JPS59119613A - 自己融着性絶縁電線 - Google Patents
自己融着性絶縁電線Info
- Publication number
- JPS59119613A JPS59119613A JP22875782A JP22875782A JPS59119613A JP S59119613 A JPS59119613 A JP S59119613A JP 22875782 A JP22875782 A JP 22875782A JP 22875782 A JP22875782 A JP 22875782A JP S59119613 A JPS59119613 A JP S59119613A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- self
- insulated wire
- resin
- weight
- parts
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Organic Insulating Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は耐熱性に優れた自己融着性絶縁電線に関するも
のである。
のである。
近年、コイル製造工程の合理化、省力化に伴い従前の如
く含浸ワニスを使用せずにコイルの固着、成形が可能な
自己融着性絶縁電線の使用が増加してきている。したが
って要望される自己融着性絶縁電線も単に固着ずろのみ
の機能からさらに種々の機能を備えたものが要望されて
いる。最もその機能のうちで重要なものは、高温時の使
用に耐えるという耐熱性の点であった。
く含浸ワニスを使用せずにコイルの固着、成形が可能な
自己融着性絶縁電線の使用が増加してきている。したが
って要望される自己融着性絶縁電線も単に固着ずろのみ
の機能からさらに種々の機能を備えたものが要望されて
いる。最もその機能のうちで重要なものは、高温時の使
用に耐えるという耐熱性の点であった。
従来のポリビニルブチラール樹脂、ポリアミド樹脂等を
接着層として用いたものはその使用温度はせいぜい10
0℃までであり、これが自己融着性絶縁電線が従来、小
型トランスや小型モーター等の熱的に余り温度が高くな
く、又、静止機器等に多用され、耐熱性の要求される機
器、動的な負荷のかかる機器にはほとんど使用されてい
ない最大の原因となっていた。
接着層として用いたものはその使用温度はせいぜい10
0℃までであり、これが自己融着性絶縁電線が従来、小
型トランスや小型モーター等の熱的に余り温度が高くな
く、又、静止機器等に多用され、耐熱性の要求される機
器、動的な負荷のかかる機器にはほとんど使用されてい
ない最大の原因となっていた。
本発明者等は上記め自己融着性絶縁電線の欠点を改良す
るため研究を重ねた結果、本発明を達成したものである
。
るため研究を重ねた結果、本発明を達成したものである
。
即ち本発明の自己融着性絶縁電線は分子量10、OO0
以上を有するポリヒドロキシポリエーテル樹脂100重
量部に対して、式(1)(式中n = l O〜100
の整数)で示されるポリエーテルイミド樹脂5〜100
重量部配合し、必要に応じて他の改質剤または樹脂を配
合しこれを有機溶媒に溶解した樹脂溶液を電気導体上に
直接或は他の絶縁物を介して塗布焼料げしたことを特徴
とするものである。
以上を有するポリヒドロキシポリエーテル樹脂100重
量部に対して、式(1)(式中n = l O〜100
の整数)で示されるポリエーテルイミド樹脂5〜100
重量部配合し、必要に応じて他の改質剤または樹脂を配
合しこれを有機溶媒に溶解した樹脂溶液を電気導体上に
直接或は他の絶縁物を介して塗布焼料げしたことを特徴
とするものである。
本発明で用いる分子量]、 0.000以上を有するポ
リヒドロキシポリエーテル樹脂とは下記式(2)及び(
3)で示されるものである。
リヒドロキシポリエーテル樹脂とは下記式(2)及び(
3)で示されるものである。
n今50〜150の整数)
)TOH)T OO、、式(3)肪族、芳香族
、脂環族の残基、m 字20〜100、n 中 20〜
100 上記の構造式(2)を有するものとしては、例えば米国
UCC社製商品名P K HH%PKHJ、 PKI(
C。
、脂環族の残基、m 字20〜100、n 中 20〜
100 上記の構造式(2)を有するものとしては、例えば米国
UCC社製商品名P K HH%PKHJ、 PKI(
C。
東部化成社製商品名YP−50、旭電化工業社製商品名
EPX−26等があり、式(3)の構造を有するものと
しては大日本インキ社製商品名)(−330、)I−3
50がある。
EPX−26等があり、式(3)の構造を有するものと
しては大日本インキ社製商品名)(−330、)I−3
50がある。
また、式(1)を有するポリエーテルイミド樹脂として
