JP3321491B2 - 多数回印字方法 - Google Patents

多数回印字方法

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JP3321491B2
JP3321491B2 JP10324894A JP10324894A JP3321491B2 JP 3321491 B2 JP3321491 B2 JP 3321491B2 JP 10324894 A JP10324894 A JP 10324894A JP 10324894 A JP10324894 A JP 10324894A JP 3321491 B2 JP3321491 B2 JP 3321491B2
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斉 小幡
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は多数回印字方法に係り、
特に使用する熱転写シートの印字可能回数を問わない多
数回印字方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、コンピューターやワードプロセッ
サー等の出力プリントを熱転写方式により印字する場
合、熱転写シートとして基材フィルムの一方の面に熱溶
融性インキ層を設けたものが多く使用されている。従来
の熱転写シートは、基材フィルムとして厚さ10〜20
μm程度のコンデンサ紙やパラフィン紙のような紙、あ
るいは厚さ3〜20μm程度のポリエステルやセロファ
ンのようなプラスチックフィルムを用い、この基材フィ
ルム上にワックスに顔料や染料等の着色剤を混合した熱
溶融性のインキを塗布して熱溶融性インキ層を設けたも
のである。そして、フィルムの裏面からサーマルヘッド
により所定箇所を加熱・加圧し、熱溶融性インキ層のう
ち印字部に相当する箇所の熱溶融性インキ層を被転写材
に転写して印字が行われる。
【0003】しかし、このような従来の熱転写シートで
は、サーマルヘッドにより加熱・加圧された箇所の熱溶
融性インキ層は、1回の使用で被転写材に転写してしま
うため、同一箇所で可能な印字は1回のみとなり、熱転
写シートの消費量が多くなり、ランニングコストが高く
経済的ではないという問題があった。
【0004】このため、多数回使用可能な種々の熱転写
シートが開発されている。例えば、基材フィルムと熱溶
融性インキ層との間にポリカプロラクトン系高分子を主
成分とする樹脂層を形成したもの(特開昭60−165
291号)、基材フィルムを会してサーマルヘッドによ
り加熱・加圧された箇所の熱溶融性インキ層が凝集破壊
を起こして被転写材に転写されるもの(特開昭63−1
1364号)、基材フィルム上に熱溶融性インキを含む
微細多孔性インキ層を設け、この微細多孔性インキ層上
に過冷却性を有するインキ層を設けたもの(特開昭64
−16685号)、基材フィルム上に形成されたインキ
層が、樹脂成分からなる多孔質構造中に、この樹脂成分
と不混和性の熱溶融性固体成分と着色剤成分とを含浸さ
せたものである熱転写シート(特開平2−45995
号)等がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
多数回印字方法では、上記のような多数回使用可能な熱
転写シートを用いる必要があり、1回のみの印字が可能
な熱転写シートでは多数回印字が不可能であるという問
題があった。また、使用する多数回使用可能な熱転写シ
ート自体に、印字濃度が低いため高濃度の印字を得よう
として高い熱エネルギーを印加すると印字のエッジが不
鮮明になるという問題、熱溶融性インキ層の印字箇所で
の凝集破壊が不安定なため、熱溶融性インキ層の被転写
材への転移量が安定せず、通常、1回目の転移量が多
く、2回目以降の転移量が徐々に減少してしまい、使用
回数が増えるにしたがって印字濃度が低下し、濃度の均
一な印字が困難であるという問題等がある場合、安定し
た多数回印字が不可能であるという問題もあった。
【0006】また、1回のみの印字が可能な熱転写シー
トを用いて、熱転写シートの交換回数を軽減できる印字
装置が開発されている(特開昭56−120385
号)。この装置では、印字に必要とされる幅の倍の幅を
有する熱転写シートを使用し、まず、熱転写シートの幅
方向の半分を用いて印字を行い、熱転写シートが全長に
わたって使用された後に、この熱転写シートの走行方向
を逆にして、かつ、印字方向も反対にすることにより、
熱転写シートの残りの半分を用いて印字を行うものであ
る。しかしながら、この装置では熱転写シートの交換回
