JPS6323910A - 光硬化性樹脂組成物 - Google Patents

光硬化性樹脂組成物

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JPS6323910A
JPS6323910A JP16742886A JP16742886A JPS6323910A JP S6323910 A JPS6323910 A JP S6323910A JP 16742886 A JP16742886 A JP 16742886A JP 16742886 A JP16742886 A JP 16742886A JP S6323910 A JPS6323910 A JP S6323910A
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Takashi Kiriyama
桐山 隆
Mitsuru Ishihara
充 石原
Yuko Yasuda
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    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/004Photosensitive materials
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  • Paints Or Removers (AREA)
  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明の光硬化性樹脂組成物は、立体模様を有する印刷
や塗装物を得る際に紙、フィルムに防水性を付与する樹
脂あるいはホログラム製造時に用いる樹脂、転写フィル
ム形成用樹脂として有用である。
〔従来技術) ■エポキシアクリレートやアクリルウレタン等のエチレ
ン性不飽和基を有する光重合性化合物を、田)エチレン
グリコールジアクリレート、トリメチロールプロパント
リアクリレート等の重合性不飽和単量体で希釈し、これ
に(C)光増感剤を配合した光硬化性樹脂をバインダー
とし、これに顔料、レベリング剤等を配合した光硬化性
インクを用いて樹脂フィルムや樹脂射出成型品上に印刷
を施こすことが行われている。。
これら光硬化性樹脂組成物の囚成分は、一般に常温(2
0〜30℃)で液状を呈し、これを紙、樹脂、金属等の
基材上に塗布した後、光硬化を行わない限りは紙、フィ
ルム等を巻き取ったり、重ね合せたりすることができな
い欠点がある。また、光硬化した樹脂層を有する紙、フ
ィルムに、エンボス加工等の模様付け、印刷、塗装、樹
脂ラミネート等の後加工を施すことはできない欠点があ
る。
後加工ができる光硬化性樹脂として、(4)成分が常温
で固体である(イ)高分子量のエポキシ樹脂とアクリル
酸を反応させて得られたエポキシアクリレートまたは(
ロ)特殊なアクリルメラミン化合物が知られており、こ
れを含有する光硬化性樹脂は塩ビレザーフオーム製造に
用いる工程剥離紙にパターン模様を付す樹脂として利用
されている(特開昭58−156099号、同59−1
17537号)。
しかし、0)のエポキシアクリレートは光硬化樹脂の耐
擦傷性、表面硬度、印刷インクに対する耐薬品性がこれ
ら転写紙、ホログラムの製造用樹脂としては不足である
。後者(ロ)のアクリルメラミン化合物は、工程剥離紙
の製造に用いることを念頭に開発されたために、硬化皮
膜の硬度、耐擦傷性、耐水性、耐薬品性、中でもメタノ
ールやエタノールなどの耐アルコール性が劣っていると
いう欠点がある。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明は、後者(ロ)の樹脂の硬度、耐擦傷性、耐水性
