JPS59117537A - 重合性樹脂の製造方法 - Google Patents

重合性樹脂の製造方法

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JPS59117537A
JPS59117537A JP57230839A JP23083982A JPS59117537A JP S59117537 A JPS59117537 A JP S59117537A JP 57230839 A JP57230839 A JP 57230839A JP 23083982 A JP23083982 A JP 23083982A JP S59117537 A JPS59117537 A JP S59117537A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、エチレン性不飽和結合の重合に基因して熱優
化性または光硬化性を有する樹脂の製造方法に関するも
のである。本発明の実施により得られた重合性樹脂は人
工皮革の製造時に用いる丁稚剥離紙用の含浸材料として
有用である。
ポリ塩化ビニル製発泡レザー(いわゆる発泡塩ビレザー
)は天然皮革と比較して安価であるので1950年代後
半より家具装飾材、自動車内装材、衣料、パッチング、
テープ等の用途に広汎に使用されている。
この発泡レザーの構造としては、発泡塩ビシート、スキ
ン/発泡塩ビ、スキン/布/発泡塩ビ、発泡塩ビ/布、
スキン/発泡塩ビ/フェルト等、発泡塩ビ単層のものお
よび複層構造体のもの等用途により種々異なる。
この発泡塩ビを製造する原料としては発泡コンパウンド
と発泡塩ビプラスチゾルが用いられている。また、発泡
塩ビレザーの製法はプラスチック“材料講座”18「塩
化ビニル樹脂」古谷正之著(昭和47年2月20日、日
刊工業新聞社刊)の第327頁〜376頁に詳細に記載
されている。
かかる発泡塩ビプラスチゾルを用いてレザーを製造する
方法として長繊維上質紙の表面にシリコーン樹脂または
アミノアルキッド樹脂層を設けた工程剥離紙をキャリア
として用い、この工程剥離紙の表面にリバースロールコ
ータ−で一定厚の塩ビプラスチゾル膜をキャストし、該
ゾル膜を溶融炉内でゲル化してから冷却し、このように
して形成された塩ビレザーシートを工程剥離紙より剥離
してロールに巻き取り、一方、工程剥離紙も別のロール
に巻き取り、再使用する製造方法が行われている。この
製造の際、必要により布は溶融炉に入る前に未ゲル化ゾ
ルシートに、オたけ炉を出た直後のゲル化シートに積層
される( ModernPlastics、 41(3
)、 84(NOV、 1963 )参照〕。
この塩ビレザーの製造法に使用される工程剥離紙におい
て、剥離層を形成する樹脂としてシリコーン樹脂(シロ
キサンジオールの直線状高分子)を用いたものは、耐熱
性に優れるが、繰り返し使用するとシリコーン樹脂が工
程剥離から少しずつ脱落し、レザーシートとの剥離性が
低下する欠点がある。才た、アミノアルキッド樹脂を用
いたものに比較して得られるレザーシートの表面光沢が
劣り、エナメルタイプのレザー製造には不適である。
アミノアルキッド樹脂を用いた工程剥離紙は光沢の優れ
たレザーを与えるが、剥離性、耐熱性のより向上が望ま
れている。また、アミノアルキッド樹脂はシリコーン樹
脂が塗布量1fl/lr?であるのに対して25〜30
9/rr?の塗布量が必要とされ、コストが高い。
本発明者は剥離性を付与する樹脂として光硬化性樹脂を
用いれば塗布量を低減させるととができ、かつ、耐熱性
に優れる塗膜を与えると推測し、代表的な光硬化性樹脂
であるエポキシアクリレートm脂を用い、これに溶剤お
よび光増感剤を配合1−て調製したフェスを紙に含浸さ
せ、乾燥、次いでエンボス加工した後、光硬化させて得
た工程剥離紙は、レザーシート製造用塩ビプラスチゾル