は米国GE社製商品名「ウルテム」がある。
は米国GE社製商品名「ウルテム」がある。
本発明にて用いろ樹脂溶液には上記2つの主成分樹脂の
他に、少量のポリイソシアネ−1・、フェノールホルム
アルデヒド樹脂、メラミンホルムアルデヒド樹脂、アル
キルチタネート、チタンキレート等の改質剤、樹脂等を
添加し変性することもでき、これらも本発明に含まれる
ものである。
他に、少量のポリイソシアネ−1・、フェノールホルム
アルデヒド樹脂、メラミンホルムアルデヒド樹脂、アル
キルチタネート、チタンキレート等の改質剤、樹脂等を
添加し変性することもでき、これらも本発明に含まれる
ものである。
また、本発明においてポリヒドロキシポリエーテル樹脂
100重量部に対してポリエーテルイミド樹脂の配合量
を5〜100重量部と限定した理由は5重量部以下であ
ると耐熱性、高温時の接着強度の向上が見られず、10
0重量部以上であると軟化点が高くなりすぎ成形したコ
イルを固着するのにかなりの高温を必要とするためであ
る。
100重量部に対してポリエーテルイミド樹脂の配合量
を5〜100重量部と限定した理由は5重量部以下であ
ると耐熱性、高温時の接着強度の向上が見られず、10
0重量部以上であると軟化点が高くなりすぎ成形したコ
イルを固着するのにかなりの高温を必要とするためであ
る。
次に本発明を実施例、比較例をあげて説明するが、本発
明はそれらのみに限定されるものではない。
明はそれらのみに限定されるものではない。
実施例1
ポリヒドロキシポリエーテル樹脂(米国UCC社製商品
名PK)TH) 100重量部、ポリエーテルイミド樹
脂(米国GE社製商品名U L T EM 1000)
50重量部をクレゾール及びソルベントナフサに溶解し
樹脂分20%の樹脂溶液を得た。この樹脂溶液を予め0
.5mmψの直径を有する銅線上にエステルイミドワニ
ス(ロ角虫スケネクタテイ社製商品名Isomid)を
塗布2571mに被覆した絶縁電線上に塗布し炉温30
0°C1炉長3mを有する焼付炉を通過させ焼付ける操
作を3回くり返し施して、12μの接着層を有する本発
明自己融着性絶縁電線を得た。
名PK)TH) 100重量部、ポリエーテルイミド樹
脂(米国GE社製商品名U L T EM 1000)
50重量部をクレゾール及びソルベントナフサに溶解し
樹脂分20%の樹脂溶液を得た。この樹脂溶液を予め0
.5mmψの直径を有する銅線上にエステルイミドワニ
ス(ロ角虫スケネクタテイ社製商品名Isomid)を
塗布2571mに被覆した絶縁電線上に塗布し炉温30
0°C1炉長3mを有する焼付炉を通過させ焼付ける操
作を3回くり返し施して、12μの接着層を有する本発
明自己融着性絶縁電線を得た。
而して作製した本発明自己融着性絶縁電線の接着性能を
見るため、該絶縁電線を直径5 mmの丸棒に巻付は長
さ80mmのヘリカルコイルを作製し200°Cで30
分間加熱しASTM−D−25] 9に準じて常温及び
150°C中での接着強度を測定した。また、接着性の
劣化特性を見るため200℃で30分間加加熱蓋1〜だ
ヘリカルコイルを220℃で10日間劣化せしめた後の
接着強度を測定した。得られた値を第2表に示す。
見るため、該絶縁電線を直径5 mmの丸棒に巻付は長
さ80mmのヘリカルコイルを作製し200°Cで30
分間加熱しASTM−D−25] 9に準じて常温及び
150°C中での接着強度を測定した。また、接着性の
劣化特性を見るため200℃で30分間加加熱蓋1〜だ
ヘリカルコイルを220℃で10日間劣化せしめた後の
接着強度を測定した。得られた値を第2表に示す。
実施例2〜6、比較例1〜3
実施例1と同様に実施例1で用いたと同一の絶縁電線上
に第1表に示す組成の接着層を設けた自己融着性絶f¥
電線を作製し、同様に接着性能、劣化特性を測宇した結
果を第2表に併記して示す。
に第1表に示す組成の接着層を設けた自己融着性絶f¥
電線を作製し、同様に接着性能、劣化特性を測宇した結
果を第2表に併記して示す。
1以上の実施例及び比較例にて明らかなように本発明自
己融着性絶縁電線は、従来のものと比して高温中での接
着強度が大幅に向上し又、耐劣化性も大幅に向上してお
り、極めて有用なものである。
己融着性絶縁電線は、従来のものと比して高温中での接
着強度が大幅に向上し又、耐劣化性も大幅に向上してお
り、極めて有用なものである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 分子量】0□000以−1−を有するポリヒドロキシポ
リエーテル樹脂100重量部如対して式(1)で示され
るポリエーテルイミド樹脂を5〜100重量部配合し、
これを有機溶媒て溶解1〜だ樹脂溶液を電気導体−にに
直接或は他の絶縁物を介して塗布焼料けて成ることを特
徴とする自己融着性絶縁電線。 (式中n:10〜100の整数)
