形成に必要とされる加熱温度間で上下に変化させなが
ら二色の印像を記録面(4)に形成しうるようにするの
もよい。その考え方をさらに発展させ、三層三色、また
はそれ以上の熱転写インク層を形成することも可能であ
る。
また熱転写式の印像記録セットのばあいは、偏平袋状転
写媒体の基材(1C)の外表面にサーマルヘッドとのステ
ィックを防止するためのスティック防止層を設けるよう
にしてもよい。
また第9図に示すように、記録面(4)に対向する箇所
を複数の部分に分割し、それぞれの部分に異色のインク
層(2A)、(2B)を設け、記録面(4)の場所によって
色の異なる多色の印像を一度に形成しうるようにするの
もよい。このものは感熱転写式にも感圧転写式にも適用
しうる。
また第10図に示すように、記録体(3)として背面に磁
気記録層(5)を設けたものを用いるばあいは、記録体
(3)や偏平袋状転写媒体(1)の基材(1C)ならびに
前記紙もしくはフィルム(第6〜第7図の(7))中
に、またはそれらの表面に、印字のときなどの外部から
の磁気の影響を遮断するための磁力線遮蔽剤を混入した
り塗布しておき、磁気記録層(5)の本来の記録保存が
より確実に行なえるようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の印像記録セットの一実施例を示す斜
視図、第2図は第1図に示す偏平袋状転写媒体の展開斜
視図、第3図は第2図のIII−III線断面図、第4図は本
考案の印像記録セットの他の実施例を示す斜視図、第5
図は本考案の印像記録セットの他の実施例を示す縦断側
面図、第6図は本考案にかかわる偏平袋状転写媒体の他
の実施例における組み立て前の状態を示す斜視図、第7
図は第6図に示す偏平袋状転写媒体を用いた印像記録セ
ットの斜視図、第8図は本考案の印像記録セットの他の
実施例を示す要部側面図、第9図は本考案における偏平
袋状媒体の他の実施例を示す平面図、第10図は本考案に
おける記録体の他の実施例を示す要部断面図、第11図は
従来の印像記録セットの一例を示す斜視図である。 (図面の主要符号) (1):偏平袋状転写媒体 (2)、(2A)、(2B)、(2a)(2b):転写インク層 (3):記録体 (4):記録面

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】偏平袋状転写媒体と、該偏平袋状転写媒体
    の内部に収納されたシート状の記録体とからなり、該記
    録体の記録面に対向する前記偏平袋状転写媒体の内面に
    着色剤含有の転写インク層が設けられてなる印像記録セ
    ット。
JP1986079217U 1986-05-26 1986-05-26 印像記録セツト Expired - Lifetime JPH072223Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986079217U JPH072223Y2 (ja) 1986-05-26 1986-05-26 印像記録セツト

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JP1986079217U JPH072223Y2 (ja) 1986-05-26 1986-05-26 印像記録セツト

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62189163U JPS62189163U (ja) 1987-12-02
JPH072223Y2 true JPH072223Y2 (ja) 1995-01-25

Family

ID=30928873

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JP1986079217U Expired - Lifetime JPH072223Y2 (ja) 1986-05-26 1986-05-26 印像記録セツト

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54126129A (en) * 1978-03-20 1979-10-01 Hiromichi Iinuma Memo note

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58112567U (ja) * 1981-09-29 1983-08-01 大日本印刷株式会社 感熱転写記録用複合シ−ト

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54126129A (en) * 1978-03-20 1979-10-01 Hiromichi Iinuma Memo note

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JPS62189163U (ja) 1987-12-02

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