JPS59115930A - ヒ−トポンプ式空気調和機の電気回路 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、冷暖房兼用空気調和機に関するもので、詳し
くはヒートポンプ式空気調和機の電気回路に関するもの
である。

〔従来技術〕

従来の空気調和機、たとえば空冷ヒートポンプ式の空気
調和機においては、暖房開始時または除霜時の冷風吸出
し、サーモスタット動作時の皮膚感温度の低下があった
。

〔発明の目的〕

本発明の目的は、空冷ヒートポンプ式空気調和機の暖房
運転時における冷風吹出の防止を図ることのできる前記
空気調和機の電気回路を提供するところにある。

〔発明の概要〕

上記目的を達成するためにこの発明はヒートポンプ式空
気調和機の暖房運転時における送風機の運転を常に強風
運転で行なうように構成したものにおいて、少なくとも
暖房立ち上り時に室内温度もしくはサイクルの高圧側の
温度が所定温度になるまでの間、前記送風機の運転を弱
□風で運転するように構成したものである。

〔発明の実施例〕

以下、本発明の一実施例を第１図によυ説明する。極数
変換用室内ファンモータ用の強風用電磁接触器２と弱風
用電磁接触器１をａ接点側が弱風用、ｂ接点側が強風用
となるように単極双投の補助リレー１０の接点を介して
並列に配しである。

また、弱風用電磁接触器１の上流側に直列にタイマー９
の限時接点を配した送風機動作電気配線部と、冷暖切換
えスイッチ６、室内サーモスタット７と圧縮機用電磁接
触器５を直列に配した圧縮機動作電気配線部と電気ヒー
タ用サーモスタット７と補助リレー１１のｂ接点を並列
に介して、その下流側に直列に電気ヒータ用電磁接触器
８を配しである。電気ヒータ用電磁接触器８は室内サー
モスタット７とは並列に配されている。補助リレー１０
とタイマ９と並列に配し、上流側でパイプ温度検知用サ
ーモスタンド１３と補助リレー１１の単極双投のｂ接点
側と並列に介して、なおかつ、室内サーモスタット７と
も並列に配している。四方弁コイル１２は補助リレー１
１の単極双投のａ接点側に直列に連なり、補助リレー１
０とも並列に配している。抽助リレー１１はディアイサ
１４のｂ接点と直列に配し、ディアイサ１４のタイマ９
とは並列に配し、また、四方弁コイル１２とも並列に配
されている。なお、同図において、操作スイッチ類は省
略してめる。

次に、上記実施例の作用について説明する。

冷房の場合は次の動作となる。

送風運転時、冷房運転時共、補助リレー１０には通電し
てないので、強風用電磁接触器２に通電される為、強風
でのみしか運転を行なわない。

暖房の場合は次の動作となる。

送風運転時は前述の冷房の送風運転時と同様、強風のみ
でしか運転を行なわない。

圧縮機のスイッチを入れると、室内温度が圧縮゛機起動
設定値以下の場合、サーモスタット７が閉じ、圧縮機用
電磁接触器５へ通電され、圧縮機が起動し始め、暖房運
転を開始する。この時、室内温度が、圧縮機起動設定値
よシさらに低い電気ヒータ通電設定値以下の場合、電気
ヒータ用電磁接触器８へ通電され、電気ヒータも発熱を
開時する圧縮機が起動して暖房運転を行なうと、冷凍サ
イクル内の高圧側は温度が上昇を始める。パイプ温度検
知用サーモスタット１３は四方弁１２以降の高圧側の温
度を検知して、ある温度以上になると開となる。したが
って、圧縮機起動直後から、しばらくはパイプ温度検知
用サーモスタット１３は閉じておシ、タイマ９、補助リ
レー１０は通電される。従って、パイプ温度検知用サー
モスタット１３よシ短かめに設定されたタイマ９の限時
接定か閉じる、また補助リレー１０に通電されると同時
に補助リレー１０のａ接点が閉じると弱風用電磁接触器
１に通電される。従って、送風運転より暖房運転に切換
えられると当初は弱風運転となシ、パイプ温度検知用サ
ーモスタット１３が開いた後強風運転に変わる。

室内温度が上昇して、室内サーモスタット７の設定値以
上になると、接点が開いて圧縮機用電磁接触器５には不
通電とな９圧縮機が停止する。この場合の送風は当初パ
イプ温度検知用のサーモスタット１３が開いているので
強風であるが、冷凍サイクルは停止したため、高圧側温
度は低下し始め、そのサーモスタット設定値以下になる
と同時に弱風に切換えられる。従って、暖房運転より、
サーモスタット７が動作して換気運転になると、強風よ
シ多少の時間のづれを出して弱風に変わる室内温度が低
下して室内サーモスタンド７の設定値以下になると、再
び圧縮機が起動して暖房運転を始め、前述したごとく、
送風運転よシ暖房運転に切換えた状態と同一の動作を行
なう。

また、暖房運転から室内サーモスタット７が動作して換
気運転に代わシ、冷凍サイクルの高圧側温度がパイプ温
度検知用のサーモスタット１３の設定値以下になる前に
暖房運転に復帰した場合は強風のままの換気運転となる
。

暖房運転よシ除霜運転に切換ると次のようになる。ディ
アイサ１４のｂ接点が開き、補助リレー１１に通電され
なくなる。それと同時に四方弁コイル１２も不通電とな
り除霜運転サイクルに切換る。しかし、電気ヒータ用電
磁接触器８、タイマ９、補助リレー１０はサーモスタッ
トの設定温度に関係なく、強制的に通電される。したが
って除霜中は電気ヒータは通電され、また、強風運転よ
シ弱風運転に切換る。除霜運転よシ暖房運転に復帰する
と前述したごとく、送風運転よシ暖房運転に切換えた状
態と同一の動作を行なう。

本実施例によれば、暖房運転時における快適性の向上、
つ訣シ、暖房開始時、サーモスタット動作動時、除霜時
における、冷風感の緩和、また押ボタンを利用電気回路
に組み入める効果がある。

〔発明の効果〕

本発明によれば、暖房の運転開始時、サーモスタット作
動時、除霜時等の吹出空気温度の低い時に室内送風風量
を減少されることによシ、人に直接風をあてにくくする
効果がある。

【図面の簡単な説明】

図は本発明に係る空気調和機の電気回路の一実施例を示
す電気配線図である。 １・・・室内ファンモータ用（８ポール用）電磁接触器
　　２・・・室内ファンモータ用（４ポール用）電磁接
触器　　３・・・室内ファンモータ用（８ポール用）過
電流継電器　　４・・・室内ノア／モータ用（４ポール
用）過電流継電器　　５・・・圧縮機用電磁接触器　　
６・・・冷暖切換スイッチ　　７・１．２段丈−モスタ
ット　　８・・・電気ヒータ用電磁接触器９・・・タイ
マ　　１０・・・補助リレー　　１１・・・補助リレー
　　１２・・・四方弁コイル　　１３・・・パイプ温度
検知用サーモスタット　　１４・・・ディアイサ ・） 代理人　弁理士　薄　１）利」

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ヒートポンプ式空気調和機の暖房運転時における送風機
   の運転を常に強風運転で行なうように構成したものにお
   いて、少なくとも暖房立ち上シ時に、室内温度もしくは
   サイクルの高圧側の温度が所定温度になるまでの間前記
   送風機の運転を弱風で運転するように構成したことを特
   徴とするヒートポンプ式空気調和機の電気回路。