数は半減できるものの、上記のように倍幅の熱転写シー
トが必要であるり、印字に必要な熱転写シートの面積は
変わらないこと、1回の印字幅内の印字が比較的粗であ
ったり、印字文字の行間が広い場合には未使用で廃棄さ
れる領域が多くなり経済的ではないという問題があっ
た。
【0007】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たものであり、使用する熱転写シートの印字可能回数に
関係なく印字可能回数のn倍(nは2以上の整数)の印
字を可能とする多数回印字方法を提供することを目的と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明は被転写材と熱転写シートの基材フィ
ルム表面に設けられた熱溶融インキ層とを重ね、前記熱
転写シートの背面からサーマルヘッドにより加熱・加圧
して被転写材上に印字する多数回印字方法において、前
記熱溶融性インキ層の印字領域を前記熱転写シートの幅
方向に1次印字領域と2次印字領域に分割するととも
に、各印字領域は前記熱転写シートの幅方向に配列され
た複数の子印字領域で構成し、1次印字領域を構成する
個々の子印字領域と2次印字領域を構成する個々の子印
字領域とを1次、2次の繰り返しで順次隣接させて配列
するとともに、各印字領域を構成する子印字領域の幅を
2種以上とし、1次印字領域を構成する子印字領域と2
次印字領域を構成する子印字領域とが前記熱転写シート
の幅方向の中心線に対して線対称関係にあるものとし、
前記1次印字領域を用いた印字が完了した後、前記熱転
写シートの前記中心線の方向が逆方向となるように前記
熱転写シートを装着し直し、その後、2次印字領域を用
いた印字を行うように構成した。また、本発明は被転写
材と熱転写シートの基材フィルム表面に設けられた熱溶
融インキ層とを重ね、前記熱転写シートの背面からサー
マルヘッドにより加熱・加圧して被転写材上に印字する
多数回印字方法において、前記熱溶融性インキ層の印字
領域を前記熱転写シートの幅方向に1次印字領域からn
次印字領域(nは2以上の整数)まで分割するととも
に、各印字領域は前記熱転写シートの幅方向に配列され
た複数の子印字領域で構成し、各印字領域を構成する個
々の子印字領域を1次からn次への繰り返しで順次隣接
させて配列し、前記子印字領域は同一幅であり、前記1
次印字領域を用いた印字が完了した後、前記熱転写シー
トを巻き戻し、かつ前記熱転写シートをその幅方向に1
子印字領域幅に相当する距離だけ移動させ、その後、前
記2次印字領域を用いた印字を行い、以降、同様の操作
を行ってn次印字領域を用いた印字までを行うように構
成した。また、本発明は被転写材と熱転写シートの基材
フィルム表面に設けられた熱溶融インキ層とを重ね、前
記熱転写シートの背面からサーマルヘッドにより加熱・
加圧して被転写材上に印字する多数回印字方法におい
て、前記熱溶融性インキ層の印字領域を前記熱転写シー
トの幅方向に1次印字領域からn次印字領域(nは2以
上の整数)まで分割するとともに、各印字領域は前記熱
転写シートの幅方向に配列された複数の子印字領域で構
成し、各印字領域を構成する個々の子印字領域を1次か
らn次への繰り返しで順次隣接させて配列し、前記子印
字領域は同一幅であり、前記1次印字領域を用いた印字
が完了した後、前記熱転写シートを巻き戻し、かつ前記
サーマルヘッドを前記熱転写シートの幅方向に1子印字
領域幅に相当する距離だけ移動させ、その後、前記2次
印字領域を用いた印字を行い、以降、同様の操作を行っ
てn次印字領域を用いた印字までを行うように構成し
た。また、本発明は被転写材と熱転写シートの基材フィ
ルム表面に設けられた熱溶融インキ層とを重ね、前記熱
転写シートの背面からサーマルヘッドにより加熱・加圧
して被転写材上に印字する多数回印字方法において、前
記熱溶融性インキ層の印字領域を前記熱転写シートの幅
方向に1次印字領域からn次印字領域(nは2以上の整
数)まで分割するとともに、各印字領域は前記熱転写シ
ートの幅方向に配列された複数の子印字領域で構成し、
各印字領域を構成する個々の子印字領域を1次からn次
への繰り返しで順次隣接させて配列し、前記子印字領域
は同一幅であり、前記1次印字領域を用いた印字が完了
した後、前記熱転写シートを巻き戻し、かつ前記サーマ
ルヘッドの発熱位置を前記熱転写シートの幅方向に1子
印字領域幅に相当する距離だけ移動させ、その後、前記
2次印字領域を用いた印字を行い、以降、同様の操作を
行ってn次印字領域を用いた印字までを行うように構成
した。
【0009】
【作用】熱転写シートの基材フィルム表面に設けられた