中に= 5− 含まれるメチルエチルケトンやジメチルホルムアミド等
の溶剤に冒されることが判明した。
本発明者は次いで種々の光硬化可能な樹脂を検討したと
ころ、メラミン基含有アクリルアミド系化合物を用いて
製造させる工程剥離紙はポリ塩化ビニルピザ−並びにウ
レタンレザーとの剥離性に優れ、エナメル(強光沢)タ
イプのレザーを提供することができ、かつ、耐薬品性に
も優れることを見い出し、先に、工程剥離紙用樹脂とし
て、(に)成分;: 次式で示されるメチロールメラミン化合物またけアルキ
ルエーテル化メラミン化合物式中、R′はそれぞれHま
たは炭素数1〜4の炭化水素基を示し、Rけメチル基、
フェニル基、−N(CH20R’)2 (R’はそれぞ
れ上記R′と同一またけ異なるHまたは炭素数1〜4の
炭化水素基)、または下式で表わされる有機基を示す  6− (Yけ−CT(2OR’または水素、R′はそれぞれ上
記R′と同一または異々るHまたは炭素数1〜4の炭化
水素基) m′)成分ニ アクリルアミドおよび/またはメタクリルアミ  ド (C′)成分: 分子中に少なくとも1個の一8H,−OH。
−CON’H2および−Coonより選ばれた官能基が
導入された変性ポリシロキサン 上記(A)成分、(R′)成分および(C′)成分とを
反応させて得た分子内に−CT(2NHCOCR’ =
 C’H2基(’R1[HHs 提案した(特願昭57−63400号明細書参照)。
しかし、この樹脂はこの樹脂の紙への含浸を容易とする
ため用いる希釈溶媒との相溶性に難点があり、フェスを
調製後数日経禍すると一部の樹脂が析出すると云う問題
があることが判明した。
本発明者等は、樹脂の相溶性を改良すべく種々検討した
結果、樹脂の原料として更に分子量が500以下の多価
アルコールを前記(A′)、(R′)および(C′)成
分に加え反応させることにより得られる重合性樹脂の希
釈溶剤への溶解性が向上することを見い出し、本発明に
到達した。
即ち、本発明は、工程剥離紙用の含浸材料として有用な
重合性樹脂の製造方法を提供する本のであり、かかる目
的は (4)成分; 一般式(1) 式中、R′はそれぞれHまたは炭素数1〜4の炭化水素
基を示し、Rけメチル基、フェニル基、−N (CH2
OR’ )2  (R’けそhぞれ上記R′と同一また
は異なるHまたは炭素数1〜4の炭化水素基)、または
T式で表わされる有機基を示す。
(Yは−CH20R’または水素、Rはそれぞれ上記R
′と同一または異なるHまたけ炭素数1〜4の炭化水素
基) で示されるメラミン系化合物     1モル(B)成
分; 分子量が62〜500の多価アルコール1.5〜4当量
(水酸基1個を1 当量とする) C)成分ニ アクリルアミド、α−低級アルキル置換アクリルアミド
より選ばれたアミド系化合物[F])成分1     
     1〜4・5%′分子中に少なくとも1個の−
SH,−OH。
−CONH2および−COOHより選ばれた官能基が導
入された変性ポリシロキサン (4)、(B)および(0成分の合計重量の0.19− 〜50重計係 上記(4)、(B)、(C)および0成分を反応させて
エチレン性不飽和結合を有する重合性樹脂を製造するこ
とにより達成される。
本発明の実施において、(A)成分のメチロール化メラ
ミン化合物およびアルキルエーテル化メラミン化合物の
具体例のいくつかを示せば、次の通りである。ヘキサメ
チロールメラミン、ペンタメチロールメラミン、テトラ
メチロールメラミン、トリメチロールメラミン、ジメチ
ロールメラミン、ヘキサメトキシメチルメラミン、ペン
タメトキシメチルメラミン、テトラメトキシメチルメラ
ミン、トリメトキシメチルメラミン、トリプトキシメチ
ルメラミン、ヘキサエトキシメチルメラミン、ペンタエ
トキシメチルメラミン、テトラエトキシメチルメラミン
、トリメトキシメチル−ジェトキシメラミン、トリエト
キシメチル−ジブトキシメチルメラミン、ヘキサプロポ
