JP3827787B2 - 複写帳票 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は1枚の連続帳票紙片を折り重ねて構成された複写帳票に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、プレプリントを施した複写帳票を作製する方法としては、フォーマット及び固定情報が印刷された複数枚の帳票紙片を、丁合して綴じた複写帳票にインパクトプリンタを使用して個別情報を複写印字する方法、ないしは複数枚のフォーマット及び固定情報が印刷された連続帳票紙片に、それぞれ個別情報を、ノンインパクトプリンタ等を使用して印字した後に、それぞれの帳票紙片を丁合する方法にて行われている。しかしながら、前者の方法では複数枚の複写帳票に複写プリントするにはインパクトプリンタを使用して印字することが必要であるが、インパクトプリンタにて印字する場合には、帳票紙片の枚数が多くなるにつれて複写プリントの品質が悪くなる上に、プリント速度が格段に遅く大口用途への対応には不向きであるという欠点があった。また、後者の方法の場合には、複写プリントの必要がないためにノンインパクトプリンタを使用して印字することができるので、プリント品質がよくプリント速度も早いが、プレプリントした帳票紙片を丁合する必要があるために、丁合不良が発生した場合の修正に手間がかかる、丁合時に破損等が発生した場合には、もう一度初めから再プリントを行う必要がある等の問題がある上に、工数的にも管理面においても煩雑になるという欠点があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、ノンインパクトプリンタを使用して高速で且つ鮮明にプレプリントできると共に、プレプリントされた帳票紙片を丁合する必要のない複写帳票を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
ノーカーボン複写用紙からなり、複数の帳票紙片が切取折目線を介して連接された連続帳票紙片を前記切取折目線にてZ状に折り重ね、折り重ねられたそれぞれの前記帳票紙片の表面に所定のフォーマット及び固定情報が全て同一方向を向くように印刷されている構成からなる複写帳票である。この構成とすることにより、折り畳む前の連続帳票紙片の状態で、ノンインパクトプリンターを使用して個別情報を高速でプレプリントして複写帳票とすることができるので、効率よく複写帳票を作製することができると共に、丁合を行う必要がないので丁合に伴う問題が解消され、複写帳票の作製作業を合理化することができる。
【0005】
上記の複写帳票において、前記ノーカーボン複写用紙を、ノーカーボン原紙の両面に発色剤と顕色剤からなる発色層をそれぞれ設けた構成とすることにより、連続帳票紙片をZ状に折り畳んで複写帳票を作製した場合においても、各帳票紙片への鮮明な複写が可能となる。
【0006】
上記の複写帳票において、折り重ねられたそれぞれの前記帳票紙片の裏面に地紋を印刷しておくことにより、裏面に複写された情報を目立たなくすることができる。
【0007】
上記の複写帳票において、前記ノーカーボン複写用紙を、折り重ねられたそれぞれの前記帳票紙片の上面となる領域に発色剤層が設けられていると共に前記帳票紙片の下面となる領域に顕色剤層が設けられた構成とすることにより、各帳票紙片の表面のみに複写され、裏面には複写されることがない。
【0008】
上記の複写帳票において、前記帳票紙片の表面の所定領域にデータ出力により所定の個別情報をプリントしておくことにより、複写帳票を配送伝票として大量に使用する企業等においては、荷送人の欄をプレプリントしておくことにより、その都度プリントもしくは記入する必要がなくなり、伝票の発行作業が合理化できる。
【0009】
上記の複写帳票において、折り重ねられたそれぞれの前記帳票紙片を一方の側端にて接着して綴じると共に、接着部の内側に前記帳票紙片の側端に平行に切取用ミシン目を設けた構成とすることにより、各帳票紙片が切り取り可能な状態で綴じられた帳票とすることができるので、通常の複写帳票と同様に取り扱うことができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、図面を引用して本発明の実施の形態を説明する。