、耐アルコール性の欠点を改良するためになされたもの
で、本発明の光硬化性樹脂組成物を基材に塗布した後、
乾燥して有機溶剤を飛散ζせてタンク性のない固体の光
硬化性樹脂層を基材上に設けることにより、巻き取り、
重ね合せ、エンボス加工、印刷、塗装、ラミネートなど
の後加工を可能とさせ、ついで、光照射(を子線、紫外
線)により固体の光硬化樹脂層を完全に硬化させて強靭
で、硬度、耐熱性、耐擦傷性、耐水性、耐薬品性、基材
に対する密着性に優れた樹脂層を有する加工品(ホログ
ラム、転写紙、エンボス加工装飾品)を製造することが
できた。
〔発明の構成〕
本発明は、 (4)成分: (a)成分ニ 一般式 式中、R′はそれぞれHまたは炭素数1〜4の炭化水素
基を示し、RFiメチル基、フェニル基、−N (CH
20R’)2(R’はそれぞれ上記R′と同一またr′
i、gるHまたは炭素数1〜4の炭化水素基)、(Yは
−CH,OR’または水素、R′はそれぞれ上記R′と
同一または異なるHiたは炭素数1〜4の炭化水素基) で示されるメラミン系化合物      1モル(′b
)成分: 分子量が500以下の多価アルコール 1.5〜4当量(水酸基1個を1当量とする) (C)成分ニ アクリルアミド、α−低級アルキル置換アクリルアミド
より選ばれたアミド系化合物1〜4.5モル (d)成分: 分子中に少なくとも1個の水酸基と少なくとも2個のア
クリロイルオキシ基またはメタクリロイルオキシ基を有
する重合性化合物 Q、01〜2当量(水酸基1個を1当量とする) 上記(a)、(b)、(c)および(d)成分を上記割
合で反応させて得られる20℃で固体のメラミンアク1
1ル化合物           10〜90重量%(
B)成分: 上記■成分を溶解する非反応性有機溶剤90〜10重量
% (O成分: 光増感剤 上記(4)成分の0.05〜5重量多 上記(4)、(B)および(C)成分を含有する光硬化
性樹脂組成物を提供するものである。
(2)成分のアクリルメラミン化合物:(4)成分のア
クリルメラミン化合物は、特開昭59−117537号
公報に掲載されている(a)メラミン化合物と、(bl
多価アルコールと、(ctアクリル系アミドと、(d)
−0H基と、アクリロイルオキシ基またはメタクリロイ
ルオキシ基を有する重合性化合物を上記割合で原料とし
て用い、これに触媒を混合し、50〜150℃、好まし
くは80〜130℃で2〜20時間反応させるとと九よ
し得られる。
上記<8)成分のメチロール化メラミン化合物およびア
ルキルエーテル化メラミン化合物の具体例といくつかを
示せば、次の通りである。ヘキサメチロールメラミン、
ペンタメチロールメラミン、テトラメチロールメラミン
、トリメチロールメラミン、ジメチロールメラミン、ヘ
キサメトキシメチルメラミン、ペンタメトキシメチルメ
ラミン、テトラメトキシメチルメラミン、トリメトキシ
メチルメラミン、トリブトキシメチルメラミン、ヘキサ
エトキシメチルメラミン、ペンタエトキシメチルメラミ
ン、テトラエトキシメチルメラミン、トリメトキシメチ
ル−ジェトキシメラミン、トリエトキシメチル−ジブト
キシメチルメラミン、ヘキサプロポキシメチルメラミン
、トリプロポキシメチルメラミン、ジブトキシメチルメ
ラミン、トリメトキシメチルメラミン、ジェトキシメラ
ミン、ヘキサブトキシメチルメラミン、モノメトキシメ
チルメラミン、テトラブトキシメチルメラミン、テトラ
メトキシメチルメラミン、メチルグアナミン、ジメトキ
シメチルグアナミン、ジブトキシメチルグアナミン、モ
ノメトキシメチルグアナミン、トリプロポキシメチルグ
アナミン、テトラブトキシメチルグアナミン、ベンゾグ
アナミン、テトラブトキシメチルグアナミン、ジブトキ
シメチル−ベンゾグアナミンおよびこれらの混合物。
本発明で対象とするのに特に適したものは、式(I)で