キシメチルメラミン、トリプロポキシメチルメラミン、
ジブトキシメチルメラミン、トリメトキシメチルメラミ
ン、ジブ10− ロポキシメラミン、ヘキサブトキシメチルメラミン、モ
ノメトキシメチルメラミン、テトラブトキシメチルメラ
ミン、テトラメトキシメチルメラミン、メチルグアナミ
ン、ジメトキシメチルグアナミン、ジブトキシメチルグ
アナミン、モノメトキシメチルグアナミン、トリプロポ
キシメチルグアナミン、テトラメトキシメチルグアナミ
ン、ベンゾグアナミン、テトラブトキシメチルグアナミ
ン、ジブトキシメチル−ベンゾグアナミンおよびこれら
の混合物。
本発明で対象とするのに特に適したものは、式(1)で
R′が水素またはメチル基、Rが−N (CH20CH
8)2またはフェニル基のものである。
次に、(B)成分の分子量が62〜500の多価アルコ
ールトシては、エチレンクリコール、フロピレンゲリコ
ール、1,2−ブタンジオール、1,3−ブタンジオー
ル、1,4−ブタンジオール、1,5−ペンタンジオー
ル、1,6−ヘキサンジオール等の脂肪族のアルキレン
ジグリコール;トリメチロールプロパン、ペンタエリス
リトール等の水酸基i3個以上有する脂肪族系多価アル
コール;ジエチレングリコール、ジプロピレングリコー
ル、ホリエチレングリコール、ポリプロピレングリコー
ル等のポリオキシアルキレングリコール:ビスフェノー
ルAのエチレンオキサイド捷たはプロピレンオキサイド
2〜4モル付加物;シクロヘキサンジメタツール、ノル
ボルネンジメタツール、トリシクロデカンジメタツール
等の脂環構造を有する二価アルコール等が挙げられる。
多価アルコールの分子量が500を越えるときは得られ
る樹脂の軸点が低く、フェスを含浸し、溶剤を除去した
後の紙をエンボス加工する際、樹脂がエンボスロールも
しくはエンボス成形用プレス板に付着しやすい欠点があ
る。
更に(O成分のアクリルアミドおよびα−低級アルキル
置換アクリルアミドとしては、アクリルアミド、メタク
リルアミド、α−プロピルアクリルアミド、α−ブチル
アクリルアミド、およびこれらの混合物が一般に適当で
ある。α−低級アルキル基としては、一般に炭素数1〜
4のものが適当である。
これらの混合物も使用可能である。
更に(2)成分の変性ポリシロキサンとしては、分子中
に少なくとも1個、好ましくは2個以上の一8H,−O
H,−CONH2および−COOHよ抄選択された官能
基が導入された次の構造式群で示さねたもの、およびこ
れら構造式のCHs基の一部がビニル基、フェニル基、
ふっ素化アルキル基に置換されたものが挙げられる。
(1)、カルボキシ変性ポリシロキサン、例えばトーレ
・シリコーン■製5F8418 (商品名)(4)、カ
ルビノール変性ポリシロキサン5F8427 (商品名
) 13− (m)、  メルカプト変性ポリシロキサン(lvl 
 ポリエーテル変性ポリシロキサン((CH2)nO)
zT( SF8410 (商品名) (V)、アミド変性ポリシロキサン 〔上記式において、変性ポリシロキサンけXお14− よびyで括弧される繰り返し単位をランダムにまたはブ
ロック的に有するものであり、末端はCHsである。ま
た、式中のRは炭素数が1〜8のアルキレン基、又は1
0〜650の整数、yけ1〜10の整数、nは2〜10
の整数、2は1〜200の整数マある。
上記商品名の変性ポリシロキサンはトーン・シリコーン
株式会社より販売されており、分子量は5千〜5万程変
のものでyは2〜3のものが一般である。
次に各成分の仕込比について記載する。
■成分のメチロール化メラミン化合物またはアルキルエ
ーテル化メラミン化合物またはアルキルエーテル化メラ
ミン化合物1モルに対する(B)成分のあり、(C)成
分のアクリルアミド系化合物の仕込割合は1〜4.5モ
ル、好ましくは2〜4モルである。
■成分のメラミン系化合物1モルに対する(B)成分の