図1は第1実施例の複写帳票の連続帳票紙片を示す(イ)は表面(ロ)は裏面の平面図で(ハ)は(イ)におけるI−I断面図、図2は第1実施例の連続帳票紙片にプレプリントを施した(イ)は表面(ロ)は裏面の平面図、図3は第1実施例の複写帳票を示す斜視図、図4は第2実施例の複写帳票を示す平面図、図5は第3実施例の複写帳票の連続帳票紙片を示す(イ)は表面(ロ)は裏面の平面図、図6は第3実施例の複写帳票を示す斜視図、図7は第4実施例の複写帳票の連続帳票紙片を示す(イ)は表面(ロ)は裏面の平面図で(ハ)は(イ)におけるI−I断面図、図8は第1実施例の複写帳票の製造工程中における連続帳票の(イ)は表面(ロ)は裏面の状態を示す平面図であって、1, 2, 3, 4は帳票紙片、5a, 5b, 5cは切取折目線、6は地紋、7は紙層、8は発色層、9は接着部、10は切取ミシン目、11は発色剤層、12は顕色剤層、13はスリット線、14はカット線をそれぞれ表す。
【0011】
本発明の複写帳票の第1実施例の連続帳票紙片は、図1に示すとおり、帳票紙片1と帳票紙片2と帳票紙片3がミシン目からなる切取折目線5aと切取折目線5bにてそれぞれ連接された構成である。連続帳票紙片の一方の面は、図1(イ)に示すように、帳票紙片1の表面と帳票紙片2の裏面と帳票紙片3の表面とが同一面となるように連接され、他方の面は、図1(ロ)に示すように、帳票紙片1の裏面と帳票紙片2の表面と帳票紙片3の裏面とが同一面となるように連接された状態である。以下、本発明の実施例において、折り畳まれて複写帳票になった時点で上面となる所定の帳票フォーマット及び固定情報が印刷されている面を帳票紙片の表面と言い、複写帳票になった時点で下面となる地紋が印刷されているかないしは無地の面を裏面と言う。
【0012】
図1(イ)、(ロ)に示すように、帳票紙片1と帳票紙片2と帳票紙片3の表面には所定の帳票フォーマット及び固定情報が印刷されており、帳票紙片1と帳票紙片2と帳票紙片3の裏面にはそれぞれ地紋6が印刷されている。図1(ロ)に示すように、帳票紙片2の表面の印刷は、Z状に折り畳んだ状態で正規の向きになるように、所定の帳票フォーマット及び固定情報が天地逆向きに印刷されている。本実施例においては、両面発色ノーカーボン複写用紙を使用して複写帳票が作製されているので、複写帳票に記入した際に、帳票紙片の裏面にも記入した文字が発色して複写されることになる。したがって、地紋6を印刷しておくことにより、裏面に複写された情報を目立たなくすることができる。また、帳票紙片の裏面への複写が気にならなければ地紋6を設ける必要はない。
【0013】
第1実施例の帳票紙片を作製するために使用するノーカーボン複写用紙の構成は、図1(ハ)に示すように、紙層7の両面に加圧により発色する発色層8が塗布された両面発色タイプのノーカーボン複写用紙となっている。発色層8としては、発色剤を内包するマイクロカプセルと、顕色剤を内包するマイクロカプセルとを含有するインキにて発色層8を形成した構成のもの、ないしは発色剤を内包するマイクロカプセルを含有する発色剤層と、顕色剤を内包するマイクロカプセルを含有する顕色剤層の2層を設けて発色層8を構成したもののいずれかが使用される。
【0014】
図1に示す第1実施例の連続帳票紙片に所定の個別情報をプレプリントした状態は図2に示すとおりであり、連続帳票紙片の状態でノンインパクトプリンター等によりプレプリントしてから、折り畳んで複写帳票とされる。例えば、宅急便の申込票等に使用する複写帳票において、多数の荷物を発送する企業等では、荷送人の欄及びそれに関連する事項のみを、連続帳票紙片の状態でプレプリントしてから、折り畳んで複写帳票とされるものであり、申込票を使用する際には荷受人の住所、氏名、電話番号等を記入するだけで申込票を作製することができる。また、デパート等における贈答品等の配送伝票として使用する場合には、依頼人及び送付先の住所、氏名等を全て連続帳票紙片の状態でプレプリントしておき、折り畳んで複写帳票とすることも可能である。