R′が水素またはメチル基、Rが−N (C1(2OC
R,) 2またはフェニル基のものである。
次に、(b)成分の分子量が500以下の多価アルコー
ルトシてハ、エチレングリコール、グロビレングリコー
ル、■、2−ブタンジオール、1.3−ブタンジオール
、1.4−ブタンジオール、1.5−ベンタンジオール
、l、6−ヘキサンジオール等の脂肪族のアルキレンジ
グリコール;トリメチロールプロパン、ペンタエリスリ
トール等の水酸基を3個以上有する脂肪族系多価アルコ
ール;ジエチレンクリコール、シフロビレングリコール
、ポリエチレンクリコール、ポリプロピレングリコール
等のポリオキシアルキレングリコール;ビスフェノール
Aのエチレンオキサイドまたはプロピレンオキサイド2
〜4モル付加物;シクロヘキサンジメタツール、ノルボ
ルネンジメタツール、トリシクロデカンジメタツール等
の脂環構造を有する二価アルコール等が挙げられる。多
価アルコールの分子量がSOOを越えるときは得られる
樹脂の融点が低く、溶剤を除去した後の光硬化性樹脂の
乾燥性が十分でない。
(C)成分のアクリルアミドおよびα−低級アルキル置
換アクリルアミドとしては、アクリルアミド、メタクリ
ルアミド、α−プロピルアクリルアミド、α−ブチルア
クリルアミド、およびこれらの混合物が一般に適当であ
る。α−低級アルキル基としては、一般に炭素数1〜4
のものが適当である。
これらの混合物も使用可能である。
更罠、(d)成分の分子中に少なくとも1個の水酸基と
、少なくとも2個のアクリロイルオキ7基またはメタク
リロイルオキシ基を有する重合性化合物としては、ペン
タエリスリトールトリアクリレート、ペンタエリスリト
ールトリメタクリレート、ジペンタエリスリトールトリ
アクリレート、ジペンタエリスリトールトリメタクリレ
ート、ジペンタエリスリトールテトラアクリレート、ジ
ペンタエリスリトールテトラアクリレート、ジペンタエ
リスリトールペンタアクリレート、ジペンタエリスリト
ールペンタメタクリレート、トリペンタエリスリトール
テトラアクリレート、トリペンタエリスリトールテトラ
メタクリレート、トリペンタエリスリトールペンタアク
リレート、トリペンタエリスリトールペンタメタクリレ
ート、トリメチロールプロパンジアクリレート、トリメ
チロールプロパンジメタアクリレート、ジトリメチロー
ルプロパントリアクリレート、ジトリメチロールプロパ
ントリアクリレート等が挙げられ、又これらの混合物も
使用可能である。
次に各成分の仕込比について記載する0(a)成分のメ
チロール化メラミン化合物またはアルキルエーテル化メ
ラミン化合物またはアルキルエーテル化メラミン化合物
1モルに対するΦ)成分の多価アルコールの仕込割合は
1.5〜4当量(−OH基1モル相尚を1当量とする)
、好ましくは2〜3当量であり、(C)成分のアクリル
アミド系化合物の仕込割合は1〜4.5モル、好ましく
は2〜4モルである。(d)成分の水酸基と、アクリロ
イルオキシ基またはメタクリロイルオキシ基を有する化
合物の仕込割合は0.01〜2当量(−OH基1モル相
尚な1当量とする)、好ましくは0.1〜l尚量である
0 (a)成分のメラミン系化合物1モルに対する(b)成
分の多価アルコールの仕込量が1.5当量未満であると
得られる樹脂は、反応溶媒、例えばシクロヘキサノン、
ジオキサンに対する溶解性に欠ケ、樹脂が反応中に析出
する。逆に4当量を越えると得られる樹脂の高分子化が
進み過ぎ、反応液の粘度が高くなりすぎ攪拌が困難とな
る。
また、(a)成分のメラミン系化合物1モルに対する(
C)成分の仕入量が1モル未満では得られる樹脂の融点
を80℃以上とすることはできない。樹脂が常温で液状
または粘稠なものであるとき、もしくは樹脂の融点が5
0℃以下と低いときは、基材上にコーティングした後、