熱溶融インキ層は、印字領域を複数の文字列で構成され
た1次印字領域からn次印字領域(nは2以上の整数)
まで分割され、かつ各印字領域を構成する個々の子印字
領域は1次からn次への繰り返しで順次交互に隣接して
配列されており、1次印字領域を用いた印字においては
2次印字領域以降の印字領域を構成する子印字領域は未
使用の状態が保たれる。そして、1次印字領域を用いた
印字が完了した後、未使用状態の2次印字領域以降の印
字領域へ順次移動して印字を行うことができる。
【0010】
【実施例】次に、本発明の一実施例について図面を参照
しながら説明する。
【0011】図1は、熱転写シートを構成する熱溶融性
インキ層の印字領域を説明するための図である。図1に
おいて、熱転写シート1は表面に熱溶融性インキ層2を
有し、その流れ方向(図の左右方向)に所定の幅で印字
領域3を備えている。そして、熱溶融性インキ層2上に
被転写材11が重ねられると、被転写材11との重ね合
わせ部分に個々の印字領域3´が形成される。したがっ
て、熱転写シート1の印字領域3は複数の印字領域3´
の集合と言える。
【0012】そして、本実施例では、上記の個々の印字
領域3´を、熱転写シート1の幅方向に1次印字領域と
2次印字領域とに分割するとともに、各印字領域を熱転
写シート1の幅方向に配列された複数の子印字領域で構
成することを特徴としている。
【0013】図2は、印字領域を1印字領域から2次印
字領域まで分割した場合の1次印字領域と2次印字領域
の子印字領域の配列状態を説明するための図である。図
2において、印字領域3´は1次印字領域E1と2次印
字領域E2とに分割されている。そして、上記の1次印
字領域E1は、複数(N個)の子印字領域L1 ,L2
n で構成され、2次印字領域E2は、複数(N個)の
子印字領域l1 ,l2〜ln で構成されている。個々の
子印字領域は、熱転写シート1の幅方向(図2の上下方
向)に配列され、熱転写シート1の搬送方向(図2の左
右方向)に沿っている。さらに、1次印字領域E1を構
成する子印字領域と2次印字領域E2を構成する子印字
領域は、熱転写シート1の幅方向に1次、2次の繰り返
しで交互に隣接して配列されている。図示例では、L
1 ,l1 ,L2 ,l2 〜Ln ,lnのように配列されて
いる。
【0014】尚、上記の例では、子印字領域L1 ,L2
〜Ln 、子印字領域l1 ,l2 〜ln はすべて同一の幅
であり、子印字領域の幅および子印字領域数は、印字を
行おうとする文字情報に対応して適宜設定することがで
きる。
【0015】本発明では、上述のように印字領域3´が
1次印字領域E1と2次印字領域E2とに分割されてい
る熱転写シート1の熱溶融性インキ層2に被転写材11
を重ね、熱転写シート1の背面からサーマルヘッド(図
示せず)により加熱・加圧して、まず、1次印字領域E
1の子印字領域L1 ,L2 〜Ln を用いて被転写材11
に印字を行う。使用する熱転写シートが多数回印字用の
熱転写シートである場合は所定回数の印字を、また、使
用する熱転写シートが1回印字用の熱転写シートである
場合は1回の印字を、1次印字領域E1を用いて行う。
この1次印字領域を用いた印字が行われている間、2次
印字領域E2を構成する子印字領域l1,l2 〜ln
未使用の状態が保たれる。すなわち、一行おきに未使用
状態の領域(子印字領域)が存在することになる。
【0016】次に、1次印字領域E1を用いた印字が完
了した後は、未使用状態の2次印字領域E2の子印字領
域l1 ,l2 〜ln を使用して印字を行う。これによ
り、熱溶融性インキ層1の同一印字領域3´において、
さらに印字を行うことが可能となる。すなわち、使用す
る熱転写シート1の印字可能回数の2倍の印字が可能と
なる。
【0017】上記の例では、印字領域3´は1次印字領
域と2次印字領域とに分割されているが、本発明の多数
回印字方法は、これに限定されるものではなく、必要に
応じて1次印字領域からn次印字領域(nは2以上の整
数)まで分割することができる。
【0018】上述のように、本発明の多数回印字方法は
使用する熱転写シートの印字可能回数に制約を受けない
ものである。したがって、公知の1回印字用の熱転写シ
ートは勿論のこと、インキ層の上に制御層を設け1回目
の印字のインキの転写量を制御するタイプ、インキを微
細多孔質層に充填し印字時にインキが少しずつしみ出し
て印字するタイプ、インキのバインダに過冷却成分を添
加し、インキ層中での凝集破壊を促進するタイプ等の、
種々の多数回印字用熱転写シートを使用することができ
る。特に、多数回印字用熱転写シートを使用することに