【0015】
プレプリントされた図2に示す帳票紙片1と帳票紙片2と帳票紙片3からなる連続帳票紙片を、帳票紙片1の表面が上面となるように、切取折目線5a,5b にてZ状に折り畳むことにより、図3に示す第1実施例の複写帳票が得られる。第1実施例の構成は、帳票紙片1と帳票紙片2と帳票紙片3を折り畳んだだけの状態であって綴じの工程を必要としないので製造が簡単である。第1実施例の複写帳票は、所定の情報が記入された後に切取折目線5a,5b にて帳票紙片1,2,3 をそれぞれ切り離して使用されるものである。
【0016】
本発明の第2実施例の複写帳票は図4に示すとおりであり、プレプリントされた図2に示す連続帳票紙片を、図3に示す状態に切取折目線5a,5b にて折り畳んだ後、左側の側端に沿った接着部9にて綴じると共に、接着部9の内側に切取ミシン目10を設けた構成である。第2実施例の場合、連続帳票紙片の状態で一方の側端から所定寸法内側の位置に側端縁に沿って切取ミシン目10を形成しておくことが必要である。綴じる方法としては接着剤を使用せずにホチキス止めにしてもよい。接着剤により綴じる場合には、帳票紙片1,2,3 を折り畳む際に接着剤を塗布して接着するか、連続帳票紙片の状態で側端縁に沿って感圧接着剤等の接着剤を塗布しておき加圧により接着するか、側端縁部を背糊方式にて接着することにより行うことができる。上記にようにして綴じた後に、切取折目線5a,5b にて切り離すか、ないしは上下端縁の切取折目線5a,5b 部をカットして除去することにより、帳票紙片1と帳票紙片2と帳票紙片3が分離される。
【0017】
本発明の複写帳票の第3実施例は、図5、図6に示すとおり、連続帳票紙片の状態では4枚の帳票紙片1と帳票紙片2と帳票紙片3と帳票紙片4とが切取折目線5aと切取折目線5bと切取折目線5cを介してそれぞれ連接された形状である。連続帳票紙片の一方の面は、図5(イ)に示すように、帳票紙片1の表面と帳票紙片2の裏面と帳票紙片3の表面と帳票紙片4の裏面が同一面となるように連接され、連続帳票紙片の他方の面は、図5(ロ)に示すように、帳票紙片1の裏面と帳票紙片2の表面と帳票紙片3の裏面と帳票紙片4の表面とが同一面となるように連接されている。
【0018】
帳票紙片1,2,3,4 の表面には所定の帳票フォーマット及び固定情報が印刷されており、帳票紙片1,2,3,4 の裏面は、第1実施例と異なり、地紋6が印刷されておらず無地のままである。図5(ロ)に示すように、帳票紙片2及び帳票紙片4の表面には所定の帳票フォーマット及び固定情報が、折り畳んだ状態で正規の向きになるように、天地逆向きに印刷されている。図5に示す連続帳票紙片の状態で、所定の個別情報をプレプリントした後に、帳票紙片1と帳票紙片2と帳票紙片3と帳票紙片4からなる連続帳票紙片を、帳票紙片1の表面が上面となるように、切取折目線5aと切取折目線5bと切取折目線5cにてZ状に折り畳むことにより、図6に示す4枚の帳票紙片からなる第3実施例の複写帳票が得られる。第3実施例の複写帳票においても、図4に示す第2実施例と同様に接着部9にて綴じて切取ミシン目10により切り離せるようにしてもよい。
【0019】
本発明の複写帳票の第4実施例のプレプリントされた連続帳票紙片の形状は、図7に示すとおり、帳票紙片1と帳票紙片2と帳票紙片3が切取折目線5aと切取折目線5bにてそれぞれ連接されており、帳票紙片1,2,3 の表面には所定の帳票フォーマット及び固定情報が印刷されており、帳票紙片1,2,3 の裏面は無地のままである。連続帳票紙片の一方の面は、図7(イ)に示すように、帳票紙片1の表面と帳票紙片2の裏面と帳票紙片3の表面とが同一面となるように連接され、他方の面は、図7(ロ)に示すように、帳票紙片1の裏面と帳票フォーマット及び固定情報が天地逆向きに印刷された帳票紙片2の表面と帳票紙片3の裏面とが同一面となるように連接されている。
【0020】