乾燥により有機溶剤を飛散させて、光硬化樹脂層を得、
次いでこの層にエンボス等の後加工する際、エンボシン
グロールやプレス板に樹脂が付着し、パターニングが鮮
明に行われない。また、(d)成分の仕込量が0.01
当量未溝では得られる樹脂の硬化皮膜の硬度、耐擦傷性
、耐水性、耐アルコール性が十分に発揮しない。又2当
量以上では反応中に高分子化が進み過ぎ、反応液の粘度
が高くなりすぎ攪拌が困難となる0 (a)、(b)、(C)および(d)成分の反応は適当
な溶媒の存在下に行なう。この溶媒としては、反応に関
して不活性なものであることが必要である0かかる溶媒
としてはたとえばベンゼン、トルエン、キシレン、テト
ラリン等の炭化水素、シクロヘキサノン、ジオキサン、
メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン等があげ
られる0又、これらの混合物を用いてもかまわない0 そして、触媒としては、カルボン酸とアルカノールとか
らエステルを形成させるのに有効な酸が一般(=適当で
あるが、特に好ましいものはパラトルエンスルホン酸で
代表される有機酸からなるものである。触媒使用量は、
たとえばパラトルエンスルホン酸の場合は各成分の合計
量に対して1100pp〜1重を係程度、好ましくは1
000〜50o o ppm程度、であるのがふつうで
ある。
囚成分を得る反応系には、アクリルアミド系化合物、お
よび水酸基(−OH)とアクリロイルオキシ基またはメ
タクリロイルオキシ基を有する化合物が反応体として、
又生成物中にエチレン性不飽和結合が存在するから、そ
の重合を防止することが一般に必要である。
このようなエチレン性不飽和結合の重合防止に関しては
種々の化合物が知られており、本発明でも合目的的な任
意のものを使用することができる。
具体的には、たとえばフェノール系化合物、アミン系化
合物がある。フェノール系化合物を用いた時の空気は、
これを反応系に吹込むと重合防止作用を延長させる外に
生成アルカノール(R’OH)の留去を促進することが
できるから、反応系への空気の吹込みは好ましいことで
ある。
この反応は、種々の操作態様に従って実施することがで
きる。具体的には、たとえば、攪拌装置、冷却器および
空気吹込装置の付属した反応器に(a)、(b)、(C
)および(d)成分と触媒、溶媒とを仕込み、少量の空
気を反応系(液相部)に吹込みながら徐々に昇温させる
反応系温度が80℃前後から水またはアルカノール(R
’OH)の留出が始まり、100〜120℃程度まで昇
温させてアルカノールの留出が止まるまで加熱を続けて
、反応を終了させる。
この製造により得られる成分囚の樹脂は次の一般式(m
)〜(X)等で示されるエチレン性不飽和結合を有する
樹脂の混合物である。
(v) (VI) (〜ill) (i) (LX) 〔式中2 バーCH2NHCOCR’=C)I2.−C
H,OR’ 。
−R+X)n、 R” 、 R”はHまたは炭素数1〜
4のアルキル基、Rは水酸基とアクリロイルオキシまた
はメタクリロイルオキシ基を含む化合物のアルコール残
基、Xはアクリロイルオキシ基もしくはメタクリロイル
オキシ基、nは2〜アルコ一ル価数から水酸基価数を差
し引いた整数を示す。〕 この(4)成分の樹脂を本発明の組成物として供せる場
合は、反応C:用いた溶媒を除去せずにそのまま使用し
てもよいし、ヘキサン、ヘプタン、シクロヘキサン等の
貧溶媒で(4)成分の樹脂を沈殿させ、乾燥後、粉末固
体に単離して使用してもよい。
■)有機溶剤: ω)成分の有機溶剤としては、ベンゼン、トルエン、キ
シレン等の芳香族炭化水素、メチルイソブチルケトン、
メチルエチルケトン、シクロヘキサノン、ジオキサン、
テトラヒドロフラン等が挙げられる。これら有機溶剤は
乾燥時の揮散が容易となる沸点が100〜160℃のも