より、印字コストの低減、廃棄物量の減少が可能となり
好ましい。例えば、乗車券等の発券機、カードプリンタ
ー等は、文字情報のみの印字であり、印字率も低く常に
同一の印字フォーマットで印字を行い、普通のファック
スや印字出力用プリンターに比べて印字使用回数が多い
ため、本発明の多数回印字方法と多数回印字用熱転写シ
ートとの組み合わせを使用し易い分野である。また、カ
ードプリンターにおいては、印字物に対して高い耐久性
が要求されるため、熱転写方式が広く採用されている
が、多数回印字用熱転写シートは印字物の耐久性が不充
分で使用することができず、印字コストを下げることが
難しかった。しかし、本発明の多数回印字方法と1回印
字用高耐久性熱転写シートとの組み合わせで、コストを
飛躍的に抑えることが可能である。
【0019】ここで、印字領域が1次印字領域と2次印
字領域からなる実施例について、文字情報を印字する場
合を例にして更に詳細に説明する。
【0020】図3は熱転写シート1の印字領域の子印字
領域状態を示す図である。図3において、熱転写シート
1の熱溶融性インキ層2の印字領域3´は、1次印字領
域E1と2次印字領域E2とに分割されている。そし
て、1次印字領域E1は、4個の子印字領域L1 〜L4
で構成され、2次印字領域E2は、4個の子印字領域l
1 〜l4 で構成されており、個々の子印字領域は同一幅
であるとともに、熱転写シート1の幅方向(図3の上下
方向)に配列され、熱転写シート1の搬送方向(図3の
矢印A方向)に沿っている。そして、1次印字領域E1
を構成する子印字領域L1 〜L4 と、2次印字領域E2
を構成する子印字領域l1 〜l4 とは、熱転写シート1
の幅方向の中心線Cに対して線対称関係にある。
【0021】このような熱転写シート1の熱溶融性イン
キ層2に被転写材11を重ね、熱転写シート1の背面か
らサーマルヘッド(図示せず)により加熱・加圧するこ
とにより、1次印字領域E1の子印字領域L1 〜L4
用いて被転写材11に印字を行う。これにより、図4に
示されるように1次印字領域E1の子印字領域L1 〜L
4 の位置に対応する位置に所望の文字情報が印字され
る。図示例では、子印字領域L1 ,L2 ,L3 ,L4
対応して、それぞれ『大日本印刷』、『No.1234
5』、『〇〇〇〇〇〇〇』、『平成〇年〇月〇日』なる
文字情報が印字されている。
【0022】このような1次印字領域E1を用いた印字
を行うことにより、熱転写シート1の1次印字領域E1
がすべて使用された後は、2次印字領域E2を用いた印
字を行う。このような1次印字領域E1を用いた印字か
ら2次印字領域E2を用いた印字への移行は、以下のよ
うな第1の移行方法にしたがって行うことができる。
【0023】すなわち、2次印字領域E2を用いた印字
への第1の移行方法は、熱転写シート1の中心線Cの方
向が逆方向となるように熱転写シート1を印字装置内で
装着し直し、熱転写シート1の搬送方向を同じにして2
次印字領域E2を用いた印字を行う方法である。熱転写
シート1は、一般に図5に示されるように2個のコア2
1a,21bにその両端部を固着され、各コア21a,
21bに巻き回された状態で印字装置内の軸22a,2
2bに装着されて使用される。したがって、例えば、図
5の矢印A方向に熱転写シート1を搬送して印字を行
い、コア21aに熱転写シート1が巻き取られた状態で
1次印字領域E1を用いた印字が終了した場合、コア2
1a,21bをそれぞれ軸22a,22bから取りはず
し、次に、図6に示されるようにコア21aが軸22b
に、コア21bが軸22aに嵌合するように熱転写シー
ト1を装着することにより、同じく矢印A方向に熱転写
シート1を搬送しながら、2次印字領域E2を用いた印
字が可能となる。この2次印字領域E2を用いた印字で
は、上記の1次印字領域E1を用いた印字において1次
印字領域E1を構成する子印字領域L1 〜L4 が位置し
た箇所に、2次印字領域E2を構成する子印字領域l4
〜l1 がそれぞれ位置するため、図4に示されるような
文字情報を被転写材11に印字する場合、2次印字領域
E2を構成する子印字領域l4 ,l3 ,l2 ,l1 に対
応して、それぞれ『大日本印刷』、『No.1234
5』、『〇〇〇〇〇〇〇』、『平成〇年〇月〇日』なる
文字情報が被転写材11に印字される。
【0024】尚、上記の第1の移行方法は、熱転写シー
ト1の中心線Cとコア21a,21bの長さ方向の中心
とが一致している場合には、上記のように熱転写シート
1をそのまま装着し直すことにより行うことができる。
また、熱転写シート1の中心線Cとコア21a,21b
の長さ方向の中心とが一致していない場合、例えば、図