多価アルコールの仕込量が1.5当量未満であると得ら
れる樹脂は、反応溶媒、例えばシクロヘキサノン、ジオ
キサンに対する溶解性に欠け、樹脂が反応中に析出する
。逆に4当量を越えると得られる樹脂の高分子化が進み
過ぎ、反応液の粘塵が高くなゆすぎ攪拌が困難となる。
また、(4)成分のメラミン系化合物1モルに対する(
C)成分の仕込量が1モル未満では得られる樹脂の融点
を80℃以上とするととけできない。樹脂が常温で液状
または粘稠なものであるとき、もしくけ樹脂の融点が5
0℃以下と低いときけ、紙にフェスを含浸後、乾燥によ
り有機溶媒を飛散させ、次いで樹脂を含有する紙をエン
ボス加工する際、エンボシンクロールやプレス板に樹脂
が付着し、パターニングが鮮明に行われない。樹脂の重
合はかかるエンボス加工後、光を照射することにより行
われる。
次に、0成分の仕込割合は、(A)、山)および(C)
成分の合計重量に対して0.1〜50重量%、好オしく
け0.5〜20重量%である。(2)成分の(4)、(
B)および(C)成分の合計重量に対する仕込割合がo
、i重量%未満では工程剥離紙にしたときの剥離性が不
充分となる。また、50重量%を越えるときは遊離の(
2)成分が樹脂中に残って分離することもある。
更に、0成分は高価であるので経済的にも好ましくない
これら(4)成分、CB)成分、(O成分および0成分
より重合性樹脂を製造するには、各成分と触媒を混合し
、50〜150℃、好ましくは80〜130℃の温度で
2〜20時間、好ましくは4〜10時間反応させること
により行われる。
この反応は適当な溶媒の存在下に行なう。この場合の溶
媒と17では、反応に関して不活性なものであることが
必要である。かかる溶媒としてはたとエバベンゼン、ト
ルエン、キシレン、テトラリン等の炭化水素、シクロヘ
キサノン、ジオキサン、メチルエチルケトン、メチルイ
ソブチルケトン等があげられる。
そして、触媒としては、カルボン酸とアルカノールとか
らエステルを形成させるのに有効な酸が一般に適当であ
るが、特に好ましいものはパラト17− ルエンスルホン酸で代表される有磯酸からなるものであ
る。触媒使用量は、たとえばパラトルエンスルホン酸の
場合は各成分の合計量に対l−で1100pp −1重
量係程度、好ましくFi1000〜5000ppm程度
、であるのがふつうである。
本発明による反応系にはアクリルアミド系化合物が反応
体として、また生成物中にエチレン性不飽和結合が、存
在するから、その重合を防止することが一般に必要であ
る。
このようなエチレン性不飽和結合の重合防止に関しては
種々の化合物が知られており、本発明でも合目的的な任
意のものを使用することができる。
具体的には、たとえばフェノール系化合物、アミン系化
合物がある。フェノール系化合物を用いた時の空気は、
これを反応系に吹込むと重合防止作用を延長させる外に
生成アルカノール(R’OH)の留去を促進することが
できるから、反応系への空気の吹込みは好ましいことで
ある。
この反応は、種々の操作態様に従って実施することがで
きる。具体的には、たとえば、攪拌装置、18− 冷却器、および空気吹込装置の付属した反応器に(4)
、(B)、(C)および0成分と触媒とを仕込み、少量
の空気を反応系C液相部)に吹込みながら徐々に昇温さ
せる。反応系温間が80℃前後から水またはアルカノー
ル(R’OH)の留出が始まり、10゜〜120℃程度
まで昇温させてアルカノールの留出が止まるまで加熱を
続けて、反応を終了させる。
本発明の実施により得られる樹脂は次の一般式Qll)
〜00等で示されるエチレン性不飽和結合を有する樹脂
の混合物である。
(En         (Ivl CI(s C■ 〔式中Zは−CH2NHCOCR” = CH2、−C
H20R2、R1、R2はH4たけ炭素数1〜4のアル
キル基、Rけ炭素数1〜8のアルキレン基、Xけ10〜
650の整数、Yけポリオール残基を示す〕。