ので、かつ、親水性も有するシクロヘキサノン、ジオキ
サン、メチルエチルケトン、メチルインブチルケトンが
好ましい。
(C)光増感剤: (Ω成分の光増感剤としては、既に紫外線硬化型塗料の
光増感剤として用いられている各種の光増感剤、例えば
ベンゾイン、ベンゾインメチルエーテル、ベンゾインエ
チルエーテル、ベンゾインイソプロピルエーテル、α−
メチルベンゾイン、α−フェニルベンゾイン等のベンゾ
イン系化合物:アントラキノン、メチルアントラキノン
等のアントラキノン系化合物;ベンジル;ジアセチル;
アセトフェノン、ベンゾフェノン等の7エニルケトン化
合物;ジフェニルジスルフィド、テトラメチルチウラム
スルフィド等のスルフ、イド化合物:a−クロルメチル
ナフタリン;アントラセンおよびヘキサクロロブタジェ
ン、ペンタクロロブタジェンなどのハロゲン化炭化水素
などが挙げられる。
任意成分: 本組成物に加えて、ハイドロキノン、t−ブチルハイド
ロキノン、カテコール、ハイドロキノンモノメチルエー
テルなどのフェノール類;ベンゾキノン、ジフェニルベ
ンゾキノンなどのキノン類;フェノチアジン類;銅類な
どの重合防止剤を配合すると貯蔵安定性が向上する。更
に、必要に応じて、促進剤、粘度調節剤、界面活性剤、
消泡剤等の各種助剤を配合してもよい。また、スチレン
・ブタジェンラバー等の高分子体を配合することも可能
である〇 (組成比] 囚成分とCB)成分の配合割合は、(4)成分の樹脂が
10〜90重量%、好ましくは35〜70重量%、(Ω
成分が90〜10重量%、好ましくは65〜30重量%
である。
Ω成分の光増感剤は、(4)成分の0.01〜5重量%
、好ましくは0.05〜15〜1重量%で使用される。
促進剤は(4)成分の0.05〜55〜5重量%。
本発明の組成物は、基材への含浸あるいは塗布を容易と
するため25℃の粘度が30〜s、o o 。
センチボイズとなるように一般に調製される。
(加工品の製造) 本発明の光硬化性組成物は、金属板、紙、ポリエチレン
テレフタレート等の基材に塗布、または含浸され、次い
で(B)成分の有機溶剤が飛散する温度、例えば100
〜165℃に設定した加熱炉内に0.1〜1分導いて乾
燥させて光硬化性樹脂層を基材上に形成させ、この光硬
化性樹脂層にスタンパ−によりバターニングを行ない、
ついで紫外線、電子線等を照射して樹脂を光硬化させ、
この光硬化した樹脂上にアルミニワムな蒸着させること
によりホログラムが形成される。
また、予じめオフセット印刷した塗工砥の表面に光硬化
性樹脂組成物を塗布し、乾燥後、光硬化性樹脂をエンボ
ス加工した後に光硬化させてレリーフを形成させて立体
的な地図やポスターを製造することができる。
更に、ポリエチレンテレフタレート製の剥離フィルム上
に光硬化性樹脂組成物を塗布し、乾燥後、光硬化性樹脂
上に絵柄を印刷し、ついで印刷面上にホットスタンプ剤
を塗布した後、合板、ABSシート、亜鉛板等の基材を
ホットスタンプ割面に貼合し、熱転写ロールにより基材
上に転写させ、剥離フィルムを除去し、露呈した光硬化
性樹脂層を光硬化させることにより絵柄を基材に転写し
たフィルム、金属板等が製造できる。
エンボス加工は例えば金属ロールとペーパーロールより
なる1対のエンボスロールを使用して通常の方法で、例
えば50〜150℃、10〜504/dの圧力で行う。
エンボス加工は片面エンボスで十分であるが、両面エン
ボスでもよい。紙に塗工された光硬化性樹脂は常温で固
体であるため、エンボスロールの温度を該光硬化性樹脂
の軟化点以下に設足することにより樹脂のエンボスロー
ルへの付着は防止される。光硬化性樹脂を硬化させるに
用いる光としては、高エネルギー電離性放射線および紫
外線があげられる。
高エネルギー電離性放射線源としては例えば、コツクク
ロフト型加速器、バンデグラーフ型加速器、リニャーア