7(A)に示されるように軸22aに嵌合しているコア
21を、図7(B)に示されるように軸22bに嵌合さ
せたときに、中心線Cの位置にズレが生じる場合には、
図7(C)に示されるように中心線Cの位置ズレ幅に相
当した幅を有するスペーサー23を軸22bに装着する
ことにより、中心線Cの位置ズレ発生を防止することが
できる。また、図5に示されるコア21a.21bに巻
き回された熱転写シート1が公知のカセットケースに収
納されたものであっても、同様に上記の第1の移行方法
を適用することができる。
【0025】また、上述のような第1の移行方法を用い
る場合、図3に示される例では各印字領域E1およびE
2を構成する子印字領域の幅は同一であるが、これに限
定されるものではない。図8は熱転写シート1の印字領
域の子印字領域状態の他の例を示す図である。図8にお
いて、熱転写シート1の熱溶融性インキ層2の印字領域
3´は、1次印字領域E1と2次印字領域E2とに分割
され、1次印字領域E1は、4個の子印字領域L1 〜L
4 で構成され、2次印字領域E2は、4個の子印字領域
1 〜l4 で構成されている。そして、個々の子印字領
域は熱転写シート1の幅方向(図8の上下方向)に配列
され、熱転写シート1の搬送方向(図8の矢印A方向)
に沿っているとともに、子印字領域の幅は、子印字領域
1 、L4 子印字領域l1 、l4 が同一幅(狭幅)であ
り、また、子印字領域L2 、L3子印字領域l2 、l3
が同一幅(広幅)である。このような1次印字領域E1
を構成する子印字領域L1 〜L4 と、2次印字領域E2
を構成する子印字領域l1〜l4 は、図3に示される例
と同様に、熱転写シート1の幅方向の中心線Cに対して
線対称関係にある。
【0026】このような熱転写シート1の熱溶融性イン
キ層2に被転写材11を重ね、熱転写シート1の背面か
らサーマルヘッド(図示せず)により加熱・加圧するこ
とにより、1次印字領域E1の子印字領域L1 〜L4
用いて被転写材11に印字を行う。これにより、図9に
示されるように1次印字領域E1の子印字領域L1 〜L
4 の位置に対応する位置に所望の文字情報が印字され
る。図示例では、子印字領域L1 ,L2 ,L3 ,L4
対応して、それぞれ『大日本印刷』、『No.1234
5』、『〇〇〇〇〇〇〇』、『平成〇年〇月〇日』なる
文字情報が印字されている。
【0027】このような1次印字領域E1を用いた印字
を行うことにより、熱転写シート1の1次印字領域E1
がすべて使用された後は、上述の第1の移行方法にした
がって2次印字領域E2を用いた印字を行うことができ
る。この2次印字領域E2を用いた印字では、上記の1
次印字領域E1を用いた印字において1次印字領域E1
を構成する子印字領域L1 〜L4 が位置した箇所に、2
次印字領域E2を構成する子印字領域l4 〜l1 がそれ
ぞれ位置するが、対応関係にある子印字領域L1 とl4
(狭幅)、子印字領域L2 とl3 (広幅)、子印字領域
3 とl2 (広幅)、子印字領域L4 とl1 (狭幅)
は、それぞれ同一幅であるため、図9に示される文字情
報と同様の文字情報を被転写材11に印字する場合、2
次印字領域E2を構成する子印字領域l4 ,l3 ,l
2 ,l1 に対応して、それぞれ『大日本印刷』、『N
o.12345』、『〇〇〇〇〇〇〇』、『平成〇年〇
月〇日』なる文字情報が被転写材11に印字される。
【0028】次に、2次印字領域E2を用いた印字への
第2の移行方法について説明する。第2の移行方法は、
図3に示されるような同一幅の子印字領域で構成された
印字領域をもつ熱転写シート1をその終端まで使用した
後に巻き戻し、かつ熱転写シート1をその幅方向に1子
印字領域幅に相当する距離だけ移動させ、その後、2次
印字領域E2を用いた印字を行う方法である。すなわ
ち、例えば、図10(A)の矢印A方向に熱転写シート
1を搬送して印字を行い、コア21aに熱転写シート1
が巻き取られた状態で1次印字領域E1を用いた印字が
終了した場合、図10(B)に示されるように、熱転写
シート1をコア21bに巻き戻し、コア21a,21b
をそれぞれ軸22a,22bに対して移動(図示例では
軸22a,22bの先端方向へ移動)することにより、
熱転写シート1を1子印字領域幅に相当する距離だけ移
動させる。これにより、図3、図4に示される1次印字
領域E1を用いた印字において1次印字領域E1を構成
する子印字領域L1 〜L4 が位置した箇所に、2次印字
領域E2を構成する子印字領域l1 〜l4 がそれぞれ位
置する。したがって、熱転写シート1を図10(B)の
矢印A方向に搬送することにより図4に示されるような