これら樹脂の分離は困難である。また、これら樹脂はい
ずれもエチレン性不飽和結合を有するので分離すること
なく工程剥離紙製造用フェスの樹脂として使用される。
これら樹脂はベンゾイルパーオキサイド、1−ブチルパ
ーベンゾエート、アゾイソブチロニトリル等のラジカル
重合開始剤を配合されて加熱するととにより熱不融性の
重合体を与える。また、ベンゾフェノン、ベンゾイン等
の光増感剤を配合され、光重合により熱不融性の硬化物
を与える。
この重合性樹脂の最適な用途は工程剥離紙製造用フェス
の樹脂であるので以下、工程剥離紙の製造方法について
述べろ。
フェスは、 (a)本発明の実施により得られた重合性樹脂(b)上
記樹脂を溶解する稀釈用有機溶剤(C)光増感剤   
  適 量 上記(a)〜(C)成分を25℃における粘度が30〜
s、oooセンチボイズとなるように調製する。一般に
(C)成分の光増感剤は(a)成分の光硬化性樹脂固形
分の0.05〜5重量係である。必要により促進剤が0
.01〜5重量壬配合される。
(l成分の有機溶剤としては、ベンゼン、トルエン、キ
シレン等の芳香族炭化水素、メチルインブチルケトン、
メチルエチルケトン、シクロヘキサノン、ジオキサン、
テトラヒドロフラン等が挙げられる。これら有機溶剤は
乾燥時の揮散が容易となる沸点が100〜160℃のも
ので、かつ、親木性も有するシクロヘキサノン、ジオキ
サン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトンが
好ましい。
次に(c) 究分の光増感剤としては、既に紫外線硬化
型塗料の増感剤として用いられている各種の光増感剤、
例えばベンゾイン、ベンゾインメチルエーテル、ベンゾ
インエチルエーテル、ベンゾインイソプロピルエーテル
、α−メチルベンゾイン、α−フェニルベンゾイン等の
ベンゾイン系化合物;アントラキノン、メチルアントラ
キノン等のアントラキノン系化合物:ベンジル;ジアセ
チル:アセトフェノン、ベンゾフェノン等のフェニルケ
トン化合物;ジフェニルジスルフィド、テトラメチルチ
ウラムスルフィド等のスルフィド化合物;α−クロルメ
チルナフタリン;アントラセンおよびヘキサクロロブタ
ジェン、ペンタクロロブタジェンなどのハロゲン化炭化
水素などが挙げられる。
これら(a1〜(C)成分の他にフェスにハイドロキノ
ン、t−7”チルハイドロキノン、カテコール、ハイド
ロキノンモノメチルエーテルなどのフェノール類:ベン
ゾキノン、ジフェニルベンゾキノンなどのキノン類;フ
ェノチアジン類;銅類などの重合防止剤を配合すると貯
蔵安定性が向トする。更に、必要に応じて粘度調節剤、
界面活性剤、消泡剤等の各種助剤を配合してもよい。ま
た、シリコーン′1itIl旨、ワックス、スチレン・
ブタジェンラバー等の高分子体を配合することも可能で
ある。
次に、フェスを用いて工程剥離紙を製造するこトハワニ
スをロール、スプレーガン、刷毛等の手段により紙の表
面に3〜10 t/d塗布、含浸した後、有機溶剤が揮
散する温度、例えば100〜165℃に設定した乾燥炉
に含浸紙を導六、0.2〜1分で有機溶剤を含浸紙より
除去し、次いでエンボスロールにより含浸紙に皮革模様
を付しくエンボス加工)、次いで光を含浸紙に照射して
含浸紙に含まれている(a)成分のメラミン基含有樹脂
を光重合させることにより達成される。
フェスを含浸する紙としてはケミカルパルプ紙、上質紙
、コート紙、軽量コート紙、了−ト紙、ケント紙、印刷
用紙等があげられる。これらの中でもフェスの含浸が容
易なコート紙、軽量コート紙、アート紙等の塗工紙が優
れる。塗工紙は原紙(合成紙も含む)の表面に鉱物性白
色塗被料、例えば硫酸バリウム、白土、サテンホワイト
、炭酸カルシウム等をバインダー、例えばカゼイン、ゼ
ラチン、でんぷん、SDRラテックス、アクリル酸エス
テル・スチレン共重合体エマルジョン、ポリ酢酸ビニル