クセレレーター、ベータトロン、サイクロトロンなどの
加速器によって加速された電子線が工業的に最も便利か
つ経済的に使用されるが、その他に放射性同位元素や原
子炉などから放出されるγ線、X線、α線、β線、中性
子線、陽子線などの放射線も使用出来る。
紫外線源としては例えば、紫外線螢光灯、低圧水銀灯、
高圧水銀灯、超高圧水銀灯、キセノン灯、炭素アーク灯
、太陽灯などがある。
以下、製造例、応用例により本発明の詳細な説明する。
なお、例中の部、チは特に倒起しない限り重量基準であ
る。
本発明における成分囚の樹脂の製造例二製造例1 四つ目フラスコ内に、攪拌機、温度計、冷却器および空
気吹込み用ガラス管を取り付け、このフラスコ内にヘキ
サメトキシメチルメラミン(三井東圧化学製すイメル3
03)390部(1モル)、アクリルアミド248.5
部(3,5モル)、エチレンクリコール45 部(1,
5当z ) 、ヘンタエリスリトールトリアクリレート
216.7部(0,7当量)シクロヘキサノン708部
、パラトルエンスルホン酸2部およびハイドロキノン0
.7部を仕込み、zoov/分の速度で空気を吹込みな
がら徐々に100℃迄昇温させ、同温度に7時間保って
反応を終了させたn 反応終了後、70℃まで冷卸し、重曹302を添加して
この温度で30分間維持した。その後濾紙で濾過して樹
脂溶液を得た。
この樹脂溶液の粘度は540 Cps (25℃)であ
り、また溶媒を蒸発させた樹脂の融点は108℃であっ
た。
製造例2〜20 製造例1において、(a)成分のメラミン系化合物、(
b)成分の多価アルコール、(C)成分のアクリルアミ
ド、(d)成分のOH基とアクリロイルオキシ基もしく
はメタクリロイルオキシ基を有する化合物の種類ならび
に各成分の配合割合を表1のように変更する他は同様に
して表1に示す粘度を示す樹脂溶液を得た。
参考例1 油化シェルエポキシ@製ビスフェノールAのジグリシジ
ルエーテル”エピコー)1004″(商品名、エポキシ
当量913)464部、アクリル酸37部、ハイドロキ
ノンモノメチルエーテル1部、テトラメチルベンジルア
ンモニウムプロミド5部およびメチルイソブチルケトン
500部を11の4日フラスコ内゛に仕込み、攪拌機、
還流冷却器、空気吹込管および温度計を取りつけ、攪拌
しながら、および空気を2oom1分の割合で吹き込み
ながら加熱して110℃迄昇温した0同温で5時間反応
させて粘度(25℃)が289CpSのエポキシアクリ
レート樹脂溶液を得た。
なお、溶媒を除去した該樹脂の融点は75℃であった0 応用例1〜13、比較例1〜7、参考例2前記製造例1
〜20および参考例で得た樹脂溶液100部に、光増感
剤として2,2−ジメトキシ−2−フェニルアセトフェ
ノン1.5 部を配合シテ光硬化性樹脂組成物を得た。
(I)  レリーフ層の形成の応用例 これら組成物をオフセット印刷をほどこしたコート紙の
表面にマイヤーパーを用いて5t/−の塗布量で塗布し
、150℃で乾燥して(参考例のエポキシアクリレート
は30f/−の塗布量、120℃乾燥〕溶剤を揮散させ
た後、エンボス加工し、次いで水銀灯より発生した紫外
線を照射して光硬化させて透明なレリーフ層をコート紙
表面に形成させた。これにより立体感を有する印刷物が
得られた。これは、レコードジャケット、ポスター、美
術品等に用いることが出来る。
(6)ホログラム層の形成の応用例 これら組成物を、75μのポリエチレンテレフタレート
フィルム上にロールコーターテ22/−の量塗工し、8
0℃で乾燥して溶剤を揮散させた後、レーザー光を用い
て作ったマスターホログラムから引続き作成したプレス
スタンパ−により150℃で加熱プレスして微細な凸凹
層を形成させた。次いで、水銀灯より発生した紫外線を
照射して光硬化させた。更(二、真空蒸着法によりA!