文字情報を被転写材11に印字する場合、2次印字領域
E2を構成する子印字領域l1 ,l2 ,l3 ,l4 に対
応して、それぞれ『大日本印刷』、『No.1234
5』、『〇〇〇〇〇〇〇』、『平成〇年〇月〇日』なる
文字情報が被転写材11に印字される。
【0029】上記のように熱転写シート1を1子印字領
域幅に相当する距離だけ移動させるには、軸22a,2
2bにコア21a,21bに対する位置固定用部材が設
けられている場合には、そのままコア21a,21bを
軸22a,22bに対してずらせばよい。また、フラン
ジ等の介装部材を介してコア21a,21bが軸22
a,22bに取り付けられている場合、2次印字領域E
2を用いた印字への移行に際して長さの異なる介装部材
を使用することにより、熱転写シート1を1子印字領域
幅に相当する距離だけ移動させることができる。さら
に、軸22a,22bとコア21a,21bとの位置関
係をそのままにして、熱転写シート1の駆動系全体を移
動させてもよい。
【0030】次に、2次印字領域E2を用いた印字への
第3の移行方法について説明する。第3の移行方法は、
図3に示されるような同一幅の子印字領域で構成された
印字領域をもつ熱転写シート1をその終端まで使用した
後に巻き戻し、かつサーマルヘッドを熱転写シート1の
幅方向に1子印字領域幅に相当する距離だけ移動させた
後、あるいは熱転写シート1を巻き戻し、かつサーマル
ヘッドの発熱位置を熱転写シート1の幅方向に1子印字
領域幅に相当する距離だけ移動させた後、2次印字領域
E2を用いた印字を行う方法である。すなわち、例え
ば、図11(A)の矢印A方向に熱転写シート1を搬送
して印字を行い、コア21aに熱転写シート1が巻き取
られた状態で1次印字領域E1を用いた印字が終了した
場合、図11(B)に示されるように、熱転写シート1
をコア21bに巻き戻し、サーマルヘッド30を熱転写
シート1の幅方向に1子印字領域幅に相当する距離だけ
移動(図示例では矢印B方向へ移動)させる。これによ
り、図3、図4に示される1次印字領域E1を用いた印
字の際に1次印字領域E1を構成する子印字領域L1
4 に位置していたサーマルヘッド30の所定箇所が、
2次印字領域E2を構成する子印字領域l1 〜l4 に位
置することになる。但し、上記のようにサーマルヘッド
30を移動することにより、被転写材11に対するサー
マルヘッド30の位置は1子印字領域分移動(図4にお
いては下方方向へ移動)するので、被転写材11に対す
る印字位置が変化してしまう。したがって、サーマルヘ
ッド30の移動に伴って被転写材11も同一方向へ同一
距離移動しなければならない。また、サーマルヘッド3
0自体は移動させずに、その発熱位置のみを熱転写シー
ト1の幅方向に1子印字領域幅に相当する距離だけ移動
(図11の例では矢印B方向へ移動)させる場合も同様
である。
【0031】上記のような操作を完了した後、熱転写シ
ート1を図11(B)の矢印A方向に搬送することによ
り図4に示されるような文字情報を被転写材11に印字
する場合、2次印字領域E2を構成する子印字領域l
1 ,l2 ,l3 ,l4 に対応して、それぞれ『大日本印
刷』、『No.12345』、『〇〇〇〇〇〇〇』、
『平成〇年〇月〇日』なる文字情報が被転写材11に印
字される。
【0032】サーマルヘッド30を上記のように熱転写
シート1の幅方向に1子印字領域幅に相当する距離だけ
移動させる操作は、手動式、自動式のいずれでもよい。
また、サーマルヘッド30の発熱位置を熱転写シート1
の幅方向に1子印字領域幅に相当する距離だけ移動させ
るには、予め印字装置のプログラムを設定しておけばよ
い。
【0033】上述したような第2および第3の移行方法
では、第1の移行方法とは異なり、1次印字領域E1を
構成する子印字領域と2次印字領域E2を構成する子印
字領域とが、熱転写シートの幅方法の中心線Cに対して
線対称関係にある必要はない。また、上述の第2および
第3の移行方法では、1次印字領域E1を用いた被転写
体11への1回の印字を行う毎に、熱転写シート1を1
回の使用分だけ巻き戻し、上述の方法にしたがって2次
印字領域E2を用いた印字を行うように印字装置を自動
制御することによって、熱転写シート1の全長にわたる
巻き戻し操作は不要となる。
【0034】次に、実験例を示して本発明を更に詳細に
説明する。 (実験例)基材フィルムとして厚さ6μmのポリエステ
ルフィルム(東レ(株)製ルミラー)の背面に下記組成
の背面層用インキをグラビアコート法により0.4g/
2 の塗布量で塗布して乾燥させて背面層を形成した。
【0035】次に、熱溶融性インキ層用のインキとして