第4実施例にて使用するノーカーボン複写用紙の構成は、図7(ハ)に示すように、帳票紙片1の表面の領域には発色剤層11が設けられており、帳票紙片1の裏面の領域には顕色剤層12が設けられている。即ち、各帳票紙片の表面の領域には発色剤層11が設けられ、各帳票紙片の裏面の領域には顕色剤層12が設けられた構成からなる。この構成のノーカーボン複写原紙を使用することにより、図7(イ)、(ロ)に示す連続帳票紙片を折り畳んで作製された複写帳票に情報を記入した際に、発色剤層11が形成されている帳票紙片1,2,3 の表面のみに記入情報が複写され、裏面には複写されることがない。本第4実施例の複写帳票を作製するには、連続用紙を使用して印刷機にて所定の帳票フォーマット及び固定情報を印刷する工程にて、帳票紙片1,2,3 の表面となる領域には発色剤を印刷して発色剤層11を設けると共に、帳票紙片1,2,3 の裏面となる領域には顕色剤を印刷して顕色剤層12を設けることが必要である。
【0021】
本発明の複写帳票の製造方法を第1実施例について説明する。両面発色ノーカーボン複写用紙からなる連続用紙を使用して、両側端に送り孔を設け、複写帳票となった時点で上面となる帳票紙片1,2,3 面に所定の帳票フォーマット及び固定情報を印刷すると共に下面となる帳票紙片1,2,3 面に地紋を印刷する。上記の印刷工程と同時に帳票紙片1,2,3 間に切取折目線5a,5b 及びカット線14を形成することにより、図8(イ)、(ロ)に示す帳票紙片1,2,3 の連続体を作製する。次いで、帳票紙片1,2,3 の連続体に所定の個別情報をプレプリントした後に、両側端の送り孔部をスリット線13にて除去し、送り孔部を除去した帳票紙片1,2,3 の連続体を、カット線14にて切断して帳票紙片1と帳票紙片2と帳票紙片3とが切取折目線5aと切取折目線5bにて連接された連続帳票紙片とし、帳票紙片1の表面が上面となるようにZ状に折り畳んで第1実施例の複写帳票が完成する。
【0022】
本発明の複写帳票に使用するノーカーボン複写紙を構成する発色剤層11、顕色剤層12の構成は、通常のノーカーボン複写紙に使用されるものと同様である。発色剤としては公知の無色又は淡色の電子供与性呈色性有機化合物、例えば、トリフェニルメタンフタリド類、ロイコオーラミン類、スピロピラン類、フルオラン類等が使用できる。代表的な化合物はクリスタルバイオレットラクトン即ち3・3−ビス(p−ジメチルフェニル)−6−ジメチルアミノフタリドである。通常発色剤はアリルメタン類、アルキルナフタレン類、ジフェニール類等の芳香族低揮発性溶剤に溶解されて、アラビアゴムとゼラチン等の壁剤によりマイクロカプセル化されて用いられる。顕色剤としては通常フエノール性水酸基を有する化合物、例えば、パラフェニールフェノール、3・5−ジブチルサリチル酸亜鉛等が用いられる。顕色剤は揮発性有機溶剤に溶解して印刷インキとするか、ないしはマイクロカプセル化した状態で印刷インキとして、グラビア印刷、フレキソ印刷等の方法で塗布される。
【0023】
両面発色ノーカーボン複写用紙は、ノーカーボン原紙の両面に、マイクロカプセル化された発色剤を含有する発色剤層とマイクロカプセル化された顕色剤を含有する顕色剤層とをそれぞれ設けるか、又はマイクロカプセル化された発色剤とマイクロカプセル化された顕色剤とを混在する状態で含有する層を設けた構成のものである。第1乃至第3実施例の複写帳票においては、両面発色ノーカーボン複写用紙からなる連続用紙を使用して印刷及び加工を施すのみでよいが、第4実施例の複写帳票の場合には、印刷機にて帳票紙片の表面に所定の帳票フォーマット及び固定情報を印刷する際に、各帳票紙片の表面となる領域に発色剤を塗布して発色剤層を形成すると同時に、各帳票紙片の裏面となる領域に顕色剤を塗布して顕色剤層を形成することが必要である。
【0024】
【発明の効果】