層をこの上に蒸着してホログラムを形成した。これは、
立体像を写し出す印刷物やディスプレー等に用いること
が出来る。
(III)転写フィルムの応用例 これら組成物を、25μのポリエチレンテレフタレート
製剥離フィルム上にグラビア印刷法で塗工し、105℃
で乾燥した後、上にグラビア法で絵柄印刷し、さらにヒ
ートシール用のアクリル系接着剤(ホットスタンプ剤)
を塗工した。合板の上に前記アクリル系接着剤面を下に
してフィルム面側から熱ロールにて熱転写を行なった。
次いで、剥離フィルムをはがし、水銀“灯より発生した
紫外線を照射して、表層の樹脂を硬化させた。このもの
は壁材として用いることが出来る。
これら加工品の物性を表2に示す。
なお、物性の評価法は次のとおりである。
耐薬品性: 本組成物の硬化表面をメチルエチルケトンを浸みこませ
たガーゼで100回往復させてこすったとき、表面ζ二
異常がなかったものを良好とし、表面に異常を生じ、基
材の表面が露呈したものを不良とした。
耐アルコール性及び耐水性: 本組成物の硬化表面をメタノール、エタノールおよび水
に常温で24時間接触させたとき、表面(ユ異常がなか
ったものを良好とし、表面にハガレ、フクレなどの異常
を生じ、基材の表面が露呈したものを不良とした0 耐熱性: 本組成物の硬化表面を熱ロールで200℃に加熱し、3
分保持した後の変色、変形等を見た。
異常のなかったものを良好とし、黄変もしくは変形やハ
クリのおこったものを不良とした。
耐擦傷性: す。oooのスチールウールで本組成物の硬化表面を1
0回こすったとき、表面に何の変化もなかったものを良
好とし、表面が傷つき、白化したものを不良とした。
(以下余白)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)、(A)成分: (a)成分: 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 式中、R′はそれぞれHまたは炭素数1〜4の炭化水素
    基を示し、Rはメチル基、 フェニル基、−N(CH_2OR′)_2(R′それぞ
    れ上記R′と同一または異なるHまたは炭素数1〜4の
    炭化水素基)、または下式で表わされる有機基を示す ▲数式、化学式、表等があります▼ (Yは−CH_2OR′または水素、R′はそれぞれ上
    記R′と同一または異なるHまたは炭素数1〜4の炭化
    水素基) で示されるメラミン系化合物1モル (b)成分: 分子量が500以下の多価アルコール 1.5〜4当量(水酸基1個を1当量とする) (c)成分: アクリルアミド、α−低級アルキル置換アクリルアミド
    より選ばれたアミド系化合物 1〜4.5モル (d)成分: 分子中に少なくとも1個の水酸基と、少なくとも2個の
    アクリロイルオキシ基またはメタクリロイルオキシ基を
    有する重合性化合物 0.01〜2当量(水酸基1個を1当量とする) 上記(a)、(b)、(c)および(d)成分を上記割
    合で反応させて得られる20℃で固体のメラミンアクリ
    ル化合物 10〜90重量% (B)成分: 上記(A)成分を溶解する非反応性有機溶剤90〜10
    重量% (C)成分: 光増感剤 上記(A)成分の0.05〜5重量% 上記(A)、(B)および(C)成分を含有する光硬化
    性樹脂組成物。
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