下記組成の第1層用インキおよび第2層用インキを用い
て、この順に基材フィルム表面に塗布して2層構造の熱
溶融性インキ層を形成して熱転写シートを作成した。
尚、熱溶融性インキ層用インキの塗布はグラビアコート
法により、塗布量は、第1層、第2層それぞれ3g/m
2 とした。
【0036】 (熱溶融性インキ層の第1層用インキ組成) ポリエステル (分子量=20000 、m.p.= 62℃、溶融粘度=5800mPas )… 3重量部 パラフィンワックス(m.p.= 65℃、溶融粘度=80mPas ) …22重量部 エチレン/酢酸ビニル共重合体 … 5重量部 カーボンブラック …10重量部 メチルエチルケトン …60重量部 (熱溶融性インキ層の第2層用インキ組成) ポリエステル (分子量=20000 、m.p.= 62℃、溶融粘度=5800mPas )…18重量部 パラフィンワックス(m.p.= 65℃、溶融粘度=80mPas ) … 6重量部 エチレン/酢酸ビニル共重合体 … 6重量部 カーボンブラック …10重量部 メチルエチルケトン …60重量部 次に、上記の熱転写シートを用いて、下記の条件で印字
(1次印字領域5回、2次印字領域5回)を行い、それ
ぞれの回の印字濃度および印字品質を評価して下記の表
1に示した。
【0037】(印字条件) 印字プリンター:印字シュミレータ 印加エネルギー:0.3mJ/dot(一定) 印字書体 :ゴシック体 子印字領域幅:8mm 子印字領域幅:1次、2次印字領域各々10列 被転写材 :PPC用紙(ベック平滑度=60秒)
【0038】
【表1】 表1に示されるように、本発明の多数回印字方法は、5
回までの多数回印字が可能な熱転写シートを用いて、2
倍の10回の印字を良好に行えることが確認された。
【0039】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば熱
転写シートの基材フィルム表面に設けられた熱溶融性イ
ンキ層の使用可能な印字領域を有効に用いることがで
き、使用する熱転写シートが多数回使用可能なもので
も、1回使用タイプでも、印字可能回数に関係なく、そ
の熱転写シートの印字回数のn倍(nは2以上の整数)
の印字を行うことが可能となり、熱転写シートを用いた
チケットプリンターまたはコンピューターやワードプロ
セッサー等の出力プリントのランニングコストの低減が
可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】熱転写シートを構成する熱溶融性インキ層の印
字領域を説明するための図である。
【図2】印字領域の子印字領域の配列状態を説明するた
めの図である。
【図3】熱転写シートの印字領域の子印字領域状態を示
す図である。
【図4】文字情報が印字された被転写材を示す図であ
る。
【図5】コアに巻き回された熱転写シートを示す斜視図
である。
【図6】図6に示される熱転写シートを、その中心線が
反対方向となるようにした状態を示す斜視図である。
【図7】熱転写シートの装着状態を説明するための図で
ある。
【図8】熱転写シートの印字領域の子印字領域状態の他
の例を示す図である。
【図9】文字情報が印字された被転写材を示す図であ
る。
【図10】熱転写シートの装着状態を説明するための図
である。
【図11】熱転写シートの装着状態を説明するための図
である。
【符号の説明】
1…熱転写シート 2…熱溶融性インキ層 3,3´…印字領域 11…被転写材 E1…1次印字領域 E2…2次印字領域 L1 ,L2 〜Ln ,l1 ,l2 〜ln …子印字領域 C…中心線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41J 2/325 B41J 2/355 B41J 17/12 B41J 31/00 B41J 33/54 - 33/56 B41J 35/20 B41M 5/26

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被転写材と熱転写シートの基材フィルム
    表面に設けられた熱溶融インキ層とを重ね、前記熱転写
    シートの背面からサーマルヘッドにより加熱・加圧して
    被転写材上に印字する多数回印字方法において、 前記熱溶融性インキ層の印字領域を前記熱転写シートの
    幅方向に1次印字領域と2次印字領域に分割するととも
    に、各印字領域は前記熱転写シートの幅方向に配列され
    た複数の子印字領域で構成し、1次印字領域を構成する
    個々の子印字領域と2次印字領域を構成する個々の子印