エマルジョン、酢酸ビニル・アクリル酸エステル共重合
体エマルジョン等とと1本に塗布量が3〜409/、r
?となるように塗被し、乾燥して印刷性を付与した塗膜
を有するもので、市場より容易に入手で負る。
エンボス加工は例えば金属ロールとペーパーロールより
なる1対のエンボスロールを使用して通常の方法で、例
えば50〜150℃、10〜50Kq/−の圧力で行う
。エンボス加工は片面エンボスで十分であるが、両面エ
ンボスでもよい。エンボスパターンは人工皮革レザーの
希望する模様に仕上げる。紙に含有されている(場成分
の光硬化性樹脂は常温で固体であるため、エンボスロー
ルの温度を該光硬化性樹脂の軟化点以下に設定すること
により樹脂のエンボスロールへの付着は防止さ25− れる。
エンボス加工された紙に含有される(a)成分の光硬化
性樹脂を硬化させるに用いる光としては、高エネ電離性
放射線および紫外線があげられる。
高エネルギー電離性放射線源としては例えば、コツクク
ロフト型加速器、パンデグラーフ型加速器、リニャーア
クセレレーター、ベータトロン、サイクロトロンなどの
加速器によって加速された電子線が工業的に最も便利か
つ経済的に使用されるが、その他に放射性同位元素や1
京子炉などから放出されるγ線、X線、α線、β線、中
性子線、陽子線などの放射線も使用出来る。
紫外線源としては例えば、紫外線帯光灯、低圧水銀灯、
高圧水銀灯、超高圧水銀灯、キセノン灯、炭素アーク灯
、太陽光など雀ある。
このよう圧して製造された工程剥離紙は耐薬品ヰ、耐熱
性、塩ビレザーとの剥離性に優れる。オだ、エナメルレ
ザーをも提供することができ、塩ビレザー製造用工程剥
離紙として有用である。
以下、実施例により本発明を更に詳細に説明す26− る。なお、例中の部は全て重量基準である。
実施例1 四つロフラスコに攪拌機、温度計、冷却器、空気吹込み
用ガラス管を取り付け、このフラスコ内にヘキサメトキ
シメチルメラミン(三井東圧化学製すイメル303 3
90部(1モル)、アクリルアミド248.5部(3,
5モル)、エチレングリコール 45部(1,5当量)
、トーレシリコーン@要ポリシロキサン5F−8427
68,4部、シクロへキサノン751.9部、パラトル
エンスルホン酸2部およびハイドロキノン05部を仕込
み、200d/分の連間で空気を吹込みながら徐々に1
00℃迄昇温させ、同温度に7時間保って反応を終了さ
せた。
反応終了侵、70′Cまで冷却し、重曹30?を添加し
てこの温度で30分間維持した。その後F紙で濾過して
樹脂溶液を得た。この樹脂溶液の粘度け410 cps
 (25℃)であり、また、溶媒を蒸発させた樹脂の融
点は110℃であった。
実施例2〜3、比較例1〜2 ヘキサメトキシメチルメラミン 1モルに対するエチレ
ングリコールおよびアクリルアミドの仕込モル比を表1
に示すように変咀した他は実殉例1と同様にして樹脂溶
液を得だ。
実施例4〜11、比較例3〜4 実施例1において、(A)成分のメラミン系化合・吻、
(1)成分の多価アルコールの種類ならびに各Ii2 
外の配合割合を表1のように変更する他は同様にして表
1に示す粘度を示す樹脂溶液fr−傅だ。
参考ll1l+ 1 油化シェルエポキシ■喫ビスフェノールAのジグリシジ
ルエーテル1エピコート1004 ”(商品名、エポキ
シ当9913)464部、アクリル酸37部、ハイドロ
キノンモノメチルエーテル1部、テトラメチルベンジル
アンモニウムプロミド5部およびメチルイソブチルケト
ン500部を1tの40フラスコ内に仕込み、攪拌機、
還流冷却器、空気吹込管および温度計を取りつけ、攪拌
しながら、および空気を20(lnl7分の割合で吹き
込みながら加熱して110℃迄昇温I、だ。
同温で5時間反応させて粘度(25℃)が280cps
のエポキシアクリレート樹脂溶液を得た。なお、溶媒を
除去した該樹脂の融点は75℃であった。