ノーカーボン複写用紙からなり、複数の帳票紙片が切取折目線を介して連接された連続帳票紙片を切取折目線にてZ状に折り重ね、折り重ねられたそれぞれの帳票紙片の表面に所定の帳票フォーマット及び固定情報が全て同一方向を向くように印刷されている構成の複写帳票とすることにより、折り畳む前の連続帳票紙片の状態で、ノンインパクトプリンターを使用して所定の個別情報を高速でプレプリントして複写帳票とすることができるので、効率的に複写帳票を作製できると共に、丁合の必要がないので丁合に伴うトラブルを解消することができる。
上記の複写帳票において、前記ノーカーボン複写用紙を、ノーカーボン原紙の両面に発色剤と顕色剤からなる発色層をそれぞれ設けた構成とすることにより、連続帳票紙片をZ状に折り畳んで複写帳票を作製した場合においても、帳票紙片の表裏の別なく複写が可能となる。
上記の複写帳票において、折り重ねられたそれぞれの前記帳票紙片の裏面に地紋を印刷しておくことにより、帳票紙片の裏面に複写された情報を目立たなくすることができる。
上記の複写帳票において、前記ノーカーボン複写用紙を、折り重ねられたそれぞれの前記帳票紙片の上面となる領域に発色剤層が設けられていると共に前記帳票紙片の下面となる領域に顕色剤層が設けられた構成とすることにより、各帳票紙片の表面のみに複写され、裏面には複写されることがない。
上記の複写帳票において、前記帳票紙片の表面の所定領域にデータ出力により所定の個別情報をプリントしておくことにより、複写帳票を配送伝票として大量に使用する企業等においては、荷送人の欄をプレプリントしておくことにより、その都度プリントもしくは記入する必要がなくなるので、伝票の発行作業が合理化できる。
上記の複写帳票において、折り重ねられたそれぞれの前記帳票紙片を一方の側端にて接着して綴じると共に、接着部の内側に前記帳票紙片の側端に平行に切取用ミシン目を設けた構成とすることにより、綴じた帳票とすることができるので、通常の複写帳票と同様に取り扱うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例における連続帳票紙片を示す(イ)は表面(ロ)は裏面の平面図で(ハ)は(イ)におけるI−I断面図。
【図2】第1実施例の連続帳票紙片にプレプリントを施した状態の(イ)は表面(ロ)は裏面の平面図。
【図3】第1実施例の綴じる前の折り畳んだ状態を示す平面図。
【図4】第1実施例の複写帳票を示す斜視図。
【図5】本発明の第2実施例における連続帳票紙片を示す(イ)は表面(ロ)は裏面の平面図。
【図6】第2実施例の綴じる前の折り畳んだ状態を示す平面図。
【図7】第3実施例の複写帳票における連続帳票紙片を示す(イ)は表面(ロ)は裏面の平面図で(ハ)は(イ)におけるI−I断面図。
【図8】第1実施例の複写帳票の製造工程中における(イ)は表面(ロ)は裏面の状態を示す平面図。
【符号の説明】
1, 2, 3, 4 帳票紙片 10 切取ミシン目
5a, 5b, 5c 切取折目線 11 発色剤層
6 地紋 12 顕色剤層
7 紙層 13 スリット線
8 発色層 14 カット線
9 接着部
Claims (4)
- ノーカーボン原紙の両面に発色剤と顕色剤からなる発色層をそれぞれ設けたノーカーボン複写用紙からなり、複数の帳票紙片が切取折目線を介して連接された連続帳票紙片を前記切取折目線にてZ状に折り重ね、折り重ねられたそれぞれの前記帳票紙片の表面に所定のフォーマット及び固定情報が全て同一方向を向くように印刷されている構成からなることを特徴とする複写帳票。
- 前記帳票紙片の裏面に地紋が印刷されていることを特徴とする請求項1記載の複写帳票。
- 前記帳票紙片の表面の所定領域にデータ出力により所定の個別情報がプリントされていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の複写帳票。
- 折り重ねられたそれぞれの前記帳票紙片を一方の側端にて接着して綴じると共に、接着部の内側に前記帳票紙片の側端に平行に切取用ミシン目が設けられていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかの1項に記載の複写帳票。
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