    字領域とを1次、2次の繰り返しで順次隣接させて配列
    するとともに、各印字領域を構成する子印字領域の幅を
    2種以上とし、1次印字領域を構成する子印字領域と2
    次印字領域を構成する子印字領域とが前記熱転写シート
    の幅方向の中心線に対して線対称関係にあるものとし、
    前記1次印字領域を用いた印字が完了した後、前記熱転
    写シートの前記中心線の方向が逆方向となるように前記
    熱転写シートを装着し直し、その後、2次印字領域を用
    いた印字を行うことを特徴とする多数回印字方法。
  2. 【請求項2】 被転写材と熱転写シートの基材フィルム
    表面に設けられた熱溶融インキ層とを重ね、前記熱転写
    シートの背面からサーマルヘッドにより加熱・加圧して
    被転写材上に印字する多数回印字方法において、 前記熱溶融性インキ層の印字領域を前記熱転写シートの
    幅方向に1次印字領域からn次印字領域(nは2以上の
    整数)まで分割するとともに、各印字領域は前記熱転写
    シートの幅方向に配列された複数の子印字領域で構成
    し、各印字領域を構成する個々の子印字領域を1次から
    n次への繰り返しで順次隣接させて配列し、前記子印字
    領域は同一幅であり、前記1次印字領域を用いた印字が
    完了した後、前記熱転写シートを巻き戻し、かつ前記熱
    転写シートをその幅方向に1子印字領域幅に相当する距
    離だけ移動させ、その後、前記2次印字領域を用いた印
    字を行い、以降、同様の操作を行ってn次印字領域を用
    いた印字までを行うことを特徴とする多数回印字方法。
  3. 【請求項3】 被転写材と熱転写シートの基材フィルム
    表面に設けられた熱溶融インキ層とを重ね、前記熱転写
    シートの背面からサーマルヘッドにより加熱・加圧して
    被転写材上に印字する多数回印字方法において、 前記熱溶融性インキ層の印字領域を前記熱転写シートの
    幅方向に1次印字領域からn次印字領域(nは2以上の
    整数)まで分割するとともに、各印字領域は前記熱転写
    シートの幅方向に配列された複数の子印字領域で構成
    し、各印字領域を構成する個々の子印字領域を1次から
    n次への繰り返しで順次隣接させて配列し、前記子印字
    領域は同一幅であり、前記1次印字領域を用いた印字が
    完了した後、前記熱転写シートを巻き戻し、かつ前記サ
    ーマルヘッドを前記熱転写シートの幅方向に1子印字領
    域幅に相当する距離だけ移動させ、その後、前記2次印
    字領域を用いた印字を行い、以降、同様の操作を行って
    n次印字領域を用いた印字までを行うことを特徴とする
    多数回印字方法。
  4. 【請求項4】 被転写材と熱転写シートの基材フィルム
    表面に設けられた熱溶融インキ層とを重ね、前記熱転写
    シートの背面からサーマルヘッドにより加熱・加圧して
    被転写材上に印字する多数回印字方法において、 前記熱溶融性インキ層の印字領域を前記熱転写シートの
    幅方向に1次印字領域からn次印字領域(nは2以上の
    整数)まで分割するとともに、各印字領域は前記熱転写
    シートの幅方向に配列された複数の子印字領域で構成
    し、各印字領域を構成する個々の子印字領域を1次から
    n次への繰り返しで順次隣接させて配列し、前記子印字
    領域は同一幅であり、前記1次印字領域を用いた印字が
    完了した後、前記熱転写シートを巻き戻し、かつ前記サ
    ーマルヘッドの発熱位置を前記熱転写シートの幅方向に
    1子印字領域幅に相当する距離だけ移動させ、その後、
    前記2次印字領域を用いた印字を行い、以降、同様の操
    作を行ってn次印字領域を用いた印字までを行うことを
    特徴とする多数回印字方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2023150852A1 (pt) 2022-02-11 2023-08-17 Instituto Hercílio Randon Premix contendo nanopartículas, uso de um premix contendo um veículo e nanopartículas, processo para a incorporação de nanopartículas em material de matriz e metal

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