(以下余白) 29− 工程剥離紙の製造例 前記実施例1〜11、比較例1〜4および参考例1で得
た樹脂溶液100部に対して光増感剤2゜2−ジメトキ
シ−2−フェニルアセトフェノン゛イルガキュア651
”(チバガイギー社製商品名)を1.5部配合してワニ
スを調製した。
これらワニスを坪量130グ/m”のコート紙の表面に
マイヤーバーを用いて塗布し、150℃で乾燥して(エ
ポキシアクリレートの場合は120℃)溶剤を揮散させ
た後、エンボス加工し、次いで水銀灯より発生した紫外
線を照射して光硬化させて工程剥離紙を得た(樹脂の塗
布量は固型分で51F/m’)。
これら工程剥離紙を次の方法で評価した。結果を表2に
示す。
耐薬品性: 工程剥離紙の表面をメチルエチルケトンを浸みこませた
ガーゼで100回往復させてこすったとき、表面に異常
がなかったものを良好とし、表面に異常を生じ、コート
紙の表面が露呈した32− ものを不良とした。
光沢、剥離性、耐熱性: 工程剥離紙の表面に住友化学工業■製の発泡塩ビプラス
チゾルを200μとなるようにリバースロールでコート
した後、200℃で加熱し、次いで30℃に冷却してレ
ザーシートを形成すせた後、レザーシートを工程剥離紙
より20017分の速度で引き剥した。
5回くり返して使用された工程剥離紙より得たレザーシ
ートの光沢(95° 以上良好、95゜未満不良)およ
びレザーの引き剥れやすさく150f73m幅以下を良
好、150f733幅を越えるものを不良とした)なら
びに剥離紙の熱変形の有無(ないものを良好とした)を
調べたO 参考例2 ワニスとして工程剥離紙用塗布剤“テスビール5P25
04”〔光沢型アミノアクリルアルキッド樹脂、磯島精
油■製商品名)100部にドライヤー”50を5部配合
したものを用い、これをコ33− −ト紙に30f/rr?となるように塗布し、130℃
で加熱硬化させて工程剥離紙を得た。
この工程剥離紙を応用実施例1と同様に評価したO 結果を表2に示す。
(以下余白)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)、 (A)成分ニ 一般式 式中、R′はそれぞれHまたは炭素数1〜4の炭化水素
    基を示し、Rけメチル基、フェニル基、−N(CI(2
    OR’)2 (R’はそれぞれ上記R゛と同一または異
    るHまたけ炭素数1〜4の炭化水素基)、または下式で
    表わされる有機基を示す (Yは−CT(20R’または水素、R′はそれぞれ上
    記R′と同一または異なるHlたけ炭素数1〜4の炭化
    水素基) で示されるメラミン系化合物     1モル(Bl成
    分: 分子量が62〜500の多価アルコール1.5〜4当量
    (水酸基1個を1当量 とする) (C)成分ニ アクリルアミド、α−低級アルキル置換アクリルアミド
    よ妙選ばれたアミド系化合物 1〜4.5モル (2)成分: 分子中に少なくとも1個の−8)1.−DH。 −CONH2および−COOHより選ばれた官能基が導
    入された堂性ポリシロキサン (4)、Φ)および(0成分の合計重量の0.1〜50
    重fチ 上記(4)、(B)、(C)および0成分を反応させる
    ことを特徴とするエチレン性不飽和結合を有する重合性
    樹脂の製造方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002020655A (ja) * 2000-07-12 2002-01-23 Nard Inst Ltd マーキング用耐熱インク
JP2020132705A (ja) * 2019-02-15 2020-08-31 桜宮化学株式会社 熱硬化性離型塗料および熱硬化性離型塗料キット

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