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22875782A JPS59119613A (ja) | 1982-12-27 | 1982-12-27 | 自己融着性絶縁電線 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22875782A JPS59119613A (ja) | 1982-12-27 | 1982-12-27 | 自己融着性絶縁電線 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59119613A true JPS59119613A (ja) | 1984-07-10 |
Family
ID=16881346
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22875782A Pending JPS59119613A (ja) | 1982-12-27 | 1982-12-27 | 自己融着性絶縁電線 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59119613A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62135569A (ja) * | 1985-12-09 | 1987-06-18 | Toshiba Chem Corp | 絶縁電線 |
JPH01187708A (ja) * | 1988-01-20 | 1989-07-27 | Hitachi Cable Ltd | 耐捩じれ変形自己融着性エナメル線 |
JPH02199709A (ja) * | 1989-01-27 | 1990-08-08 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 自己融着性絶縁電線 |
-
1982
- 1982-12-27 JP JP22875782A patent/JPS59119613A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62135569A (ja) * | 1985-12-09 | 1987-06-18 | Toshiba Chem Corp | 絶縁電線 |
JPH01187708A (ja) * | 1988-01-20 | 1989-07-27 | Hitachi Cable Ltd | 耐捩じれ変形自己融着性エナメル線 |
JPH02199709A (ja) * | 1989-01-27 | 1990-08-08 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 自己融着性絶縁電線 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS59119613A (ja) | 自己融着性絶縁電線 | |
JPS5817534B2 (ja) | 可撓性エポキシ樹脂組成物 | |
JPS63226816A (ja) | 自己融着性絶縁電線 | |
JPS6161487B2 (ja) | ||
JP3164949B2 (ja) | 自己融着性絶縁電線およびそれを用いた回転電機 | |
JP3525060B2 (ja) | 自己融着性絶縁塗料およびこれを用いた自己融着性絶縁電線 | |
JPS61168668A (ja) | 自己融着性絶縁塗料 | |
JPS63193406A (ja) | 自己融着性絶縁電線 | |
JPS592314B2 (ja) | 自己融着性絶縁塗料 | |
JPS639326B2 (ja) | ||
JP2956218B2 (ja) | 回転電機の絶縁構造 | |
JPH03246816A (ja) | 自己融着性絶縁電線 | |
JP3364007B2 (ja) | 自己融着性絶縁電線およびそれを用いた回転電機 | |
JPH03241608A (ja) | 自己融着性絶縁電線 | |
JPS598215A (ja) | ガラス巻線 | |
JPH05304020A (ja) | フェライトコアの絶縁材及びそれを用いたフェライトコアの絶縁方法 | |
JPH08227811A (ja) | 耐熱コイル含浸剤 | |
JPH0680154B2 (ja) | 絶縁電線 | |
JPS6339625B2 (ja) | ||
JPH0580082B2 (ja) | ||
JPH0336245B2 (ja) | ||
JPH02270211A (ja) | 自己融着性絶縁電線 | |
JPS62147934A (ja) | 小型直流モ−タ用コイルの製造方法 | |
JPS633401B2 (ja) | ||
JPS5814730B2 (ja) | 電気巻線の製造方法 |